三十話 もちろんエスコートさせていただきますよ?
「24日空いてる?空いてるなら遊びに行かない?」
............は?
今日の昼間、ちょうど彰久と湊と話していた内容が出てきたのだ
そんなタイミングよく話題が出るかよ、驚きだわ。
「まぁ、空いてはいるがどこに行くんだ?」
「イルミネーション見に行かない?」
イルミネーション?まぁ、いいけどデートスポットだぞ?
「カップルとか多いと思うけど大丈夫か?」
きっとそういう目で見られるだろうし嫌じゃねーのか?
「ん?よく分かんないけどボクはいいよ?」
「そうか、ならいいんだが」
よく分かって無さそうだが大丈夫か?
というか
「なぜ唐突にイルミネーションに行きたがってるんだ?」
「長谷川さんが24日と25日に宮本さんとデートに行くらしいんだけどそこでイルミネーション見に行くんだって」
それは知ってるがそれとどう結びつくん?
ドキドキしながら......ドキドキ?なぜドキドキするんだ?
まぁいいか。
ドキドキしながら続きを待つ。
「それでボクもイルミネーション見に行きたいなーって思ってさ」
......え?それだけ?
いや、別に何か期待してた訳じゃないけどただそれだけか?
「だからイルミネーション見に行かない?」
「おう、じゃあ行こうか」
でもまぁイルミネーションは俺も興味あるし行くか、なんかフワフワドキドキしてきた。
鏡はそのフワフワドキドキの理由は分からないが楽しみだからか?と納得しておいた。
「てことは夜に会うことになるな」
「そうだね!そーだ!昼間もどっか遊びに行こうよ!」
「ん?いいぞ?どこに行くんだ?」
イルミネーション見に行くことを考えるとゲーセンとかカラオケとかか?あまり遠出は出来ないし。
「んー、イルミネーションの場所によるけど水族館とか?」
水族館?澪ならアーケードで格ゲーのリベンジとか言いそうだったけどな
「それとゲーセンで格ゲーのリベンジマッチもしたいな!」
言ったわ、予想通りすぎん?
んー、でも格ゲーもやるなら午後から遊び始めるだとイルミネーションの時間も考えると出来ないような。
「でも午後からだと時間もないしなぁ、どう思う?」
「んー、澪が格ゲーと水族館どっちにしたいかによるんじゃないか?」
学校から帰ってきてってやるなら格ゲーかなぁと俺は思うが
「んー、じゃあこうしよう!24はカラオケとゲーセンに行こ!それで25に水族館とイルミネーション見に行こ!」
「ん?」
なんでイルミネーションが25になった上に25も遊ぶことになってんだ?
「うん?どうしたの?」
「なぜ俺らは25も遊ぶことになってるんだ?」
「え?ボクが遊びたいから」
「圧倒的暴論」
まぁ、25も空いてるし構わないんだが一言言ってくれよ......
「まぁ、それは冗談として、どう?25も遊べたりしない?」
ハァー、まぁいいんだけどさー
ため息をつきつつジト目で澪を見る。
ただ澪は?って感じで見返してきたから多分分かってなさそう。
「ま、いいけどよ。華のJKとしてこんな男と一緒に居ていいのか?」
すると澪がイラッとした顔をして
「自分をこんな男っていうのはやめない?あと、ボクが鏡くんと一緒に居たいから誘ってるんだよ?」
「あーうん、ごめん。それとありがとう」
怒って言ってきたのを見て素直に申し訳ないって思ったのと純粋に誘ってもらった事への感謝をしないとって、自然に思った。
「分かればいいよ、それでこの予定でいいの?」
「あぁ、エスコートさせていただきますよお嬢様」
あ、澪が赤くなった
「もう!そういうことをサラッと言わないで!」
「ハハハ、すまんすまん」
まぁ、冗談じゃなく真面目にやりますけどね
さてと、そんじゃクリスマスプレゼントくらい用意しときますかね。
次の話はクリスマス!
......かと思われますが澪視点のダイジェストです。




