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ネクストライフ  作者: 相野仁
三章「魔の足音」

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国家


■ホルディア王国

西の大国で伝統的に王権が強くアステリアでも暗殺されなかった。

国土、人口、動員兵力で一番。

かつては西方全体を支配していた超大国だった。

ミスラ・バルシャーク・ヴェスターは元々ホルディアから独立した。

奴隷市場が収入源。

奴隷達にとって嫌な国かと言うと最近はそうでもなくなったそうな。



■ミスラ共和国

ホルディアから独立。

その際王制はうんざりという事で、試行錯誤の上で共和制に。

そのせいか、国力はセラエノについで下から二番目。

国のトップは大統領で四年に一度選挙がある。

一国だけ共和制なら敵意を買いそうなものだけど、意外と上手くやってる。

きっと生活水準が他国より高いわけでないので、共和制に憧れる民が少ないから。

民の発言力が強く、即断即決を求めるのは酷。

野菜が収入源。

珍しく奴隷制には懐疑的。



■バルシャーク王国

特産物がなく、娼館と娼館目当ての客、通行税が収入源。

大陸中から性奴隷の美男美女が集まり、それ目当ての金持ちがやってくる。

女性と奴隷商人が強い立場にいるが奴隷だって価値ある者はいい扱い。

金持ち貴族の愛人になったり、一発逆転が狙える国。

金、男、女に不自由してないが、他は微妙。

好戦的な国ではないが、利に敏感でマリウスに取り入りたがってる。



■ヴェスター王国

西の果てに位置し、海産物と塩が主な収入。

辺境で時代の流れに遅れがちな反面、冷静な判断をしやすかったり。

水軍ならセラエノの次に強い。

マリウスの力にまだ懐疑的、奴隷は普通。



■フィラート王国

かつてターリアント大陸を恐怖のどん底に陥れていた魔王ザガンを倒した

勇者ベルンハルトが建国した中央の大国。

実力次第では成り上がる事も出来る為、才能があるのに不遇な者が移住してくる事も多い。

軍政両面で他国出身者はさほど珍しくはない。

中央にある上にシャローム山脈があるから通行税で儲かる。

魔人やホルディアに痛撃入れられたせいで財政緊縮中だが、本来は屈指の強国。

ランレオは敵意を向けてくるから好印象がない、ホルディアは非道な攻撃をしてきたという事で一気に敵性国家認定。

そんな感じだけど、あまり好戦的な国ではない。(戦争しなくても潤うから)

奴隷にとってはかなりいい国。



■ランレオ王国

勇者ベルンハルトと喧嘩別れした元盟友クラウスが建国した。

元は中堅国家だったが、コツコツ領土拡大に励んで大国化に成功。

古風で伝統や血統を重んじ成り上がりは認めない。

奴隷解放とは最も縁がない国。

ただし、建国者が魔法使いだけあって、魔法使いだけは別。

優秀な者は貴族に婿・嫁入り出来る。(させられるとも言う)

アドラー家当主は国一番の実力者、が通説だったが、実は現当主よりバーラ姫の方が強い事が判明した。

女より男は優秀であるべきなんて風潮があるせいで、バーラ姫は一気に婚約者達を失った。

フィラートを敵視してるけど、まだ敵わない。

魔法大国の通称通り、魔法関連が収入源。



■ボルトナー王国

草原の雄と言われる牧羊が主産業な国。

魔法なしの野戦ならばセラエノ軍と同等の強さを誇るが、魔法には脆い。

野戦以外でもあまり強くない。

でもボルトナーを攻略しようと思ったら野戦が必須なのであまり攻められない。

フィラートとは仲がよいが、別にランレオと仲が悪いわけでもない。

不器用な戦士の国だが、謀略や工作の類が不得手という意味で、どこからもある意味信用はされてる。

奴隷はあんまりいない。



■ベルガンダ帝国

弱くはないが強くもない。

セラエノ、ランレオと戦うのが嫌で外交工作で和平を保っている。

外交官だけは優秀、なんて言われたりもする。

穀物が収入源。



■ガリウス王国

フィラートと仲がよく、ホルディアと仲が悪い。

隣接さえしていればホルディア包囲網に間違いなく参加したと思われる。

鉱脈が主な収入源。

フィラートの真似で、奴隷の扱いはそこそこ。



■セラエノ王国

昔は西のホルディア、東のセラエノ、ホルディア弱体化後は一強時代に。

魔人のせいで国土の大半と何人もの人材を失った。

ヴェスターと収入源は被るが、離れている為問題なし。

自分達が失った土地を手に入れたランレオを密かに敵視してる。

奴隷でも能力と忠誠心があればどんどん出世する。




軍事力

魔法なしならセラエノとボルトナー。

魔法ありならセラエノとランレオ、フィラート。

セラエノは全ての兵種が強い、ランレオは魔法兵が強い。

ボルトナーは野戦なら強い、ヴェスターは海上、水上ならなかなか。

フィラートは劣化セラエノと言ったところ。

ホルディアはとりあえず頭数が。

*マリウス無双、イザベラの発明などを考慮しない場合。



奴隷制度

身売りした貧困層、捕えられた犯罪者、略奪対象になった者の三種類。

フィラートでは略奪は認めても、民衆を奴隷として売るのは認めていないし

国内で売られてもいないので、マリウスはまだ三番目の存在を知らない。

最初の国がバルシャークだったら、ノクターン送りか、それとも終焉ルートかも。



魔法

人間は誰もが体内に魔力を持っている。

魔力を使って脳内でイメージした現象を再現するのが魔法。

詠唱省略が出来るのはイメージ力が優れている証でもある。

魔力を魔法に変換するのにも上手い下手がある(制御力)。

上手いと少ない魔力で威力のある魔法が使える、燃費がいいとなる。

ちなみにマリウスは上手すぎるのが第二競技では裏目に。

後は魔力量、回復力、判断の速さなども必要とされる。

実のところスキルや装備品の効果である程度補えたりする。(魔力回復量増加、賢者補正など)



スキル

この世界の存在は特殊能力を持つ事がある。

先天的なものをジーニアススキル、条件を満たして後天的に得るスキルをアークワイドスキルという。

ザムエルやゲーリックのスキルは前者、マリウスの賢者補正は後者。



魔人化

殺害数などの条件を満たしたモンスターは魔人へと進化する。

人間並みの知能を得て、戦闘力とスキルが強化される人類の天敵的存在。

魔人になるとモンスター統率というスキルを自動的に得る。

ドラゴンなど強い出身の個体ほど強い傾向がある。(例外あり)

ターリアント大陸にいる魔人達はルーベンスという実力者が統率力を発揮しているせいで組織を保っているが、本来仲間意識はあまりない。

弱い奴には発言権どころか生存権も認めない、という者も。

ただし例外なく魔王は怖いし、ティンダロスは崇拝対象。

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こちら新作になります。よろしければ下記タイトルからどうぞ↓

『神速詠唱の最強賢者《マジックマスター》』

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