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第154話 魔王軍

◆ アバンガルド城 王室専用食堂 ◆


 白いテーブルクロスがかかった長いテーブル、多分何十人も座れるほど大きい。真ん中にいかにもな蝋燭が乗った台や花瓶が置かれているしクリンカの言う通り、こんな機会でもなかったら一生訪れる事のない場所だ。

 テーブルの周りには何人もの召使いらしき人達が姿勢正しく立っている。その人達が次々と運んでくる料理は見た事もない豪華なものばかりだった。今まで食べてきたどんなものよりもおいしくて、クリンカじゃないのにお代わりをしたくなるくらい。遠慮せずに、なんて王様は言うけどなんか気まずい。


「すみません! おかわりお願いします!」


 だけどクリンカの遠慮のなさといったら、ボクの事を言えないくらい大胆だ。お皿は召使いの人達が片付けにくるから溜まりはしないけど、もう何十枚分も食べている。

 ほら、遠慮するなと言った王様達でさえ苦笑いしているよ。あの宰相のベルムンドなんて露骨に鼻息を吐き出して不快そうにしているし、クリンカ気づいてあげて。


「王様、ごめんなさい。うちのクリンカが……」

「なに、我が王室専属料理人もこれは冥利に尽きるだろう」


 本当はクリンカのセリフなんだけど、まさかボクが言う日が来るなんて思わなかった。


「何せ、お二人は二度も国を救った英雄なのですからな。たっぷりと蓄えてこれからの働きにしたいところですぞ」


 棘のあるどころか棘しかない嫌味めいた事までベルムンドに言われる始末だし、これにはもう黙ってるしかない。改めて思うけどクリンカってこんな子だったっけ。あまりのおいしさに我を忘れて、スプーンを使わずにスープを皿に直接口つけて飲むような子じゃなかったはず。さてはイーリッヒが化けているな。


「さて、食事をしながらゆっくりとでも聞いてもらいたい。単刀直入に言おう、二人を冒険者ランクSに指定したいと思うのだがその気はあるかね?」

「ぶふーーっ!」


 同時に噴き出すなんて思わなかった。この王様が唐突にとんでもない事を言い出すから悪い。


「あ、すぐにお取替えします!」

「あ、いいです。汚れてませんから……」


 やれやれ、と口に出しかねないベルムンド。だってSランクだよ、Sランク。そんなのティフェリアさんだけで十分でしょ。


「……まぁ、慌てず落ち着いて聞いてほしいのだが。今回の件がなくとも、二人にはすでにその資格があった。何度か使いの者を出したのだが、どうにも捕まらなくてな。それで今回ようやくこの話を切り出せたというわけだ」

「Aランクともなれば緊急招集をかけられると事前に説明があったはず。遠出する際にはきちんとギルドのほうへ遠征の届け出をしてもらいたいものですぞ」


 この上ない嫌味だけど確かにそんな説明された気がする。まぁあえて、それをしてなかったんだけど。理由はこの国にいいように使われたくないからだ。増してやカークトンとムゲンの殺気の件がある以上、尚更。

 これまで何度も思ったけどボク達は国の兵士でも何でもないのに、なんでこの人達に気を使わなきゃいけないんだろう。Aランクとは、なんて大層に説明されても納得がいかない。元々イカナ村へ行く為に目指しただけだし、それがなければ別にBランクでもよかった。冒険者としての生活そのものは楽しい、だけどなんだかな。ランクが上がるにつれて、それが薄れていく気さえする。

 なんて言っても食べ物に釣られたクリンカがいる以上、それもあまり強く言えない。本当にしっかりしてほしい。


「Sランクともなれば、我が国が最大源のバックアップをしよう。住むところはもちろん、衣服や食事に至るまですべてが思いのままだ。何かほしいものがあればすぐに調達させる」

「その代わりと言っては何ですが、もちろん今以上に我が国に尽力していただきますが……。どうですか、その気はありますかな?」


 甘い言葉がすごく魅力的で、すぐにでも飛びつきたくなるところが逆に怖い。だけどボクは嫌だ。Aランクの今でさえ、さっきみたいな嫌味を言われるのにSランクになんかなったら本格的に自由がなくなる。少なくともボク達が目指すところはそんなものじゃないはず。だけど食べ物に釣られたクリンカなら即決しかねない。いや、ボクはクリンカを信じるぞ。


「少し考えさせて下さい」


 凛として言い切ったクリンカは恐れる事もなく、王様を真っ直ぐ見据えている。今まで食欲にとり付かれていたのが嘘みたいだ、口の周りにソースがついていてもきちんと格好がついている。

 その返答に王様は失望を見せるわけでもなく、またテーブルに目を落としてナイフとフォークを動かし始めた。


「そうか」


 この瞬間、この人が王様じゃなくて一人のおじさんに戻ったような気がした。王様とは思えないような、あっさりとした返事。そしてどこか寂しそうでもある。この瞬間、ボクは王様という人をどこか誤解していたように思えた。


「受けるか断るかはあなた様方次第です。しかしこれだけは覚えておいて下され。いずれは獣の園を含めた新生魔王軍だけでなく、彗狼旅団も本格的な侵攻を始めるでしょう。もちろんそうなれば、この国も戦場となります。多くの兵隊や冒険者だけでなく、民間人の血も多く流される。そんな時になっても知らない顔をしていられるのか……ご自分達の胸に手を当ててお考え下され」

「……お言葉ですが、そうなったら命令がなくても戦います」

「わかっていませんな。こうも自由奔放に動き回っているような状態で肝心な時に駆けつけられますかな?」

「あ……」

「何も我々は上から押さえつける意味でSランクに下れと言っているわけではない、緊急時にも即対応して頂けるように、ほんの少しだけご協力いただくというだけの話でございます」

「いえ、別にそんな事は……」


 クリンカがローブの胸の辺りを押さえて頭を引く。ベルムンドに核心をつかれて動揺しているのはボクも同じだった。ボク達がSランクに対して抱いている考えを見事に見透かされた。ぎょろりと睨みつけるあの目は心の中までも見通しているんじゃないかと思うほど不気味すぎる。

 考えてみたらこの人は何十年もこの国で宰相という仕事をしているわけだし、ボク達みたいな子供が考える事なんてすぐわかって当然かもしれない。


「我々は常に情報を集め、周囲の些細な変化にも目を光らせている。奴らが本格的に動くとなればいち早く察知できるのは我々を置いて他にありませんぞ」

「で、でもSランクの件は本気で考えさせて下さい」

「いえいえ、背中を押すような真似をして申し訳ございません」

「いえ……」


 今まで口調を強めていたと思ったら今度はあっさり謝った。ここで思わず安心してしまったし、それこそが今の謝罪の狙いなのかもしれない。これ以上、ここにいてもしょうがない気がしてきた。どうも薄々と感じていたけど、ボクはあのベルムンドという人が苦手だ。なんか王様以上にやりにくい。


「ふむ、長居させてしまったな。寝室の用意がそろそろ出来ているはずだ」

「ご案内します」


◆ アバンガルド城 1階 客室 ◆


「あぁー、もうあの人苦手。私が思ってることをズバズバ当てちゃうんだもん」

「ガノアスじゃないけど、まさに悪魔だったね。顔もなんか人間離れしてトカゲみたいだし……」

「リュアちゃん、人の身体的特徴を嘲笑うのはダメ。最低だよ」


 本気で怒られてしまった。クリンカによれば、どうもボクはそういうところがあるらしくて直さなきゃいけない。


「やっほい! 元気ぃ?」


「うわぁっ! なになになに?!」

「ワシじゃよ、ワシ」

「あ、もしかしてハスト様? そういえばしばらくぶりかも……」

「忘れられていたら涙で枕を濡らしていたところじゃ」

「ハスト様、お久しぶりです。何かわかった事が? こちらもかなり進展がありましたよ」

「ほう?」


 何より重要な勇者アレイドの出現について、これにはさすがのハスト様も何度も頷いている様子が浮かんでくるようだった。久しぶりだから忘れていたけど、ここからじゃ完全にボク達が見えない誰かと喋っているように見えるから、こういう時じゃないと対応できない。思わず思い出して周りを見渡してしまったほどだ。


「勇者の剣を抜いた勇者……それは十中八九、30年前に魔王を倒した勇者の息子じゃな。当時、赤ん坊だったアレイドが何者かの手に渡ったと考えるのが妥当じゃろう。ひょっとすると自分達の危険を悟った勇者がその者にアレイドを託したのかもしれんな」

「じゃあ、やっぱりあいつは勇者なんだ……」

「でもハスト様、なんでこの国……アバンガルド王国は勇者の存在を公表しちゃったのかな?」

「さすがに本物が現れたとなると隠しておくのも限度があるじゃろう。いや、或いは別の狙いがあるのかもしれん。例えば、何らかの利用価値を見出したとかな」

「利用価値?」


「魔王討伐に当てて、用が済んだら消す」


 前からハスト様が言っていた事に現実味を帯びてきたようでいい気持ちはしない。その口調はいつものおどけたようなものじゃなく、嘘偽りのない賢者ハストその人の発言そのものだった。


「ワシのほうである程度、調べてまとめてみたんじゃが。どうも魔王軍という存在の本質からして、ワシらは勘違いしておったかもしれん。奴らが最初に現れたのはどこじゃった?」

「多分、アバンガルド王国です。他はわかりませんが……」

「一国に魔王軍幹部クラスを3人も向かわせるほどの事態だったらしいの。聞けば他の国々にはウィザードキングダムもそうじゃが、幹部クラスはせいぜい一人で攻めている。それどころか、もっと小規模の単位で暴れまわっている事のほうが多いようだ」

「つまり、アバンガルド王国を警戒していた……?」

「それもあるじゃろう。特にSランクのティフェリアちゃんや五高も拠点にするほどの国じゃからな。満を持して現れた矢先に狙うとなると……。もっと確固たる理由があるように思える。勇者を筆頭とした王国軍に敗れ去った、それだけではない並みならぬ恨みがな」

「恨み?!」


 魔王軍がアバンガルド王国をかなり怨んでいる、ハスト様じゃなかったら信じていなかったと思う。でも前も言ったようにあくまで推測だという事を忘れちゃいけない。


「30年経ってから突如として新生魔王軍と名乗る軍勢が現れた……恐らくは何らかの準備を進めておったのだろう。30年かけるほどの何かを」

「でも仮にそうだとしても、何で他の国まで襲う必要が……」

「アバンガルド王国ほどではないにしろ、相応の恨みがあったと考えるほうが自然かのう」

「ねぇハスト様、片翼の悪魔がどこにいるかわかった?」


「ん、それについてはまだわからん」


 ボクはがっくりと肩を落とした。前回恐らくは、まで言っていた気がするのに。結局のところ今回話してくれた内容も全部ハスト様の推測だし、何がどうなっているのかさっぱりわからないままだ。


「イカナ村についてはどうも、何度考えても振り出しに戻ってしまうんじゃよ。この件だけは見えてこないところが多い。目星はつけたものの、辻褄が合わない点が多すぎて話せぬ」

「そう……」

「あまり力になれず、すまんの。数十年、賢者人生を送っているがこんな事は初めてじゃ。なんとも不可解な事件じゃて」

「賢者人生って……」

「もう夜も更けてきたし、そろそろワシも寝るとする。年寄りの就寝と起床の早さを舐めるでないぞ」

「別に舐めてないし、おやすみ……」


 ハスト様の声が聴こえなくなってしばらくしてから、ようやくあの人も寝たんだなと思った。今言われた事を頭の中でまとめようとしても、やっぱり答えが出てこない。クリンカも同じだと思う、一番知りたかったイカナ村の事すらわからないままだ。


「……魔王軍って何なんだろうね」

「え、どうしたの急に」

「当たり前のように魔王軍と戦ってきたけど、考えてみたらどこから現れたのかとか全然わからないんだよね。何かそこにカギがあるような気がする。すべての真実に繋がるカギが……」

「あぁもう、考えてもわからないしそろそろ……」

「そうそう、大浴場に行くんだったね」


 アバンガルド城には大浴場がある。城の兵士達なんかが共同で入る為のものだけど、客の立場であるボク達が入っても問題ないらしい。王様もよかったら、なんて勧めてくるしそれなら入らないわけにはいかない。この城、意外と充実している。


◆ アバンガルド城 1階 通路 ◆


「ねぇ、こっちでいいの?」

「多分……」

「大丈夫?」

「ううん、わかんない」


 簡単に言うと迷った。まさかこんなに広いなんて、思ってもみなかった。思ったより入り組んでいて、おまけに地図もない。まるで迷路のダンジョンにでも迷い込んだかのようだ。誰かに聴こうにも、こんな時に限ってなかなか人がいない。


「あの壁、壊しながら進んだら怒られるかな」

「やめて」


 わかってはいたけど、そう決心したくなるほど迷った。


「なんだかずいぶんと奥まで来ちゃったけど……」

「あれ、行き止まり」

「わっ……ホントだ。これじゃ本当にダンジョンだよ……なんでこんな風に造っちゃったんだろ」

「敵が攻めてきても迷わせる為らしいよ。それよりあんまりウロウロしていたら怒られちゃう。本当、リュアちゃんじゃないけど、こんな行き止まりだけの通路とか……」


 ボク達が最初にいた客室の辺りの石壁は綺麗に磨かれていて上品な作りだったのに、この辺は何だか全体的に小汚い。周りにドアもないし、なんだか寂しい場所だ。


「誰も掃除してないのかな」

「こんな広い城の隅々まで掃除とか、考えただけでクラクラするよ……」



「そこで何をされているので?」


 鋭い声に振り向くと、そこにはベルムンドが腕を後ろ手に組んで立っていた。大きな目を見開いて、口は堅く閉じられている。どう見ても怒ってる、ボク達は横目で視線を合わせてしまった。


「困りますな。あまりうろつかれては……」

「すみません。大浴場の場所がわからなくて……」

「近くに使用人の部屋があったはずです。わからなければそちらで聞いて下さいと説明したはずですが? 一体、何をこんなところで?」


 それに関してはボク達が完全に悪い。ハスト様の話の件もあって、頭がごっちゃになってすっかり忘れていた。


「徹底した見張りをつけていないのは、あなた方の功績を称えた信頼によるものです。あなた方に限って賊の真似事はしない、そう信じているからこそなのですぞ」

「本当にすみません、あの。大浴場へ行きたいだけなので、よろしかったら案内して頂けますか?」

「……いいでしょう」


 いいでしょう、だって。こっちが下手に出ていればいい気になっちゃって。確かにボク達が悪いのはわかるけど、対応しているクリンカが気の毒だ。そう思うしボクも何か言ってやりたいと思うけど、何も思いつかない。悔しいけど言い返せない。

 後で知ったんだけど、今はほとんどの兵士が六六の王に破壊された家屋の復興や住人の救助に出払っていていないみたい。だからこんなに歩き回っても人がいない。それを聞いてボク達も、と思ったけどあっさりとベルムンドに待ったをかけられた。ボク達の力なんかいらないって事かな。


◆ ウィザードキングダム ハストの家 ◆


 今日のおじいちゃんはかなり思いつめた顔をしている。明らかにリュアさん達とやり取りをした後からだ。紅茶に一口も口をつけず、テーブルの木目の一点だけを見つめている。


「……おじいちゃん?」

「トルッポよ、明日から家を空ける。ちと、やらねばならん事が出来てな」

「なんでって聞いても、どうせ教えてくれないんでしょ」

「すまんの……」


 ダメだ、行かせてはいけない。これはもう、私が何を言っても聞かない状態だ。たとえ体が痛んでいてろくに魔法が使えない体だろうと、おじいちゃんにここまで言わせるほどの理由がある。私も便宜上、おじいちゃんに聞いたけど大体わかっている。


「おじいちゃん、本当は全部わかってるんでしょ」


 おじいちゃん、賢者ハストは何も答えない。それは私の質問に対して、頷いたようなものだ。賢者ハストはリュア達と、とぼけたやり取りをしていたけど本当は全部わかっていた。それなのに、とぼけなければいけない理由があるとすればそれは。


「リュア達に話せないような事実なの?」


 おじいちゃんはかすかに頷いた。そしてようやく紅茶に口をつけてから、出し渋るように口を開く。


「これは……あの子達にはあまりに重すぎる。それにな、これはワシ自らがケジメをつけなければいかん。30年間、ずっと目を逸らし続けていた……」


「行かせない、と言ったら?」


 杖を握り締めたけどもちろん、おじいちゃんを攻撃するつもりはない。これはあくまで私の意志だ、力づくでも止める。ドアの前に立ち、通せんぼしてもおじいちゃんは曲がった腰に拳を当てながらこちらへ歩いてきた。


「ワシのかわいい孫娘、見込んだ才を腐らせるでないぞ」


 私の瞼が落ち始めた。意識が遠のき、体中から力が抜けていく。手が緩み、乾いた音を立てて杖が床に落ちる。


「老いたとはいえ、ワシを止めるにはまだ早い」


 すでに決着はついていた。何をされたのか、睡眠魔法なのか。いつ詠唱したのか。そうか、おじいちゃんに詠唱なんて必要ない。無詠唱、それが賢者ハストが魔導の頂点に君臨し続けていた強さの一つだ。呼吸のごとく、私を眠らせるなんて造作もない。

 今のおじいちゃんなら、そう一瞬でも考えた私が甘かった。この人がその気になれば、こんな方法でも私を殺す事も出来るんだ。ごめん、おじいちゃん。本当は付いて行こうって考えていたんだけど、これじゃ足手まといだね。


「さようなら」


 薄れゆく意識の中で、賢者ハストの別れの言葉だけがハッキリと聴こえた。


◆ シンレポート ◆


まおうぐんの しょうたい?

まおうさまは まおうさまなのです

すべてを しはいする まの おう まおう

ゆいいつむにの ぜったいたる そんざいなのです

いまさら なにを かんがえだすかと おもえば やれやれ なのです

いくらつよくても やはり まだまだ こども

あれでは まおうさまに ちかづくなんて とうてい むり むりっ

かってに えすらんくでも なんでも なりやがれです


うむうむ

たまには まおうさまへの らぶを はきださないと きんだんしょうじょうがでて

しんでしまうのです


あれ あのふたり どこいった

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