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魔界食肉日和  作者: トネリコ
魔界編
47/62

47、幕魔 魔界のメンツ~青い鳥風~



 


 会話ひと塊の文字数を、全部含めて140字以内にするという縛りです(笑)

 時系列とかもバラバラで、思いつくまま好きに書いてます(∩´∀`)∩(笑)

 タイトルと補足とかは文字数に含めず書いてまふ

 削って140字に合わす方が地味に手間という。でも削る方が好き←

 タイトルはものによっては後ろに置いてるものもありまっす☆



◆「色」◆


ワニ「トカゲー」

トカゲ「何だワニ」

ワ「贈り物持ってきたぞ」

ト「殊勝な心掛けだな。どれどれ…って」

ワ「ちゃんとネックレス風にしたんだぜ~」

*1話参照

ト「真に受けたのか!? つか付けてたらセンスねぇって引かれるだろ!」

ワ「そうかー? 折角緑ばっか集めたのになぁ」

ト「黄色のが好きだぞ?」



(だって俺の色身に纏っててほしくてよ~)

 ちなみにトカゲが黄色が好きなのは見ててほのぼのとするからだそうです。暖色系に癒しを求める日々← なので地味に司書長の灯りに癒されてたりもする。(ガン見

 貢物は種族本能による求愛行動。なお気付かれておらず迷惑がられている。

 ネックレスはワニさんが美味しく処理致しました☆@139字






ワニ「なーなートカゲー」

トカゲ「今度は何だワニ! 忙しいから後な! 振り向いたら崩れるッ」

ワ「止まった方がいいぞー?」

ト「脅しには屈しねぇぞ? 司書長の冷凍視線とふぁいあーの方が今は――」

ばっしゃーん(泥の水溜まりを踏み抜いた音

ぴしゃ(本と資料が茶色になった音

ワ「いったろー?」

ト「…」


◆「みずたまり」◆



 司書長には冷凍視線を受けましたが素直に報告したらふぁいあーは許してくれました。

 よかったねトカゲ!☆ なお運ぶだけのお仕事とはいえ、ため過ぎて締め切り前に慌てて運んでたのもトカゲである← 

 ちなみに本と資料が汚れた時にトカゲとワニが無言になっていたが、無言の時間のことを人間界では「幽霊が通った」「天使が通った」というが、魔界では「研究狂いが近くに居た」という。由来は「ウワサしてたら研究狂いが実験材料にしにやってくる」という迷信から、必然的にそのフレーズを言うとお互い沈黙するため、そこから派生した形である。

 民間に慕われててよかったね研究狂いさん☆←@140字

 






◆「乙女心」◆

 

めー子「何か恥ずかしいなぁ」

トカゲ「そういうもん?」

め「自分の髪の毛で友達にミサンガ作ってもらう感じ?」

ト「うえ、そう考えると引くな。やっぱやめとくか?」

め「私は大丈夫だよ~。村だと普通だし。でも初めてで少し恥ずかしかっただけなの」

ト「やっぱ癒しだぁぁ」

め「メっ、トカちゃん!?」



 照れて両前足の蹄をこつこつさせる姿に萌えました。

 もちろん抱き着いてふにふにしました。感触は最高だそうです。

 暑い時期の時にトカゲがめー子から初めて羊毛を貰ったときの会話。 

 今は毎年のことなので慣れて渡しているが、それでも少し照れ臭いようで、羊毛をトカゲに渡す時期になると、毛並みや毛質・色合いに気を付けた睡眠・食生活、服も静電気の少ないものだったり、毎日ブラッシングしたりと色々と気を付けているようだ。苦ではなく、トカゲに渡すのだから汚いって思われたくないもん…!綺麗!すごい!って思われたいもん…!という乙女心である。

 ちなみに渡す時は見えないよう紙袋に入れて渡すそうだ。

 勿論手洗いで洗剤の香りとふんわり具合にまでする。乙女心である。

 トカゲとめー子のタッグによる服や小物は例年少女たちをメインに好まれて買われているようだ。


 トカゲとめー子が一緒に城下町で露天を開いたこともあります~。 

 初めての露天の時に、トカゲのことを知らない地上げ屋的な下っ端魔族に絡まれーの→

(トカゲとめー子は魔王城勤務とはいえ見かけは弱そうですし、実際非戦闘員なので戦闘では負けてました☆なお逃げ切りは余裕☆ただし商品は諦め というレベルですね)

 → んで現実:トカゲは無視や軽くあしらう冷たい対応

 →下っ端魔族は自分よりも雑魚の癖に舐めやがってと切れて営業妨害

 →こいつ殴ってやると怒ってたトカゲだが、めー子が、折角初めてトカゲと一緒にがんばって作ったものを踏まれたりぼろぼろにされたことに悲しみとショックを受けて目を潤ませたのを見て切れました。

 →必殺:トカゲの部位を生贄に『ワニ召喚』を発動 

 →跡形もなくきれいにしてもらいました(笑顔 スタッフが美味しく略

 →そして売れ残ってしまってた分の商品もワニに買わせました。ヤさんもびっくりの押し売り上等さ加減だったそうです☆なお、一着につき腕分の血液を味付け用として所望されます←


 服用じゃねぇ、食用だ (ただこれをやるとトカゲ的にはめー子との合作を汚したくねぇしワニに喰われるのもなぁと微妙な気持ちになるのと、全力で腹が減るので、お金貰っても損失はトントンだそうな)


 はい、というわけで諸々のモチベを元に慣れてきてた二回目以降は大概売り切ってますが、売れ残ってももしもの際はワニストッパーがいるので大丈夫ですね☆やったねトカゲ!←?

 @140字







◆「足りない言葉」◆


ワニ「トカゲ好きだぜー」

トカゲ「へいへい。ワニって好き以上はあんま言わねーよな」

ワ「言って欲しいんかー?」

ト「いや、別にねーな」

ワ「冷てーとこも惚れてるぜー」

ト「お、早速変化球か。成長したなぁ」

ワ「褒められると照れるぜぇー」

ト「物好きだなぁ」

ワ「トカゲもな~」

ト「何でだよ!?」



 

 トカゲは心外だ!とプンスカしたそうです。

 ワニの尻尾は楽し気にビタンビタンしてました(笑)

 好き以上の言葉?そりゃ

ワ「あんま言い過ぎると歯止め効かなくなりそうだからよ~」

 とのことだそうです。今は気持ちが募り過ぎたら偶に言っちゃってる位ですが、結婚したら毎日囁くという野望を持ってます←(本編がんばれ

 ただそのせいで「食用目的で」好きなんだとトカゲに思われてる模様。ここら辺のこじれは今後本編でもにょもにょ頑張りたいなぁという(野望


 トカゲ目線だと、種族も能力値もかけ離れてるし、冷たい対応ばっかしてんのにずっと好きだ好きだと言ってくるなんて物好きだなぁという意味ですが、

 ワニ目線だと、十年も求愛してつき纏ってるワニを迷惑に思ってるのに、拒絶しきらず受け入れてる辺り物好きだなぁとなってます。あと、単純に強さが好みの基準でなくワニに惹かれないところも、魔族の中では物好きだと思ってます。事実そうですね~。


 魔界の住人は恋愛に関しては種族柄病んでる粘着質系の奴もいますが、竹を割った様な奴も多いので、お相手さんに求愛しても「無理(スッパーン!)」と一刀両断ではいサヨナラパターンも多いです。勿論能力に格差があればまた色々違う点もありますが。


 龍族の一番目との関係は能力値に関係なく、一番目が優位(お互いの魂の合意がないと血婚の際にお互い魂ごとパーンするため)なのでワニさんの反応になりますね。龍族は一番目の命の危機が分かるのですが、もし魂から拒絶したのならそれも相手に分かります。その状態の場合、大抵は狂気に囚われた龍族に一番目は噛み殺されるパターンが多いですね~。ただそれをすると龍族もかなり引きづります。立ち直れず共に死ぬ個体もあります。二番目探しにまた数百年掛ける内に立ち直った個体もあります。


 つまり1番目と会うことは龍族にとってもリスキーですね。一番目を探し求める本能はありますが、耐えれる範囲です。なので一番目とか探さず龍族同士で血婚しようぜーという保守派が生まれてるわけですね~。

 

 話が逸れましたが、拒絶かどうかはトカゲの魂レベルの感情が判定するので、未だに拒絶していないということは受け入れてる所があるということですね~。勝ちが薄いかどうかは頑張り次第だが、0ではないという感じ。


 龍族にとっては瞬きレベルですが、統計上一番目のお相手には短命の者もいたり、龍族が一番目に狂いやすいので年単位で保ちづらいこともあって、トカゲとワニの様な求愛状態のまま十年はかなり長い方ですね。マジここら辺はワニさんの族長レベルの精神力が表れてるかと。トカゲは知っていないが。

 

 ただこの関係も危ういです。 

 トカゲも拒否り続けたら何れ喰われて死ぬことは覚悟してますね。今でさえワニさんギリなので、結果を焦り過ぎてここに魂からの拒絶が加わったらさすがのワニさんも狂気方面真っ逆さまゴー。ワニさんがトカゲをどうする(喰い殺しか心中かはたまた…)かは分かりませんが、明るい未来は望み薄そうやなぁと。とはいえ時限爆弾は止まらないが

 

 本編でどうなるかは―――まぁまた覗いてみてみましょう

 

 補足が長くなり過ぎた…需要はあるのか?←

 忘れられてそうだが、@139字でした☆






 思ったよりも長くなってしまったので、青い鳥風2はまた別の機会に☆

 トカゲとワニが主体で、あまりメンツを出せなかったので次は鳥さん達も出してあげたいなぁ

 

 はい、というわけでいつも皆様ありがとうございます。

 また次話からは本編予定なのでお楽しみに~。本編では軽さとテンポ重視で説明を敢えて少なくしてますので、頭空っぽにして雰囲気で時間潰しがてら楽しんでくだせぇ(∩´∀`)∩

 こういう裏設定好きの方は、補足やあとがきでも楽しんで頂ければ( ´∀` )(笑

 質問ありましたら答えられそう系なら答えますのでお気軽に~☆


 ではでは長文失礼しました☆ 以上☆


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