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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
旅立ち

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国境2

モンタール王国側の国境警備から更に南下し、山脈を登っているユリアンネたち。

木々の生えた林のようなものが所々にはあるが、街道付近は基本的には土や岩が転がる地面であり、周囲もある程度は見える。


途中では想定通り巨蜘蛛ジャイアントスパイダーが2〜3体ずつ襲って来たが、“選ばれた盟友”の6人はトリアンダンジョンで経験済みであり、生理的な気持ち悪さを除けば先輩冒険者たちの手を煩わせることなく撃退することができた。お尻にある糸を出す突起とその奥にある“糸線”という蜘蛛の糸になる前の液体が入っている器官が素材になることを経験済みであり、傷つけないように取り出してゾフィが衣服職人になるための練習用に確保する。


遠目からも分かりやすかった巨蜘蛛と違い、単なる岩と油断して近づいたところで、急に襲って来るのが岩亀ロックタートルであった。

亀はもともと甲羅が硬いのに、岩亀は更に甲羅が岩石の硬さであるだけでなく、そこから出て来る首や手足の皮膚も頑丈であり、通常の武器では簡単に傷をつけることが出来ない。

甲羅から出た部位に対して、シミリートが武技を用いて攻撃するかユリアンネが≪火炎≫もしくは≪氷刃≫で倒せているが、集団で襲われた際には心許ない。


その様子を見た先輩冒険者たちは、得意武器の指導の際に武技についても教えてくれるようになった。もちろんヨルク達には、シミリートやユリアンネが以前から魔力操作のやり方を含めて教えようとしていたのだが、上手く勘所を理解して貰えず最近では本人含めて断念していた。

一人前である銅級冒険者になれるかの壁の大きなところが武技の習得有無であることから、改めて先輩の指導を仰ぐことになった。



また、前のモンヴァルト山脈と違い、魔物の襲撃もそれほど脅威ではなく小休憩の際に見かけた、岩場に生える岩千舎(イワジシャ)、胃腸などに効果のある薬草なども採取する余裕がユリアンネには出来ていた。


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