表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鉄塊の国 ~魔導鎧と絆の戦訓、笑顔と涙の群像詩~  作者: jetts
第三章 絆を紡ぐ漢

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/50

マリー4

  DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。

 小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。

 残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。

 文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。


 ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。


 投稿時間


 本編 水、日の朝7時投稿です。


 大図書館 不定期更新中


 鉄塊の国を支えるAI先生〜鉄塊の国実験スピンオフ〜  不定期更新中

 

 鉄塊シリーズに新たな試みが出来ました。

よろしければ、お暇つぶしにどうぞ。

 

        鉄塊の国

挿絵(By みてみん)


 一本の鉄塊が国を興した。

 歴史は綴られる。


 『鉄塊の国』時間軸ガイド


 一本の鉄塊が国を興した――ヴァルグランの歴史を紐解く!

 

 約132年前:神々の旅開始

「名を忘れられた漢」(神)が祈りの聖女、鉄塊の王、大賢者、メカムスメ、名も無い暗殺者と建国の旅を開始。信玄の戦訓で希望を灯す!


 約129年前:ヴァルグラン建国

一本の鉄塊からヴァルグランが誕生。魔導鎧と絆で繁栄へ。


 現在:龍獣統一軍との戦い

龍鬼神シュタルクの侵略に立ち向かう!

リヴァール砦防衛戦(ep.1〜6):ルヴェリーとマリーの絆、ヘルガの暗殺で防衛成功。


 シャルセア防衛戦(ep.7〜11、17):グライシアの「乾坤一擲」、ルーの神速、シャルフの「射抜かれた道」で民間人被害ゼロの奇跡。


 ラウンドベルク攻防戦(ep.12〜26):シーラの「リヒトヴァルグラン」起動、ヘルガの「隷属」、ゼーエンの諜報で4万の敵に立ち向かう。


 ラウンドベルクでの5対4万の戦いはヴァルグランの完全勝利に終わる。



 このエピソードの位置:シャルセアとラウンドベルクの戦いの時と同じ時間。


 友人たちとの再会、絆が導いた新たな出会い。

 

 

 ルヴェリーが2枚目のお手紙を解読している間にお料理を始める。


 焚き火の準備をする。燃料は当然『良く燃えるキノコ』まんべんなくなく敷き詰めたら魔力回路を形成して魔力を流す。即席キャンプファイヤーの出来上がり。


 ここは、空気が循環してるので問題なく火が使える。串に『肉キノコ』を刺す。ゆっくり遠火でじっくり焼く。


 その間に、キノコサラダも一品作る。『ごまキノコ』を絞ってドレッシング代わりにする。


 『パンキノコ』を皿に並べて置く。食べる直前に火で炙るとオイシイ。


 これならルヴェリーも喜ぶはず。


 お手紙には、私の魔力が枯渇した事や用意していた魔力回路を使い切ったので4日ここで用意をしてから帰ろうっていう提案をしてみた。


 何があるのか分からないから魔力は万全にしたい。幸いここは魔力に満ちているから、回復も早い。


 私は自慢じゃないけど、魔力の最大値という点では大陸でも敵無しだと思う。比べようがないから、絶対じゃないけど、普通の魔術師が100人ぐらいで行う魔術くらいなら、時間さえあれば1,000くらいは同時に使えるんじゃないかな?


 今回魔力が尽きちゃった本当の理由は、砦で使った遠距離魔法だったりする。私は生まれつき、魔力の性質が内向しており距離に対して指数関数的に消費量が跳ね上がる。


 簡単に言うと、触ったり自分自身への魔術は効率がいいが、距離が伸びるほど恐ろしく燃費が悪くなる。


 あの時少しでも足しになればと、攻撃したのだが、普通の魔術師の攻撃の半分くらいの威力なのに、私の全魔力の3分の2を使ってしまっている。後悔はしてないけど、あれがなければここまで追い詰められなかったのは事実。


 さて、温かいうちに食べよう。


 「で〜き〜た」


 ルヴェリーに声を掛けて一緒に食べよう。


 さて、3日目の夜ごはんを食べていると


 「きゃー」


 女の子の声。この声は聞き覚えがある。


 多分、門番代わりの『ビルツシュテル』まぁカッコつけてるけど要するに手足の生えたキノコをみて驚いたんだと思う。


 戦闘音もする。


 瞬間的に身体能力を単純に魔力で底上げ。床を踏み抜き、瞬時に扉の前に。


 展開していた魔力回路で扉を開け、ビルツシュテルを休眠モードに移行。


 「カチャ〜、おひさ〜」



挿絵(By みてみん)



 この子はカタリーナ。私は、親しみを込めてカチャって呼んでる。冒険者チーム『機械仕掛けの斧』のリーダー。


 物凄い勢いで私の胸に飛び込んでくる。でっかい斧持ってるの忘れてんのかね?普通の人なら吹っ飛ぶよ。


 「キノコを見て、もしかしてと思ったんだよ。また会えて嬉しいよマリー」


 なんでか好かれてるのよね〜


 とりあえず、私達の今のお家にご招待。ご飯でも食べて話を聞こうじゃ〜ないの。


 みんなで車座のご飯タイム。目の端の2人はキノコパクパク食べてる。で、カチャの話を聞いて目の前の龍鬼人をどうしてやろうかと思案中。かなり複雑。



挿絵(By みてみん)



 詳しくは色々めんどくさいから要約する。


 コイツの幼馴染みが、ハガネのヴァルグランに手を出しやがった。そいつと関係があるってだけで万死に値するが、コイツはそいつを止めたいと言ってる。そこにある秘宝に興味がないから別にいいけど、うん。


 覚悟は聞いとくか。


 「あす〜、かえる〜、そのあと〜すきにして〜」


 「てきたい〜したら〜〜。コロス!」


 コイツに強めの殺気をお見舞いする。


 死んだらそれでよし。耐えるなら根性は認めてあげる。


 「私が、彼を止めます」


 青い顔で息も絶え絶えだが、生き残った。カチャもいるし後は適当にやりなさい。忠告はした。後は私は知らない。


 ふ〜、ハガネが絡むと短絡的になるわ。ダメね。少し落ち着こう。


 私らしくないのよ、私は大人。


 「ほら〜たべて〜」


 フォーナという覚悟を見せた龍鬼人にハンバーガーキノコを押し付ける。キノコに挟まれたキノコ。私的には仲直りの印だ


 涙を流しながら、食べるフォーナ。まぁいいでしょう。あなたの覚悟は私の中の怒りを鎮める力があった。誇っていいわ。


 みんなにはたくさんご飯を食べてもらった。特にウォルフガング君とアオイちゃんは、

モリモリ食べてた。


 ゾフィーちゃんは、ご飯を食べながらも、私の魔力回路を参考にした新しい魔術の話をたくさんしてきた。褒めてほしそうだったのでたくさんナデナデしてあげたらすごく懐かれた。

何故か、カチャもやってきて物欲しそうにするので、ナデナデしたら懐かれた。


 楽しい時間は過ぎ、別れの朝。


 食いしん坊2人は朝ごはんもパクパク食べてる。


 私は、ゾフィーとカチャから予備の服を貰ったのでルヴェリーと私用にサイズを調整する。二人ともデカいんじゃ。


 どことは言わない。悲しくなるから。


 慎ましい私たち用にすると布が余り、ルヴェリーと2人で余り布をペシペシ叩いた。同士よ強く生きよう。


 そんな中、フォーナは何か言いたげだ。覚悟が決まっているのだから心配はしてない。一言。


 「またね〜」


 と伝え、カチャとゾフィーに頭を下げ、食いしん坊2人に干し肉キノコと干し魚キノコを渡し、部屋を去る。


 「みなさんに加護あらん事を。グーテファールト」


 ルヴェリーがヴァルグラン式の別れの言葉を告げる。ハガネから伝えられた旅の安全を願う言葉だ。あの秘宝は守護者だけでなく、もう一つ試練が待っている。カチャ達とフォーナなら乗り越えるだろう。


 寒々とした洞窟をルヴェリーと2人で進む。たかが一晩だが、あの大人数との触れ合いを味わうと寂しさが込み上げる。


 魔力回路を構築し周辺の魔力と調和して現在地を測る。直線距離でヴァルグランまで大体馬車で20日ぐらいの距離。歩くと2月かからないくらい。遠い。


 とりあえず、下調べしておいたルートで岩山の中腹辺りにある出口に出る。


 眼下には、険しい森が広がっている。外はもう暗くなってきており、いかに過酷な洞窟だったか実感する。ルヴェリーは優れた戦士だと再評価。私のペースにしっかりついてこれていた。


 カチャの話では1週間かかったそうだからまぁまぁの難易度だと思う。


 ご褒美をあげよう。


 「みじか〜い、つ〜しん、だ〜れ?」


 ちゃんと伝われ、私の精一杯だよ。


 「グライシアでお願いします。その次、通信できるのは何時くらいですか?」


 おぉ、この子のコミュニケーション能力凄いあれだけで、簡単に出来ないことまで読んだか。偉すぎる。


 「ふつか〜」


 目安を伝える。


 「解りました。よろしくお願いします。」


 魔力回路を形成。軍の通信に割り込みをかける。私の作った回線網だから滑り込ませるのはそんなに難しくはない。ただ、ここは圏外なので、回線が通るところまでパスを繋げる必要がある。


 私は魔力を飛ばすのが極端に苦手だからこの通信で、全魔力の5分の1くらい使ってしまう。


 それでも、生存確認は必要。もうかれこれ5日はたってる。通常なら捜索打ち切りの時期だ。


 パスが繋がり、回線に割り込み。グライシアのプライベート回線とルヴェリーの回線を繋ぐ。


 「グライシア。聞こえる?私よルヴェリーよ」


 ちゃんと相互通信できるかな?


 「ルヴェリー生きてたの?」


 感度良好。流石わたし。


 「うん、助けてもらったの。申し訳ないけど今からの通信、アーカイブで残して」


 なんてスムーズ。


 「OK」


 なになに、通じ合ってる感たまらない。


 「魔導鎧3番隊隊長ルヴェリーです。この度の詳細報告は原隊復帰後行います。現状、協力者の救援によりルヴェリー負傷なく生存であります。この通信をもちまして、原隊復帰まで無期限の休暇申請とさせて頂き、隊長権限全てを副長に移行を願います。北方より明日から帰還に向けて行動を開始いたします。魔導鎧等の破損についても原隊復帰後報告させていただきます。回線不調と民間の回線からですので返信不要です。以上報告まで。Ok切って」


 ルヴェリー真面目だわ。


 「生きてて良かった。次はいつ話せる?」


 察し良すぎない。この子たち大人だわ。


 「2日後くらい。遠すぎるの。また連絡する。ありがとうベストフレンド」


 きゃー、一度言ってみたい ベストフレンド。


 目配せで通信を切る。


 パスが繋がってるついでに生存確認だけしとく。絶対バレてる。ロンちゃんからの思念がうっすらだけど、ゴメンって言ってる気がする。


 「いきてる〜」


 怒られたくないから言い逃げ。


 早く帰ろう。きっと心配してる。


 






 



 




 フォーナ以外の機械仕掛けの斧のメンバーは【月皇神姫】妖夜様からお借りしております。


 マリー(マリア)視点いかがでしたか?群像劇を書きたかったのは紛れもない事実なのですが、もう一つ群像劇にした大きな理由がマリアの存在です。


 彼女の大きな特徴に速度20倍思考があります。彼女は20倍の速度で思考しており、人と感覚が異なります。


 このギャップを作るために始めた視点変更が後のシャルセアの攻防の厚みや、ラウンドベルクでのショートショートに繋がったのです。


 今でもマリアを出して良かったと思っています。


 まっそういうことで、次回は群像の強みショートショートが入ります。スピーディかつ大胆に切り込み、3章が盛り上がります。




挿絵(By みてみん)



冒険者チーム『機械仕掛けの斧』

『鎖剣ウォルフガング』愛称はルフ。


カチャに惚れて付いてきている熱血バカ。アオイとはカチャを取り合い、喧嘩ばかりである。






挿絵(By みてみん)



冒険者チーム『機械仕掛けの斧』

『轟剣のアオイ』

轟剣ヒトツタチの使い手

カチャの人柄。一本気に惚れ込み付き従っている。


 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ