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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
王都生活

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王都での露店挑戦

せっかく店舗付住居を借りているのだが、店舗として開店するまでは決心ができないカミラとゾフィ達。

「しばらくは露店で様子見するわ。気楽にお客さんの好みを直接会話で聞きながら、流行りなども把握するわ」

もちろん治安や価格帯を考えると、城壁街のガラクタ市場ではなく、メーコリウス神殿の方である。


カミラは牙などの魔物素材によるアクセサリーとガラクタ市場で入手した金属アクセサリーの作り直しを、ゾフィは古着の染め直しにワンポイントを追加した物を出店する。

ジーモントは王都の周りの草原へ馬に乗って角兎を狩りに行き、その肉を素材にした料理を販売している。それにはカミラも同行してその角なども素材にしている。

ヨルクは壊れた武器を作り直したナイフやダガーである。


ユリアンネは、ゾフィの羊皮紙を使った魔法のスクロールの≪火球≫と≪治癒≫を販売する。

「ユリは売れ筋ポーションを出品したら確実なのに」

「目をつけられる可能性があるから、傷回復、魔力回復、解毒などの主流品はやめておくわ」

「なのに、他の薬は売るのね」

「うん、頭痛薬、解熱剤、下痢止めなどね。それに子供のための薬も売ってみたいの」

「飲みやすい味付けにして、効果を減らした子供用ね」

「トリアンの時みたいに、薬瓶にマークをつけることもやめたのね。うちで提供できないから」

「トリアンではカミラの実家だったけど、王都ではツテが無いからね。普通に買った瓶を使うわ」

そのポーションだけでも色々と目立つのを避けるため、ゾフィ、カミラ、ヨルク、ジーモントの順で出品しているカミラとヨルクの間に商品を陳列し、店頭に立つのはその4人に任せている。


出品するものがないシミリートと店頭に立たないユリアンネは、早朝に連続した場所を確保するための場所取り当番になっている。


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