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第十章 動詞 後

分詞

現在分詞

能動


439. 全ての分詞は、動詞的形容詞としての性質を持ちます。 ですから、修飾する名詞と数・性・格を一致させなくてはいけません。


440. 現在分詞-能動態の終端は、nta, aṁ, ṁ のいずれかです。 nta, ṁ は語基に、aṁ は語根に付けます。


語根 //// 語基 //// 現在分詞-能動態の語基

√pac,料理する //// paca //// pacaṁ,pacanta //// 料理している[人など]

√kar,する //// karo //// karaṁ,karonta //// している

√chid,切る //// chinda //// chindaṁ,chindanta //// 切っている

√bhaṇ,言う //// bhaṇa //// bhaṇaṁ,bhaṇanta //// 言っている

√bhū,である //// bhava //// bhavaṁ,bhavanta //// である

√pā,飲む //// piva //// pivaṁ,pivanta //// 飲んでいる


441. e で終わる動詞の語基 (第一活用第三区分、第七活用、使役動詞。 「派生的、二次的な活用」を参照) は aya の形の語基も持ちます。 このような動詞の現在分詞は、e + nta という形か、 aya + nta, aya + ṁ という形になります。

(第一活用・第七活用)


語根 //// 語基 //// 現在分詞-能動態の語基

√cur,盗む //// core,coraya //// corenta,corayaṁ,corayanta

√kath,告げる //// kathe,kathaya //// kathenta,kathayaṁ,kathayanta

√nī,導く //// ne,naya //// nenta,nayaṁ,nayanta

√ji,勝つ //// je,jaya //// jenta,jayaṁ,jayanta

(使役動詞)


語根 //// 使役語基 //// 現在分詞-能動態の語基

√dhar,掴む //// dhāre,dhāraya //// dhārenta,dhārayaṁ,dhārayanta

//// dhārāpe,dhārāpaya //// dhārāpenta,dhārāpayaṁ,dhārāpayanta

√mar,死ぬ //// māre,māraya //// mārenta,mārayaṁ,mārayanta

//// mārāpe,mārāpaya //// mārāpenta,mārāpayaṁ,mārāpayanta

√chid,切る //// chede,chedaya //// chedenta,chedayaṁ,chedayanta

//// chedāpe,chedāpaya //// chedāpenta,chedāpayaṁ,chedāpayanta


442. ṇā, ṇo, uṇā, uṇo (第四活用) もしくは nā (第五活用) で終わる語基には、 一般的に終端 nta を付けます。


語根 //// 語基 //// 現在分詞-能動態の語基

√su,聞く //// suṇā,suṇo //// suṇanta,suṇonta

√kī,買う //// kiṇā //// kiṇanta


443. 現在分詞-能動態の語幹・語基は、at もしくは ant で終わります。


語根 //// 現在分詞-能動態の語幹 //// 単数主格-男性

√pac //// pacat //// pacaṁ

//// pacant //// pacanto

√car //// carat //// caraṁ

//// carant //// caranto

√bhaṇ //// bhaṇat //// bhaṇaṁ

//// bhaṇant //// bhaṇanto


444. 女性形は、at や nta で終わる語幹・語基に、ī を付加して作ります。


445. 中性形は、男性形と同様ですが、ṁ で終わります。


語根 //// 語幹 //// 男性 //// 女性 //// 中性

√pac //// pacat //// pacaṁ //// pacatī //// pacaṁ

//// pacant //// pacanto //// pacantī //// pacantaṁ

√chid //// chindat //// chindaṁ //// chindatī //// chindaṁ

//// chindant //// chindanto //// chindantī //// chindantaṁ


446. 現在分詞-能動態は、mahā (226) の男性・女性・中性と同じように 曲用します。


現在分詞は、「(被修飾語)が(現在分詞)していると」と訳せる場合も多いです。

反射分詞


447. 反射分詞は、語基の後ろに māna を付けて作ります。 purisa, kaññā, rūpaṁ と同じように曲用します。

反射分詞


語根 //// 男性 //// 女性 //// 中性

√pac //// pacamāno //// pacamānā //// pacamānaṁ

√car //// caramāno //// caramānā //// caramānaṁ

√dā //// dadāmāno //// dadāmānā //// dadāmānaṁ

√su //// suṇamāno //// suṇamānā //// suṇamānaṁ


448. 反射分詞は、語根の後ろに āna を付けて作ることもあります。 ただし上のやり方のほうがずっとよく出てきます。 この曲用のしかたは māna 型と同じです。

反射分詞


語根 //// 男性 //// 女性 //// 中性

√pac //// pacāno //// pacānā //// pacānaṁ

√car //// carāno //// carānā //// carānaṁ

√dā //// dadāno //// dadānā //// dadānaṁ


注意: 最後の例 dadāna からわかるように、この型の分詞も 語基から作られることがあります。

未来分詞


449. 未来分詞は、能動か反射のいずれかです。


(a) 未来分詞-能動態は、現在分詞-能動態と同じ語尾 (nta, ṁ, aṁ) を採り、 mahā と同様の曲用をします。


(b) 未来分詞-反射態は、語尾 māna, āna を採り、 purisa, kaññā, rūpaṁ と同じように曲用します。


(c) これらの語尾は、未来語基に付けます。

未来分詞-能動態


語根 //// 男性 //// 女性 //// 中性

√pac //// pacissaṁ //// pacissatī //// pacissaṁ

//// pacissanto //// pacissantī //// pacissantaṁ

√car //// carissaṁ //// carissatī //// carissaṁ

//// carissanto //// carissantī //// carissantaṁ

√su //// suṇissaṁ //// suṇissatī //// suṇissaṁ

//// suṇissanto //// suṇissantī //// suṇissantaṁ

未来分詞-反射態


語根 //// 男性 //// 女性 //// 中性

√pac //// pacissamāno //// pacissamānā //// pacissamānaṁ

//// pacissāno //// pacissānā //// pacissānaṁ

√car //// carissamāno //// carissamānā //// carissamānaṁ

//// carissāno //// carissānā //// carissānaṁ

√su //// suṇissamāno //// suṇissamānā //// suṇissamānaṁ

//// suṇissāno //// suṇissānā //// suṇissānaṁ


受動完了分詞


450. 受動完了分詞はとても広く使われます。 語根に接尾辞 ta, na をつけて作ります。


注意: 接尾辞 ta を使って受動完了分詞を作ることが、 飛びぬけて一般的です。


451. 接尾辞 ta の付け方は数通りあります。


(i) 語根が母音で終わるときは、ta は直接それに付加されます。 語根には何の変化も起きません。


(ii) 語根が子音で終わるときは、連結母音 i を介して ta を 付けることがあります。


(iii) 語根が子音で終わるときは、普通の同化規則に従って、 ta がその子音と同化することがあります。


注意: この段階で、同化の章 (51) をしっかり読んでください。


452. (i) 語根が母音で終わる場合。


語根 //// 現在 //// 受動完了分詞

√nahā入浴する //// nahāyati彼は入浴する //// nahāta入浴した* (人など)

√bhūである、になる //// bhavati彼は…である、になる //// bhūtaなった*

√nī導く //// neti,nayati彼は導く //// nīta導かれた

√ji勝つ //// jeti,jayati彼は勝つ //// jita負けた

√ci集める //// cināti彼は集める //// cita集められた

√bhī怖がる //// bhāyati彼は怖がる //// bhīta怖がった*

√yā行く、経験する //// yāti彼は行く //// yāta行った*、経験された

√ñā知る //// jānāti彼は知る //// ñāta知られた


(*訳注: 受動態(~される)にしづらい動詞(つまり自動詞)の場合、受動完了分詞の意味は能動完了になります)


注意: ā で終わる語根には、例外が少数あります。

√pā (飲む) → pita (飲まれた)

√ṭhā (立つ) → ṭhita (立たれた、立った)

√dhā (掴む) → hita (掴まれた)

√dā (与える) → dinna (与えられた)


(ii) 語根が子音で終わり、i を介して ta をつける場合。


語根 //// 現在 //// 受動完了分詞

√pac料理する //// pacati彼は料理する //// pacita料理された

√cal振る //// calati彼は振る //// calita振られた

√gah取る //// gaṇhāti彼は取る //// gahita取られた

√kapp並べる //// kappeti彼は並べる //// kappita並べられた

√khād食べる //// khādati彼は食べる //// khādita食べられた

√likh書く //// likhati彼は書く //// likhita書かれた

√maṇḍ飾る //// maṇḍeti彼は飾る //// maṇḍita飾られた

√gil呑みこむ //// gilati彼は呑みこむ //// gilita呑みこまれた

√kath告げる //// katheti彼は告げる //// kathita告げられた


注意 (a) pacita, calita などの受動完了分詞は、 purisa, kaññā, rūpaṁ と同じように曲用します。


注意 (b) 受動完了分詞は、中性形で、名詞として使われることがよくあります。

√has (笑う), 受動完了分詞 hasita (笑った), 中性 hasitaṁ (笑顔)

√gajj (雷がなる), 受動完了分詞 gajjita (雷がなった), 中性 gajjitaṁ (雷)

√jīv (生きる), 受動完了分詞 jīvita (生きた), 中性 jīvitaṁ (命)


453. (iii) 語根に ta が同化する場合。


語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√bhuj食べる //// bhutta食べられた //// (59,a)

√muc解放する //// mutta解放された //// (59,b)

√is願う //// iṭṭha願われた //// (59,ii-iii)

√kas耕す //// kaṭṭha耕された //// (92)

√ḍas噛みつく //// ḍaṭṭha噛みつかれた //// (92)

√dam手なずける //// danta手なずけられた //// (67)

√kam進む //// kanta進んだ //// (67)

√rudh妨害する //// ruddha妨害された //// (63)

√budh知る //// buddha知られた //// (63)

√labh得る //// laddha得られた //// (63,注意)

√majj磨く //// maṭṭha(maṭṭa)磨かれた //// (59,i)

√muh間違う //// mūḷha(muddha)間違った //// (100,101,102)

√ruh成長する //// rūḷha成長した //// (100,101,102)

√lih舐める //// līḷha舐められた //// (100,101,102)

√jhas傷つける //// jhatta傷ついた //// (94)

√pat落ちる //// patta落とされた //// (62)

√tap燃やす //// tatta燃やされた //// (64,i)

√duh乳を搾る //// duddha乳を搾られた //// (100)


454. (a) r で終わる語根は、後ろに ta が付くと r が消えるのが一般的です。


語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√kar作る //// kata作られた //// (81)

√sar覚える //// sata覚えられた //// (81)

√mar死ぬ //// mata死んだ //// (81)


455. (b) n で終わる語根は、後ろに ta が付くと n が消えるのが一般的です。


√man考える //// mata考えられた

√khan,khaṇ掘る //// khata(別形khā→khātaという形も)掘られた

√han殺す //// hata殺された


456. (c) m で終わる語根でも、m が消えることがあります。


√gam行く //// gata行った

√ram楽しませる //// rata喜んだ


457. (d) 末尾の r が、後ろに続く t を舌音化することが、少数あります。

√har 奪う、運ぶhaṭa 奪われた、運ばれた


458. na を付けて作る受動完了分詞: 接尾辞 na は、ta よりも出てくることがずっと少ないです。 na は ta と同様に:


(i) 連結母音 i を介して語根に付けられるか、


(ii) 母音で終わる語根に直接付けられるか、


(iii) 子音で終わる語根に直接付けられて、その際に、 語根の子音が na の n に同化するか、n の方が 語根の子音に同化するかします。


注意: na が付されるのは、一般的に d, r で終わる語根です。


459. (iii) の例 (語根の子音が na の n に同化)


語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√sad据える //// sinna据えられた //// (69,ii,iii)


注意: sinna の語形は、nisīdati (座る) = √sad + ni (接頭辞) としてのみ 現れます。√sad に他の接頭辞が付くときは、受動完了分詞は sanna となります:

sad + ava → 受動完了分詞 avasanna (沈められた、鎮まった)

sad + pa → 受動完了分詞 pasanna 鎮まった


(√sad の語基は sīda であることに注意してください)



語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√chid切る //// chinna切られた //// (69,ii,iii)

√chad覆う //// channa覆われた //// (69,ii,iii)

√dā与える //// dinna与えられた //// (69,ii,iii)


最後の例においては、語根の ā が落ちて、n がそれを補うために 重ねられています。datta (与えられた) (= dā + ta, ā が短くなり、 それを補うために t が重ねられる) という形も時々見られます。


注意: 上四つの例からわかるように、 i が挟まれないことが非常に多いです。


語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√tar渡る //// tiṇṇa渡られた //// (83)

√car歩き回る //// ciṇṇa歩き回った //// (83)

√kirまき散らす //// kiṇṇaまき散らされた //// (83)


注意: これらの例では、i がまず挿入され、次に (83) の規則に従って 複製・舌音化します。


460. (iii) の例 (na の n が語根の子音に同化)


語根 //// 受動完了分詞 //// 同化規則

√bhaj壊す //// bhagga壊れた //// (57)

√vij動揺する //// vigga動揺した //// (57)


これら二つの例では、語根の末尾の j が普通の音韻規則に従って g となり、 それに接尾辞 na の n が同化 (57) しています (426,注意)。

√lag 付着するlagga 付着された(57)


461. (ii) の例

√lī しがみつくlīna しがみついた

√lū 切る、収穫するlūna 収穫された、切られた

√khi 朽ちる、止むkhīna 朽ちた (末尾の i が延長される)

√gilā (glā (113)) 病むgilāna 病んだ

√hā 弱まるhīna 弱い、低い


最後の例では、語根の ā が ī に置き換わります。


462. 不規則な受動完了分詞も少数あります。たとえば、 jhāma (燃やされた) ← √jhā (燃やす)、 phulla (破裂した) ← √phal (破裂する) など。 ただし、これらは正確にいえば、派生形容詞です。 それが分詞として使われています。


463. 同じ語根に二つの受動完了分詞が見られることも時々あります。

√lag 付着する受動完了分詞 lagga, lagita

√gam 行く受動完了分詞 gata, gamita

√dā 与える受動完了分詞 dinna, datta

√kas 耕す受動完了分詞 kaṭṭha, kasita


464. これら、ta, na で終わる受動完了分詞は、 purisa, kaññā, rūpaṁ と同じように曲用します。

完了分詞-能動態


465. 完了分詞-能動態は、受動完了分詞に vā を付加して作ります。



語根 //// 受動完了分詞 //// 完了分詞-能動態

√pac料理する //// pacita料理された //// pacitavā料理した

√bhuj食べる //// bhutta食べられた //// bhuttavā食べた

√karする //// kataされた //// katavāした


注意 (a) vā で終わる完了分詞-能動態は、guṇavā と同じように曲用します。

男性: pacitavā

女性: pacitavatī または pacitavantī

中性: pacitavaṁ または pacitavantaṁ


注意 (b) 完了分詞-能動態は、接尾辞 vī を使って作ることもあります。 その場合、vī の前の a は延ばされて ā となります。 これは medhāvī (235) と同じように (つまり daṇḍī, nadī, vāri と同じように) 曲用します。 例: pacitāvī (料理した)、bhuttāvī (食べた)。

未来受動分詞


466. この分詞は、必要の分詞、可能分詞、動形容詞とも呼ばれます。 語根に tabba, ya, anīya, īya を付けて作ります。


注意 (a) u, ū で終わる語根の場合、未来受動分詞は 特殊語基から作るのが一般的です。


注意 (b) この分詞は受動の意味を持ち、適当性、妥当性 を表します。「(語根の表すことを) されるのが良い」 「…されなければいけない」「…されるべきだ」という風な訳になります。


注意 (c) 未来受動分詞も、今までの分詞と同じく、形容詞です。 ですから形容詞として扱われます。曲用は、purisa, kaññā, rūpaṁ と同様です。

tabba


467. この接尾辞が最も一般的です。これは:


(i) 母音で終わる語根に直接付加されます。


(ii) 子音で終わる語根には、連結母音 i を介して 繋げることがあります。


(iii) 子音で終わる語根に、連結母音 i を介さずに 繋げる場合、tabba の t は、受動完了分詞と全く同じように、 語根の末尾の子音を同化したり、同化されたりします。


(i) の例:


語根 //// 未来受動分詞

√hā捨てる //// hātabba捨てられるのが良い、捨てられるべき、捨てられなければならない

√dā与える //// dātabba与えられるのが良い、与えられるべき、与えられなければならない

√pā飲む //// pātabba飲まれるのが良い、飲まれるべき、飲まれなければならない


注意 (a) i, ī で終わる語根の後ろに tabba が付くと、 i, ī は e に変わります。


語根 //// 未来受動分詞

√nī導く //// netabba導かれるのが良い、導かれなければならない

√ji勝つ //// jetabba負けるのが良い、負けなければならない

√i行く //// etabba行かれるのが良い、行かれなければならない


注意 (b) u, ū で終わる語根は、特殊語基から 未来受動分詞を作ります。


語根 //// 未来受動分詞

√bhūである //// bhavitabbaなられるのが良い、べき、なられなければならない

√ku歌う //// kavitabba歌われるのが良い、べき、歌われなければならない


√su (聞く) の場合、単に u を強調するだけになります: sotabba (聞かれるのが良い、など)


(ii) の例


語根 //// 未来受動分詞

√pac料理する //// pacitabba料理されるのが良い、べき、料理されなければならない

√khan掘る //// khanitabba掘られるのが良い、べき、掘られなければならない

√pucch訊く //// pucchitabba訊かれるのが良い、べき、訊かれなければならない


(iii) の例


語根 //// 未来受動分詞

√gam行く //// gantabba(67)行かれるのが良い、べき、なければならない

√karする //// kattabba(80),kātabba(82)されるのが良い、べき、なければならない

√labh受ける //// laddhabba(63,注意)受けられるのが良い、べき、なければならない


ya


468. ya の y は、普通の同化規則 (79) に従って、 語根の末尾の子音と同化します。 語根の母音が強調されることも時々あります。


語根 //// 未来受動分詞 //// 同化規則

√gam行く //// gamma行かれるのが良い、べき、なければならない //// (71,i)

√sakできる //// sakkaされることができるだろう //// (71)

√khād噛む //// khajja噛まれることのできる(=食べ物) //// (71,vi)

√vaj避ける //// vajja避けられるべき //// (71,74)

√bhūである //// bhabbaであるべき(=適切な、可能性のある) //// (77)


最後の例では、語根の母音 ū が、後ろに ya が付くことで強調されています: bhū + ya → bhav + ya → bhavya → bhabba。


語根 //// 未来受動分詞 //// 同化規則

√labh得る //// labbha得られるのが良い、べき、なければならない //// (71)

√bhuj食べる //// bhojja食べられるのが良い、食べられるもの、食べ物 //// (71)

√bhid壊す //// bhijja壊されるのが良い、べき、なければならない //// (71,vi)

√lih舐める //// leyya舐められるのが良い、べき、なければならない //// (98,注意)

√has笑う //// hassa笑われるのが良い、べき、なければならない //// (76)

√gah取る //// gayha取られるのが良い、べき、なければならない //// (78,iii)


(a) ya が母音 i を介して語根に付く場合が少数あります。たとえば:

√kar する、作る

kāriya されるべき (語根の a が延ばされる)

kayya (末尾の r が ya に同化する)

kayīra (音位転移 (iii))

√bhar 支える

bhāriya 支えられるべき (語根の a が延ばされる)


(b) ā で終わる語根に ya が付く場合、 y は二重になり、ā は e に変わります。


語根 //// 未来受動分詞

√hā捨てる //// heyya捨てられるのが良い、べき

√pā飲む //// peyya飲まれるのが良い、べき

√dā与える //// deyya与えられるのが良い、べき


(c) i, ī で終わる語根に ya が付く場合も、 y は二重になり、i, ī は e に変わります。


語根 //// 未来受動分詞

√nī導く //// neyya導かれるのが良い、べき

√ji勝つ //// jeyya負けるのが良い、べき


anīya


469. 接尾辞 anīya は、語根か語基に付けます。


語根 //// 未来受動分詞

√pac料理する //// pacanīya料理されるべき

√puj尊敬する //// pujanīya尊敬されるべき

√karする //// karaṇīyaされるべき

この ṇ は、語根の r の影響で舌音化する (83) ことに注意してください。



語根 //// 未来受動分詞

√bhūである(語基bhava) //// bhavanīyaなられるべき


動名詞


470. 動名詞は、以下のような接尾辞を使って作ります: tvā, tvāna, tūna, ya, tya。 動名詞は曲用しませんが、分詞のような性質を持ちます。


注意 (a) tvā が最も一般的に使われます。tvāna, tūna (時に tūnaṁ) は、 tvā の代わりとして使われますが、散文より詩のほうがずっとよく出てきます。


注意 (b) ya は、tvāna, tūna よりはよく使われます。


注意 (c) tya は、通例 cca の形になります (74,iv)。 これは単に、母音で終わる語根と、動名詞語尾 ya との間に t が挿入されたものです。 (例: pa + √i (発つ) + ya → pa + i + t + ya → petya → pecca (死んで) (110))


パーリ語の ya は、単純語根にも、接頭辞のついた複合語根にも、 どちらにも付きます。ですが、複合動詞の後ろに付くことがずっと一般的です。 サンスクリットでは ya は単純語根に使われないからです。

tvā, tvāna, tūna


471. 接尾辞 tvā は:


(i) 連結母音 i を介して語根に付くことがあります。


(ii) 接尾辞の t が、語根の末尾の子音に同化する場合が少数あります。


(iii) 語根の母音は強調されます。


(iv) tvā, tvāna, tūna が付くことで、 語根の末尾の子音が脱落することも時々あります。


(v) 語根が長い母音で終わる場合、この接尾辞が付くと、 語根の母音は短くなります。


(vi) 語根だけでなく、特殊語基に付くこともあります。


語根 //// 動名詞

√pac料理する //// pacitvā料理して(i)

√khād食べる //// khāditvā食べて(i)

√labh得る //// laddhā得て(ii)(63,注意)

//// labhitvā得て(i)

√nī導く //// netvā導いて(iii)

√chid切る //// chetvā切って(iii,iv)

√kar作る //// katvā作って(iv)

√ṭhā立つ、残る //// ṭhitvā立って、残って(i)

√bhī恐れる //// bhitvā恐れて(v)

√dā与える //// datvā与えて(v)

√bhuj食べる //// bhutvā食べて(iv)

pa+√āp=pāp得る //// patvā得て(iv,v)

√ji勝つ //// jitvā,jetvā勝って(iii)

注意:

√ṭhā の動名詞は、ṭhatvā のこともあります。

√dā の動名詞は、daditvā, daditvāna のこともあります。

√kar (する) の動名詞は、kātūna, kattūna のこともあります。

√kam (進む) の動名詞は、nikkamitvā, nikkamitūna です。

√su (聞く) の動名詞は、sutvā, sotūnaṁ, suṇitvā, suṇitvāna です。

ya, tya


472. (i) ya は、接頭辞と複合した語根に付くことがほとんどです。


(ii) ya が単純語根と一緒に使われることも少数あります。


(iii) tya は通例 cca に変わります。


(iv) 長い ā で終わる語根には、ya がそのまま付加されます。


(v) ya は、特殊語基に付くこともあります。


(vi) 子音で終わる語根のときは、ya はその子音と同化します。


(vii) 語根・語基に、i を介して ya が付くこともあります。


語根 //// 動名詞

√sic水を撒く //// nisiñciya水を撒いて(i,vii)

√jā知る //// vijāniya知って(i,v,vii)

√ikkh見る //// samekkhiya考慮して(i,vii)

√cint考える //// cintiya考えて(ii,vii)

√bhuj食べる //// bhuñjiya食べて(v,ii,vii)

√dā与える //// ādāya持って(i,iv)

√hā捨てる //// vihāya捨てて(i,iv)

√ñā知る //// abhiññāya知って(i,iv)

√gah取る //// gayha取って(ii,iii)

√gam行く //// gamma行って(vi;71;ii)

√vis入る //// pavissa入って(vi,i)

√sad座る //// nisajja座って(vi,71,74)

√sad座る //// nisīdiya座って(i,vii,v)(459,注意)

√kam歩む //// akkamma歩んで(vi,71,33,35)

√i行く //// pecca死んで←pa+i+tya(21,i;74,iv)

√i行く //// abhisamecca理解して←abhi+sam+ā+i+tya(21,i)

√han打つ //// āhacca打って←ā+han+tya(nはtの前で落ちる)

√han打つ //// upahacca傷つけて←upa+han+tya(〃)

√han打つ //// ūhacca糞で汚して←ud+han+tya(〃)

√i行く //// paṭicca基づいて←paṭi+i+tya

√har取り去る //// āhacca取得して←ā+har+tya(81)


最後の例は、その上方にある √han からの動名詞と取り違えてはいけません。


注意 (a) 動名詞が ya を使って作られたあと、 その ya が脱落して、語根のみが残る場合が時々あります。

abhiññā 知って ← abhiññāya

paṭisaṅkhā 思案して ← paṭisaṅkhāya

anupādā 執着しないで ← anupādāya (an + upa + ā + √dā + ya)


注意 (b) ya と tvā がどちらも付いたような、複合的な動名詞語尾が 使われる例もいくつか見られます。 これは、語根に i を介して付加されます。

āruyhitvā (√ruh) 登って

ogayhitvā (√gāh = gah) 飛び込んで = ogayha = ogāhitvā


注意 (c) 不規則な形もいくつかあります。

disvā ← √dis 見て

daṭṭhu = disvā

anuvicca ← √vid 知って (末尾の d は tya が付いて脱落)

pappuyya ← pa + √āp 得て = pāpayitvā

vineyya ← √nī 取り除いて

niccheyya ← √nī 解明して


最後の三例では、y が重ねられます。

atisitvā ← √sar (= Sansk. sṛ(?)) 行き過ぎて、踏み越えて


注意 (d) 同じ語根であっても、複数の語形が見られることに 気付かれたことでしょう。

√dā → datvā, daditvā, daditvāna, dāya

√kar → kariya, karitvā, katvā, katvāna, kātūna, kattūna

√gah → gayha, gaṇhiya, gaṇhitvā


ほとんどの語根は、このように複数の動名詞形を持ちます。

不定詞

473. 不定詞は、接尾辞 tuṁ を使って作るのが一般的です。


474. tave, tuye, tāye という接尾辞も見られますが、まれです。


475. 受動完了分詞 (450) の接尾辞と同様に、tuṁ は:


(i) 母音 i を介して語根・語基に付くことがあります。


(ii) ā で終わる語根には、直接付きます。


(iii) i, ī で終わる語根は、i, ī が e に変わります。 u, ū で終わる語根は、u, ū が o に変わります。


(iv) 語根が子音で終わる場合、tuṁ の t は、その子音と 同化したり、されたりします。


(v) tuṁ は、特殊語基に付くこともあります。


語根 //// 不定詞

√pac料理する //// pacituṁ料理するため(i)

√khād食べる //// khādituṁ食べるため(i)

√thar広がる //// tharituṁ広がるため(i)

√dā与える //// dātuṁ与えるため(ii)

√ṭhā立つ //// ṭhātuṁ立つため(ii)

√yā行く //// yātuṁ行くため(ii)

√ji勝つ //// jetuṁ勝つため(iii)

√nī導く //// netuṁ導くため(iii)

√su聞く //// sotuṁ聞くため(iii)

√labh得る //// laddhuṁ得るため(iv;63,注意)

√bhuj食べる //// bhottuṁ食べるため(iii,iv;59,a)

pa+√āp得る //// pattuṁ得るため(iv;64,i)

√gam行く //// gantuṁ行くため(iv;67)

√i行く //// etuṁ行くため(iii)

√su聞く //// suṇituṁ聞くため(v)

√budh知る //// bodhituṁ知るため(i,iii)

√budh知る //// bujjhituṁ知るため(i,v)

√sī横になる //// setuṁ横になるため(iii)

√sī横になる //// sayituṁ横になるため(v)

√jā知る //// jānituṁ知るため(v)

√chid切る //// chindituṁ切るため(v)

√chid切る //// chettuṁ切るため(iii,iv;62,vi)


tave, tuye, tāye


476. これらの接尾辞はベーダ由来であって、パーリ語ではまれにしか使われません。 これらの中では、tave が他の二つより良く出てきます。


語根 //// 不定詞

√nī導く //// nitave導くため

√hā捨てる //// vippahātave捨てるため←vi+pa+hā+tave

√nam曲げる //// unnametave上るため←ud+nam+e+tave

√dhā掴む //// nidhetave隠すため←ni+語基dhe(391)+tave

√mar死ぬ //// marituye死ぬため(iを介して付く)

√gaṇ数える //// gaṇetuye数えるため(語基gaṇeに付く)

√dis見る //// dakkhitāye見るため(404)


477. 同じ語根であっても、いくつかの不定詞形がしばしば見られるということが、 おわかりでしょう。


注意 (a) 不定詞は、能動的にも受動的にも使われます。


注意 (b) 名詞の、āya で終わる与格形は、 不定詞のような意味で使われることが よくあります。


注意 (c) 不定詞は目的を表します。「~するために」と訳せます。

(B) 派生的、二次的な活用


478. 派生活用には、以下のものがあります。

(1) 受動動詞(2) 使役動詞

(3) 名詞由来動詞(4) 願望動詞

(5) 強意動詞


479. これらが派生活用と呼ばれるのは、 上に列挙した五種類の動詞が単純語根から 派生するものだからです。 その際、語根の意味に、明確に定義できる修正がなされます。


480. 使役動詞を除き、派生動詞は全ての時制・態で活用するわけではありません。

(I) 受動動詞


481. 受動活用は、語根に接尾辞 ya を付加して作ります。


482. 接尾辞 ya を付けて受動語基が得られたら、 その語基に能動態か反射態の人称語尾を付けます。


483. 語根に ya をつける方法は三種類あります。


(i) 母音で終わる語根には、そのまま付けます。


(ii) 二重子音で終わる語根の場合、i を介して ya を付けます。 そのとき、この i は延ばされて ī となります。 二重にならないのが普通の子音 (s, h, r) の場合も、 i を介して ya を付けます。


(iii) 子音で終わる語根に、直接 ya を付けることもあります。 その場合、同化規則 (70) に従って、語根の末尾の子音と ya の y とが 同化します。


(iv) 特殊語基に、長い ī を介して ya をつけることもあります。


(i) の例


注意 (a) 母音で終わる語根に ya を付けるとき、 語根の母音はいくらかの変化をします。 特に、a, i, u のときです。


注意 (b) 語根が ā で終わるとき、ya をつけると ā は ī になります。また、語根が i, u で終わるときは、 ī, ū と延ばされます。


語根 //// 受動語基

√dā与える //// dīya与えられる

√pā飲む //// pīya飲まれる

√dhā掴む //// dhīya掴まれる

√ji勝つ //// jīya負ける

√ci積む //// cīya積まれる

√ku歌う //// kūya歌われる

√su聞く //// sūya聞かれる


注意 (c) 語根が長い ī, ū で終わるときは、 ī, ū のままです。


語根 //// 受動語基

√bhūなる //// bhūyaなられる

√lū刈る //// lūya刈られる

√nī導く //// nīya導かれる


注意 (d) ya の前の長い母音が短くなり、 代わりに y が重ねられる場合もあります。


語根 //// 受動語基

√nī導く //// nīyaまたはniyya

√su聞く //// sūyaまたはsuyya

√dā与える //// dīyaまたはdiyya


484. これらの語基に、能動態・反射態の人称語尾を付けます。 たとえば √ji (勝つ), 受動語基 jīya (または jiyya) は 次のようになります。


現在-能動態


//// 単数 //// 複数

1 //// jīyāmi 私は負ける //// jīyāma 私たちは負ける

2 //// jīyasi あなたは負ける //// jīyatha あなたたちは負ける

3 //// jīyati 彼は負ける //// jīyanti 彼らは負ける

現在-反射態


//// 単数 //// 複数

1 //// jīye私は負ける //// jīyāmhe私たちは負ける

2 //// jīyaseあなたは負ける //// jīyavheあなたたちは負ける

3 //// jīyate彼は負ける //// jīyante彼らは負ける


希求法: (1) jīyeyyaṁ, jīyeyyāmi, (2) jīyetho, jīyeyyāsi, (3) jīyetha, jīyeyya など。


命令法: (1) jīye, jīyāmi, (2) jīyassu, jīyāhi, (3) jīyataṁ, jīyatu。


(ii) の例


語根 //// 受動語基

√pucch訊く //// pucchīya訊かれる

√has笑う //// hasīya笑われる

√vas住む //// vasīya住まれる

√kar作る //// karīya作られる

√sar覚える //// sarīya覚えられる

√mah敬う //// mahīya敬われる


(iii) の例


語根 //// 受動語基

√labh得る //// labbha得られる(70,71)

√pac料理する //// pacca料理される(70,71)

√bhan話す //// bhañña話される(70,71)

√khād食べる //// khajja食べられる(70,71,34)

√han殺す //// hañña殺される(70,71)

√bandh縛る //// bajjha縛られる(70,71,74)


(iv) の例


語根 //// 受動語基

√gam行く //// gacchīya行かれる

√budh知る //// bujjhīya知られる

√is願う //// icchīya願われる


485. 受動動詞の ya の前の ī は、時々短くなります: mahīyati または mahiyati (尊敬される)


486. ā + 子音 で終わる語根の受動動詞を作るときは、 ī を介するのが普通です。

√yāc 乞う → yācīyati

pa + √aj 駆り立てる → pāj → pājīyati 駆り立てられる


487. 子音で終わる語根の中には、ī を介さずに直接 ya が付加され、 かつ同化の起こらないものもあります。

√lup 切る、省く → lupya + ti → lupyati 省かれる、切られる

√gam 行く → gamya + ti → gamyati 行かれる


注意 (a) すでに述べたように (483,d)、 ya の前の ī が短くなると、それを補うために ya の y が重ねられます。


注意 (b) 反射態の完了・アオリスト・未来・条件時制 (= 一般時制 (367)) が、受動の意味で使われることもよくあります。


488. 同じ語根から何種類かの受動動詞ができることがあります:

√kar する → 受動動詞: karīyati, kariyyati, kayirati (音位転移), kayyati (r の同化 (80))。

√gam 行く → 受動動詞: gamīyati, gacchīyati, gamyati。

√gah 取る → 受動動詞: gayhati (音位転移), gheppati (不規則)。

√hā 捨てる → 受動動詞: hāyati, hīyati。


489. 不規則な受動動詞形:

√vah 運ぶ, 受動語基 vuyh: vuyhāmi, vuyhasi, vuyhati, vuyhe, vuyhase, vuyhate, ...

√vas 住む, 受動語基 vuss: vussāmi, vussasi, vussati, ...

√yaj 犠牲にする, 受動語基 ijj: ijjāmi, ijjasi, ijjati, ...

√vac 話す, 受動語基 ucc: uccāmi, uccasi, uccati, ...

√vac 話す, 受動語基 vucc: vuccāmi, vuccasi, vuccati, ...


490. 語根の末尾の s は、普通は重ねられることがありませんが、 重ねられる例が時々見られます:

√dis 見る → dissati 見られる

√nas 破壊する → nassati 破壊される

(II) 使役動詞


491. 使役動詞は、語根に以下の接尾辞を付加して作ります:

(i) aya (しばしば縮約形 e になります)

(ii) āpaya (同様に、しばしば縮約形 āpe になります)


492. (i) 語根が (母音) + (単子音) で終わるとき、 これらの接尾辞が付くと、語幹の母音は強調されます。


(ii) 語根が (母音) + (結合子音) で終わるときは、 その母音はそのままです。


(iii) 語根が a + (単子音) で終わるときは、 その a は延ばさないことがあります。


(iv) 語根が i, ī, u, ū で終わるときは、 特殊語基から使役動詞を作ります。


(v) 他の動詞も、特殊語基から使役動詞を作ることがあります。


(vi) a で終わる語根には、āpaya, āpe が付くことがあります。


語根

√pac料理する //// pāce,pācaya,pācāpe,pācāpaya料理させる(i)

√karする //// kāre,kāraya,kārāpe,kārāpayaさせる(i)

√gah取る //// gāhe,gāhaya,gāhāpe,gāhāpaya取らせる(i)

√mar殺す //// māre,māraya,mārāpe,mārāpaya殺させる(i)

√sam譲歩する //// same,samaya,samāpe,samāpaya譲歩させる(iii)

√gam行く //// game,gamaya行かせる(iii);gāmeも見られます

√chid切る //// chede,chedaya,chedāpe,chedāpaya切らせる(i)

√bhuj食べる //// bhoje,bhojaya,bhojāpe,bhojāpaya食べさせる(i)

√rudh隠す //// rodhe,rodhaya,rodhāpe,rodhāpaya隠させる(i)

√bhid壊す //// bhede,bhedaya,bhedāpe,bhedāpaya壊させる(i)

√su聞く //// sāve,sāvaya,sāvāpe,sāvāpaya聞かせる(iv)

√bhūである //// bhāve,bhāvaya,...(iv)

√sī横になる //// sāye,sāyaya,sayāpe,sayāpaya寝かせる(iv,iii)

√nī導く //// nāyaya,nayāpe,nayāpaya導かせる(iv,iii)

√pucch訊く //// pucchāpe,pucchāpaya訊かせる(ii)

√dhā掴む,pi+ //// pidhāpe,pidhāpaya閉めさせる(vi)

//// pidahāpe,pidahāpaya閉めさせる(v,ii)

√dā与える //// dāpe,dāpaya与えさせる(vi)

√ṭhā立つ //// ṭhape,ṭhapaya設置する(vi,aは短くなる)


二重使役


493. 語根に āpāpe を付ける、二重使役動詞というものがあります。


語根 //// 単純使役動詞 //// 二重使役動詞

√pac料理する //// pāce, pācāpe, … //// pācāpāpe,pācāpāpaya

√chid切る //// chede, chedāpe,… //// chedāpāpe,chedāpāpaya

√bhuj食べる //// bhoje, bhojāpe,… //// bhojāpāpe,bhojāpāpaya


注意: 二重使役動詞の訳は、「させるようにさせる」となります。 たとえば: so purisaṁ dāsaṁ odanaṁ pācāpāpeti. 「彼は男に、奴隷に食べ物を料理させるようにさせた」 つまり「奴隷に食べ物を料理させるよう、彼は男に命じた」


この文では、最初の対格 (つまり目的語) purisaṁ は、 具格にすることができます。しばしばそうなります。


494. 使役動詞は、第一曲用第三区分 (393, 385) の i, ī で終わる動詞や、 第七活用の動詞 (379) と同じように活用します。

√pac 料理する, 使役語基 pāce, pācaya, pācāpe, pācāpaya 料理させる

現在 単数

1.pācemi, pācayāmi, pācāpemi, pācāpayāmi 私は料理させる

2.pācesi, pācayasi, pācāpesi, pācāpayasi あなたは料理させる

3.pāceti, pācayati, pācāpeti, pācāpayati 彼は料理させる

複数

1.pācema, pācayāma, pācāpema, pācāpayāma 私たちは料理させる

2.pācetha, pācayatha, pācāpetha, pācāpayatha あなたたちは料理させる

3.pācenti, pācayanti, pācāpenti, pācāpayanti 彼らは料理させる

希求法 単数

1.pāceyyāmi, pācayeyyāmi, pācāpeyyāmi, pācāpayeyyāmi 私は料理させたい

2.pāceyyāsi, pācayeyyāsi, pācāpeyyāsi, pācāpayeyyāsi あなたが料理させたら良い

3.pāceyya, pācayeyya, pācāpeyya, pācāpayeyya 彼が料理させたら良い

複数

1.pāceyyāma, pācayeyyāma, pācāpeyyāma, pācāpayeyyāma 私たちは料理させたい

2.pāceyyātha, pācayeyyātha, pācāpeyyātha, pācāpayeyyātha あなたたちが料理させたら良い

3.pāceyyuṁ, pācayeyyuṁ, pācāpeyyuṁ, pācāpayeyyuṁ 彼らが料理させたら良い

などなど。


注意 (a) e, pe で終わる語基は、シグマ-アオリストの語尾を採ります (418, 419)


注意 (b) aya で終わる語基は、違う語尾を採ります (407,b)。 たとえば、pācesiṁ, pācesi, pācāpesiṁ, pācāpesi ⇔ pācayiṁ, pācayi, pācāpayiṁ, pācāpayi など。

使役受動動詞

495. 使役受動動詞は、使役語基の後ろに、 i (延ばされて ī になる) を介して受動の接尾辞 ya を付けることで 作ります。 そのとき、使役語基の末尾の e は脱落します。 使役受動動詞は、「(語根の意味する行動を) させられる」と訳せます。


語根 //// 単純動詞 //// 使役動詞 //// 使役受動動詞

√pac料理する //// pacati //// pāceti //// pācīyati料理させられる

√bhuj食べる //// bhuñjati //// bhojeti //// bhojīyati食べさせられる

√karする //// karoti //// kāreti //// kārīyatiさせられる

注意: 連結母音 i は、短いこともあります。


496. 使役動詞の形をしていても、単に他動詞の意味で使われる動詞があります。

√car 行く, 使役 cāreti 行かせる = (資産を)管理する

√bhū である, 使役 bhāveti あらしめる = 育てる、訓練する


497. 第七活用の動詞は、語基に āpe, āpaya を付けて使役動詞を作ります。 そのとき、語基の末尾の母音は脱落します。


語根 //// 語基 //// 単純動詞 //// 使役動詞

√cur盗む //// core //// coreti,corayati //// corāpeti,corāpayati

√kath告げる //// kathe //// katheti,kathayati //// kathāpeti,kathāpayati

√tim濡らす //// teme //// temeti,temayati //// temāpeti,temāpayati


(III) 名詞由来動詞


498. 名詞由来動詞は、名詞の語幹に何らかの接尾辞を付けて作られる動詞です。


499. 名詞由来動詞は、日本語にするといくつかの表現で言いあらわせます。 一般的に、名詞由来動詞の意味は、以下のようになります。

(a) 「(名詞の意味する事柄) として振舞う、~のようだ、~になりたい」

(b) 「~が欲しい」

(c) 「~へと変わる」

(d) 「~を使う、~を利用する」


500. 名詞由来動詞の語幹を作るのに使われる接尾辞は:

(i) āya, aya, e(ii) īya, iya

(iii) a(iv) āra, āla (この二つはまれ)

(v) āpe


501. 上の接尾辞を付けて、語幹・語基が得られたら、 次に、他の動詞と全く同じように、各時制の人称語尾を付加します。

名詞語幹名詞由来動詞

pabbata 山pabbatāyati 山のようにふるまう

macchara 強欲maccharāyati 強欲にふるまう

samudda 海sammuddāyati 海のようにふるまう

nadī 川nadiyiti 川のようにふるまう

arañña 森araññīyati (街で)森にいるようにふるまう

dhana 富dhanayati, dhanāyati 富を求める

putta 息子puttīyati 息子を求める、息子のように扱う

patta 鉢pattīyati 鉢を求める

cīvara 僧衣cīvarīyati 僧衣を求める

dolā 駕籠dolāyati 自分の駕籠を欲しがる

vīṇā リュートvīṇāyati リュートを弾く

upakkama 努力、計画upakkamālati 努力する、計画を練る

gaṇa 弟子衆gaṇayati 弟子衆を求める

samodhāna 繋がりsamodhāneti 繋げる

sārajja 臆病さsārajjati 恥ずかしがる

taṇhā 切望taṇhāyati, taṇhīyati 切望する

mettaṁ 慈しみmettāyati 慈しむ

karuṇa 憐れみkaruṇāyati 憐れむ

sukha 幸せsukhāpeti 幸せにする

dukkha 苦しみdukkhāpeti 苦しませる

uṇha 熱uṇhāpeti 温める

jaṭā もつれた髪、もつれた枝vijaṭāyati もつれを解く、梳く

pariyosāna 終わりpariyosānati 終わる


502. 名詞由来動詞は、形容詞や副詞の語幹からも作ることができます。

daḷha 固い、強いdaḷhāyati 固くする、強くする

santaṁ 良くsantarati 上手にふるまう

aṭṭa 苦しんでいる、傷ついているaṭṭayati 傷つける、苦しめる


注意 (a) 接尾辞 āra, āla は、単に aya が変化したものです。


注意 (b) 一般的ではありませんが、 名詞由来動詞を作るには、また別の方法があります。 名詞の一つめ・二つめ・三つめのいずれかの音節を畳音して、 接尾辞 īyisa か yisa をその語に付けます。 畳音した音節には、u か i が挿入されることもありますし、 されないこともあります。(niruttidīpanī)



名詞語幹 //// 名詞由来動詞

putta息子 //// pupputtīyisati息子(のよう)になりたい

putta息子 //// puttittiyisati息子(のよう)になりたい

kamalaṁ花 //// kakamalāyisati,kamamalāyisati,kamalalāyisati花(のよう)になりたい


注意 (c) 名詞由来動詞の使役動詞形、受動動詞形は、通常のやり方で作ります。

(IV) 願望動詞


503. 願望動詞は、その名が示すとおり、 「(単純語根の意味する事柄) をしたい、~になりたい」という意味を 表します。


504. パーリ語では、願望動詞は広くは使われません。 しかし、その作り方をしっかり学ぶ価値があるくらいには、出てきます。


505. この活用の特徴は、接尾辞 sa です。もう一つの特徴は、 (372) の規則に従って語根を畳音することです。 まず畳音規則をしっかりと読んできてください。



語根 //// 願望語基 //// 願望動詞

√su聞く //// sussusa //// sussusati聞きたがる=耳を傾ける(33,372-7c)

√bhuj食べる //// bubhukkha //// bubhukkhati食べたがる(86,372-5)

√tij耐える //// titikkha //// titikkhati耐え忍ぶ(86,372-7b)

√ghas食べる //// jighaccha //// jighacchati食べたがる(89,372-7a)

√pā飲む //// pipāsa,pivāsa //// pivāsati飲みたがる(372-7a)(pivāsaは語根から)

√kit癒す //// cikiccha //// cikicchati癒したがる、手当てする(88,372-2)


506. sa の s は、たいていの場合同化することに注意してください。


507. 語基が得られたら、人称語尾を普通に付けます。


注意: 願望動詞の使役動詞形と受動動詞形は、普通のやり方で作ります。

(V) 強意動詞


508. 強意動詞は、反復動詞とも呼ばれます。 単純語根の意味する行動を、頻繁に繰り返す、または、 強める、という意味を表します。 強意活用の特徴は、通常の規則 (372) に従って 語根を畳音することです。


509. 強意動詞は、パーリ語ではあまり出てきません。


語根 //// 強意動詞

√lap話す //// lālappati,lālapati嘆く

√kam行く //// caṅkamati歩き回る

√gam行く //// jaṅgamati行き来する

√cal動く //// cañcalati動き回る、震える


人称語尾は普通に付けます。

欠如動詞・不規則動詞


510. √as 「である」

現在系統

現在


//// 単数 //// 複数

1 //// asmi,amhi私は…だ //// asma,amha私たちは…だ

2 //// asiあなたは…だ //// atthaあなたたちは…だ

3 //// atthi彼は…だ //// santi彼らは…だ

命令法


//// 単数 //// 複数

1 //// asmi,amhi私は…なれ //// asma,amha私たちは…なれ

2 //// ahiあなたは…なれ //// atthaあなたたちは…なれ

3 //// atthu彼は…なれ //// santu彼らは…なれ

現在分詞


//// 能動態 //// 反射態

男性 //// santo~である //// samāno

女性 //// santī //// samānā

中性 //// santaṁ //// samānaṁ

アオリスト


//// 単数 //// 複数

1 //// āsiṁ私は…だった //// āsimhā,āsimha私たちは…だった

2 //// āsiあなたは…だった //// āsitthaあなたたちは…だった

3 //// āsi彼は…だった //// āsuṁ,āsiṁsu彼らは…だった

条件時制


//// 単数 //// 複数

1 //// assaṁ仮に私が…ならば //// assāma仮に私たちが…ならば

2 //// assa仮にあなたが…ならば //// assatha仮にあなたたちが…ならば

3 //// assa,siyā仮に彼が…ならば //// assu,siyuṁ仮に彼らが…ならば


511. √hū 「である」 (hū は語根 bhū の縮約形です)

現在系統


//// .現在 //// .未完了

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// homi //// homa //// ahuva,ahuvaṁ //// ahuvamha,ahuvamhā

2 //// hosi //// hotha //// ahuvo //// ahuvattha

3 //// hoti //// honti //// ahuva,ahuvā //// ahuvu


//// .命令法 //// .希求法

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// homi //// homa //// heyyāmi //// heyyāma

2 //// hohi //// hotha //// heyyāsi //// heyyātha

3 //// hotu //// hontu //// heyya //// heyyuṁ

現在分詞

男性 honto 女性 hontī 中性 hontaṁ


アオリスト


//// 単数 //// 複数

1 //// ahosiṁ,ahuṁ //// ahosimhā,ahumhā

2 //// ahosi //// ahosittha

3 //// ahosi,ahu //// ahesuṁ,ahuṁ


未来時制はすでに (436) に示しました。

不定詞 動名詞 未来受動分詞

hotuṁ hutvā hotabbo


512. √kar 「する、なす」


現在-能動態は、すでに (403) に示しました。

現在系統

現在-反射態


//// 単数 //// 複数

1 //// kubbe //// kubbamhe,kurumhe

2 //// kubbase,kuruse //// kubbavhe,kuruvhe

3 //// kubbate,kurute,kubbati //// kubbante,kurunte

希求法-能動態

単数

1. kare, kareyya, kubbe, kubbeyya, kayirā, kayirāmi

2. kare, kareyyāsi, kubbe, kubbeyyāsi, kayirā, kayirāsi

3. kare, kareyya, kubbe, kubbeyya, kayirā

複数

1. kareyyāma, kubbeyyāma, kayirāma

2. kareyyātha, kubbetha, kayirātha

3. kareyyuṁ, kubbeyyuṁ, kayiruṁ


未完了


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// akara,akaraṁ //// akaramhā //// akariṁ //// akaramhase

2 //// akaro //// akarattha //// akarase //// akaravhaṁ

3 //// akara //// akaru //// akarattha //// akaratthuṁ


命令法


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// karomi //// karoma //// kubbe //// kubbāmase

2 //// kuru,karohi //// karotha //// kurussu //// kuruvho

3 //// karotu,kurutu //// karontu,kubbantu //// kurutaṁ //// kubbantaṁ


アオリストは (412) で示しました。

未来

-ssāmi (karissāmi, karissasi など) の形の普通の未来形の他、 (436) に挙げた形もあります。

現在分詞


//// 能動態 //// 反射態

男性 //// karaṁ,karonto //// karamāno,kurumāno,karāno,kubbāno

女性 //// karontī //// karamānā,kurumānā,karānā,kubbānā

中性 //// karaṁ,karontaṁ //// karamānaṁ,kurumānaṁ,karānaṁ,kubbānaṁ


未来受動分詞

kattabbo, kātabbo, kāriyo, kayiro, kayyo, karaṇīyo


注意: yira で終わる形は、全て音位転移でできたものです。 kayyo では、r が同化しています。

受動語基

受動語基にはいくつかの形があります: karīya, kariyya, kariya, kayira。

受動動詞の現在分詞

karīyamāno, kariyyamāno, kayīramāno, kariyamāno


513. √dā 「与える」


現在、希求法、命令法は、(395) ですでに示しました。 いくつかの時制が、語根から直接作られることに注意してください: 語根アオリスト、シグマ-アオリスト、未来、条件、です。


//// .語根アオリスト //// .シグマ-アオリスト

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// adaṁ //// adamhā //// adāsiṁ //// adāsimhā

2 //// ado //// adattha //// adāsi //// adāsittha

3 //// ada //// adaṁsu,aduṁ //// adāsi //// adāsuṁ,adāsiṁsu


未来


//// .(a) 語基から //// .(b) 語根から

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// dadissāmi //// dadissāma //// dassāmi //// dassāma

2 //// dadissasi //// dadissatha //// dassasi //// dassatha

3 //// dadissati //// dadissanti //// dassati //// dassanti


条件


//// 単数 //// 複数

1 //// adassaṁ //// adassamhā

2 //// adasse //// adassatha

3 //// adassā //// adassaṁsu


分詞 (男性形)


現在分詞 //// 受動完了分詞 //// 完了分詞-能動態

dadaṁ,dadanto //// dinno //// dinnavā


未来分詞 //// 未来受動分詞

dadassaṁ //// dātabbo

dadassanto //// dāyo

現在分詞-反射態 dadamāno dadamānā dadamānaṁ


動詞接頭辞


514. 接頭辞、あるいは前置詞、パーリ語では upasagga (23,注意) と呼ばれるものは、 動詞や動詞から派生した語の前に付されます。 そのため、動詞接頭辞とも呼ばれます。 一般的に、動詞接頭辞は、語根の意味に修正を加えたり、 強調したり、時には全く違う意味に変えたりします。 多くの場合は、語根の元々の意味に少し変更が加わるだけです。


515. これらの接頭辞を動詞の前に付けるとき、 通常の連声規則が適用されます。 加音 a の付く時制形の前に接頭辞を付けるときは、 その加音の場所を変えてはいけません。 加音は、接頭辞と語根の間に残ります: agā + ati- → accagā (74,i)。aatigā ではありません。


516. 動詞接頭辞には以下のようなものがあります。


ā: へ、で、に向かって、の近くに、までに、の限り、 から離れて、じゅうに。

√kaḍḍh 曳く、引く → ākaḍḍhati ~に向かって引いていく、引き去る

√kir 注ぐ、撒く → ākirati 撒きちらす、満たす

√cikkh 示す、告げる → ācikkhati 指摘する、~に話しかける

√chad 覆う → acchādeti 全体を覆う、服を着る (33,35)


注意: この接頭辞は、語根の意味を逆転させることがあります:

√dā 与える ⇔ ādāti 取る

√gam 行く, 語基 gaccha ⇔ āgacchati 来る


ati (母音の前では acc) 超えて、横切って、上に、 過ぎ去って、非常に、とても (超過を表します)。

√kam 歩む → atikkamati (33) 踏み越える、渡る、行き去る、逃げる、 克服する、制限を超える、抜きんでる、経過する

√nī 導く → atineti ~の向こうに導く、水を引く

√car 行う → aticarati やりすぎる、制限を超える


adhi: (母音の前では ajjh) 上に、で、に、より優れて、偉大な。 (優れていることを意味することがあります)。

√vas 住む → adhivasati ~に住む

√gam 行く → ajjhagamā 彼は近づいた (← adhi + 加音 a + gamā (アオリスト))

√bhās 話す → adhibhāsati ~に話しかける


anu: ~にちなんで、に沿って、にしたがって、の近くで、の後ろで、 ~より少なく、~の結果、~の下で

√kar する → anukaroti ~を真似る

√kam 行く → anukkamati ~に付いて行く

√dhāv 走る → anudhāvati ~を追う

√gah 取る → anugaṇhāti 近くに取る = 守る


apa: ~から離れて。損傷や崇敬を意味することもあります。

√ci 気付く、観察する → apacāyati 尊敬する、apaciti 崇敬

√nī 導く → apaneti 導き去る = 取り去る

√gam 行く → apagacchati 去る

√man 考える → apamaññati 軽蔑する


api ~の上へ、近くに。 この接頭辞が使われるのは非常にまれです。 以下の語根に付くのがほとんどです: √dhā (置く)、√nah (縛る)。 さらに、ほとんどの場合短くなって pi の形で出てきます。

√dhā 置く → pidahati 覆う、閉める。apidhānaṁ, pidahanaṁ, pidhānaṁ 覆い。

√nah 縛る → pinayhati 結び付ける。


abhi (母音の前では abbh): ~に、~に向かって、~に対して、 ~の向きに。超過、崇敬、特殊性を意味することもあります。

√gam 行く → abhigacchati ~に向かっていく、近づく

√kaṅkh 欲する → abhikaṅkhati 特に欲する、待ち焦がれる、切望する

√jal 燃える → abhijalati あまりに燃える、激しく燃える

√vand 挨拶する → abhivandati うやうやしく挨拶する


ava: 下に、離れて、戻って、外れて、少なく。 軽視を意味することもあります。


注意: ava はしばしば縮約されて o となります。

√jā 知る → avajānāti 軽蔑する

√har 取る → avaharati 取り去る、avahāro 取り去ること

√khip 投げる → avakhipati 投げ落とす

√lok, luk 見る → oloketi, avaloketi 見おろす


ud (= ネイティブの文法学者の言う u です。d は後ろに続く子音と同化するためです (58,60,62,65)。h が続くときは、末尾の d が脱落して u が長くなることもあります): 上方に、上に、昇って、前へ。

√khip 投げる → ukkhipati 投げあげる、取り除く。ukkhepanaṁ 停職処分

√chid 切る → ucchindati 切り取る

√ṭhā 立つ → uṭṭhahati 立ちあがる、起床する。uṭṭhānaṁ 起床

√har 取る → uddharati (96) 引き出す、uddharaṇaṁ 引っぱり出すこと


注意: ud は、動詞の意味を逆転させる場合が、少数あります。

√pat 落ちる → uppatati 跳び上がる

√nam 曲げる → unnamati 昇る、登る


upa: ~に、~に向かって、近くに、~と一緒に、~のそばで、~のように、 ~まで、(apa と逆に) 下に、少なく。

√kaḍḍh 引きずる → upakaḍḍhati ~に向かって引きずる、引きずり下げる

√kar する → upakaroti ~に向かってする = 助ける、upakāro 助け、 upakaraṇaṁ 道具 (= 一緒に行うところのもの)

√kam 歩む、行く → upakkamati 攻撃する (= 向かっていく)


ni (時に延ばされて nī、母音の前では nir): 外に、前へ、下に、中に、下方に、中で、下で

√kam 行く → nikkhamati 出る、出発する

√dhā 置く → nidahati, nidheti 貯蓄する、(宝を)隠す

√har 取る → nīharati 持ち出す

√han 打つ → nīhanti 打ち倒す


pa: 前方へ、前へ、前面に、向かって、から。始動を意味します。

√bhā 輝く → pabhāti 輝きを放つ、夜が明ける。pabhā 輝き

√bhū である → pabhavati なり始める = 生じる

√jal 燃える → pajjalati 燃えさかる


pati, paṭi: 反対に、戻して、逆方向に、戻って、返して、 向かって、近くに。

√bhās 話す → paṭibhāsati 返答する

√khip 投げる → paṭikkhipati 拒絶する、paṭikkhepo 拒絶

√kam 歩む → paṭikkamati 後退する


parā: 離れて、戻って、逆に、外れて、上に

√kam 行く → parakkamati 努力する

√ji 勝つ → parājeti 克服する


pari: ~の周りに、~のあたりに、~じゅうに、全て。 完全性などを意味します。

√car 歩く → paricarati 周りを歩く = 仕える、尊敬する、 paricāro 服侍、paricca 囲んで (← pari + i + tya)

√chid 切る → paricchindati ぐるっと切り取る、制限する、定義する

√dhāv 走る → paridhāvati 走り回る

√jā 知る → parijānāti 完璧に知る


vi: ばらばらに、離れて、~なしに。 分離、相違、分散を意味します。

√chid 切る → vicchindati ばらばらに切る、中止する、中断する

√jā 知る → vijānāti 識別する、vijānaṁ 識別

√kir 撒く → vikirati まき散らす、広げる


sam: 一緒に、沿って、充分に、完全に。

√bhuj 食べる → sambhuñjati ~と一緒に食べる

√vas 住む → saṁvasati 一緒に住む、saṁvāso 同居


注意: 上の接頭辞が、二つ、時に三つ、組み合わさることがありますので、 注意してください。よく出てくる組み合わせを以下に挙げます。


vyā (byā と書かれる) (= vi + ā): vyākaroti 説明する (√kar)。 vyāpajjati 誤る (√pad 行く)。


ajjho (= adhi + o, o = ava): ajjhottharati 覆いつくす (√thar 広がる)。


ajjhā (=adhi + ā): ajjhāvasati ~に住む (√vas)。 ajjhāseti ~の上に横になる (√sī)。


anupa (= anu + pa): anupakkhādati 浸食する (√khād)。 anupabbajati 世を捨てる (√vaj 行く)。


anupari (= anu + pari): anuparidhāvati 走って行き来する (√dhāv)。 anupariyāti 巡り巡る (√yā)


anusam (= anu + sam): anusaṅgito 一緒に詠唱された。 anusañcarati 渡る。


samud (= sam + ud): samukkaṁsati 称賛する。 samucchindati 根絶する (√chid)。 samudeti 昇る (√i)。


samudā (= sam + ud + ā): samudācarati 話しかける、練習する (√car)。 samudāhaṭo 生み出された (√har)。 samudāgamo 始まり (√gam)。


samupa (= sam + upa): samupeti 近づく (√i)。 samupagacchati 近づく。


samā (= sam + ā): samāharati 集める (√har)。 samāgamo 集まり (√gam)。


samabhi (= sam + abhi): samabhisiñcati (頭に水を)撒く = 灌頂する (戴冠の儀式) (√siñc)。


upasam (= upa + sam): upasaṁharati 集める (√har)。 upasaṁvasati ~に住む (√vas 住む)。


注意: 他の組み合わせに行きあたることもあります。 その語の一般的な意味は、組み合わさった接頭辞の意味から 必ずたどれます。


517. 接頭辞、つまり前置詞は、動詞だけでなく、 動詞の派生語、名詞、形容詞と一緒に使われることもありますので注意してください: anutīre (土手に沿って)、 adhicittaṁ (高尚な考え)、 abhinīlo 真っ黒な。


518. pari は、pali と書かれることもよくあります (72)。


519. pari, vi, sam は、語根の意味を強めるだけの場合が 非常に多いです。


520. 接頭辞 sam, upa, parā, pari や、単語 pura (前に) に √kar が続くとき、√kar が khar という形になることが時々あります: purakkharoti (前に置く = 従う) ← pura + √kar。 parikkhāro (取り囲むもの = 日用品) ← pari + √kar。


521. 動詞接頭辞と同じように使われる副詞が少数あります。 しかし、その副詞の付くことができる動詞は、いくつかに限られます。 以下のようにです。


āvi: 完全に目の前に、見えて、明らかに。 これは bhavati (√bhū), karoti (√kar) の前に付きます。 例: āvibhavati (明白になる、現れる), āvikaroti (明白にする、明らかにする、説明する、証明する)


antara: ~の間で、~の中で。 √dhā (置く) とともに使われます。 例: antaradhāyati (消える、姿を消す), antaradhāpeti (消す、姿を消させる)


atthaṁ (副詞・名詞): 家へ、姿を消して、沈んで。 行く、という意味の動詞とともに用いられて、 「(月や太陽や星が)沈む」という意味を表します。 gacchati, eti (√i) (行く) と一緒に使われることがほとんどです。 例: atthaṅgacchati (消える、沈む), atthameti ((太陽が)沈む)


pātu (母音の前では pātur): 前へ現れて、明らかに。 bhavati, karoti とともに使われます。例: pātubhavati (明らかになる、現れる), pātubhāvo (出現); pātukaroti (明白にする、明らかにする、生じさせる)


pura: 前で、前に。 karoti と一緒に使われるのがほとんどです。 例: purakkharoti (520) (前に置く、(自分の)指導者とする、従う、崇敬する)


alaṁ: ふさわしく。 karoti と一緒に用いられて、装飾することを意味します。 例: alaṅkaroti (飾る、装飾する)


tiro: 見えなくなって、渡って、超えて。 √kar, √dhā の前に付けて、覆う、隠す、などを意味します。 例: tirodhāpeti (ベールで覆う、覆う、見えなくする), tirodhānaṁ (覆い、ベール); tirokaroti (ベールで覆う、隠す), tirokaraṇī (覆い、ベール)


522. 接頭辞 du, su は、動詞とともに用いられることはありません (「副詞」の章を参照)。 また、接頭辞 a (an) が動詞とともに用いられることは 非常にまれです。


523. 最後に、動詞の完全な変化表を記して、この章を終えます。


√pac 料理する

現在系統 (語幹 paca)

現在: 料理する


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// pacāmi //// pacāma //// pace //// pacāmhe

2 //// pacasi //// pacatha //// pacase //// pacavhe

3 //// pacati //// pacanti //// pacate //// pacante,pacare

未完了: 料理した


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// apaca,apacaṁ //// apacamhā,apacamha //// apaciṁ //// apacāmhase,apacamhase

2 //// apaco //// apacattha //// apacase //// apacavhaṁ

3 //// apaca //// apacu //// apacattha //// apacatthuṁ

命令法: 料理しろ、させろ


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// pacāmi //// pacāma //// pace //// pacāmase

2 //// pacāhi,paca //// pacatha //// pacassu //// pacavho

3 //// pacatu //// pacantu //// pacataṁ //// pacantaṁ

希求法: 料理するべし


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// paceyyāmi,pace //// paceyyāma //// paceyyaṁ //// paceyyāmhe

2 //// paceyyāsi,pace //// paceyyātha //// pacetho //// paceyyavho

3 //// paceyya,pace //// paceyyuṁ //// pacetha //// paceraṁ

現在分詞


//// 能動態 //// 反射態

男性 //// pacaṁ //// pacamāno

//// pacanto //// pacāno

女性 //// pacatī //// pacamānā

//// pacantī //// pacānā

中性 //// pacaṁ //// pacamānaṁ

//// pacantaṁ //// pacānaṁ


アオリスト系統 (語幹 pac)

アオリスト: 料理した


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// apaciṁ //// apacimhā //// apaca //// apacimhe

2 //// apaci //// apacittha //// apacise //// apacivhaṁ

3 //// apaci,apacī //// apacuṁ,apaciṁsu //// apacā,apacū //// apacuṁ,apaciṁsu

注意: 加音 a は、ないことがあります。


完了系統 (語幹 papac)

完了: 料理した


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// papaca //// papacimha //// papaci //// papacimhe

2 //// papace //// papacittha //// papacittho //// papacivho

3 //// papaca //// papacu //// papacittha //// papacire


完了分詞: 料理した


//// 能動態 //// 反射態

男性 //// pacitavā //// pacitavā

//// pacitavanto //// pacitavanto

//// pacitāvī //// pacitāvī

女性 //// pacitavatī //// pacitavatī

//// pacitavantī //// pacitavantī

//// pacitāvinī //// pacitāvinī

中性 //// pacitavaṁ //// pacitavaṁ

//// pacitavantaṁ //// pacitavantaṁ

//// pacitāvi //// pacitāvi


注意: 完了分詞の能動態と反射態は同形です (作り方は (465) を見てください)。

未来系統 (語幹 pacissa)

未来: 料理するだろう


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// pacissāmi //// pacissāma //// pacissaṁ //// pacissāmhe

2 //// pacissasi //// pacissatha //// pacissase //// pacissavhe

3 //// pacissati //// pacissanti //// pacissate //// pacissante

条件: 仮に料理するならば


//// .能動態 //// .反射態

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// apacissaṁ //// apacissamhā //// apacissaṁ //// apacissāmhase

2 //// apacisse //// apacissatha //// apacissase //// apacissavhe

3 //// apacissā //// apacissaṁsu //// apacissatha //// apacissiṁsu

未来分詞


//// 能動態 //// 反射態

男性 //// pacissaṁ //// pacissamāno

//// pacissanto //// pacissāno

女性 //// pacissatī //// pacissamānā

//// pacissantī //// pacissānā

中性 //// pacissaṁ //// pacissamānaṁ

//// pacissantaṁ //// pacissānaṁ


不定詞pacituṁ

動名詞pacitvā, pacitvāna, pacitūna, paciya

未来受動分詞pacitabba, pacanīya

受動完了分詞pacita


524. √cur (盗む) の変化表: 語基 coraya, core

現在系統 (能動態)

現在


//// .(1) 語基 coraya から //// .(2) 語基 core から

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// corayāmi //// corayāma //// coremi //// corema

2 //// corayasi //// corayatha //// coresi //// coretha

3 //// corayati //// corayanti //// coreti //// corenti

未完了 (coraya からのみ)


//// 単数 //// 複数

1 //// acoraya,acorayaṁ //// acorayamhā,acorayamha

2 //// acorayo //// acorayattha

3 //// acoraya //// acorayu

命令法


//// .(1) 語基 coraya から //// .(2) 語基 core から

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// corayāmi //// corayāma //// coremi //// corema

2 //// corayāhi //// corayatha //// corehi //// coretha

3 //// corayatu //// corayantu //// coretu //// corentu

希求法


//// .(1) 語基 coraya から //// .(2) 語基 core から

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// corayeyyāmi //// corayeyyāma //// coreyyāmi //// coreyyāma

2 //// corayeyyāsi //// corayeyyātha //// coreyyāsi //// coreyyātha

3 //// corayeyya,coraye //// corayeyyuṁ //// coreyya //// coreyyuṁ

現在分詞


//// (1)語基coraya //// (2)語基core

男性 //// corayaṁ,corayanto //// corento

女性 //// corayatī,corayantī //// corentī

中性 //// corayaṁ,corayantaṁ //// corentaṁ


アオリスト系統

アオリスト


//// (1)語基coraya //// (2)語基core

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// corayiṁ //// corayimhā,corayimha //// coresiṁ //// coresimhā,coresimha

2 //// corayi //// corayittha //// coresi //// coresittha

3 //// corayi //// corayuṁ,corayiṁsu //// coresi //// coresuṁ,coresiṁsu


完了系統

(これらの動詞の完了時制は普通見られません。ですが、 出てくるとすれば cucora, cucore, cucorimha などです)

完了分詞-能動態


//// (1)語基coraya //// (2)語基core

男性 //// corayitavā //// coritavā

//// corayitavanto //// coritavanto

//// corayitāvī //// coritāvī

女性 //// corayitavatī //// coritavatī

//// corayitavantī //// coritavantī

//// corayitāvinī //// coritāvinī

中性 //// corayitavaṁ //// coritavaṁ

//// corayitavantaṁ //// coritavantaṁ

//// corayitāvi //// coritāvi


未来系統

未来


//// .(1)語基coraya //// (2)語基core

//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// corayissāmi //// corayissāma //// coressāmi //// coressāma

2 //// corayissasi //// corayissatha //// coressasi //// coressatha

3 //// corayissati //// corayissanti //// coressati //// coressanti

条件


//// 単数 //// 複数

1 //// acorayissaṁ //// acorayissamhā

2 //// acorayisse //// acorayissatha

3 //// acorayissā //// acorayissaṁsu

未来分詞-能動態


//// (1)語基coraya //// (2)語基core

男性 //// corayissaṁ //// coressaṁ

//// corayissanto //// coressanto

女性 //// corayissatī //// coressatī

//// corayissantī //// coressantī

中性 //// corayissaṁ //// coressaṁ

//// corayissantaṁ //// coressantaṁ


現在分詞-反射態 男性corayamāno, corayāno

女性corayamānā, corayānā

中性corayamānaṁ, corayānaṁ

不定詞corayituṁ, coretuṁ

動名詞corayitvā, coretvā

未来受動分詞corayitabbo, coretabbo

受動完了分詞corito, coritā, coritaṁ


525. 反射態は難しくありません。-aya の形の語基から作られるのが一般的です。

反射態


//// 単数 //// 複数 //// 単数 //// 複数

1 //// coraye //// corayāmhe //// acorayaṁ //// acorayāmhase

2 //// corayase //// corayavhe //// acorayase //// acorayavhaṁ

3 //// corayate //// corayante //// acorayattha //// acorayatthuṁ


受動態

526. 受動態は、通常通り、語基に i (長くなって ī となる) を介して ya を付加する方法で作ります。 そのとき、語基の末尾の母音は、後ろに ī が続くことで落ちます。

現在


//// 単数 //// 複数

1 //// corīyāmi私は盗まれた //// corīyāma私たちは盗まれた

2 //// corīyasiあなたは盗まれた //// corīyathaあなたたちは盗まれた

3 //// corīyati彼は盗まれた //// corīyanti彼らは盗まれた


他の時制も同様です。


527. 使役動詞と名詞由来動詞は、coreti と全く同じに活用します。


528. 動詞の主要形に起きる変化を、わかりやすいようにまとめると、 以下のようになります。


語根 //// 特殊語基 //// 能動態 //// 反射態 //// 受動動詞 //// 使役動詞 //// 使役受動動詞

√pac 料理する //// paca //// pacati //// pacate //// paccate paccati //// pāceti pācayati pācāpeti pācāpayati //// pācīyati pācāpīyati

√dā 与える //// dadā //// dadāti //// dadate //// dīyate dīyati //// dāpeti dāpayati //// dāpīyati

√nī 導く //// ne naya //// neti nayati //// nayate //// nīyate nīyati niyyati //// nāyayati nayāpeti nayāpayati //// nayāpīyati

√han 殺す //// hana //// hanati hanti //// hanate //// haññate haññati //// haneti hanayati hanāpeti hanāpayati //// hanāpīyati hanayīyati

√khād 食べる //// khāda //// khādati //// khādate //// khajjate khajjati //// khādeti khādayati khādāpeti khādāpayati //// khādāpīyati khādayīyati

√lu 切る //// lunā //// lunāti //// lunate //// lūyate lūyati //// lāveti lāvayati //// lāvīyati

√bhū である //// bhava //// bhavati //// bhavate //// bhūyate bhūyati //// bhāveti bhāvayati bhāvāpeti bhāvāpayati //// bhāvīyati

√labh 得る //// labha //// labhati //// labhate //// labbhate labbhati //// labbheti labbhayati labhāpeti labhāpayati //// labhāpīyati

√su 聞く //// suṇā suṇo //// suṇāti suṇoti //// suṇate //// sūyate sūyati //// sāveti suṇāpeti //// sāvīyati

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