表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/91

確変の時

魔王様side最後です。

月日は流れ、今現在に至るまで、我等の望む娘は産まれてこなかった。しかしどうやらそれも今日で終わりを迎えるようだ。ついに魔族の母と為り得る娘が見つかった。数年おきに人間界へ視察へ向かっていたヴァンパイア族の長が、人間界で魔力の波長を感じたらしい。そして見つけたのが二人の娘。しかし内一人は既に結婚しており更には子供も身籠っているらしく、残念ながらそちらは諦めることになった。だがもう一人は未婚で処女だ。そして魔力の量も申し分ない。


「クリスティーナ・ミハエルか・・・」


一体どんな娘なのだろうな。我の花嫁となる娘なのだから永い時を共に生きることになるのだ。ならば少しでも見目の良い者が望ましいが、まあ子供さえ産んでくれれば問題はない。我が欲しいのは娘の愛ではなく魔族の未来を紡ぐ子供なのだから・・・















しかしその我の考えは彼女に・・・クリスティーナに一目会った瞬間に様変わりした。まさか我が人間の娘に心を奪われることになるとは。あんなにも深い感情を与えられるなんて、数百年魔王という孤独の中にあった我には到底知るものではなかった。

始まりからクリスティーナがてんで出てこなかったですけど次からはバンバン出てきますのでお楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ