表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天使ちゃんのVRMMO  作者: 神白
22/25

21.騎士団と店番

ようやく投稿…

お待たせしましたっ!

魔法のレベルを上げに行こうと足を進めるのは進めたのですが…


「よう。」


懐かしい人に出会いました。


えっと……名前は……


「……カイザーさんでしたっけ。」

つまりお婆ちゃんをいじめる人ですっ。

あんまり関わりたくないです。


「チビのくせに物覚えは良かったみたいだな。お前も結構騒がれてるようだし?有名人だよなぁ?」

「……」

怖くはないです。でも、話すのは苦手です。


「私はこれからダンジョンに行きます。失礼します。」

お辞儀をして、通り抜けようとしたらカイザーさんの後ろには別の人がいて、その人が立ちふさがってきました。

お友達でしょうか?


「へぇー?この子が天使?羽までつけちゃってマジもん?」

この人も苦手です。なんか嫌です。


後ろにいるカイザーさんが剣を構えました。

そして、私に向けて振り抜いてきましたっ!


「何するんですかっ!」

「レベルが高いってことはヨォ?いい経験値落とすってことだろ?レベ上げのために殺されろ。」

「ヒャハッPK知らないのかっ。可愛い天使だことデッ!」


至近距離から弓矢を構え撃ってきた知らない人。

すぐに避けます!


喧嘩を仕掛けてきたということでしょうか…えむぴーけーではなく今度はぴーけーと言いました。えむがないです。

どういう意味なのかわからないですが、悪いことだと思います。クレタさんのような感じさえ見られません。それに、私この人に出会ったらお婆ちゃんのところに行くという約束をしています。

……迷惑をかけてしまうでしょうか。

でも約束だと言いました。

約束は守らないといけません。なんとか街に向かって走ります。


「逃がさない。どこまでもネ!」


後ろをチラチラ見ながら走ります。

相手は2人。まだ追いかけてきています。


おばあちゃんを見つけました。

「お婆ちゃんっ」

『ん??どうしたんだい?』

「……約束した。だから、戦わずに逃げてきました…迷惑だったらごめんなさいっ。」

お婆ちゃんの後ろに隠れます。

『む?』


すぐに追いかけてきた2人の男の人。カイザーさんが、お婆ちゃんを見て鼻で笑いながら剣をチラつかせます。


「ババアの後ろに隠れることしかできねーのか天使は最低だなぁ?」

「老人を盾にするのカイ?」

『……お前さんか…約束守ったのだね。いい子だよユナ。』


「ハッ!ババアと一緒にボロボロにしてやらぁ」

「NPCも確かいい経験値落とすんだっケ?」

『……外道に成り下がったか。そんなことを言ってタダで済むと思っているあんたらこそバカだよ。』


「ババア1人に何ができる!『なんじゃ、騒がしいのぅ。……ユナちゃんを怖がらせておるのは貴様らか?』……あ”?」

「なんだ?老人会でもしてたか?ジジイが増えたところで……」

『どうにもならんとは限らんと思うぞ?』

『そだなぁ?まず、お前ら2人の顔を覚えたから、物を売り買いできないように市場を止めよう。この国にも騎士というものはいる。そいつに突き出せば、お前たちは犯罪者とみなされるだろうな?知っているか?犯罪者として、登録されられれば、異世界人は二度とこの世界にこれぬぞ?よく考えて行動しろ。』


「……」

「おい、まさか怖気付いたんじゃねーだろうな。こいつらはNPCだぞ?そんなことできるわけねぇ。」

『我らの願いは、神に届いたことがあるが…お前さんたちも体験したんじゃなかったかな?』


「「……」」

そして絶望感を増やすかのように、プレイヤー全体になる放送。


【とあるプレイヤー等の行動により、騎士団が解放されました。国や町、小さな村にも騎士や衛兵が歩き回ります。悪質な行動を繰り返した場合、犯罪者としてブラックリストに乗り、ログインすらが不可能になる場合がございます。同時に、賞金首クエストが解放されました。犯罪者とみなされたプレイヤー又はNPCを捕縛または討伐した場合、クエストを受けて入れば賞金が入ります。以上で放送を終わります。】


『ドン、まさか逃すとかいうんじゃなかろうな。』

『二ブル、誰が逃すといった。こいつらの未来を教えてやっただけに過ぎねぇよ。』

『愛弟子を怖がらせた罪は神に渡す前に味わってもらわんとのぅ。』

『セン、2人しかおらんが、どう分担する?』

『メグはもう1人にしか目がいっとらんだろうが、メグと儂がカイザーとかいう若造で、2人はそっちじゃろ。』

『この世界に二度ときたくないように壊してあげようかね。』


と、物騒な話をしている最中、ユナちゃんといえばずっとセンおじいちゃんに耳を塞がれて、何にも話が通じておらず、急に後ろから現れたおじいちゃんやドンさんに驚いて右往左往している。放送は聞こえたけど目の前で起きたことがきっかけとは思っていないよう。


なぜか、おじいちゃん達が集まってきちゃいました。

ドンさんまでいます。何か集まってお話しし合ってたんでしょうか??

お話の内容が全然わからないですが…追いかけてきていた、カイザーさん達はだんだんと元気が無くなって青ざめて行きました。何をいったのでしょう?


『ユナちゃんはどうする?見せるわけにはいくまい。』

『そうじゃな。……ユナちゃん、ユナちゃんにはちょっと店番を頼みたいんじゃがいいかの。レベル上げを兼ねて、属性耐性のお守りを作ってもらえるかな?材料はここにあるのを使っていいからね。もちろん、お客さんが来たら相手をするんだよ。』


店番!

「はいっ。頑張りますっ!」

『ふふ、では少し出かけてくるからの。帰ってくるまでここにいるんだよ?』

「はいっ!」


お婆ちゃんからの任務です!こなして見せます!


おじいちゃん達とカイザーさん達はいつの間にかいなかったのですが、おばあちゃんはどこにいったのかわかるようでお見送りしてあげました。

どうやってわかるようになるんでしょう??

少し気になりますっ。


ですが今はおばあちゃんからの任務が先ですねっ。あれ?布だけじゃなくて、針金もあります。二ブルおじいちゃんが置いていったのかな?細工のレベルも上げられますねっ。

あ!そうだ!ふふ、作ってできたらおばあちゃんとおじいちゃんにプレゼントするのです!


作るのもいいですが店番もちゃんとしなきゃです!お守りを求めてやってくるお客さんに置いてある商品を売ります。ステータス上昇のお守りはやっぱり人気商品ですね。

お客さんの皆さんは私が店番しててお買い物済んだら何かを打ち込む操作をしてました。その後からでしょうか?お守りなくなってもおばあちゃんの家付近にいっぱい人が残ってるような…?


「あら、本当にユナだわ。」

「メイさん。お守り買いに来たのですか?残念ながら売り切れですっ。」

「メグさんは?」

「おばあちゃんなら、おじいちゃん達と少しお出かけしてます。」

そういえばどこまで行ったのでしょう?遅いような?


「おじいちゃんって、センさんとか?」

「はいっ。おばあちゃんには店番という任務を託されたのです。はじめての店番なのです!」


「……そうね。はじめての店番なのね。売り物がなくなってユナは何してるの?」

「細工と糸と、裁縫のレベル上げが一気にできる作り物ですっ。あとでおばあちゃんとおじいちゃんにあげるのです!あ。内緒ですよ?」

サプライズではなくなってしまいます。

サプライズだったらいっぱい喜んでくれるに違いないのです!喜ぶおばあちゃん達を想像して笑みがこぼれます。

すると、お店の近くにいた人が次々に倒れていきます!!


「え?え?!だ、大丈夫ですかっ?!」

「ユナは罪作りね。ふふ。彼らは大丈夫よ。放っておいてあげて。」

放っておいて治るのですか??

でもメイさんが大丈夫というので…大丈夫なの、でしょう。


「それにしても細工も覚えたのね。ユナは生粋の生産職になるのかしら…生産職で強いのはかっこいいのよ?」

「かっこいいですか?やった!でも、細工だけじゃないんですよ。後、鍛治と錬金と、木工を教えてもらうのですっ。」

「………それは誰かに強要されてではないのよね?」

「違いますっ!私は物作りのやり方を教わっていろんな人のお手伝いをするためなのです!」

「……お手伝い。(そういえば、家でお手伝いするときすごく楽しそう。)…お手伝いするの楽しい?」

「はいっ!役に立てることが嬉しいです。知らない人と仲良くなれるきっかけにもなりますっ。あ!今度新しいお友達紹介しますね!リィンさんというのですっ。明日一緒に鍛治を教わるのですっ。」

「…お友達増えてきたのね。よかったわ。」

「えへへ〜」


『おや、人だかりができていると思ったらユナちゃんの店番は上手にできたようじゃな。』

はっ!

おばあちゃん達が帰ってきましたっ。

「おかえりなさいっ!」


『『『『ただいま』』』』

(癒しだ…)

(わしの孫なんてユナちゃんだけじゃ。)

(ユナちゃんこそ真の孫じゃ。)

(ユナは可愛いのぅ。)


「ふふふ、顔、メグさん達蕩けすぎよ。」

『メイか、お守り買いに来たのかい?』

「ユナが店番してるって聞いてちょっと覗きにきたのよ。お守りは売り切れたそうよ。」

『そうじゃったか。ユナちゃん、もうアイツらは現れんからの。ダンジョン攻略頑張るんじゃぞ?』

おお!そうなのですか??

「…何かあったの?」

「ちょっと、苦手な人達に出会って絡まれたのでおばあちゃん達に助けてもらったのです。」

「……メグさんあとで詳しく。」

『嗚呼、構わん。その前にユナから売上報告を聞こうかの。』


はいっ!売ったら終わりじゃないです。報告するまで、終わりじゃないのですっ。

攻撃と防御増加のお守りが勢いよく売れました。器用さが上がるお守りも生産をされる方がよく買いに来られたみたいです。


ちゃーんと全部報告しました!


「我が子ながら出来過ぎてる気がするわ。」

『ユナちゃんは有望な商人になれそうじゃなぁ。』

『違いない。』

褒められましたっえへへ〜。


今日はお昼から店番して終わっちゃいました。ダンジョンはまた明日ですねっ!明日は10階のボスを目指しましょうっ!


お昼からはリィンさんと鍛治ですね!楽しみです!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ