表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
王国防衛

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

310/976

フィノイス周辺の村支援2

「情報通り敵兵がいないかは、我々が確認して来ます」

 護衛について来てくれたステフェンの守備隊の1人が囮として、壊れされて閉じられなくなっている門から村の中に騎乗のまま入っていく。

「ステフェンの守備隊である。救援物資を持参した」

 装備などをみて敵の神聖王国軍でないと分かったからか、村人たちが家から出てくるのが、遠目でも分かる。


「もう神聖王国軍は居なくなったのだな?よし、怪我人はどこだ?できるならば村長宅か集会所に集まって欲しい。動かせない重症者は、戸口に立った人がそのことを教えて欲しい」

 手招きされたユリアンネたちは、引き続き警戒を怠らない守備隊の4人と共に村に入り、怪我人、特に重症な人を優先して治療していく。


「なんでもっと早く来てくれなかったんだ!」

という怨嗟の声と、

「あぁ、助かりました!ありがとうございました!」

という感謝の声。覚悟はしていたが、間に合わなかった人、たとえ高級品の傷回復でも治せない人も居る。


 それでもできるところまで治療をした後は、ジーモントが中心に食料を配る。

 炊き出しで煙が見えてしまうと、また敵兵を呼ぶ可能性があるため、火を使わずに食べられる物を配るだけである。


「我々が取り急ぎできることはここまでである。申し訳ない。もし避難するのであれば、ステフェンの街で受け入れ準備ができている。少し遠いが頑張って欲しい」

「連れて行っては貰えないのですか?」

「申し訳ない。我々は別の村の怪我人の対処などを優先させて欲しい」

「そんな……」

「いえ、わかりました。怪我人を優先でお願いします」

 感情的には受け入れて貰えていない人が居ることも分かった上で、次の村へ移動する一行であった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ