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63エピローグ


『悪食の大聖女』ミルティア・リラン

 レンロット公爵家に嫁ぎ、幸せな家庭を築く。

 その高い魔力と優しい気質から『万緑の聖女』とも謳われる。

 彼女の作る海鮮料理は、その味もさることながら、あらゆる病や老化にも効果があったと言われている。


『時空の大魔導士』マリクル・レンロット

 愛するミルティアと共に幸せな家庭を築く。

 妻の手料理のおかげか、その容姿はいつまでも若々しく、美しく、貴婦人たちの羨望の的となった。

 他に妻を迎えることなく、ミルティア一筋に愛を貫き、3男4女に恵まれ、数多くの武勇伝を築き上げた。


『大魔導士の懐刀』バードラ

 レンロット家に仕える。

 当初、社交界に慣れていないミルティアの教育にてこずる。

 しかし、彼女の破天荒な行動に振り回される主人とのやりとりは、明らかに楽しんでいた……と言われている。


『現ナマ王子』アルス

 この国を治めるべく、日夜業務に励んでいる。

 マリクルとの友情は生涯変わることがなかったと言われている。


『剛腕野武士聖女』シーラ

 アルスの丸見えな懐刀として武勇を轟かせる。

 後にアルスと結婚。アルスの正妻として常に彼を支え続け、レンロット夫妻のよき理解者となった。


『意地悪な義妹』シスターナ・リラン

 恐るべきことに、100年後もまだ怨嗟のうめき声を上げている。

 

『最低な毒義母』ババンレーヌ・リラン

 恐るべきことに、100年後もまだ怨嗟のうめき声を上げている。


『意気地なしの義父』パパーダ・リラン

 ババンレーヌとシスターナが封印された事により体調が回復。

 彼女達の愚行の責任を取り、爵位を剥奪され、鉱山奴隷として真面目に働く。


『股間が死んだ遊び人』ナドル・ロキペーズ

 修行僧として一生を過ごす。

 残念ながら、海産物はどんなものでも口にできない体質になってしまったらしい。


『穏やかな専業農家』ソンチョ

 レンロット領で農業に精を出している。

 ミルティアの生み出した海産物のおかげで、びっくりするくらい健康で長生きをしている。


『ギャンブラーな宝飾職人』エンゲジーナ

 希少なトリニティ・ローズを取り扱う職人としてその世界では名を知らない人はいないと言われるようになる。

 ユズチャ&ベッターラを不動のハイブランドに押し上げるのに尽力した。

 レンロット夫妻お抱えの宝石商としても知られている。


『不運な使用人』ヒャトイ

 レンロット家で使用人として雇用される。

 案外手先が器用なのか、真珠の養殖で成功を収めた。

 娘のキディが大人になるまでは後妻を迎えなかったが、後に再婚。

 

『囚われの幼女』キディ

 レンロット家で淑女教育を受けながら育つ。

 素直で愛くるしい態度で皆に愛され、後に王家に嫁ぐ。

 驚きのシンデレラストーリーに、彼女の半生は面白おかしく戯曲化され、

「幸運のキディ」と呼ばれるようになる。


 


ここまでおつきあいいただきありがとうございました!!!

お読みいただき、感想や応援までいただきありがとうございます!!!


なろうさんにコメント返ししようとすると、フリーズエラーするのは何故……(´・ω・`)


一件一件お返しできませんが、とても励みになっております!! 

ほんとうにありがとうございます!!


最後に、

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― 新着の感想 ―
エピローグ、ファイアーエムブレムっぽいw
[良い点] 大変愉快で終始笑いながら読ませて頂きました。 あんまりにも笑っていたので、良いデトックスになりそうです。 とても素晴らしい小説をありがとうございました! [気になる点] 感想も一緒に見て楽…
[一言] なるほどなー 面白かったです
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