第41出撃 反撃開始
人参機神ウサギロボ更新です。
暫く更新していなくてすみません。
物語は最終決戦に向かっていますので、出来る限り頑張って連載していきますので、宜しくお願い致します。
キャロニウムキャノンとタイガーキャノンがぶつかりあった。
「いけぇ〜!!」
前はタイガーキャノンが勝ったが今回は……。
「なに!! うぁぁぁぁ!!」
キャロニウムキャノンはタイガーキャノンを押し返し、二つ分のエネルギーをまともにうけたタイガーロボは、まるでいなかったように消えてしまった。
「勝ったの?」
「勝ったのか?」
あまりの事に思考が追いついていない。
「何を言っておるのじゃ、勝ったのじゃよ!!」
その姿で年寄りの話し方はやめてほしいけど、勝ったのか。
前は力の差が歴然だったのに、合体するだけでこんなに違うなんて。
「よし、このままアニマル帝国に反撃に出るのじゃ」
「反撃って?」
どうするのだろう?
「決まっているわ、アニマル帝国の本部に殴り込みじゃ」
「え〜!!」
晃子は驚いている。
それは俺も同じだけど。
「いくら強くなったからって、敵の本部に行くなんて無謀だろ婆ちゃん」
「何を言っておる、アニマル帝国を倒さねば平和は来ぬのじゃ!! ならやる事は一つじゃろ」
確かにそうだけど……。
「……亮太……行こう!! 怖いけど、今はやる事だけやろうよ」
晃子から言われるとは思わなかった。
しかし、晃子に言われたらなら仕方ない。
「分かった、行こう!! アニマル帝国の本部のある東京に!!」
アニマル帝国の本部は皆が知っている。
何故ならテレビ局を通じて、アニマル帝国側が本部の場所を知らせているからだ。
アニマル帝国の軍門にいつでもくだれる為のようだけど、今はそれを利用させてもらおう。
「ここからは厳しい戦いになるじゃろう!!
今日と明日はゆっくり休んで明後日乗り込むのじゃ!!」
今からじゃないのかよ。
まぁ、一日ゆっくりしたいのはあったから助かる。
俺達はウサギロボZから降り、家に戻る事にした。
晃子は自分の家に戻らないで俺の家に来るみたいだけど。
まぁ、その方が嬉しいから良いが。
後悔のないように、一日を有効に使わないといけない。
俺の頭には晃子とデートしたいと言う想いしかなかった……。
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