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ソウルキャッチャーズ~私は一般人でいたいのだ~  作者: 熊出
途中から読む人がふわっとわかるかもしれない解説・キャラ設定資料集
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途中から読む人がふわっとわかるかもしれない解説・キャラ設定資料集

ネタバレ満載なので順番に追いたい方、すでに今までの内容を読んだ方は見なくて大丈夫です。

一回まとめとこうと思いつつ気が付くと300話超え……。

〇ソウルキャッチャー、ソウルイーター

善の存在であり味方であるため表現を柔らかくしたソウルキャッチャー。

吸魂鬼であり多くの人々の脅威となるソウルイーター。

警察側についたのがソウルキャッチャーで、そうでないものはソウルイーターと呼び分けられている。

どちらも、スキル、魂を奪う能力がある。


〇ソウルイーター事件

十人のソウルイーターにより四桁の人間が被害にあった大型事件。

その目的は石神勇人が異世界へ移住して快適な生活をするスキルと、長寿の魂と、若返りのスキルを得るためのものだった。

石神らは自分たちが造ったデザイナーベイビー達に接近し、ソウルイーターとし、各地で暴れさせた。

翠の活躍、大輝や響の裏切り、そしてなによりも主犯である石神勇人の死亡によって現在は終結している。


〇超対室

超越者対策室の略。世間的には存在を隠されている。

優秀な者を集めた特務隊なるものもある。

ほぼ全員が超越者で構成されている。


〇超越者

スキルユーザーと呼ばれることが多い。特定のスキルを持ちそれを使う。

潜在的なスキルユーザーは各地にいる。


〇首都八剣

剣術の天才で構成された八人。腕を磨きあうことが目的であったが、現在は旧家の拍付けに使われたりと色々とややこしいことになっている。

最近、第一席が主導して再編成された。


〇不条理の力

条理を覆す力。

現実と非現実の狭間に立ち、非現実から理想の能力や環境を現実に引っ張り出してくるある種世界への洗脳的な手段。


〇ゲート

一番近場では古城跡地にゲートの出現場所がある。それを開くと異世界との行き来が自由にできるようになり、あちらの世界からの魔物が流れ込む危険性もある。

ここ数年で幾度となく行われるゲート攻防戦でやや封印が緩んでいる可能性がある。




〇斎藤翠

生まれつき人の魂やスキルを見る目を持っていた。

それを奪うことができるのも知っていた。

けれども本人が選んだのは普通に生きることだった。


しかし、幼馴染の石動剛を安楽死させたことから警察に能力が露見し、ソウルイーター事件の解決に協力する羽目になる。

その後、三人のソウルイーターを捕縛。

天衣無縫との異名をつけられその名は響き渡る。

だが、目立ったのが運の尽き。敵対勢力に家や家族を狙われることになる。

両親とはそれがきっかけで縁が切れている。

その時に、もはや普通には生きられない。正義のヒーローとして生きようと決める。


戦闘スタイルは炎や氷を使った遠距離戦。

しかし、鬼やドラゴンを吸収しているため身体能力も高く、近接戦も難なくこなす。

最も得意なのは回復スキルで、たとえ手が断たれてても即時再生する。

また、アーティファクトを所有しており、その効果は相手のスキルをコピーし五割増しで返すという凶悪なもの。


養子にセレナがいる。



身体能力  S

技術    D

知力    B

スキル   S(アーティファクト使用時S+)





〇斎藤歩美

色々あって翠に保護された水子の霊。

人間年齢では高校生ぐらいの歳になっている。

サイコキネシス能力や、それを駆使したポルターガイスト現象、さらには魂の位置を察知する能力で翠を補佐する。


奔放な性格で、普段と違う場所を見たい、美味しいものを食べたい、と言っては翠を困らせる。



〇遠野アラタ

高校生。第二の主人公。

冒険に憧れており、夜の砂浜で響という少女と出会ったことからその運命の歯車は回り始める。

響からスキルを与えられ、響と共に冒険のエンディングを見るために奔走する。


冒険の果てに待っていたのは、響がデザイナーベイビーであり、育ての母と血がつながっていないという事実だった。

その時に現れたソウルイーター事件の画策者、石神勇人のバリアを破り、ダメージを与えたことから、自分の剣は全てを断つ剣なのだと自覚する。

傷心の響を家に誘い、それからは同居生活を送っている。

響には平穏な生活を送ってくれることを望んでいる。


その後もちょくちょく旅に出るのだが、なぜかそのたび女の知り合いが増える。自覚はないが女難の相があるのかもしれない。


冒険の中で、東雲流剣術、不条理の力などを覚え、進化していく。


身体能力     B(不条理の力使用時A)

技術(近距離)  A

知力       A

スキル      B(溜め技使用時S)



〇皆城大輝

もう一人のソウルキャッチャー。元ソウルイーター。多くの人間の魂を奪った男であり、楓にとっては仇。

最初に殺したのは自身の両親。しかしそれは、自分が父と血が繋がっていないと発覚したためだった。

響とアラタと冒険を共にする中で、自身が石神勇人の作ったデザイナーベイビーだとわかり、両親と血が繋がっていないのはそのためだと知り涙する。


その後は響のスキルを奪い、アラタの家に潜伏したり、日本各地を行脚して石神の研究跡地を警察に通報したりしていた。


その貢献と反省の姿勢と能力を認められ、現在は超対室の一員。

響とは血縁上の兄妹。


巨大な腕を作って敵の魂を強引に奪い取る戦闘スタイルをとっているが、翠と同じく近接戦闘もこなせる。

得意スキルは風系列。



身体能力  S

技術    D

知力    D

スキル   S




〇中原楓

翠のソウルキャッチャー能力を最初に見出した人間。

小柄だが刑事であり、警察関係者ということをアピールするためには婦警服を着ることもある。

本人曰くコスプレ。

超対室の面々からは信頼されており、室長より先に楓に報告が行くこともしばしば。


本来は氷使いだが、途中で幼馴染の炎のスキルを得たり、返して氷のみになったり紆余曲折している。

同僚の相馬とは高校時代からの犬猿の仲だったが、彼の娘であり親友の忘れ形見である有栖にほだされ相馬と結婚する。


氷を使った遠距離戦がメインの戦闘スタイル。

この氷はアーティファクトによって強化されており、さらにスキルキャンセル効果も併せ持つ。



身体能力      D

技術(遠距離)   B

知力        A

スキル       C(アーティファクト使用時S+)




〇中原相馬

超対室一の皮肉屋として登場。

所有スキルが飛行なのでサポートメインの戦闘スタイル。しかし、ドラゴン一匹をスキルで翻弄し圧倒した経験もある。

楓の旦那。

娘の母、節子とは、急で理不尽な別れだったため、今でも振り返ることが多い。


古物商にファイアブリッド、アイスブリッド、トルネードブリッドなる特殊弾丸の作成を依頼している。

しかし、今一つ値段が高いので本人はあまり使いたくない模様。


アーティファクトで強力かつ広範囲のレーザーを放てるようになる。



身体能力     C

技術(遠距離)  S

知力       B

スキル      C(特殊弾丸使用時B/アーティファクト使用時A)




〇木下巴

スキルキャンセラー。

あらゆるスキルを無効化する。

超対室にとってもスキル犯罪者にとっても脅威となる存在。

また、近距離戦闘は育ての親が重点的に鍛えたため、二刀のダガーナイフを逆手に持って戦うスタイルで大半の相手を切り刻める。

しかし強すぎる力は争いを呼ぶもの。

家族をスキルユーザーに皆殺しにされた恨みを、スキルユーザーを皆殺しにして晴らそうとする。


長旅と楓、翠、アラタとの連戦で疲弊しきった時に、勇気の説得を受け入れ、改心する。


その後は一年ほど特務隊でぼっちをやっていたが、現在は更生を認められ偉い人(本人談)の護衛を務めている。

また、首都八剣の五席だったが、再編成により四席に格上げされた。

アラタの師であり、アラタが五席になるよう動いている。


身体能力     C(不条理の力使用時S)

技術       S

知力       B

スキル      S+



〇恭司

最強の盾、撫壁を持つ青年。

前方からの攻撃はスキルキャンセラーの巴のもの以外は通したことがない。

殺人犯と誤解され投獄されていたところを、翠と楓によって解放され、心強い味方となる。


石神勇人の実験設備の中で様々な魂と触れ合い、そこですべてを断つ黒剣と電撃能力、身体能力を爆発的に増加させる『電光石火』を習得する。


能力的にはスキルキャンセラーを除いて最強と言える。

隠れオタクだったが恋人に次々にそれが露見しどうしたものかと思っている。


身体能力     C

技術(近距離)  C

知力       C

スキル      S+




〇園部勇気

アラタの一番弟子。とびぬけた才能を持ち、アラタとの決闘式の訓練でそれが徐々に開花していく。

特に不条理の力の覚えは彼女の方が早かった。

巴に幼馴染を殺されている。

一生一緒にいようと約束した相手との別れ。

しかし、彼女の残留思念と別れを告げ、クラスの同級生に自分から声をかけ、極度の人見知りから一歩前へと進む。


その後、初めての恋心に戸惑い、思い悩み、その結果自分の代わりに暴れまわるドッペルゲンガーを生み出してしまう。

現在は制御下にあるが、いつ暴走するかという懸念はある。

本人も時々忘れているがレーザーを使える。


身体能力     D(不条理の力使用時A)

技術(近距離)  A

知力       D

スキル      A




〇三枝英治

ソウルイーター事件の犠牲者。殉職し肉体は火葬されこの世を去った……はずだった。

しかしネクロマンサー事件で肉体が復活。大輝の中に残っていた彼の魂を肉体に返すことで生き返った。

炎使いだがインフレにイマイチついてこれていない面がある。


身体能力     C

技術(遠距離)  B

知力       C

スキル      C




〇川瀬さつき

アラタの二番弟子。島津流剣術奥義次元突を習得している。

これは相手の防御を一切無視して次元ごと突き破るという大技なので使用には注意が必要とされる。

他県のためにあまり修練にこれないが、島津流道場で島津老に相手をしてもらっているらしい。


身体能力     D

技術(近距離)  B

知力       C

スキル      -



〇言ノ葉灯火

敵に騙されて警官に矢を放っていた少女。

現在は心強い味方。


その能力は、スキル封じの矢と探知能力。

遠距離の敵を探知し矢で射ることもできる。

本人の自覚はないがサポート役としては超一流と言える。


身体能力     E

技術(遠距離)  S

知力       D

スキル      A



〇椎名水月

教会のシスターであり初代炎の魔女。

その炎は教会の礼拝堂を焼きつくすほど。


未来からやってきた未来の葵と子供をもうける。

今では一児の母。

息子と葵の成長を微笑ましく見守っている。


身体能力     E

技術       D

知力       D

スキル      B



〇神楽坂葵

サイコメトラー。幼馴染が魂を吸われて入院したことから、ソウルイーター事件を追うようになる。

その中で翠と出会い、超対室としては得難い存在へと進化していく。

しかし、まだ能力は不安定。


水月を巡って、未来の自分を敵視していたが、その正体に気が付くと苦笑した。


身体能力     E

技術       C

知力       D

スキル      B




〇物部恵梨香

翠の幼馴染。

ある日いきなり金色の目と髪になり、いくら髪を黒く染めても元に戻ることから学校からは匙を投げられ親は嘆いた。

その家庭不和の経験から超越者は公表されるべきという考えに至り、そこを利用され翠と激突する。


必殺技は刃状の氷の霧を張り巡らせた結界。

浮遊する氷の刃が相手の体を切り刻む。


身体能力     D

技術       D

知力       C

スキル      D(アーティファクト使用時A+)



〇藤原藤子

首都八剣第三神将。不条理の力を自由自在に使いこなし、様々な流派の技を会得している。

旧家の拍付けにも使われていた首都八剣において実力のみで第三席まで上り詰めた天才児であり、ゲート攻防戦の援護に駆け付けた際に(攻防戦自体には間に合わなかったが)数日滞在してアラタらを指導した。

不条理の力の使いこなしぶりは尋常ではなく、空中に浮かぶ壁の破片を足場にして上空に飛ぶなど物理法則を無視した行動を悠々とこなす。

剣だけで大抵のことはこなせるのでスキルを未だに見せていない。


身体能力    C(不条理の力使用時S)

技術(近接戦) S

知力      A

スキル     -



〇エミリー

巴とたまたま遭遇し、一緒に東京観光をした外国人。

その正体は翠を狙った暗殺者。

弟の病気の治療費を稼ぐためにやむなくその道に手を染めた。

現在は母国に保護され、実力を買われて捜査官として活躍している。

スキルは火器を自由自在に作れるという凶悪なもの。

巴にとっては数少ない友人の一人。


身体能力     B

技術(遠距離戦) B

知力       D

スキル      A



〇セレナ、エレーヌ、エレン

”先生”の指示に従い、翠を追い詰めていく四人衆のうち三人。

好奇心旺盛なセレナ。優等生気質のエレン。少し臆病なエレーヌ。

普段施設に閉じ込められていたので、日本での自由を満喫する。

しかし、実際はスキルを強化する薬の実験体として扱われていた。

徐々に薬の量を減らしているが、今でもそれを手放せずにいる。

各々スキルユーザーに理解がある家庭に養子としてもらわれ、その中でもセレナは翠の養子となっている。


身体能力     C

技術(遠距離)  B

知力       C

スキル      C(投薬時B/オーバードーズ時A)



〇シンシア

セレナらと一緒に登場。その後、他県の家庭に引き取られたが、オーバードーズ状態で翠らの援護に駆け付け再登場。

アーティファクトを得て、一線級の戦力となる。

親に虐待され、五千ドルで売られたという過去を持っているため、なにか支えとなる柱が欲しいという気持ちは人一倍強い。

しかし、無口なのでそれを上手く表現できずにいる。


身体能力     C

技術(遠距離)  B

知力       C

スキル      B(オーバードーズ時A/アーティファクト使用時A+)



〇榊慎一郎

石神幽子に見出され、剣術の指導を受けた少年。

その才能は一ヵ月で一つの流派の奥義を会得するほど。

また、スキル『主人公』を持っており、きっかけや出会いが向こうからやってくる状態にある。


しかし、本人もわかっている。自分が一歩を踏み出さなければ、それらは全てふいになるのだと。


身体能力     B

技術(近接戦)  B

知力       D

スキル      -



〇吾妻小豆

相馬が出会い、楓が引き取った娘。

今は相馬家で穏やかに過ごしている。

金髪や物の言い方が節子そっくりで、それが相馬との出会いのきっかけだった。


彼女に売春を強要させようとした父親を見て、相馬は激高し、その右腕を吹き飛ばしている。

救護班によりなんとか事なきを得た。



〇石神勇人

異世界の人々の優しさに触れ、この世界の人々の排他的な態度に絶望した男性。

ゲートを開いて異世界との扉を作ろうと目論む。

その際にスキルを持ち込もうとし、ソウルイーター事件を起こしてスキルや魂を収集させた。



〇島津武豊

石神勇人の盟友にして島津流剣術の後継者になるはずだった男。

シンシアらの”先生”。

今の超越者が特権階級に利用されるだけの世界を苦々しく思っている。

また、スクールカーストや貧富の差を消すために外敵を配置して人類の団結力を上げるべきだという考えを持っている。

海外にわたり、セレナら超越者の卵を育成し、ゲートの奪還の準備をしていた。

本人はセレナらにドライで、離反したメンバーがいても薬がきれたら中毒症状で死ぬだろうとエレンに冷静に述べている。

エレンには心を許している節がある。



〇石神幽子

石神勇人と似た名前だが……?

ゲートを巡って超対室と対立。

いつも戦場になる古城跡地が、古代の時代にゲートを使って人心掌握をしていた巫女の蓋だと告げる。

本人の目的は死ぬこと。

何百年生きているかわからない。



〇ミカ

石神幽子の中から出てきた、古代の巫女。

その目的は現在は不明。

ゲートを開こうとしていたことから、なにか考えがあるものだと思われる。




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