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鉄塊の国 ~魔導鎧と絆の戦訓、笑顔と涙の群像詩~  作者: jetts
第四章〜ヴァルグラン強化作戦決行〜

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45/50

マリア3〜お姉さんと姉御(お姉ちゃん)〜

  DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。

 小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。

 残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。

 

 文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。


 ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。


 投稿時間


 本編 隔週水曜日更新


 大図書館 不定期更新中


 鉄塊の国を支えるAI先生〜鉄塊の国実験スピンオフ〜  不定期更新中

 

        鉄塊の国

挿絵(By みてみん)


 一本の鉄塊が国を興した。

 歴史は綴られる。


 『鉄塊の国』時間軸ガイド


 一本の鉄塊が国を興した――ヴァルグランの歴史を紐解く!

 

 約132年前:神々の旅開始

「名を忘れられた漢」(神)が祈りの聖女、鉄塊の王、大賢者、メカムスメ、名も無い暗殺者と建国の旅を開始。信玄の戦訓で希望を灯す!


 約129年前:ヴァルグラン建国

一本の鉄塊からヴァルグランが誕生。魔導鎧と絆で繁栄へ。


 現在:龍獣統一軍との戦い

龍鬼神シュタルクの侵略に立ち向かう!

リヴァール砦防衛戦(ep.1〜6):ルヴェリーとマリーの絆、ヘルガの暗殺で防衛成功。


 シャルセア防衛戦(ep.7〜11、17):グライシアの「乾坤一擲」、ルーの神速、シャルフの「射抜かれた道」で民間人被害ゼロの奇跡。


 ラウンドベルク攻防戦(ep.12〜26):シーラの「リヒトヴァルグラン」起動、ヘルガの「隷属」、ゼーエンの諜報で4万の敵に立ち向かう。


 ラウンドベルクでの5対4万の戦いはヴァルグランの完全勝利に終わる。


 国興しの神ハガネの再度の降臨


 ヴァルグランを救う3作戦が発動



 このエピソードの位置:ヘルガの魂の修復。130年のマリアとヘルガの知られざる関




 

 

 

 抱きしめているヘルガの呼吸が徐々に整っていく。私の思い出が流れ出してヘルガに注がれていく。


 初めてヘルガに会った時、ぎゅと抱きしめられ良い匂いのお姉さんだなって思った。戦場でも生活の場でもスマートな頼れるお姉さんのヘルガ。


 あの壮絶な魔王との戦いでも、ハガネと息ぴったりの攻撃と防御。殴って足止めぐらいしか出来なかった、不器用な私をサポートしてくれるのを感じてた。


 ヘルガお姉さんの記憶は意外に少ない。あの事件の後、私がヘルガを支えるお姉ちゃんになったから。ヘルガからは姉御と呼ばれたけど。


 ヘルガの記憶で一番鮮烈な部分が紐解かれる。ハガネの消失。


 痛々しいほど弱りきってしまったヘルガ。ハガネが残した昼間のヘルガの人格が、かろうじて繋ぎ止めてくれた。


 私の大切なお姉さんの憔悴しきった姿。


 ヘルガを助けたい。ただその一心でハガネのマネをしてヘルガを支えた。ハガネには及ばないけど、ヘルガの甘えを全部受け止めた。


 夜にヘルガとハガネがしてた事の真似事とか、かなり恥ずかしいこともしちゃったけどヘルガは立ち直ってくれた。


 お姉ちゃんになった私はヘルガを支え続けた。ヘルガの弱いところに直面した。


 でもね、ヘルガは凄いの、本当に私なんかにはできないことを安々とやってのけて平然と。


 「んっ、普通じゃろ?」


 って言いのける。神にも匹敵する個体が死ぬほど努力して得たものを普通と言う矛盾。


 どれだけハガネの影響を受けているの。ハガネとはたったの3年しかいなかったのに。それほどまでにハガネが凄いんだけどね。


 ヘルガは皆を導きヴァルグランを常に守り続けた。だから、誰が言うこともなく護りの蜘蛛神なんて呼ばれるようになった。


 国興しの神話から意図的にヘルガの存在を抜いたのに、国民の危機に必ず蜘蛛の糸を操る存在が助けてくれるという民間信仰が始まった。


 それくらいヘルガは献身的に全国民に関わっている。


 私は全部見ていた。


 ヴァルとエクセが亡くなった後も、人と関わるのが苦手な私に代わって民を笑いと慈悲で支えていた。


 護りの蜘蛛神


 私のお姉さん


 私の思い、記憶、お姉さんへの気持ち。全部全部使うよ。お姉さん帰ってきて!


 私の他にハガネが組んでくれた術式のおかげで、グレンカイザー、ヴァル、ヴァン、エクセの記憶もヘルガに注ぎ込まれている。


 あれっ? この膨大な思いは?


 ヘルガを慕う部下や民たちの信仰まで流れ込んでいる。


 ちょ、ハガネやり過ぎ。これだけの思い、修復どころか再生……………いや、新生だ。


 思いが力に変わる。魂のヒビが埋められて思いがヘルガの魂を包み込み強固な鎧となっていく。


 人々が望む。私たちの大好きなヘルガが新たな力を持って目覚める。神々しくも巨大な力を内包した神と見間違える存在がはにかみながら声をかけてくる。


 「ただいま姉御。皆にも感謝じゃ」


 明らかに力の格が跳ね上がったヘルガがここにいる。


 「おかえりヘルガお姉さん」


 私の声にヘルガは目を細めて言う。


 「姉さんに姉御か、面白い姉姉(シマイ)じゃな」


 二人で笑い合い皆の待つテラスを目指した。


 



 

 ヘルガの魂の修復今度こそ終わりかな?

 次回はハガネに甘えまくるヘルガとマリアです。

 ハガネ滞在三日めとなります。


 お楽しみに

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