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【書籍・漫画化】転生薬師は迷宮都市育ち  作者: かず@神戸トア
旅立ち

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143/922

メイユの冒険者ギルド2(+簡易地図)

護衛依頼の報酬も貰い、オークに襲われたことの報告も終わったので、冒険者達も解散の流れであった。

「今回は、このバカたちのことも含めて色々と世話になったね。こいつらも身の程を知り、今後はげむキッカケになっただろう。またコルバックの街に寄ることになったら、会いに来てくれると嬉しいな」

「あぁ、こちらこそ。またな」

アディーレ達はまたすぐに東に戻るはずであり、その場で別れる。ウナも丁寧に挨拶をしてきた横で、ヘンドリクはつっけんどんな態度で

「世話になったな。またな」

と挨拶をして来た。その挨拶をするようになっただけ、何か変わったのだろうと、カミラ達はこっそりと顔を見合わせる。



メイユの西はいよいよストローデ領を抜けて、ルオルゾン領になる。ルオルゾン領の一番近い街はフスハレであるが、メイユとの間にはモンヴァルト山脈がそびえている。次の護衛依頼を確認すると、この山脈を越える際には今回以上に複数の商隊が集まって魔物へ備えるのが通常らしい。

近くに残って居たシャドウに、シミリートがその旨を伝えると、彼らもまだ西に向かうようなので一緒に行くと簡単に返事される。この3日で、お互いに戦力的にも頼りになるし悪い人たちでないことは分かったからであろう。見た目にも目立つ上に口下手な2人を放置するのも心苦しいからのシミリートによる声かけでもあったが、効果があったようである。


ユリアンネにすると、フェザーがシャドウに使用した治療のことなどを聞くチャンスがなかったので、一緒に行動する時間が長くなるとその機会が得られるかもと思ってしまう。ただ、フェザーは基本的にシャドウと一緒にいて、自分達は水筒への補充などをしていたのでいつ機会があるか疑問ではあるが。


〜〜〜〜〜

大雑把な位置関係:

・王領 – ローニョレ領 – ルオルゾン領 – ストローデ領

・フスハレ – メイユ – コルバック – モンブロワ – トリアン



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