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32話 国境の戦い

「リック様。無事を……お祈りしています」

「ああ。シャリィ。必ずキミの元に帰ってくるよ」


 大切な彼女を抱き寄せ、そして無事の帰還を誓う。

 今日に至るまでシャリィも努力してくれた。


 ここからは俺の戦いだ。


「……行ってくる。シャリィ」

「はい。どうかお気を付けて」


 シャリィは当然、屋敷に残していく。

 この戦いは、ほとんど勝ちの決まった戦いだ。


 レノク王家とベルファス王家で事前に取り決めがあり、戦の開始の時も何もかも決められている。

 そうでなければ、あちらの戦力はかなり減る事となるため、暴走した王子も従うしか手がないというところ。


(大人しくしていたわけではないんだろうけど)


 王子の細かな処遇は分からない。

 ただグレゴリー家を利用した戦争の準備、工作が明らかとなり、その責任を負うのがアレク王子という事になっている。


 戦後のすべてが取り決められているのに尚も戦いを起こすのは不条理とも感じる。

 無用な血が流れるし、こちらだって無傷で済むとは限らない。


(それでも……か)


 あらゆる準備が進んでいく中で、ベルファス王国から届けられたアレク王子の情報。

 そこには彼の『目的』が書かれていた。


 アレク・サミュエル・ベルフェゴール。

 ベルファス王国の現・王太子。


 彼の望み、彼のこれまでの行動理由は……シャーロットだ。


 幼い頃、レノクの王宮で出会ったシャーロットを今まで想い続けてきたという。

 そして、すべての企みは、ただシャーロットを手に入れるためのもの。


 隣国からの情報で、シャリィの過去に対する『推測』が現実のものになった。


 やっぱりシャリィの正体は……『シャーロット・グウィンズ侯爵令嬢』だった。

 レノク王国から消えてしまったシャリィの記憶と記録は、ベルファス王国に残されていたんだ。


 だから、いずれレノク王家もシャリィについて正確に知る事になるだろう。


 この国境の戦いが起きる事を、あえて止める方向で動かなかった理由もそこになる。


 ディミルトン辺境騎士団の力を、有用性を国内に知らしめるんだ。

 辺境伯家が他家よりも尊重されるのは国境を守っているから。


 だからこそ、何よりもその力が求められている。

 実際に力を示す場がある方が『都合がいい』。


 こちらの騎士団の経験になるし、内外にその力を示すことで、より長い国境の安定が見込まれる。



 ディミルトン家の価値が高まれば、既に俺の『妻』となったシャリィを王家が取り上げようとするなんて真似は出来なくなる。


 ……ないと思いたいが、そういう可能性もゼロではないから。

 と言っても、今のシャリィには王妃教育を受けた記憶などない。


 如何に優秀かと言っても、正式に発表された今の王子妃を挿げ替えてまで、さらに辺境伯家と争ってまで。

 そう考えると、やっぱり杞憂だとも思う。


(ハロルド殿下がシャリィのことを覚えていなくて良かった)


 今の殿下が『真面目に』政務に取り組んでいるという話も。


 もしもハロルド殿下が、政務を怠り、さらにシャリィに執着していたら、と思うとゾッとする。

 今の彼女の人生を無理矢理に壊し、奪っていこうとする可能性がやはりゼロではなかった。


 そして、そんな事になればレノク王国内は荒れる事になっただろう。

 王家への不信感。

 仲違いによるディミルトン家の疲弊。

 その上でシャリィがキッカケとなって知る事のできたグレゴリー家の策略。


 『もしも』シャリィがこの地に現れなければ、きっとカザレスと隣国の思惑は今も進行中だっただろう。


 俺の隣にはシャリィではなく、カザレスの娘のカルミラ嬢が立っていて。

 シャリィを最後は慮った彼女の矜持を疑うわけではないけれど、その状況の彼女がどう動くか未知数だ。


 それにそもそも狙いがそうだったなら……。

 ディミルトン家は内側から隣国に暴かれ、さらに最悪の状況になっていただろう。


 アレク王子がここまでシャリィに執着しているのだから、混乱したレノク王国にベルファス軍が攻め込んでくるのは確実。


 ……最悪の状況で、攻め込まれた可能性が高かった。

 敗戦濃厚で、親があちらの国につき、優遇される状況ならカルミラ嬢は……俺の『説得』に動いたかもしれない。

 共に逃げようか、あちらに降参するように。


(……恐ろしいな)


 すべてのキッカケはシャーロットだった。


 彼女がもしも、その強力な【記憶魔法】を使っていなかったら。

 想像できる未来は、あまりに暗い。



 魔法によって結界を張った彼女の姿を見て、隣国の男はシャリィを『聖女』と思ったという。

 それは、きっと真実だった。

 シャーロットはレノク王国の、今の時代に現れた『護国の聖女』だ。


 ……愛しい妻なので、とても美化しているかもしれないね。



◇◆◇



 戦場となる場所、国境は整備された街道とは別の平野が選ばれた。

 一口に『国境』と言っても、山林を含む場所があったりと、様々な立地がある。


 グレゴリー家の管理地が面していた場所は、到底、物資や人員の大移動が望めない場所だからこそ警戒が薄かった。

 そういったルートとは逆に、大人数の移動を可能とするのがディミルトン家の守る国境地帯だ。



 1本の幅の狭い『線』ではなく、街一つ以上を呑み込める幅の『帯』が、レノクとベルファスの国境となる。


 両国共に街道を荒したくはない。

 それ故に、街道を離れた、木々を切り倒して作られた平野が、決戦の場だ。


 この戦いは奇襲や奇策から始まるものではない。

 どちらかが追い詰められたものでもない。


 強いて言うならば『騎士の誇り』をかけた『決闘』に近いものとなるだろう。


 待ち構えるディミルトン騎士団が、地平の向こうから進軍してくるベルファス兵を視界に入れた。



「……パトリック様」

「ああ」


 開戦の『キッカケ』を作らなければならない。

 その事を互いに理解しているからか。


 ベルファス兵たちが歩みを止めた後、黒馬に乗った男が単独で進んでくる。



「黒髪に、俺と同じエメラルドの瞳。それに男でさえも『美しい』と評してしまいそうな見目。纏ったあの雰囲気に鎧の装飾。……おそらく、アレが……アレク・サミュエル・ベルフェゴール。ベルファスの王子だ」


 他でもない、王子であり、敵の将たる彼が単独で前に出てくる。

 その事が今回の戦の異常性を表していた。



「──俺の名はアレク・サミュエル・ベルフェゴール!

 ベルファス王国が王子! ここに集った騎士たちを統べる男!

 ……パトリック・ディミルトン! 前に出て来るがいい!

 俺は、貴様とこそ決着を着けねばならない!」


「……む」


 大きく戦場で張り上げられた声。その気迫。

 まさかの『指名』だ。


「……これは。どうされますか?」


 マークが敵の初手に困惑し、俺を心配そうに見てきた。

 思った形の始まりではなかったのだろう。


 俺もこれは予想外だ。


(もしや、大将同士の一騎打ちを望むのだろうか?)


 たしかにこの戦いは勝ち負けの決まった戦いだ。

 国同士が既に勝敗を決めていて、あちらの将たるアレク王子にすべての責を負わせる『茶番』。


 辺境伯家として『力を示す』に最適な戦いでもあるが……。

 一騎打ちで、兵たちが怪我をせずに済むのならばそれもまた、という思惑も分からないではない。


 ベルファスの戦力を削ぐと言っても、今回投入される部隊は、国王が統べる正規軍ではないし。



「……引くわけにはいかないだろう。それに彼が、俺個人に言いたい事があるのは確かだろうしな」


 アレク王子の目的は、昔から、この時になっても変わらない。

 我が愛しい妻を、俺よりもずっと前から望んでいた男。


 シャリィの【記憶魔法】がすべての運命を打ち砕き、俺の手が触れられる場所まで来てくれた。



 一つ違えば分からなかった。


 シャリィの隣に今、立っている男が誰になっていたか。


 ハロルド王子だったかもしれない。

 アレク王子だったかもしれない。

 或いは、他の誰かだったかもしれない。


 そんな『たられば』の可能性を、俺がどこまで打ち砕き、彼女に近付けたか。



「全兵、控えよ! 俺が出る!」

「……!」


「「「ハッ!!」」」


 騎士たちが俺への心配や不安を呑み込み、俺が進む姿を見守った。

 俺は、一人、馬に乗って進み出る。



 アレク王子の馬が見事な黒馬であるのに対して、俺が今乗る馬は白。

 同じエメラルドの瞳を持つ俺たちは、まるで対となる存在のように感じた。


 同じ女を愛した男。

 胸に抱く誇りは同じなのだろう。


 だからこそ、一人の男として負けることはできない。



「我が名はパトリック! パトリック・ディミルトン!

 レノク王国辺境伯レイドリック・ディミルトンの息子! そして!」


 ある程度の距離まで近付いた俺は、アレク王子を見据えながら声を張り上げた。



「──紫の瞳のシャーロットを最愛の妻に持った男だ!」


「……ッ!」


 シャリィの名をあえて出したところで彼の顔が歪んだ。

 憎悪に近い感情が俺に向けられ、ピリリと場がひりつく。



「……この戦いは、俺の意志が発端となり始まったものだ!

 すべての責は俺にあり、ベルファスの民の多くは与り知らぬもの!

 後ろに控える騎士たちすら、その理由を知らぬ!」


「…………」


「すべての責が俺にあると認めた上で! 俺はなお、引けぬ!

 その理由は……パトリック・ディミルトン! 貴様が娶った女にある!」


 認めるのか。


「俺が最愛と決めた女! 必ず手に入れると決めた女! その名はシャーロット・グウィンズ!

 俺がレノクを落とさんと企んだ理由は、すべて彼女のためのもの!

 ……故に! この戦いのすべてが俺の責任だ!

 レノクに害成さんとした何もかもが、このアレク・サミュエル・ベルフェゴールの意志である!」


「……それがどうした!」


 俺は彼の吐き出す言葉に圧されぬよう、吠えて返した。


 両軍の騎士すべてが俺たちのやり取りを見守る。



「俺の企みのすべてが暴かれた今! 本来であれば、この命を差し出す事で終わりとするべきなのだろう! だが! それでも尚、俺には諦めきれぬ!

 止まる事は出来ない! 『忘れる』など出来ないのだ!

 ……シャーロットは俺の『運命』だった!

 故に! パトリックよ! 貴様だけは認める事が出来ない!」


「…………」


「……愚かだと罵るがいい! 彼女を既に手にしたお前にとっては愚者の妄執に過ぎないと! だが! 俺は戻れない! 後に引く事など出来はしない!

 …………この命すべてを賭けても!

 俺が生きて来たすべてを賭けて……すべてを捨ててなお、シャーロットを欲する!

 俺の、運命を!!」



「……では、何を望む! ベルファスの王子、アレク!

 貴様は、俺が最愛の妻を差し出す男だと愚弄したいか!?」


「…………お前の力を示せ、パトリック・ディミルトン!

 お前が俺を殺さぬ限り! 俺は生涯、彼女を追い求め続ける!

 愚かと罵られようが! 狂人だと嘲笑されようが!

 俺が生涯をかけて望むものは、ただ一人ッ!

 …………この命を賭けて!

 すべての責を負い、最愛の運命を……お前から奪う!

 そして!

 俺の『敗北』を以て、ベルファスが名を持つ騎士たちの……『敗北』とせよ!

 …………俺と貴様での、一騎打ちを望むッ!!

 ベルファスの王太子、アレク・サミュエル・ベルフェゴールからの決闘の申し込みであり……。

 …………『願い』である!!」


「──!」


 やはり。集めた騎士たちでの戦ではなく、すべての責任を負うための一騎打ちか。


 俺は、少しの間だけ沈黙し、間を空ける。

 その間、アレクから目を逸らすことはない。


 これは国を賭けた戦いではなく、一人の男のプライドを賭けた戦い。

 決めるのは俺だ。


 ここに父レイドリックはおらず、すべての判断を俺が委ねられている。

 彼の主張を嘲笑し、騎士を率いた『決戦』を始めてもいい。


 ……だが。



「……いいだろう! アレク・サミュエル・ベルフェゴール!

 貴様が俺に打ち負かされた時、お前の後ろに控える騎士たちが抵抗しないならば!

 そこでこの戦いを終わりとする!!」


「…………感謝する!」


 そして。

 俺たちは、両勢力の見守る中央で、馬上で剣を構えた。


「……この短剣を天に投げ、落ちた瞬間を始めとする!」


 アレク王子は、目立つ黄金の剣を掲げる。

 俺は、無言で頷き、了承した。


「では!」


 ブンッ……! と、黄金の短剣が中空に投げられた。


 ヒュンっと音を立て、そして……短剣は地に。


 ドスッ!



「行くぞ! パトリック!」


 アレクが手綱を引き、突撃してくる。


「来るがいい! アレク!」


 違わぬタイミングで俺も駆け出した。

 互いに馬が激突しかねない距離で。


 ガキィイイン!


「っ!」

「……ッ!!」


 剣を打ち鳴らす。ビリビリとした衝撃が腕に伝わり、彼の剛力が窺い知れた。

 何度も何度も、馬と剣をぶつけ合い、俺たちは衝突する。


 馬は狙わない。

 何故なら彼が馬を狙ってこないから。


 そして衝突の繰り返して、俺たちよりも先に馬が疲弊し、動きが鈍り始めた。


「…………ありがとう。サンドラ。お前は生きろよ」


 この決闘の場にそぐわない程の優しい声を、アレクは馬に掛けたかと思うと、飛び降り、そして黒馬を逃がした。


 俺はその姿を黙して見守る。



 彼は諦めたわけではない。

 尚も挑戦的に俺を睨み付け、剣を構えたまま。


 その目を受け、俺も馬を飛び降り、そして白馬を味方陣営へと逃がした。



「…………」

「……来い」

「ッ!」


 馬が離れた事を見てから再びアレクが向かってくる。


(速い……!)


 アレク王子は知略に長けるが、武力にも優れていると聞いた。

 その噂に偽りはない。

 きっとシャリィの件がなければ、もっと。


 ガキィイ!!


 剣と剣がぶつかり合い、詰まった距離で拮抗する俺たち。



「惜しい力だ。ベルファスの未来は明るかったろうに」


 俺は彼の実力を知り、肝を冷やしながらも、引かず、見つめ返した。


「……何故だ! どうしてシャーロットがお前の元に行った! すべて『運命』だった! 彼女は俺のものになる筈だった……!」


 ますます押しつける力が強まった。

 彼の意地なのだろう。誇りなのだろう。


 だが俺は、その彼の意地を押し返す。


「シャリィの運命を決めるのはシャリィ自身だ!

 俺が幸運なのだろう、選ばれるに足る理由がお前よりあったかは定かではない!

 だが! 俺は、お前のように彼女を苦しめるような真似をしなかった!

 ……彼女の幸福を願っていた! 手が届かぬ場所にいる『星』だったとしても!

 俺が『運命』だったんじゃあない! アレク・ベルフェゴール!

 お前が! シャーロットの運命『ではなかった』だけだッ!!」


「……ッ!!」


 ガキィイ!


 押し返し、剣ごとアレクを突き飛ばす。



「かつて手の届かなかった星だとしても。

 今はもう、俺の手と繋がれた最愛だ。

 俺は二度と彼女の手を手放さない。

 何者が相手だろうと。

 たとえ『王』が相手であろうと!

 シャーロットを誰かに傷つけさせはしないッ!

 奪わせは……しないッ!」


「っ……! くっ……!」

「ぉおおおおおおおッ!!」


 ガキン、ガギ……! バキンッ!


「っ……!」


 幾度となく剛力で打ち鳴らされた互いの剣が同時に叩き折れた。


 俺の腰には、まだ短剣がある。

 対してアレクの短剣は、決闘の開始で投げられている。


 視線は地面に刺さった黄金の短剣へ。


 折れた剣の柄を互いに投げつけ、空中でぶつかって弾かれた。


 ガキンッ!


 アレクが地面の短剣へ飛び退るのを、俺は腰から短剣を抜きながら追う。


「……っ!」


 ゾクリと寒気が走った。

 彼の身体に纏われたのは『魔力』の発生。


 アレクもまた希少な魔法使いであり、魔力持ち……!


 彼の手の平が俺に向けられ、そこに魔力が集まる流れが見えた。



「──【呪詛魔法】っ!」

「っ!」


 アレク王子の切り札。どのような効果の魔法か分からない。

 ただ、禍々しく、手の平から滲むように広がるのは黒色の渦。


 まるで『闇』のように感じるその魔力の流れ。


 だが。


「──浄化の光よッ!」


 その闇を打ち払うのが俺の血に継がれた魔法。

 かつての護国の聖女が、俺の代に残してくれた……力。


「……ッ!」


 切り札だったであろう魔法は、俺の魔法によって払いのけられ、俺に何の影響ももたらせない。


 アレクの手が地面に刺さった黄金の短剣を引き抜く。


 だが……、その一手。


「はぁあああッ!」


 ザシュッ!!


「がっ……!」


 俺の方が早く、彼に剣が届いた。


 短剣によって浅く、だが確実に。

 アレクの左目を切り裂き、片方の目を奪う。

 そして。



「──俺の、勝ちだ。アレク・ベルフェゴール」

「……っ」


 彼の首元に短剣を突きつけた。


「…………、……、…………ああ。俺の……負け、だ」


 アレクは右手に持った黄金の短剣を手放した。


「……俺を殺せ。それですべて終わりに……しろ」


 負けを認めて。なお、命を賭けて。

 すべての責を負う将の姿を最後に見せる。


 彼を殺せば、この戦いは決着だ。

 多くの兵を傷付けずにすべてを解決する事ができる。


 ……だが。


「殺さないよ。アレク王子」

「……なに?」


「最後に。シャーロットに会わせてやる」

「っ!?」


 彼の目が見開かれた。


「だから大人しく捕まるんだ。

 アレク。君が魔法を見せてくれたのだから。

 俺の魔法だけじゃなく……『シャーロットの魔法』も()()()()といい。

 それで『最後』にしよう。アレク王子」


 アレク王子の身柄は確保し、命は奪わない。

 両国間に禍根を残さないためにも。


 だけど、きっと。


 アレクが、シャーロットの前に立った時。

 すべてが『終わり』になる。


 そうする事が、きっと両国を騒がせたこの黒髪の王子にとって最も重い『罰』になるだろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] まぁアレクは色々やらかしてるのは確かなんだけど、 それでもハロルド達よりは男として明らかに格上なんだよなぁ······ 惜しむらくは魔女が中途半端に干渉した結果、 「望む相手」から「自分が得…
[一言] 出会いより先に知ってて勝手に執着してたのが敗因っぽいんだよな… つまり魔女が運命を嘯いたから運命が壊れた
[一言] トドメを刺すんですね。やめてあげてぇ彼のHPはもうゼロよ。
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