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冤罪で退学になったけど、そっちの方が幸せだった。【50話以上投稿予定です】  作者:


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17話

優は、女の子を見つけた。


――ガチだった。


「危ない!!」


俺はタクシーを飛び出すように走り、そしてキャッチする。


危なかった。頭から落ちようとしていた。

大した高さはなかったけど、当たり方が悪ければ確実に危なかった。


「なんで……なんで、あなたがここにいるの? そしてどうして、助けたの?」


秋は涙を流す。


「……」


「私、あなたに酷いこと、たくさんした!! 家族も私のせいで酷い目にあった!! 嫌なこともたくさん言われた!!」


「……」


「分かってるよ。全部、私のせいだって!!」


「……」


「でも、こんなことになるなんて思ってなかった……!」


「……」


「私、バカすぎ……」


そうして秋は泣いた。

俺はそんな秋を抱きしめ続けた。


――少しして。


「……私、あなたに謝りたいの」


「……」


まだ抱きしめている。


「本当に……」


そして、パトカーの音が鳴る。


「……えっ?」


警察が来てくれた。


「え……どういうこと?」


「……」


秋は警察に運ばれていった。


――俺は疲れと、さっきの出来事のストレスから放心状態だった。


【分かってるよ。全部私のせいだって!!】


「ふぅーーーーーー!!」


優は大きく息を呑む。


そして、


「その通りだよーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


そう、優は全く秋のことなんて思っていなかった。

内心ではツッコミを入れたくて仕方がなかったのだ。


まず一つ、優は何も秋に言っていない。

勝手に自分で話して、勝手に辛いことが解消されたのである。


――そんな簡単に解消されるなら、自殺しようとするなよ。


二つ目は、早く帰ってやりたいことがあった。

優がずっと秋を抱きしめていたのは、ただ警察が来るまでの時間稼ぎである。


そして、また大きく息を呑む。


【私、バカすぎ】


「バカやろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」



「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

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