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人参機神ウサギロボ  作者: テイル
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第23出撃 襲来

毎週月曜日更新中です。

「帰ったぞ!! って、お前達なにしとるんじゃ?」


「いや、別に……」


「そう、別にです……」


 車の音で婆ちゃんが帰ってきたのが分かり慌てて離れた。


(さっきまで甘い雰囲気だったのはバレずにすんだな)


「まぁ良いか、ほれ買ってきたぞ」


 婆ちゃんは大量の懐中電灯を出してきた。


 ヘッドライトもある。

 

 俺はヘッドライトを付け、大量の懐中電灯を壁に設置していく。

 かなり時間はかかったが、ある程度見えるようになってきた。

  

 見た感じ普通の畑のような感じだ。

 少し広めな気がするけど。

 キャロの情報によればここに黄金人参があるはずだ。


「さて、黄金人参を探そう」


 俺達は手分けして黄金人参を探し始めた。

 キャロの言う通り、黄金人参が見つかった。

 しかも大量に。

 大量過ぎて収穫に時間はかかったけど……。


 だけど、これだけあればエネルギー問題は解決したも同じだ。

 

(まぁ、完全な解決ではないけど……)


『黄金人参を確認!! 黄金人参を全てキャロットロボに投入してね』


「えっ、それだとウサギロボのエネルギーが困るんだけど……」


「いや、このキャロットロボはウサギロボにエネルギーを渡せるはずなのじゃ」


『はい。ウサギロボにエネルギーを渡せますよ』


「それに、キャロットロボはキャロニウムエネルギーを無限に溜められるようなのじゃ」


 それは助かる。

 この大量の黄金人参を持ち運ぶわけにはいかなかったし、ウサギロボにエネルギーを渡せるなら問題ない。


 俺達はキャロットロボに全黄金人参を投入した。


『キャロニウムエネルギー充填率9500%』


 とんでもないチャージ量だ。


「よし、なら次のロボを探しに行こう!!」


 ドゴォーン


 いきなり爆発音が聴こえた。


「なんじゃ」


 俺達は急いで基地の外に出た。


「おらおら〜、ウサギロボ〜、出て来ぉ〜い!!」


 小型のロボ3機が暴れていた。

 俺達がここにいる事はバレているようだ。


「行くしかないか」


「だね」


「そうじゃの!!」


「「人参機神ウサギロボ!!」」


「キャロよ、キャロットロボ出撃じゃ!!」


 2機ロボは3機のロボの前に現れた。


「ようやく出たか!! さっそく行くぜ!! 親分の為に」


「親分の為に」


「親分の為に!!」


(親分? 3機とも親分の為って言ってるから、こいつ等のボスがいるのは間違いないか……)


「亮太、行くわよ〜」


「ああ!!」


「待つじゃ!! キャロよ供給モードチェンジじゃ」


『了解。チェンジキャロット!!』


 キャロットロボは手足が引っ込みボディのみになり!ウサギロボの背中に合体した。


「亮太!! これでウサギロボのエネルギーを気にする必要はないはずだ!!」


 確かにエネルギーはフルパワー表示になっている。


「これなら……、よし行こう!!」


 キャロニウムソードを手にし3機に立ち向かう。





本作をお読みいただきありがとうございます。




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感想も宜しくお願い致します。




それでは引き続きお楽しみくださいませ。

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