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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
風花の中つ国

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海の魔物

「何?何か騒がしくない?」

 客室の中でそれぞれの用事をして暇を潰していたのだが、どこかから怒号が聞こえてくる。

「船の中で喧嘩が始まった、わけでもないみたいね」

「ちょっと様子を見てくるね」

 暇を持て余していたカミラが率先して確認に行く。


「あのね、王都の手前、ローニョレ領の大きな湖のところで飛んでくる魚が居たじゃない。あんな感じの魔物が襲って来ているの」

「え?トリアンを出発してそれほどの距離じゃないのに魔物?」

「まぁ陸だけじゃなくて海にも魔物は居ると思うけれど。護衛の人達が仕事をしているのよね?」

 ユリアンネは客室の小さな丸い窓から外を見てみるが、その魔物らしきものは見えない。


「うん、護衛の冒険者みたいな人は甲板に出ていって、船乗りの人達は逆に船の中に避難して来ていたわよ」

「カミラが邪魔だったんじゃない?」

「それがね、通常よりも魔物の数が多いらしくって。手伝って欲しいって言われたの。相談してくるって戻って来たの」

「それを早く言いなさいよ。カミラはシミ達の部屋に声かけに行って」

「手伝うの?」

「長旅の始まったところで船が傷んだら怖いじゃない」


 まず様子を見てみないとどう手伝えば良いのか判断がつかない。(スタッフ)を手に通路から甲板に走って行くユリアンネ達。

 確かにあのローニョレ領都バーアンの手前の川で見た、ピラニアが飛魚みたいに翼になるヒレを持った感じに似ているが、それよりもかなり大きい。それぞれが自分の片足ほどの大きさがある。

 魔物同士がぶつからないためか、いずれも左舷から右舷に向かって飛んでいる。


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