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本質のお告げ※この会話はカラカスから遠く離れた地で行われています。
「おや。嬉しそうで悲しそうだね。オメテオトル」
「ああ。今夜、外来種と接触する末端が増えたからね。とても弱い末端だが、受け継ぐ血は濃い。おかげで、視界も共有できたよ。やっと、外来種を『見れた』」
「ふむ。どんな感じだい?」
「東洋人だ。綺麗な顔の作りで、イシュチェルに似ている。しかも僕らより強い」
「ふうん。だから君は悲しそうなのか。オメテオトル」
「うん。フラカンを呼ばないといけない。さっきから意識に接触しようとしているんだけどね。全くつながってくれない。僕は完全に拒絶されている。イシュムカネー。僕は泣きたい」
「あれは気難しい男だからね。気にしなくて良いよ。僕ももう少しちゃんと占える方法を探してみるよ」
「ありがとう。僕は端末たちに『干渉』できる方法を探してみるよ。外来種は強いけど、弱くできるかもしれない。本質が僕につげてるんだ。だから、しばらく頑張ってみる」




