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第187話 希望を胸に その11

◆ アバンガルド城 西側 廊下跡地 ◆


「それでね、クリンカがね」

「そうかそうか。まさか二人でそんな大冒険をしていたとはな」

「でも苦労をかけちゃったみたい。リュア、ごめんね……これからは一緒にいようね」


 自分でも驚くほど喋るのが止まらない。10年間、溜め込んでいたものが一気に出てきたとしか思えなった。大好きなお父さんとお母さん相手とはいっても、自分でもここまでお喋りが好きだったなんて意外だ。

 周りには子供が物珍しそうにまとわりついてきて、イカナ村の大人達と集団で歩いている。ティフェリアさんが壊してくれたおかげで広々としていて出るのも楽だ。あの研究室にはハスト様が一人、残っている。他にも捕まっている人がいないか調べたけど誰もいなかった。実験に耐えられずに死んでしまったかはわからないけど。元凶がすでにいなくなっても、このムカつきは止まりそうにない。

 こうなると誰が悪いんだろうか。ベルムンド以外となると悪いのは当然あの人しかいない。この国で一番偉いのはもちろん王様だ。王様が命令したのなら絶対に許せない。


 クリンカはカークトンさん達を元に戻す為にあの中庭に戻ったけど、あれだけ大勢いた冒険者達も綺麗さっぱりいなくなっている。ティフェリアさんがついているから無茶な事は出来ないはずだけど、何か嫌な予感がしてきた。


「また以前のように平穏に暮らしたいものね、あなた」

「うむ、しかしそう簡単にはいかんだろう。何せ今の私達はいわば国にとって」


「いそげー! 悪の王を討伐するんだ!」


 深刻な相談になりそうだった中、奥の廊下を大勢が走っていった。あれは兵隊達だ。ただならない雰囲気だし、ボクの嫌な予感が当たってしまったかもしれない。ティフェリアさんは何をやっているんだろう。あの人がついていながら、皆の暴走を止められなかったなんて考えられない。


◆ アバンガルド城 王の間 ◆


 この広い王の間に大勢の人達が詰めかけてきている。兵隊や冒険者で入り乱れて殺気立ち、そんな人達が取り囲んでいるのは王様だった。玉座から引き摺り下ろされて、後ろ手に縛られて膝をついている。護衛のはずの兵士もいない。というより王様に味方が一人もいない。

 そして思わず声を上げそうになった原因が一つ、そこには赤いマントが目立つ一人の男がいた。短い黒髪にわずかに生える髭、その手に握られている女の人の髪。その髪の先にはぐったりしたティフェリアさんだ。ボクと戦った時よりも鎧が破壊されていて、上半身の肌が露出している。


「ティフェリアさ……」

「落ち着け、死んじゃいねぇ」


 ボクの腕を掴んだのはガンテツさんだった。セイゲルさんやリッタ達、数少ない兵士達だけはこの異様な雰囲気に飲まれていない。だけどリッタだけが槍を握り締めて、必死に堪えている。この国の兵士として許せない状況なのが痛々しいほど伝わってきた。

 一つわかっているのは全部アレイドが悪いという事だ。今までどこにいたのかわからないけど、こんなタイミングでひょっこり現れてろくでもない事をしている。


「これって一体どうなってるの?」

「あの勇者様が言うにはティフェリアがイカナ村の村人を拉致してきて、実験体にしていたそうじゃねえか」

「そ、それをどこであいつは……」


 ボクの声が届いたのかはわからないけど、アレイドはそのポニーテールから手を離してティフェリアさんを床に落とした。ティフェリアさんは気を失っているのか、何の抵抗もしない。

 

「何の罪もない村人を拉致した悪党は俺が退治した。もう安心だ」


 アレイドの一声に沸き立つ皆。闘技大会でも聴いた口笛みたいな音を出して、全員がアレイドを称えている酷い光景。


「さすがは勇者だ!」

「非道な王を許すな!」

「一体何人が犠牲になったと思っているんだ! 答えろ!」


 答えろ、答えろと続いては罵倒の繰り返し。ティフェリアさんがイカナ村を襲撃したという話はボク達しか知らないはず。なんであいつが知っているのかわからない。いや、もしかしたらどこかに隠れて聞いていたのかも。ガンテツさんが悔しそうに歯軋りしているけど、まさか信じてしまったんじゃ。


「あの人……この国をどうするつもりなの……」


 冷静にこの光景を見ている数少ない兵士の中でもリッタだけが憎悪を募らせている。他の人にとってはアレイドは救世主かもしれないけど、あいつの本性をよく知っているボクから見たら演技しているのが丸分かりだ。だけどリッタはあいつを見るのは初めてだろうし、それなのにすでに何かに気づき始めている。


「暴走寸前のあいつらを抑えていたティフェリアはあの勇者に一瞬でやられちまった。成す術もなく……化け物じゃねえか、あいつ」


 アレイドの実力はボクもよく知っている。あいつがその気になったらSランクでも、手も足も出ない。だけどガンテツさんやセイゲルさんはそれを目の当たりにするのは初めてだ。次元の違う相手なんて止めようもなく、それこそ成す術もなくあいつが好き勝手やるのを見ているしかなかった。

 いつもはおどけて茶化すセイゲルさんも今は落ち着かない感じで腕を組んでいる。その悔しさは尋常じゃないはず、逆なでるようなアレイドの声色さえ変えた真面目な口調が苛立つ。


「王を処刑しろ!」

「そうだそうだ! 処刑しろ!」


「……見ての通り、この国は許しがたい事をした。実験体にされた人達は尊厳や魂さえも汚された。国民がこれを知れば、誰もがもうこの国王なんて信用しなくなる。それどころか王位も命も剥奪されるだろう」


 そうだそうだなんて追従する人達を見回し、アレイドは目を閉じる。


「だけど、よく考えてみてくれ。この王を処刑して、それですべてが解決するのか? それだけでこの国が豊かになるのか? 俺は違うと思う。そんなのは正しい選択じゃない」

「まさか勇者様、国王を許すのか?」

「勇者様が言う通り、これを国民が知ればたちまち反乱が起きる。抑止力として処刑は必要では?」


「今、この国はガタガタだ。ベルムンドを始めとする臣下がまとめて姿を消した今こそ、冷静に判断すべき場面だろう」


 ティフェリアさんが心配だけど、とりあえず命に別状はないはず。となるとこいつが何をしようとしているのか、見極めなきゃ。ここであいつに攻撃しても何も解決しないどころか、ボクへの風当たりが強くなるに決まっている。ボクだってこれまでの冒険で勉強してきたし、それくらいはわかる。


「人は誰でも間違う。現にさ……俺も勇者になるまではどうしようもない奴だった。いろいろな職に手をつけてはうまくいかず……荒れに荒れて、その辺の奴に片っ端からケンカを売り歩く日々……そんな俺は複数人にボコボコにされて死に掛けた。なんて腐った人生だ、そう思ったよ。だけどな、こんな俺の元に駆けつけて涙を流してくれた人がいた。実の親じゃない、育ての親だけどな。赤ん坊の俺を捨てた両親なんかより、よっぽど愛情を注いでくれた人さ」


 なんかしんみりし始めたこの場で、ボク一人だけが胡散臭そうにあいつを見ている。絶対に嘘だ、根拠はないけどそう思った。


「心配してくれる人がいるってな、幸せだと思ったよ。だから……うまく言えないけど。アバンガルド王は一人だ、間違いを正してくれる人もいない。国のトップが故に常に孤独だ。何でも出来てしまう反面、誰もそれを間違いだと言ってやれる人間がいない。なぁ……俺からのお願いだ。今一度、チャンスをくれないか」

「チャンス……?」


 誰かの呟きにアレイドは静かに頷いた。わざとらしいアレイドの演技に誰も気づかないなんて、どうかしてる。いや、本性を知っているからわかるだけで、もし知らなかったらボクも騙されていたかもしれない。


「時間がほしい。この国王の面倒は俺が見る」

「な、何を言ってるんだ?! 正気か!」

「言いたい事はよくわかる。だけど考えてでもみてくれ、ここで国王を処刑したら、まとまらないこの国はどうなる。間違いなく弱い女子供達がそのうねりに飲み込まれる。この王はハッキリ言って優秀だ、過度に国民の不満を持たれる事もなく、何十年もこの座に座り続けていたんだからな。もちろんベルムンドの力も大きかったんだろうが……とにかく、一時の感情に流されてそれでうまくいくのか?」


 さっきみたいに怒号が飛び交う事にはならなかった。つまり皆、アレイドの言葉に納得しつつあるという事だ。だけど疑問は消えない。ボクにはアレイドが何をしたいのかがわからなかった。あのどうしようもない奴が、こんなまともな事を言うなんて絶対に裏があるはず。それが何なのかわからない。

 あいつが王様の面倒なんて見られるはずがないし、そもそもそんな事許されるわけがない。こうなったらボクが出て行ってあいつを追い出すしかないのかな。半ばそう決心した時、リッタが人の群れをかき分けてゆっくりとあいつに近づいていった。その目は何かを決心したようにも見えるし、絶望に向かっていくような虚ろな目にも見える。


「王様、とりあえずあんたは救われた。だからそんなに悲観するなって」

「う、うぅ……アレイド……」

「俺だってこの国が好きなのは同じさ。だから……あんたにその気があれば、絶対にやり直せる。今一度、立ち上がってくれ」

「すまない……こんな愚かな王を……」


「待ってください」


 立ちはだかったリッタに対してアレイドはほんの一瞬だけ瞼を吊りあげた。うまくいきかけていたのになんだこいつは、そう思っているだろうけどすぐに笑顔に戻す。あくまで勇者を演じ切る気だ。


「……君は?」

「私はリッタ、アバンガルド兵団第24小隊の隊長です。よって、この国を守る義務があります」

「言っている意味がよくわからないが」

「お言葉ですが勇者様、あなたにも警備の命令は下っていたはず。それなのに今までどこに?」

「きちんと守っていたさ。君とは担当場所が違ったからな」


「では皆さんにお聞きします。この中で勇者様を見たという方はいらっしゃいますか?」


 さっきまでの勇者歓迎ムードが一転し、少しずつどよめきが再開した。誰一人、アレイドがどこにいたか答えられない。やっぱりあいつはどこかに隠れていて、しかもボク達の話を盗み聞きしていた。こうなるとリッタが何を言いたいのか、ボクにもわかる。


「そういえば見てないな」

「確かになぁ。これだけの厳戒態勢なのに一番の実力者である勇者がいないのはおかしい」

「そこのティフェリアだっていたのになぁ」


 さっきまでのきりっとした顔が、たちまちバツの悪そうな顔に変わる。あいつにとって、雲行きが怪しくなってきたらしい。リッタは無言で問い詰めるかのように、アレイドに視線を戻した。目を逸らして逃げようとするアレイドから絶対に目を離そうとしない。


「お答え下さい」

「ハハッ、俺が気づかれるような場所にいたら侵入者だって寄ってこないだろう? あえて見つからない事によって誘き寄せていたのさ」

「具体的にはどこに?」

「それは言えないな。もしここでそれを言ったら広まってしまう。そうなると今後に役立たなくなるだろう?」

「ベルムンド様……いえ、ベルムンドはきちんと個人の特性や実力を把握した上で人員配置を行っていました。几帳面な性格なので、そのような曖昧な指示を出すとは考えにくいです」

「いや、実際にそう指示を受けたぜ?」

「本当ですか?」

「あぁ、本当さ」


「でも、実際にはこうやって侵入されちまったよなぁ」


 誰かのぼやきで雰囲気が一変した。アレイドへの不信感が募り、爆発するまで時間の問題という感じ。それでもアレイドはまだ本性を隠し通そうとしている。半笑いで誤魔化そうとしているのが逆に滑稽に見える。


「侵入者がどこから入ってきて、どういうルートで向かうかもわからないのに待ち伏せですか? 一体どこに?」

「俺は勇者だからな。君とは違っていろんな場所に瞬時に移動できるんだよ」


「質問に答えろ、アレイド」


 王の間に声を張り上げて入ってきたのはカークトンさんだった。そこに続く五高とクリンカ、どうやら無事に元に戻ったみたい。


「ベルムンドはこう言っていたぞ。『アレイドめ、一体どこに』と。そこにいるリュア君とここにいるクリンカ君が魔王軍に寝返ったと報告した後に忽然と姿を消したな」

「そ、それは私も聞いたぞ!」

「私もだ!」


 その場に居合わせた残った臣下達が口を揃え出す。ベルムンドと一緒にいなくなっちゃった人達もいるけど、残っている人達がいて少し安心した。王国内の偉い人達の中でも互いにいがみ合っていて、王様派とベルムンド派みたいなので分かれていると前に聞いた事がある。難しい事はわからないけど。


「カ、カークトンさん。無事だったのか」

「なんだ、まるで私の身に何か起こったのを知っているような口ぶりだな」

「あ、いや……」

「私には愛するこの国を守る義務がある。ただし清い水が濁るような汚れはいらん。大方、陛下に恩を売っていずれはこの国を掌握できる地位をもらうつもりだったのだろう」

「な、なんだその言い草は! ふざけんじゃねえぞ! 愛する国の為を思うなら俺の言う事を」

「愛するが故に間違いは正さねばならん!」


 カークトンさんの一喝で気圧されているアレイド、相当追い詰められているみたいで言葉も荒くなってきている。そして元に戻ったカークトンさんはきちんと人の心も取り戻したみたい。戦う前に見せた頑なに貫き通そうとする意地はどこにもない。

 クリンカの言う、間違いを正してこその愛を貫いてくれた。あれだけ頑固だったのに、わかってくれたんだ。そのアレイドを捉える鋭い眼差しがそれを証明しているかのようにも見えた。


「お前が陛下の面倒を見るなどおこがましいにも程がある。Sランクといえども立場を弁えろ。それに私がここに立つ限り、陛下の処刑などやらせん。この命を捨ててでも私は全力で陛下をお守りする!」


 カークトンの堂々たる態度に立ち向かうような人はいなかった。すでにアレイドの化けの皮が剥がれたも同然だし、実験に対する怒りがすっかり鎮火してしまったのかもしれない。


「でもよ、カークトン隊長さん。この国がやってきた非人道的なあの実験についてはどうケジメをつけるつもりだ? 当然、隠蔽か? いくら奇麗事を言っても結局そうするしかねぇわな。しょせん、あんた達は国の犬だ」

「いや……すべてを公表する」

「陛下……?」


 ようやく王様が顔を上げた。集まった冒険者達や兵士達の視線から逃げる事なく、一人の王様として堂々と向き合っている。


「後の事は近いうちに明らかにする。しかしお願いだ、今は私に仕事をさせてくれ。アバンガルド国王としての最後の仕事をな……」


 最後の仕事というのが気になる。だけど誰もその事を聞き直したりはしない。王様の誠実な態度に文句を言う人なんてここにはいなかった。目の前の王様を責めても仕方がない、ここで王様を殺しても何の解決にもならないというのが頭でわかってきたのかな。

 だけど、すっかり沈黙が訪れたこの空間でただ一人だけふつふつと燃え上がる奴がいた。これだけ大勢の前で恥をかかされて、黙っているような奴じゃない。結局、こうなるのかとボクは半ば諦める。


「あああぁぁぁぁめんどくせぇぇなぁぁぁぁ! もおぉぉぉぉぉ! マジで糞カスどもがよぉ……ザコのくせにピーチクパーチク偉そうに説経しやがって。あーあ、もう勇者ごっこはやめた」


 最後の最後に仕事をしなくちゃいけないのはボクのほうかもしれない。アレイドが抜いた勇者の剣の輝きはどこか、失われているようにも見えなくもない。だけどその刃はここにいる人達を殺すのに十分すぎるほどだ。


「ゆ、勇者……様?」


「決めた、今から俺がこの国の王だ。歯向かう奴は容赦なく処刑、女は全部俺のもの。極上のハーレムを築き上げてやる。言っておくが俺にかかれば、こんな王都なんざ一瞬で更地に出来るからな? なんなら見せしめでもやっとくか?」


 この場に居合わせたイカナ村の皆も、あの変貌ぶりには驚くばかりだった。そう、ここには大切な人達が一同に集まっている。つまりここであいつを確実に止めないといけない。


「歯向かう奴は手をあーげろっ! はい、いない! じゃあ今日から俺が王様な!」

「アレイド、これ以上好き勝手やるならボクが相手だよ」

「出やがったな、糞ガキが。ハッキリ言ってお前が一番目障りなんだよ。なぁ答えろよ、お前もあいつに力をもらったんだろ?」

「……は?」

「決めたぜ、俺のハーレム要員第一号はお前だ。首輪つけて一日中、裸で飼ってやるよ」


 吐き出す言葉一つ一つがこんなにも不快だなんてフォーマス以来だ。彗狼旅団みたいな盗賊にさえも劣る、吐き気を催すほどの人間が目の前にいる。こいつだけは生かしておいたら大変な事になりそう。何せ本格的に暴走したら、何をするかわからない。


「ケッケッケッ、魔王城で俺に勝ったもんだからすっかり調子に乗っちゃって。おバカなリュアちゃんにクイズだ。あの時なくてここにはあるもの、なーんだ?」


 汚い舌を出して、よりボクを挑発してくる。眉間に寄った皺が憎たらしさを倍増させていた。


「いい加減、腹が立つからボクが全力で相手をしてあげるよ」


 にらみ合うボクとアレイドに圧倒された他の皆が騒ぎ出す。実力を肌で感じられる人からしたら、ボクもアレイドも十分に化け物だ。そんな二人がこれから戦うというんだから、賢明な人は逃げる。カークトンさんとリッタはいち早く状況を察知したのか、皆にこの場を離れるよう指示を出した。


◆ シンレポート ◆


かぞくと であえたのも つかのま

ばかゆうしゃが ないあたまをしぼって くにをのっとろうとした ごようす

しかし それいじょうの ばかりゅあは そのいとが わからず ぼうぜんとしていた

このしんに いわせれば あいつをやりこめるしゅだんなんて むすうに あるです

あんなもんに せんどう されかかっていた やつらって いったい


りゅあが ほんきで たたかうとなれば しんも にげるしかない

どこかあんぜんなばしょは あ けっきょく ここがおちつく

ぬくぬく


ところで はーれむって なんです

こんど まおうさまに きいてみよう そうしよう

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