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地方戦争 後編   作者: 山本正純
隔離病棟籠城事件
21/26

超人たちの戦い

 私は異空間での修行で身に付けた必殺技を使う決心をする。

「今聖なる玉を召喚する」

このコールで異空間の穴が開き、玉が落ちて来た。私はその玉を掴む。

「これが必殺技。異空間テレポート」

 私は壁を通り抜けた。すると床に私の足が出現してマイクの足を蹴りあげる。その反動でマイクの体は天井に叩きつけられた。

 第五試合の結果は私の勝ち。しかしこのタッグマッチはまだ終わっていない。なぜならテロリストのボスと中島さんの死闘が終わっていないからだ。

 この戦いは絶対加勢できない。ここで加勢することは地獄に行くようなものだ。これが戦争。戦いはさらにヒートアップする。

「ここまで来たら必殺技を使うしかないな」

中島さんの言葉を受けテロロストのボスも必殺技の準備をする。

「必殺技対決で決着を付けるか」

中島さんはボスに突っ込む。それをボスは

笑い銃で狙いを定める。

「これで終わりだ。ファイヤーサイクロン」

ボスはトリガーを引き銃弾を発射する。銃弾はありえない速さで飛んでいく。動体視力がよくても避けることは難しいだろう。

 しかし中島さんは不敵な笑みを浮かべる。

「クロスサンダー」

中島さんがそう呟いた時なぜかテロリストの前にいたはずの彼が移動していた。テロリストのボスの背後に。

装着していた装備は全て壊れボスは気絶した。

「これで任務完了」

 ありえない。最初は武術に優れた男だと思った。しかしただの公務員にこんな芸当ができるはずがない。


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