表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

60/146

雅也の休日


今日、俺は休息日なのでのんびり過ごす予定だ。しかし、朝の6時から部屋では4匹がパパパパと合唱中である。子虎たちはいつもダンジョンでマリアと寝ているが、起きると俺の部屋に今じゃドアも開けて入ってくる。


布団に潜って寝ようとすると4匹がベッドの上にのってきた。さすがにデカくなったので重さが半端無い。


仕方なく起きるとアナトは口にブラシをくわえていた。朝からブラッシングですか。


仕方なく4匹を順番にブラッシングすることにして、待ってる子たちには歯磨きボールを与えて間を待たせた。俺のブラッシング技術で4匹を寝かせ、俺も二度寝することに。


だが、まだ2時間もしないうちに起こされ、仕方なく起きることに。中途半端な時間なので朝飯は諦め温泉に入ることにした。風呂場に向かうと当然のように付いてくる4匹。


風呂場に入るとシルバが内風呂のタイルにへばり付いていた。掃除なのか食事か分からないが、シルバも誘い露天風呂に皆で入った。


子虎たちは熱さに弱いのか落ち着いて入らないので先に洗ってやる。最近じゃしゃべる言葉も増えアナトを洗っていると「パパしゅき」って言ってくれて可愛くてしょうがない。


子虎たちの毛もだいぶしっかりした毛になってきたけど、お腹の毛は最高の触り心地だ。


猪2匹も剛毛だ。最近じゃ手で洗うと爪の間に毛が入って痛いので最近じゃたわしで洗っている。太陽と雪はたわしで洗われるのが気持ちいいらしく目がトロンとなる。

洗い終わった4匹は脱衣場に敷いた自分たちのタオルの上でお昼寝。


俺はシルバとのんびり湯舟に浸かり疲れを取った。風呂から出ると今日は休みの美咲がリビングで映画を見ていたので、俺もソファーに座り途中からだけど一緒に見ることにした。


美咲が見ていたのは、ヘタレな男に女の子が色々な策を講じて告白させようとするラブコメだった。


(解るよ解る、好きでも今の関係壊したくないよね。彼女になって別れたら友達にも戻れないから、中々言えないよな)


だから美咲よ、たまに俺の顔ガン見するのは止めて。しかもヘタレな男のところで。


ハッピーエンドで映画は終わり、4匹は途中で飽きて遊びに行っていつの間にか二人きりになっていた。俺は手持ちぶさたで自分の肩を揉んでいると、美咲がマッサージしてくれると言うのでソファーに横になる。しかし、体が沈みこみ上手くできなかったので和室に敷布団だけ敷きマッサージしてもらう流れになった。


肩からマッサージしてくれるんだけど、美咲が俺の上に跨がり座ると美咲のお尻の感触が直に伝わってくる。


俺は下に血が行かないように、乗っているのは雪や太陽だと言い聞かせ耐えていたが、太股を触られた時に変な声を出してしまった。


今度はお礼に美咲の肩をマッサージをすることになった。肩だから座ってできるのにもかかわらず、寝転がる美咲に座らないように跨がり肩や首筋をマッサージした。美咲に腰もお願いされマッサージしていると美咲から声が漏れる。そんな時に恋花がお昼ご飯だよと呼びに来た。悪いことしてないのにささっと離れる俺。美咲も何でもない感じで変な空気が漂うが3人で食堂に向かう。


その時、二人はひそひそと何かを話していたが聞こえなかった。お昼ご飯を食べ4匹を連れて草原ダンジョンに行くとマリアは不在でまた散歩に行っているみたいだ。


4匹は遊び疲れたのかまたお昼寝したので、地上に戻るとレベル上げの引率に行っていたオヤジたちに捕まり麻雀をすることに。村は最近まったり平和でこんな時間が凄く楽しい。このまま何事も無く平和が続いていけばいいのにとつくづく思う。




お読み頂きありがとうございます。

もし良かったら更新の励みに成るのでブックマークと評価をお願い致します。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ