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27話
私は、ずっと元校長や一部の教員からセクハラじみたことを受けてきた。
それでも、あのときの自分を思うと、本当に申し訳なくて仕方がない。
【あなたは、社会に出る前に、人からやり直さない】──
私は、そう言ってしまった。酷い言葉だった。
疑いもなく、優の退学を提案してしまった自分がいる。
ずっと憧れていた教師という仕事。
教師になって一年は大変だったけど楽しくて、二年目も続けるつもりだった。
なのに、最低な二年目になってしまった。
生徒を追い詰め、事件を起こしてしまったのだ。
「……うっ」
思い出すだけで、吐き気がする。胸が苦しい。
それでも、元新任の私は過去と向き合おうとしている。
自分がしたことを償う方法を、あの生徒のために考え続けているのだ。
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