魔物退治依頼
何度も神殿の市場に出店していて信頼が得られるようになったからか、少しは子供向けの薬も売れるようになり気を良くしているユリアンネ。迷宮都市トリアンでも行っていたように、ハーブティーなどにも手を出している。
アロマやポプリは、トリアンで見かけることはなかったのだが、クロリスに聞くと普通に王都の高級街に行けば取り扱いがされているとのことであった。高級なハーブティーも売られているとのこと。
そのため、一般住民向けレベルのポプリやハーブティーなどが狙い目と考えたのである。
神殿の露店市場には食材を求めにくる主婦層もいたので、その客層を狙い、ゾフィの古着の近くで一緒に販売して貰っている。
そして、それら生産活動とともに地下水路の魔鼠討伐を行なっていた“選ばれた盟友”の6人に、冒険者ギルドの受付から相談が入る。
王都の近くに点在する村の一つで、魔物の被害が出ているらしく、その魔物退治の相談であった。
「つまり、他の冒険者パーティーと合同ってことね?」
「あぁ、そうらしい。まぁDランク魔物のオークが集団で襲ってくるらしいから、1パーティーだけだと難しいのだろうな」
「数にもよるでしょうけど」
「それが、数が不明らしい。2パーティーでも不足と分かれば冒険者ギルドにその旨を報告するという、情報収集と退治の2依頼がセットみたいな感じだな」
「他パーティーもいるならば、ユリの魔法やポーションのことは上手く隠さないとね」
「村人にも見られるだろうしな」




