最終出撃 平和に向かって
最終回になります。
ここまでお付き合いくださいましてありがとうございます。
いつかウサギロボZのリメイクとか作れたら良いなと思ってます。
ひとまずウサギロボの戦いは終わりです。
連載中の[女神になっちゃいました]も宜しくお願い致します。
三機の敵ロボを倒した俺達はアニマル帝国本部がある場所までやってきた。
本部の前には沢山のアニマルロボが配置されていた。
「どうせ雑魚ロボだろ!! キャロリウムキャノン出力30%発射!!」
出力を抑えたキャロリウムキャノンで本部前の雑魚ロボを一掃した。
「がおお、よくも我軍のロボを倒してくれたな」
「誰だ!!」
上空から降りてきたのはライオン型のロボだった。
「亮太よ、こやつが敵の総大将で違いないぞ」
「だよね、明らかにボスですって感じだし」
二人の意見に俺も同意する。
「お前は誰だ!!」
俺は改めて聞いた。
「俺様はアニマル帝国首領ガオン様だ!!」
ガオンってそのままじゃないか。
笑いが込み上げてくる。
「ガオンさん、悪い事はやめましょう!!」
えっ?
いきなり晃子の説得ですか。
「俺様の目的は世界征服だ!! やめるわけなかろう!! ウサギロボよ、消えてなくなれ〜!!」
やっぱり無理だよね。
[敵ロボ、ライオンロボと断定!! アニマル帝国最強機の為、全キャロリウムエネルギー解放!! ラストモードハイパー兎ピョンピョン剣使用解除!!]
ラストモード?
「亮太来るよ」
迷ってる場合じゃないか。
「ラストモード!! ハイパー兎ピョンピョンけ〜ん!!」
「その技は知ってるぞ!! ライオン技究極奥義ガオンクラッシャー!!」
兎とライオンは激突した。
そこで凄い衝撃が起こり、俺達は意識を失った。
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アニマル帝国との戦いが終わり4年がたった。
町が復興し始め、戦いの傷はなくなりはじめている。
俺達はあの激突でライオンロボを倒す事が出来た。
もちろん、ガオンは生きている。
命まで取るつもりはないからだ。
あれからガオンはアニマル帝国の奴らをまとめ、違う星に移住していった。
ウサギロボがいる所にはいられないとかだった。
婆ちゃんは家に戻り、のんびり生活している。
俺と晃子はと言うと、高校を卒業して……。
「あっ、亮太〜、一緒に帰ろ」
「ああ!!」
俺達は高校を卒業してすぐに同棲を始めたのだ。
あの戦いで絆は深まっていて、ますますラブラブな生活になっている。
ウサギロボは俺が保管している。
ライオンロボとの戦いでエネルギーを使い切っているみたいだけど、最後の戦いの後、キャロリウムエネルギーが世界中に充満したらしく、人参の活性化を引き起こしていたので、もしもの時のエネルギーは心配ない。
婆ちゃんものんびり生活に飽きたら、黄金人参の栽培でもしてみるとか言ってたし。
「さて、俺達の家に帰ろう!!」
「うん!!」
ウサギロボがある限り、どんな敵が来ても、俺達のラブラブの前に敵はない!!
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それでは引き続きお楽しみくださいませ。




