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人参機神ウサギロボ  作者: テイル
43/46

第41出撃 反撃開始

人参機神ウサギロボ更新です。

暫く更新していなくてすみません。

物語は最終決戦に向かっていますので、出来る限り頑張って連載していきますので、宜しくお願い致します。

 キャロニウムキャノンとタイガーキャノンがぶつかりあった。


「いけぇ〜!!」


 前はタイガーキャノンが勝ったが今回は……。


「なに!! うぁぁぁぁ!!」


 キャロニウムキャノンはタイガーキャノンを押し返し、二つ分のエネルギーをまともにうけたタイガーロボは、まるでいなかったように消えてしまった。


「勝ったの?」


「勝ったのか?」


 あまりの事に思考が追いついていない。


「何を言っておるのじゃ、勝ったのじゃよ!!」


 その姿で年寄りの話し方はやめてほしいけど、勝ったのか。

 前は力の差が歴然だったのに、合体するだけでこんなに違うなんて。

 

「よし、このままアニマル帝国に反撃に出るのじゃ」


「反撃って?」


 どうするのだろう?


「決まっているわ、アニマル帝国の本部に殴り込みじゃ」


「え〜!!」


 晃子は驚いている。

 それは俺も同じだけど。


「いくら強くなったからって、敵の本部に行くなんて無謀だろ婆ちゃん」


「何を言っておる、アニマル帝国を倒さねば平和は来ぬのじゃ!! ならやる事は一つじゃろ」


 確かにそうだけど……。


「……亮太……行こう!! 怖いけど、今はやる事だけやろうよ」


 晃子から言われるとは思わなかった。

 しかし、晃子に言われたらなら仕方ない。

 

「分かった、行こう!! アニマル帝国の本部のある東京に!!」

 

 アニマル帝国の本部は皆が知っている。

 何故ならテレビ局を通じて、アニマル帝国側が本部の場所を知らせているからだ。

 アニマル帝国の軍門にいつでもくだれる為のようだけど、今はそれを利用させてもらおう。


「ここからは厳しい戦いになるじゃろう!! 

今日と明日はゆっくり休んで明後日乗り込むのじゃ!!」


 今からじゃないのかよ。

 まぁ、一日ゆっくりしたいのはあったから助かる。

 俺達はウサギロボZから降り、家に戻る事にした。

 晃子は自分の家に戻らないで俺の家に来るみたいだけど。

 まぁ、その方が嬉しいから良いが。

 後悔のないように、一日を有効に使わないといけない。

 俺の頭には晃子とデートしたいと言う想いしかなかった……。


 


 

本作をお読みいただきありがとうございます。




よろしければブックマークと評価をお願い致します。




感想も宜しくお願い致します。




それでは引き続きお楽しみくださいませ。

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