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集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

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撤収準備

217日、218日、219日目


昨日、教皇や教会幹部の捕縛を完了した後、大聖堂内にある収蔵品や宝物庫などを調査し、目録の作成を開始しています。

宝物庫には宝石や金塊、そして絵画に壺や装飾の施された剣や槍など多種多様な物が治められています。

これは目録作るだけでも時間かかりそうだな‥‥。


そして大聖堂が陥落して教皇達が捕縛されたこと、首都キャールはバイルエ王国が今後統治する事、教会は今後も存続しネレース信仰を続けることなどが首都キャールに住む人に布告されます。


とは言え多くの人の関心は税率や今後の生活の保障のようで、税はバイルエ王国と同じで交易もドグレニム領やバイルエ王国の首都ドイルズへ行く際、関所を通る時には通行税がかからない旨が布告されると多くの人は統治者が変わる事を簡単に受け入れているようです。


「土田はこのままキャールの町に残るのか?」

「そうだな、聖教会の組織変更や新たな教皇の選定なんか色々やることあるし、捕縛した元教皇たち幹部の処分も必要だからな」


「そうか、じゃあ一旦各村々に派遣している兵をキャールの町に戻してから再編してそれぞれの領土になった場所の復興だな」

「そうなるな、とりあえず各部隊への伝令は武内のサンダーウルフ達に頼みたいんだが大丈夫か?」


「それは問題ない、すぐに手配はするけど、今のうちに取り決めしておきたいのが、大聖堂の宝物庫の分配と投降した兵士の再雇用に関してだけど」

「ああ、それなんだが、ドグレニム領側としてはどのぐらの要望をするんだ?」


「まあ半分、と言いたい所だけど、うちが3でそちらが5、残りの2はドグレニム領やバイルエ王国の首都ドイルズへの道作りに充てる、その上で道作りはスラムの人間を中心に雇って、後は制作中の道の近くの村から雇い入れるって感じでどうだ?」


「そうだな、それで問題は無いし、それに残りの2は道作りの費用、それもスラムの人を救済も兼ねてって事だろ?。 まあ武内がそれでいいならこちらは問題ないが、大量の穀物を用意してもらってるんだからもっと要求しても問題ないとおもうぞ?」


「そうだな、じゃあ、砦の守備隊長だったラインドさんと、大聖堂で襲って来た6人組とグレーム卿の身柄をこちらに引き渡してもらうって事でどうだ?」

「それでいいのか? たいして要求も増えてないぞ?」


「それだけで十分だろ、後は投降した兵士や今回どこかに雲隠れしていた兵士達だけど、ドグレニム領側で1000人ぐらい雇用できるようにしてくれればいいから、ていうか精鋭を回してくれ」

「いや、それは約束できんぞ? ていうかウェース聖教国兵の精鋭っているのか?」


「わからん、まあ下っ端以外も移住させる前提で話をしてくれ」

「まあそれは良いけど、そっちに1000人以上が行きたいって言った場合は増えた分も引き受けろよ?」


そう言って土田と戦利品の分配や今後の方針を話し合い大まかに骨子を決めた後、教会が管理している穀物

庫に米や小麦を詰め込んでいきます。


それにしても、教会が管理する穀物庫はさぞかし穀物が一杯あるだろうと思っていましたが、ほとんどの穀物庫が空に近い状態で広い倉庫にポツンと少量の穀物がある程度です。

教国内の荒廃ぶりが思ったよりひどい状態だと改めて認識します。


これは復興大変だ…。


そう思いながらも、ひとまずは旧首都キャールの食料事情を改善しない事には復興が進みません。 穀物を扱う商家の人間を集め、大量に穀物を卸し、多少の利益で安く小売りするように厳命します。


安売りを厳命された商家の面々は最初は渋って居ましたが、こちらが提示した卸売り価格を聞くと即座に頭の中で計算し、利益がでるとわかると納得した表情になっています。


うん、これは早く人々の生活を元に戻さないと相当やばいな…。

そんな事を思いながらも土田と相談し、仕事の無いキャール住民を雇い近隣の村々へ穀物を運ぶ仕事をしてもらうように手配をします。


町のあちこちに荷運びの仕事の求人と日当を書いた立札を建てると最初は恐る恐る眺めていた住民たちですが、護衛にバイルエ王国兵が10人程つくとわかると安心したようで受付の場所を確認しています。


立札の効果か応募が多数あり人員も確保されると次々と兵士に護衛されて穀物が満載された荷車が町を出て行きます。


そして、それと入れ替わる様に各村を回っていた各部隊も帰還をしたので混成部隊から各軍ごとに再編をし直しておきます。


「土田、とりあえず、教会の穀物庫は満タンにしたし、商家の倉庫も満タンにしたうえで、各村への穀物輸送も順調だから、自分とゴブリン部隊、あとドグレニム領兵は砦まで戻るけど後は大丈夫か?」

「ああ、こっちは何とかなりそうだし、大丈夫だと思う、ただ兵士の去就についてはまだ時間がかかりそうだが…。」


「まあその辺は後々でいいよ。 あと穀物な、土田のアイテムBOXは無限に入るからとりあえず一年分の収穫量以上を渡しておくから満遍なく行き渡るようにしといてくれ」


そう言ってアイテムBOXから穀物を出し続けると、土田も必死になってアイテムBOXに収納して行きます。


「ていうか多すぎる!! どんだけ出てくんだよ!!」

「いや無限に出て来るけど、あっても困らないし、どうせ1年ぐらいじゃ元の収穫量まで戻るかも怪しいし今後安定的に統治するうえで穀物なんていくらあっても困らんだろ?」


「そうだけどな、ていうかこんなにタダで貰って良いのか?」

「仕方ないだろ、せっかく占領した教国の土地が食料不足のせいで反乱が起きでもしたらこっちまで被害が出るんだから、バイルエ王国にはしっかりと統治してもらわんと。そのためには最低限の食料は必要だろ?」


「まあ確かに、じゃあ遠慮なく貰うが、宝物庫の中身の分配は後日で良いのか?」

「ああ、構わない、ただ書庫があっただろ? あそこへの出入りの自由を認めてもらいたいんだよね。 もしかしたら異世界から召喚する方法なんかやゲートを拡張する助けになる書物あるかもしれないし」


「分かった、それは確実に手配しておく。 あと宝物の分配は俺が確実かつ公平に行うから安心してくれ」

「その辺は土田を信じてるから心配はしてないが、宝物庫の中にある教会関係の品と運営資金は残しておいてやれよ。 あくまで俺達が没収するのは教会に必要ない金塊やら宝石、装飾品とかだからな」


「確かにそうだな、その辺はステレーネさんがこの人は信頼できると言う人と相談しながら決めさせてもらうから安心しろ」


そう言って土田は胸を叩きますが、そんな暇があったらアイテムBOXに穀物をどんどん収納しようね。

どんどん穀物出すよ。


そんな会話をしながら穀物を土田に渡していると、夕方になってしまったので、今日はキャールに泊まり明日の朝一で砦に戻る事にします。


うん、調子に乗って穀物出し過ぎた。

多分2年分ぐらいあるんじゃないかな…。

ブックマーク・評価、また、感想・レビューを頂き誠にありがとうござます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

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