表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
集団転送で異世界へ。 ~神の気まぐれによって?異世界生活~  作者: 武雅
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

126/252

突然の防戦

185日目


なんかここ2日程バタバタしてたので忘れそうになっていましたが、土田に押し付けたビデオの録画状況を確認しようかと思い、交易品販売所に商品を納品した後、バイルエ王国に転移します。


うん?なんか人が少ないような・・・。

そう思いながら門を警備する兵士さんに土田を呼んでと声をかけると兵士さんがそれどころじゃない!的な感じで応対します。

「何があったんですか?」

「何があった?おま・・あなたは知らないのですか?既に首都の城壁まで魔物が押し寄せてるんですよ?戦えるものは皆、城門や城壁に居ます。あなたも危険ですから戦えないのなら建物の中とかに避難をしてください」


そう言って門番の兵士さんは一気に状況を説明すると緊張した面持ちで再度門の警備にあたります。

まじか・・・。

ドグレニム領でのオーク大量発生したばかりなのに、バイルエ王国でも大量発生か・・・。


そう思いながらとりあえず、首都の入り口付近に転移魔法でゲートを開き移動をします。

城門前は兵士や冒険者が慌ただしく動き回っています。


うん、土田は何処に居ますか?とか気軽に聞ける雰囲気じゃないねこれ・・・。

そう思いながら城壁の上に上がる階段を上り外を眺めるとウジャウジャと魔物が首都ドイルズに押し寄せています。


うわぁ、最悪!!

虫の魔物じゃん・・・。


そう思い城壁から下を見ると、なんか口に鋭い歯を持つ芋虫っぽいのがウヨウヨ居ます。

足に吸盤でもついているのでしょうか?

城壁にも張り付き登って来ています。


見なかったことにしてプレモーネに帰ろう・・・。

そう思い転移魔法でゲートを開こうかと思った時、後ろから声をかけられます。

「武内!援軍に来てくれたのか?」


振り返ると何故かサ〇ビー型の鎧を着こんだ土田が居ます。

ニゲソコネタ・・・・。


「土田、これはなんだ?ていうかもうバイルエ王国詰んだろう?いや滅び確定じゃない?」

「勝手に滅ぼすなよ!ていうか取り合えず、奴ら水を避けるから堀の無い場所を重点的に守って登ってくる奴を刺すか叩き落すかで撃退をしてるところだよ」


そう言う土田の言うように冒険者や兵士たちが城壁を登って来る芋虫を槍で刺したり叩いたりしています。

弓や魔法も芋虫の群れに向けて放っていますが数が多く一向に減る気配がありません。

「土田、これ凌ぎ切れるとして何日芋虫叩きすることになるんだ?」

「わからん、だが早くここの魔物を片付けないと、防備の薄い村などはひとたまりもないだろう、だから何とかしてこいつらを全滅させないといけないんだ」


そう言いながらも土田は芋虫に向かって火球を放っています。


いや手伝うって言ってもね。

カウア達に暴れさせてもいいけど、虫汁まみれのカウア達を影に入れるのも嫌だし、カウア達の身体を洗っても1か月ぐらい匂い残りそうだし・・・。


そう思いながら土田からビデオカメラを回収し芋虫の群れと戦う兵士や冒険者を撮影します。

「いや、手伝えよ!撮影とか今しなくてもいいだろう!」


土田が抗議の声をあげるので普段使う事も無い、というかロゼフと練習をするだけしてろくに使った事のない魔法で芋虫を攻撃します。


左手にビデオカメラ、右手の掌は地を埋め尽くす芋虫に向けて右手に魔力を集中します。


右手の掌に光が集まり大きなXのような形が出来ます。

掌を中心に1メートルぐらいの太いXの形が出来たところで掌の中心から光弾が飛び出します。


バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!バッ!


光弾が連続して放たれるとどんどん掌に出来た大きなXがどんどん小さくなっていきます。


「おい!それどんな魔法だよ!ていうか機関銃みたいな連射魔法ってどんだけチートなんだ?」


そう言う土田に掌に出来た大きなXが無くなるまで光弾を芋虫の群れに打ち込んでから説明をします。

「いやチートじゃなくて魔法なんてイメージだからどうしたら連射できるか考えた結果だよ一応ブレェィズクロスって厨二っぽい名前付けたけど。それにリロードに大体5秒ぐらいかかるし、実戦では最初の一回しか使えんから」

「いやいや、十分チートだよ!むしろかなりそんな魔法を開発すること自体がビックリだよ!」


「いや、まだ実戦で使った事ないけどあと幾つか試作した魔法あるけど?使ってみる?」

「あるのかよ!ていうか一応聞くけどどんな魔法だ?」


「う~んと、とりあえず今実験するなら広域を燃やす的な魔法?あとは今思いついて実験したくなったんだけど、城壁を一部瞬間冷凍する的な魔法?」

「お前、常識ってないだろう?」


「いや魔法がある時点で常識なんて考えてたら負けだろ。それにこの状況ならむしろ歓迎される感じが普通じゃない?まあ試作魔法を試したらドン引きされそうだから使うの控えるけどさ・・」

「ていうかお前、眷属居たよな?ゴブリンとかミノタウロスとか、そいつらを芋虫に突入させて戦わせればいいじゃんか」


「嫌だよ!考えてみ?虫だよ?芋虫だよ?斬ったりしたら絶対虫汁ブッッシャー!だよ?どうすんだよ、鎧とか服だけ溶かす虫汁だったら・・・。美女の鎧や服が解けるならいいけど、ゴブリンとかミノタウロスが虫汁まみれで全裸になるって誰得な光景だよ!!」

「いや、溶けないから!さっきから槍で刺してる人居るけど槍とか溶けてないし!」


そう言いながらも自分はブレェィズクロスで光弾を、土田も火球を芋虫の群れに打ち込みます。

とりあえず魔法を放って防戦の役に立っているので誰も自分達のやり取りを咎める人はいませんが、もっと本気で防戦に加われよ的な感じで見られてる気がします。


「じゃあとりあえず、試作の広域魔法使ってみていい?」


そう言うとブレェィズクロスが途切れたのを機に右手に魔力を集めます。

「いや、お、お前、他国で勝手に実験するなよ!ていうかこっちに被害出ないだろうな?」

「うん、分からん!とりあえず全力でやってみる!」


そう言いながら右手に集めた魔力で炎の穂先が異常にデカい槍を作り魔力を圧縮していきます。

イメージとしては着弾後に圧縮された魔力が一気にはじけ粘着性のある炎が地面を這うようにして広がる感じです。

「ちょ、お、お前それなんだよ!ていうかそんな魔法使って本当に大丈夫なのか?」

「とりあえず分からん!今からこれ投げてどの程度威力があるか確かめる所だ!まあ出来るだけ遠くに投げる予定だけど、投げそこなって足元に落としたらゴメン!」


なんか、抗議の声をあげながら思いとどまれ、とか言っている土田を無視して芋虫の大群の真ん中やや後方に炎の槍を投げつけます。


ボオォォォ・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオアアアッッッッッッ!!!!!!


うん、なんか直径4~50メートルぐらい焼け野原になりましたね・・・。

「うわぁ~・・・これが試作魔法とか引くわぁ~~~」


「いや、自分でも驚いてるのに横で引くわぁ~とか酷くね?」

「いや、あの焼け野原になった部分見てみ?どんだけエグイ魔法なんだよ、ていうかどこで使うつもりだったんだよ!」


「いやとりあえず、戦争とか魔物の大発生とか?まあ試作した時は、戦争も魔物の大発生も起きるなんて思ってもみなかったけど・・・」

そう言う自分にかなりドン引きした土田と城壁の上に居る兵士達の視線が突き刺さります。


「とりあえず、もう一個さっき思いついた城壁を一部瞬間冷凍する的な魔法?を試していい?とりあえず皆さん一旦離れてもらってもらえます?」


そう言って城壁から身を乗り出して城壁に両手の平を当てて魔力を集中させます。

今度は一気に瞬間冷凍するイメージ・・・液体窒素をぶっかけたようなイメージをして魔法を発動します。


パキィィィーーーーン!パキパキパキパキパキパキパキパキパキパキ・・・


一瞬で周囲の温度が下がった感じで冷たい空気が流れ城壁が上から下まで白く凍り付きます。

城壁を登っていた芋虫も凍り付き地面に落ちて肉体が割れています。


「うん、これはまあ防戦では有効かな?」

「いやいや、やり過ぎだろう!ていうか寒いわ!どうイメージしたら凍って落ちた芋虫の肉体が割れるんだよ!どんだけ急速冷凍したんだよ!」


「まあ液体窒素をぶっかけたような?対象の内側からも急速冷凍的な?」

「うわぁ~・・・ほんと引くわぁ~~~」


どうやら土田だけでなく城壁に居る人みんなドン引きしています。

いや自分はかなり防戦に貢献してるよ?自分の住む国じゃないのに防戦に参加して救世主的な働きだよ?


「土田、とりあえず他の壁も芋虫登って来てるの?」

「登って来てはいるけど、お前それやりに行くとか言うんじゃないよな?」


「えっ?ダメなの?かなり有利に防戦できるよ?」

「いや、ダメじゃないけどいつか防戦に加わっている兵士や冒険者を瞬間冷凍しそうで怖いんだよ!」


「じゃあここは数人の兵士残して土田と自分で受け持つとして、残りの兵士を他に回したら?自分は炎槍で爆撃して数減らすし、城壁は凍ってるから暫く芋虫も登ってこないだろうし」

「それもそうだな・・・・。それで行くか!」


「あっ、でも一旦芋虫が群がって来ている水堀が無い場所を回って炎槍で爆撃して数減らしてくるわ!とりあえず誰か案内してくれる?」


そう言うと土田はこの場所の責任者らしき兵士に声をかけてから自分を案内するようです。


とりあえず、炎槍を後2発ぐらい撃ち込んでから他の場所の応援に行こうかな・・・。


ボオォォォ・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオアアアッッッッッッ!!!!!!


「うぉい!何してるんだよ!」

「いや、もう少し数減らしとこうかな~と思って・・・」


そう言うと土田はヤレヤレといった感じで呆れています。


うん、自分達がここを離れている間に突破されたらまずいでしょ?

間違った事してないよ?

ブックマーク・評価を頂きありがとうございます。

拙い文章・誤字脱字が多く読みづらく申し訳ございません。

あと、図々しいお願いではございますが、評価頂ければなお幸いでございます。


また、誤字、気になる点のご指摘等誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ