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設定資料集(用語集・EA関係、国、人種、称号、神について)

断章とほぼ同時投稿





――EA関係用語について


 ・エンチャッテッド・アーマー

 一般的には全身を包む板金鎧の内側に、魔法を刻印した物のこと。

 魔法の刻印に内部の人間が魔力を流すことで、その魔法が再起動して効果を発揮する。

 魔力砲撃、魔力障壁、身体強化、装甲硬化などが基本的な機能。



 ・魔法刻印

 魔法を発動したときに現れる魔法陣をアレンジして、固形物にに刻んだもの。

 新触媒によって描かれた場合を除き、魔力を流しても効果は発動しない。



 ・新触媒

 エンチャッテッド・アーマー内部に魔法を刻印するための液体。製法は軍事機密。

 刻印の種類や機体ごとに配合が変わったり、新しい製法が発見されていたりする。



 ・魔素

 空気中に存在する極小の物質。

 この千年間のうちに魔素の濃度は薄くなってきている。



 ・魔力

 魔素が動植物の体内に取り入れられることで変化したときの名称。

 魔法を発動するために必要な物質。

 空気に触れると、僅かな光を発しながら魔素へと戻る。






――国家について


 ・メノア帝国

 メノア大陸のほぼ全土を手中に収める大帝国。

 元首は皇帝。首都は帝都。帝城の名アダルベルトは初代元首である勇者の名前。

 (帝都は以前はメノアサルツェと呼ばれていたが、今は帝都呼びが一般的)



 ・真竜諸島共和国

 メノア大陸北西部の真竜湾に浮かぶ列島の国。

 元首は議長。

 国の象徴は神世から生きているとされる聖龍レナーテ。政治には基本的に関与しない。

 基本戦力は騎士団。

 それとは別に竜騎士団が存在する。空を飛び火炎を吐く竜に乗る彼らは非常に強い。

 竜騎士団の竜はレナーテから下賜されるので、レナーテの影響力が強い。



 ・ブラハシュア王国(亡国)

 メノア帝国により滅ぼされた国。現在の名前は帝国北西部ボラーシェク地方

 王政の国で元首は王。武の国を名乗り、騎士団や傭兵団が幅を効かせていた。



 ・ヴラトニア教国(亡国)

 メノア帝国により滅ぼされた大陸北部にあった国。現在の名前は帝国北部セヴェルホラ地方。

 元首は王。王はヴラトニア新教の教皇も兼ねる。

 ヴラトニア教は大地母神マァヤ・マークの夫とされた、天と法を司るヴラトニア神を崇めている。(なおヴラトニア神がマァヤ・マークの夫であるとしているのは、ヴラトニア神教のみである)

 メノア帝国侵略の折には、宗教戦争宣言により全国民が帝国に抵抗。焦土作戦を仕掛けて帝国右軍を苦戦させた。






――種族について


 ・ヒト

 大陸で一番多い種族。身長は成人で1・4~1・8ユル程度。どこにでもいる。



 ・ドワーフ

 大陸各地に住む種族。主に山岳地に多いが、町でもよく見かけられる。

 身長は成人で1・5ユル程度。

 手先が器用で力が強い。原初の巨人ユミルの死体から生まれた千人のドワーフを始祖とする。



 ・エルフ

 大陸各地に住む種族。主に緑豊かな森などで、五十人程度の氏族単位で暮らす。魔法や弓が得意であり、長命。最長で一二〇〇歳まで確認されている。

 身長は成人で1・5~1・7ユル程度。ヒト種より耳が長いのが特徴。

 たまに町で見かけられる。ブラハシュアは周囲の森から攫ってきて奴隷扱いしていたので、比較的多い。帝国によって解放され、氏族の森に帰れないものは町の紡績工場や冒険者ギルドで働いていた。

 外見はヒト種から見ると大変に美しく見える。またヒト種との交配が可能。



 ・亜人種

 代表的三種族に当てはまらない希少人種のことを言う。

 比較的多いのは犬の耳と尻尾を持ちヒト種に似た犬人種。

 有名なのは、かつて勇者の元で従者を務めた草狼と呼ばれる、青い狼の特徴を持つ一族。

 知能はまちまち。総じて身体能力が高いが、昔ながらの掟などを大事にし、自然と共に暮らす部族が多い。


 ・人間

 上記のヒト・ドワーフ・エルフやその他希少種族など、比較的似た特徴を持つ近親種をまとめた総称。



 ・魔族種

 人間とは似ているが、背中に翼があったり頭部に角が生えていたりする希少部族。メノア大陸の北にあるエリダニア大陸で暮らしている。体内に結晶化した魔力である魔石を持つ。人間種を敵視していることが多い。(作者注・あんまり物語と関係ない)



 ・動物と魔物の違い

 体内で魔力が結晶化した魔石を持つものを『魔物』と呼ぶ。

 魔石から漏れ出る魔力が身体を強化し凶暴化させていることが多い。

 魔石という物質は空気に触れると魔素へと変える。あまり利用価値はない。


 




――称号について


 ・称号とは

 大地母神マァヤ・マークより贈られる概念。かつては神与称号と呼ばれていた。

 (ということは、魔素希薄化を迎える前にはそれ以外の称号が存在していた)

 称号を得た人間は、称号に関連した特技・特性を持つことが可能になる。

 なおそれらを生かすには、神世から生きるレナーテに称号を確認してもらい、使い方を教えてもらう必要がある。

 千年近く前は鑑定という失われた魔法があり、それによって確認が可能であった。

 今は魔素希薄化により鑑定魔法は失われ、レナーテのみが確認できる。



 ・勇者

 代表的かつ最も有名な称号。

 怖れぬ者という意味の大陸語。身体能力・魔力を上げる特性を持ち、体に害をなす多くの外的要因に対して耐性を持つ。



 ・賢者

 代表的な称号の一つ

 賢き者という意味の大陸語。魔力を上げる特性を持ち、常人の数十倍にも及ぶほど魔法出力が高い。多くの魔法を見ただけで理解し使用できるが、治癒魔法だけは絶対使用不可という特性がある。残念ながら、頭の回転を早くする特性はない(本人談)



 ・聖女

 代表的な称号の一つ。勇者・賢者・聖女の三つを合わせて三大称号と呼ぶ。

 清らかな乙女、敬虔なる巫女などの意味を持つ大陸語。魔力を上げる特性を持ち、出力も賢者に及ばないほど高いが、半面、魔法を使って他人を害することが不可能な特性も持つ。治癒魔法と防御系魔法は高威力を誇り、常人から見れば奇跡にも見えるほど。

 なお処女である必要はない(本人談)



 ・魔弓の射手

 称号の一つ。弓を使った技能が大幅に強化され、魔力と身体能力が高くなる特性を持つ。

 以前は魔弾の射手という称号であったという説もある。エルフなどによく現れていた称号であり、同種族には神の如く崇められていた。

 エルフの女にもてる(本人談)



 ・剣聖

 称号の一つ。その名の通り、剣に秀でた特性を持つ。常人からは考えられない身体能力と魔力を持ち、剣と名の付く武器を扱う限りは絶大な武力を持つ。相手の攻撃する意図を読む能力を持つ。

 EAにいる人間の心は読みづらい(本人談)



 ・聖騎士

 称号の一つ。頑強さと剣盾を同時に扱う場合のみ強化される特性を持つ。盾を使う場合はまるで未来を見通すような動きで味方を守る。



 ・暗殺者

 約八〇〇年前に失われた称号。今回の物語には出てこない。



 ・その他

 一度だけ見られた称号などがいくつかあるが、割愛する。



 ・魔王

 魔族の王が持つとされているが、実態は不明。称号の一つであるという説がある。







――神について


 ・大地母神マァヤ・マークと天空神ヘレア・ヒンメルが大陸で最も信仰されている神。

 マァヤ・マークは豊穣を司り、ヘレア・ヒンメルは空の恵みを司る。

 以下、アエリア大陸に伝わる古い伝承

 


 遥か昔、神世の時代、このメノアに、二柱の女神がいた。

 一柱は大地を司る女神マーヤ・マァク。

 もう一柱は空を司る女神ヘレア・ヒンメル。

 マーヤ・マァクは言った。

「人よ、力と名を授けよう。それはそなたたちを守る力であり、魔を倒すものである」

 人々は力を持った名前を得た。その号を与えられたものたちは、その力により、国を作り大地を開いた。

 ヘレア・ヒンメルは言った。

「人よ、恵みと封を授けよう。そなたたちは唯一正しきものであり、恵みを増やすものである」

 大地に満ちた魔物はいなくなり、人々は恵みを得た。恵みは広がり、人々は正しくあろうと自らを律する知恵を得た。

 そして国は法を得て、富みを産み財は広がった。

 だが力あるものは言った。

「我々は力あるものである。財は我々のものである」

 その末に、大地と律は乱れた。

 その愚かさにマーヤ・マァクは悲しみ、ヘレア・ヒンメルはうつむいた。

 大地は水で溢れ、空は灰色となった。

 心あるものは言った。

「これは我らが律を忘れ、恵みを我が物にした罰である」

 だが力あるものはそれに抗った。

「女神は我々を裏切り、お見捨てになった」

 力あるものは、その力を用い、ヘレア・ヒンメルを害した。

 だが愛多きヘレア・ヒンメルは、最後の力で最後の恵みを全てのものに降らた。

 しかしマーヤ・マァクは怒り、力あるものたちの集まる北の大地を凍らせた。

 かくして北は不毛の凍土となり、南には魔物が溢れた。

 心あるものは祈った。

「ヘレア・ヒンメルの愛に感謝を。マーヤ・マァクの怒りに謝罪を」

 女神を害した力の持ち主は、心あるものによって女神に捧げられた。

 その亡骸を見たマーヤ・マァクは、ヘレア・ヒンメルの心を抱いて遥か遠きにある神の座に戻り、大地には人々とヘレア・ヒンメルに封じられていた魔物が残された。




     (アエリア教典・異郷人の言葉一章より)








 






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