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第80話 理不尽だ

◆ バラード大陸 リベアード港前 ◆


【ヴァンパイアビーストの群れが現れた! HP 1120】

【レッドホーンの群れが現れた! HP 610】

【ソルジャーレオの群れが現れた! HP 805】


「前線を固めろ! 何としてでも侵入を阻止するんだ!」


 バラード大陸の玄関とも言われているこの港を攻めてきたのは新生魔王軍だ。リーダー格を筆頭に、おおよそ50から100程度、恐らくすべてが獣に分類されるだろう。この辺りの魔物と比較しても、比べ物にならないほどの魔物ばかりだ。

 対してリベアード港は人口密度に伴って冒険者や自警団の層は厚い。Aランクの冒険者はこのボートムだけだが、Bランクが20人程度、Cランクの冒険者も60人以上いる。そこに自警団を加えれば、ざっと100人以上。数だけを見れば、不利はないが質で見ればはっきりいって絶望的だ。例えばあの曲がりくねった赤い角を生やした牛の魔物、レッドホーン一匹でさえBランクの冒険者パーティならば、それなりに苦戦する相手だ。ソルジャーレオはそのレッドホーンの1ワンク上の強さと凶暴さをかね揃えており、二匹揃えばBランクパーティが壊滅しかねない。そこへ絶望へと叩き落すかのような、あのヴァンパイアビースト。

 ソルジャーレオに似た四足歩行の獣だが、あの大きさにして自分よりも遥かに大きいポイズンサラマンダーを餌にする事もある。あの牙で貫かれた生物は血を一滴も残らず吸われる。肉には一切手をつけず、血だけが奴の主食だ。


「シルバ、ジジニア。腹くくれよ」

「言われずとも」


 この港の自警団は実力者揃いではあるが、あくまで街中の秩序を保つ為の組織なので、魔物相手は不慣れだ。従ってCランクのメンバー共々、後方支援に徹してもらう事になる。荒れ狂いながら港を目指し、砂煙を上げて突進してくる獣達を見ていると、先日海上で俺達を襲った大嵐などまったく問題にならないとさえ思える。

 新生魔王軍。アバンガルド王国を襲ったのを皮切りに、全世界で猛威を振るっている。すでに防衛に手一杯で連絡が途絶えた国もあるという。


「ボートムさんよ! これじゃ確実に突破されちまうぞ!」


 そんな事はわかっている。後方からあの群れに浴びせられる弓の雨でも、ほとんど仕留めきれていない。特にあのヴァンパイアビーストは厄介どころじゃない。猫のような犬のような四足歩行の魔物は全身が人間のような筋肉で盛り上がっている。見掛け倒しでない証拠に、弓矢どころか通常の魔法でさえ対してダメージを与えられていない。ようやく集中砲火で一匹倒したところで焼け石に水だ。


「ほぉれほぉれ! かわいいペット達よ! あそこの薄汚い人間達があなた達の餌よぉん!」


【魔獣使いカーマが現れた! HP 1300】

【血眼の暴獣が現れた! HP 2200】


 豚に似た丸い体型から短い手足が生えている、なんとも形容しがたい巨大な魔物の背中に乗っている男。細身ではあるが女性用の水着とも思える衣装が肌に密着した姿は視界に入れるのも憚れる。極めつけに毛深い全身と紫色の肌。恐らくはあの男がリーダー格なのだろう。両手に持った鞭をたくみに操り、魔獣達を統率している。


「あの気持ち悪い鞭男を狙い撃て! 恐らくは奴がリーダーだ!」


 冒険者、自警団の混合部隊と魔獣達が衝突した。だが結果は見るも無惨なものだった。ある者はヴァンパイアビーストの牙に貫かれたと思ったら一滴も残らず血を吸われ、その亡骸を吐き捨てられた。ある者はレッドホーンの角に貫かれ、ある者はソルジャーレオに頭から齧り取られた。

 相手は高レベルの魔物、そう言い訳する事も出来る。しかし命のやり取りの前ではそんな言葉に何の意味もないのだ。強い者が弱い者を狩る。生物が誕生してから気の遠くなるような年月の間、ずっと行われてきた事だ。彼らを見ていると、我々人間が長い間忘れていたそんな摂理を思い出す。


「やろぉぉ! ぶっ殺すッ!」

「よせっ! 落ち着いてあの男だけを狙うんだ!」


【ビーダ Lv:26 クラス:ソードファイター ランク:B】


【冒険者ビーダはダブルスラッシュを放った!

レッドホーンに43のダメージを与えた! HP 567/610】


 俺の指示も聞かず、若者はいきり立って赤い角が光る凶暴な牛に果敢に向かっていった。

 しかし、若者の渾身の一撃も強靭な魔物の筋肉の繊維まで傷つけるには至らなかった。薄皮を斬られてもレッドホーンは構う事なく、ビーダを貫く。


【レッドホーンの突進! ビーダに130のダメージを与えた!

ビーダは倒れた! HP 0/122】


「チ……キ……ショウ……まもって…やれな……」


 愛する者が港にいたのか、ビーダは最後まで遺言を言い残す事なく果てた。しかしそれはほんの一角に過ぎない。私の視界に入るだけでも、ざっと5、6人の命が終わっている。

 数少ないAランクの俺がここで奮い立たなくてどうする。先陣をきって、彼らの指揮を高めるのが俺の務めのはずだ。それがどうだ、あの幽霊船の時と同じだ。体が、本能が逃走を望んでいる。


「結局、俺はどこまでいっても弱虫か……」

「ボートムさん、これ以上は持たんぞ!」


 シルバにジジニア、今日までよく戦ってきてくれた。ある時は酒びたり、ある時は生死を分かち合った。長年、俺なんかに付き合ってくれて本当にいい奴らだ。出来ればこの二人だけは死なせたくない。


「ふふん、こうも狩りがいがないのも退屈ねぇ」


【魔獣使いカーマは鞭を打ち鳴らした! 魔物達の攻撃力が上がった!】


「でもこれも愛するパンサード様の為。悪く思わないでね」


 気がつけば冒険者、自警団はほとんど残っていなかった。四肢がはじけ飛んだかのような死体が点々としていて、血の海と呼ぶのにこれ以上相応しい状況はないだろう。原型を止めているものはわずかで、ほとんどが人としての尊厳すらも打ち砕かれたような無惨な有様だ。


「シルバ、ジジニア。ここは俺が……」

「下らん、そういったところで我々が応じるとでも?」

「だがこのままでは全滅だぞ……」


「あらあら、逃げる算段でもついたのかしら」


 凶悪な巨大豚が俺達の前に立ちはだかる。その上で得意げに鞭をしならせるカーマ。俺達がそいつを見上げた時には豚の前足が頭上に迫っていた。


「すまん、二人とも……」


 そう祈ると同時に太い前足が俺達を踏み潰し、肉塊と血に分離するはずだった。しかし豚の姿がない。そこには空中に取り残されたカーマが状況を把握できずに宙を舞う姿があった。乗っていた豚が消えた。いや、そこには後ろ足先の残骸がある。


「ぎゃびん!」


 放り出されてしまったカーマが情けない声を上げて落ちる。


【リュアはソニックリッパーを放った! 血眼の暴獣に451022のダメージを与えた!

血眼の暴獣を倒した! HP 0/2200】


「ひどい……」


 自分の成した事とは裏腹に、いつか助けてくれた水色のショートヘアの少女は口を覆いながら辺りを見渡している。そしてその後ろで同じような仕草をする少女、確か名前はロエルだったか。

 ここにきて俺は何が起こったのかをようやく把握できた。俺は二度もこの少女達に助けられたのだ。どういった理由でリベアード港に立ち寄ったのかはわからない。まさに奇跡としかいいようがない。また会う事になるとは思わなかった。


「ロエル、生きている人達はいる?」

「がんばってみるけど、ほとんど……」


 少女が金髪をなびかせて負傷者の下へ駆け寄る。負傷者よりも残りの魔物が、と叫ぶには至らなかった。


【リュアの攻撃!

【ヴァンパイアビーストの群れに321089のダメージを与えた! HP 0/1120】

【レッドホーンの群れの群れに368431のダメージを与えた! HP 0/610】

【ソルジャーレオの群れに359974のダメージを与えた! HP 0/805】

魔物の群れを倒した!】


 あっという間とはこの事をいうのだろうか。いや、実際には、あっという間すらなかった。俺の目にはその場で魔物が切断され、その場で消し飛ぶ光景しか映らない。スキルなのかあの子の身体能力の成せる妙技なのか、もはやそれすらもわからなかった。

 気がつけば少女は俺の隣にいた。そして尻をさすりながらようやく立ち上がろうとするカーマを睨む。


「何が起こったというの……あら、あなたはだぁれ?」

「……王様が言っていた通りだ。このままじゃ世界中がメチャクチャにされる」


 強者と呼ぶにはあまりにも、弱々しい表情を浮かべる少女リュア。しかしその細身から放たれる途方もないパワーが今、カーマに向けられようとしている。


「ア、アタシのペットちゃんが……」


 カーマはここにきて自分の手下の魔物がすべて倒されたのを把握したのか、ほぼ消し飛ばされた獣の残骸を見渡した。


「リュアちゃん、生きている人達はなんとか治療したよ。範囲回復魔法って本当に便利だね」

「ありがとう、ロエル。ボートムさん、悪いけど生き残っている人達と協力して何とか港町に全員避難させて。後はボクが何とかするから」

「うむ……助かるよ」


「ちょっとぉぉ?! 今、あんたアタシを無視したわよねぇ?! おいコラァッ!」


 今までとは別人のような、野太い声で急に罵り出したカーマは両手の鞭を力の限り、地面に叩きつけた。砂と岩、土が炸裂したように見えるのはカーマの怪力が成せる技だろうか。いずれにせよ、俺はまったく心配していない。後は怪我人を何とかするだけだ。


「お前、名乗れや」

「ボク? ボクはリュア」

「リュア……。たった一人で十二将魔を5人も倒したと、パンサード様が危険視していた……。そう、まさかこんなところで会えるとはね」


 落ち着きを取り戻したのか、リュアという名前を聞いてむしろ心躍るといった感じだ。その証拠に、野太い声からまた声色のような気色悪い声に戻っている。


「リュアちゃん、早く終わらせて運ぶの手伝って。多すぎて私達じゃ手に負えないよぅ……」

「うん、わかった」


「あなたは二つ勘違いしている! 一つ、魔王軍は十二将魔だけじゃない! 一つ、完成化(エンド)は彼らだけの特権じゃないのよねぇ! いいわ、終わらせてあげる! ここであなたを殺せば、私は晴れて十二将魔入り! そうなればもっとあのお方の近くにいられるもの!」


【魔獣使いカーマは姿を変えた! 暴殺の色魔獣カーマが現れた! HP 3570】


【リュアの攻撃! 暴殺の色魔獣に381027のダメージを与えた!

暴殺の色魔獣カーマを倒した! HP 0/3570】


「終わったよ。何人くらいいるのかな?」


 終わった、少女にとってこれは戦いですらなかっただろう。カーマにピンク色の体毛が生えて鞭と一体化し、何倍もの大きさにふくれあがって変貌した相手ですらリュアという少女にとっては戦いとして成立しない。

 ちらりと一瞥して右手の剣を一振りしただけだ。邪魔だから払いのけた、これを戦いというだろうか。

 百人以上の猛者が総力を上げても太刀打ちできず、これだけの死体の山を作り上げた化け物の集団。それを歯牙にもかけずにものの数秒で葬り去る少女。


「ボーッとしてないで、ボートムさんも手伝ってよ」


 まるで日常で見かけるような、少しだけ拗ねた表情で少女は俺に手を振った。俺が感じた恐怖など想像もしていないだろう。ここが戦場だった事さえも忘れさせるほどのあどけない少女の仕草。


理不尽。


 あの子の強さを誰かに説明するとしたらこれ以上、最適な回答は存在しないだろう。俺が生きてきた数十年の人生の中で培ってきた経験と実力など、あの子の何年分に相当するだろうか。もしかしたら何年どころじゃないのかもしれない。


◆ バラード大陸 リベアード港 宿屋 海の友亭 ◆


「新生魔王軍は今も勢力を拡大中だ。しかしまさかこんなところにまで攻めてくるとはな……」


 魔王軍による被害はかなり深刻なところまできている。さっきのような魔物の集団が世界各地の町や村を襲っていて、他の国が連携をとって対策しようと試みているが今のところ目立った成果は上がらないようだ。

 そして滅ぼされた町の生き残りの人達が各国へ流れているのも大きな問題になっている。もちろん、道中には野生の魔物もいるので、戦う力を持たない者達が生きていけるはずがない。必要なものが何一つない状況に置かれた人間が行きつく先なんて決まりきっている。

 同じような境遇の人や行商を襲う者達まで出ていて、もう目先の問題は魔王軍だけじゃない。今はまだ被害の及んでいない地域もあるが、それも時間の問題だろう。


「君が偶然、来てくれたおかげで助かったよ。まさか二度も助けられるなんてな」

「もっと早く来ていれば誰も死なずにすんだかもしれないのに……」


 先程まで常識を凌駕した強さを見せつけた少女が今は弱々しく、目を潤ませている。こうして見れば、どこにでもいる普通の少女だ。あれだけの命が失われたとはいえ、どこの誰とも知らない人間の為に悲しむ事が出来るのもまた強さなんだろうか。

 そうでも思わないと、この子のどこにその力が秘められているのかがまったくわからなくなってくる。 レベル999、はっきりいってありえない数値だ。多くの冒険者はレベル40を待たずしてレベルキャップで頭打ちになる。それが引退のきっかけになる場合もあるし、絶望して道を間違える者もいる。

 逆に言えばレベル50を超えているのはAランクのみだ。生まれながらの資質、壁。どれだけの人間がぶち当たっただろう。どれだけ手を伸ばしても届かない存在、そんな尊敬と嫉妬の念が込められて名づけられたのが五高だ。

 その中でも現在の五高最強と言われているムゲンならば、あの群れ相手でもいい勝負が出来るだろう。状態異常スキル、自己回復・強化スキル、そして一撃必殺ともいえるスキルをかね揃えたパーフェクトとも言えるあのムゲンは全冒険者の羨望の的でもある。だがそんな彼もレベルは100に届かない。その上を見るならば10年前に行方不明になったAランク1位のあの男。ティフェリアがいなければ、間違いなくあの男がSランクの座に居座ったとまで言われている。しかし、彼のレベルは定かではない。Aランクにしてレベル100超えとの噂もあったが、誰も彼の冒険者カードを見た事がない。俺も昔、一度だけあの男を見た事があるが、どこか影のある男だった。聞けば誰ともパーティを組んでいないとの事なので、恐らく人と関わりたくなかったのだと思う。

 残るはSランク、彼らのレベルは100を優に超えている。ティフェリアはあの男と違って気軽に誰とでも話すし、頼めば冒険者カードだって見せてくれる。そこに記載されていた数字を見た時でさえ、我が目を疑った。

 正直に言おう。リュアとロエルの冒険者カードを見た時、半分は疑っていた。あるはずがない、ありえない。自分の常識の範囲でしか頭の処理が追いつかないので魔王軍の幹部、ドリドンを撃退した現実を目の当たりにしても信じられずにいた。


「ボートムさん、どうしたの?」


 俺の困惑など知らずに少女は首を傾げている。こうしてテーブルを挟んで向かい合ってるだけではこの少女の底知れぬ力の一端すら知る事は出来ないだろう。何故なら、この少女はこうしていれば、誰が見ても普通の少女なのだから。


「あれだけたくさんの人達が殺されちゃったし、魔王軍は本当に危ない相手なんだね……」

「あいつら、本当に許せないよ、ボク……」


 結局、生存者は全体の4割程度だ。自警団含めて、戦いに参加した冒険者の多くの命が奪われた。生存者のほとんどがヒールセンターに担ぎこまれて、今頃は大忙しだろう。後遺症で戦えなくなるものや、心の傷を残して余生を過ごす者だって出てくる。

 そう考えれば考えるほど、目の前の非現実の存在を認めたくない。その昔、乗客を見捨てて逃げた時のように俺はまた逃げたくなった。あの非現実から、自分の弱さから、何もかも。


「今日は本当にありがとな。さぁて、すまないが先に休ませてもらうよ……おわっ!」

「だ、大丈夫?!」


 椅子から立ち上がり、歩き始めたところで疲れが出たのか、よろめいてしまった。危うしのところでリュアに支えられる。それは当たり前だが人の温もりだった。そうだ、たとえ魔王軍を蹴散らそうとも人である事には変わりない。非現実な強さでも、この子の存在は認めてやらないでどうする。


「何から何まですまないな……」

「部屋まで歩ける?」

「ああ、心配ない」


◆ 海の友亭 2階 ボートムの部屋 ◆


 俺は情けなく、よろよろと自分の部屋へと戻った。

 聞いたところによると、あの子達はアズマを目指しているんだとか。千年草の話は俺も知っているが、それが実在するかはわからない。ただ一つ言える事は、アバンガルドの国王は徹底してあの子達をこき使うつもりだ。

 普通に考えれば、千年草なんてものが実在すれば国が放っておくわけがない。他国の人間がダイガミ山へ入れるとは思えないし、そうなれば正規の手段以外を選択せざるを得ない。ただでさえあの国のダイガミ信仰は常軌を逸している。何かやらかせば最悪、鬼神衆が動くかもしれない。

 もちろん、あの子達が相手取れば負けないだろう。しかし、問題は国から国へと波紋が広がる。異国の人間がダイガミの禁を破り、大事にしている千年草まで持ち去った。相手の出方次第ではあるが、全面戦争すら避けられない。

 これだけの考えうる問題を内包した依頼をやらせる国王には畏怖の念すら抱く。あの子達にはやんわりとは忠告したが、果たしてどれだけ伝わっているだろうか。


「若い芽は大事に育てなきゃいけないんだぞ……王様よ」


 冒険者とは何なのか、度々考えさせられる。

魔物図鑑

【ヴァンパイアビースト HP 1120】

長い牙を生やした四足歩行の吸血生物。肉は一切食べずに生物の血液だけを

その牙で抜き取る。まとまって行動する事が多く、自分よりも大きな魔物にも恐れずに向かっていく獰猛さは多くの冒険者を恐れさせている。


【レッドホーン HP 610】

赤い角が目立つ肉食の牛。角の色は幾多の獲物の血で染められているとまで

いわれているほど。見た目以上にタフで、並みの前衛職が相手取るには分が悪い。


【ソルジャーレオ HP 805】

高いスピードで獲物を狩る獅子。その俊敏性は魔法すらも避けるほど。

前衛を飛び越えて後衛の魔法職を先に食い千切る事例も報告されており、知能も高い。

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