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【アニメ2期決定!】悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜  作者: 天壱
侵攻侍女とサーカス

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Ⅲ188.担われし者はなくした。


「さぁ行こうラルク!今日が楽しみで楽しみで眠れなかった!」

「そうですか……」


団長に腕を組まれ、サーカスを後にする。

上機嫌な団長に反し、僕は今日が嫌で仕方なかった。よりにもよってこんな地でと外出なんてと思う。

今滞在しているここも、お世辞にも治安の良い国とは言えない。こんな地で用事もないのにわざわざ外出をする物好きなんてサーカス団でも団長ぐらいだろう。

団長には、悪癖がある。趣味とでも言うべきか、いくら治安が悪くても奴隷産出国であろうとも、昔から夜中にこっそりサーカスを抜け出すことがある。僕がそれを知ったのは、子どもの頃悪夢に苛まれて団長を探した時だった。いつでも来て良いと言われた団長テントにも団長がおらず、暗いテントで泣きながら待ち続けていればボロを来た汚らしい男が現れた時には驚きよりも恐怖で声が出なかった。

最近僕の気を引く為か打ち明けてくれた話だと、昔からサーカスの評判を聞いたり逆に無関係のふりをして広げる為に酒場を巡っているらしい。「サーカスの評判を聞きながら飲む酒は世界一の美酒だ」と言われた。

子どもの頃は、いつか僕にだけは教えてやろうと約束されただけで教えてもらえなかった。僕としては、そんな約束よりも夜中にでかけるのは危ないから止めて欲しいと何度も言ったが、結局教えてくれた今も止めていない。「浮浪者の老人を狙う奴隷狩りなどいないさ!」と、あの自信はどこから来るのか。サーカス団関係者だと気付かれない為に変装を徹底する団長は、夜の酒場へ行く時は常に汚らしい浮浪者の恰好で出かけていた。…………まぁ、もう僕にはどうでも良いことだ。


愛した彼女さえいれば良い。


「…………今日は、普通の恰好なんですね」

「ああ勿論だとも!今日ぐらいは私も小綺麗にしておくさ。なにせラルク、お前の誕生日だ!!」

僕の誕生日。団長が大仰に両手を広げて笑って見せる中、僕は昔のように喜べない。僕の大事な日だと言うならば、僕の望むように使わせてくれれば良いのにと昨日からずっと同じことを考える。団長にしつこく頼まれなければ、一日中彼女と過ごしたかった。


半年ほど前から、……僕が彼女を選んでから団長は以前にも増して暑苦しくそしてしつこい。

ラルクラルクと僕との時間を作ろうとするのも、確かにそれまでは嬉しかった。だが、僕は団長の本当の息子でもないし相応しくもない他人だ。恩人でこそあるし彼女に出会えたのも団長のお陰だから最低限誠意は返そうとは思うけど、もう馴れ馴れしくしないで欲しいしどうか放っておいてほしい。

それを、今日くらい一緒に親子として過ごそう昔みたいに出かけようと、何度も何度も僕が肯定するまで言ってきた。最終的には「なんでも好きなものを買ってやろう!」と言われて仕方なく了承した。オリウィエルは一人でいる時間は耐えられないと泣いてしまって、宥めてわかってもらえるまで苦労した。僕だって彼女と離れたくない気持ちは一緒だったが、……そろそろ彼女の部屋にまともなベッドも用意してやりたかった。

サーカス団のテントは個人テントも収納性が優先されて固いし、寝心地がとても良いとは言えない。悪夢で夜に目が覚めると、怖くて朝まで眠れないと話す彼女が少しでも悪夢を見ないで眠れるようになれば良い。彼女が寝付くまでは傍にいてやれる僕だけど、彼女が眠った後まで傍にはいられない。彼女はそれでも良いと言ってくれたけれど決して期待までされてるわけじゃない。だから下心があると思われたくないし、それに僕が眠れない。

寝心地の良いベッドは値も張るし、その上で収納性もあるともなればもっと高価になる。サーカス団の経営も少し落ち着いてきたし、一週間前にあったミスミ王国のオークションの影響で今年も連日大盛況だった公演の売り上げもある今なら、ベッドの一つくらい買ってもらうこともできるだろう。その為に今日は誘いに従った。


「お腹は空いていないか?大丈夫ならちょっとあっちの方を見て見よう」

「構いませんが、……なんでよりにもよって」

奴隷市場なんかに。その言葉だけは飲み込んで、僕は団長が指差す先を見る。去年もその前も団長とはよく奴隷市場を巡った。こんな悪趣味な場所にまだ僕が喜ぶと思っているのか。いやそもそも何故こんなところを歩くようになったのかも思い出せない。オリウィエルに出会ってからが目まぐるしくて、その前のことは全て遠い昔のように思えてしまう。

「まぁまぁ良いじゃないか」と笑う団長に仕方なく従った。約束とはいえこの後に家具を買ってもらう為にも機嫌は取らないといけない。何故自分の誕生日にこんなところにと早くも溜息が出てしまうが、これも彼女の為だ。

奴隷市場は、好きじゃない。思い出したくもない子ども時代を思い出す。あれ以上の地獄なんて後にも先にもないだろう。


右を見ても左を見ても鎖を付けられた奴隷が光のない目で繋がれている。見世物にされる奴隷は何度視界に入っても吐き気がするし、たまに目を覆ってしまうような見世物もある。少し前まではそれでも不満に思うこともないまま団長と一緒に歩いたけれど、今は不満と不快しかない。僕以外にもサーカス団に奴隷だった団員はいるし、オリウィエルだって同じ辛い過去がある。

こんなところを喜々として歩く団長は趣味が悪いし、いっそ遠回しに僕に「こんなところから連れ出してやったんだ感謝しろ」「またここに戻りたいか?」と脅したいんじゃないかと考えてしまう。団長がそんな人じゃないと頭ではわかっているけれど、もう僕は昔のような言われたとおりにするだけの子どもじゃない。

「聞いたかラルク!今なら間に合うぞ早速行ってみよう!!」

「?……すみません、聞いていませんでした。何を??」

僕が一歩後方に続く中、またいつものように通行人の会話を盗み聞きしそのまま話しかけた団長が、僕に大きく身体ごと振り返り一方向を指差した。

話を聞いていなかったことも気にせずに他の通行人や奴隷商人にも聞こえるほど声高に話す団長の話によると、一等地にある大型奴隷店でちょうど今



奴隷オークションが行われているらしい。



奴隷市場でも競りはたまにみたが、店で行う規模は比較珍しい。在庫が潤ったか、もしくは高級品を手に入れた場合に行われる不定期の催しだ。

行こう行こうと、有無も言わさず駆け足で向かう団長に僕も見失わないようにと追いかけた。

なんでも祭りが好きな子どもっぽいところがある団長は、オークションと名前がつけば無機物でも人間でもなんでも良いらしい。





…………





「さぁさぁお立ち会い!!本日最大の目玉商品をご紹介致します!!」


「……団長。人も多くなってきましたし、これを見終わったら出ませんか?」

「まぁまあ良いじゃないか!今日は仕事の予定もないんだゆっくり贅沢に時間を使おう!」

僕らが会場となる店に入れた時点で、オークションはもう後半にさしかかっていた。会場に入っても団長の落ち着きの無さは相変わらずで、他の参列者に声を掛けては「どんな商品がいましたかな?」と会話を弾ませる。どんな時でもどんな相手にも物怖じせずに話しかけて友人かのように仲良くなるのは、団長の尊敬すべき点の一つだろう。

こういう人だから、どんな団員でも受け入れるし、世界の全てに怯えていた彼女のことも受け入れられた。僕もいつか団長のようにと、……思わないこともない。昔から僕とはかけ離れた存在すぎて、いくら思っても無理だとわかる。

目玉賞品が出るということは、もうそろそろ終わりかと考える。オークションは目玉賞品を後に回す傾向が強い。客に有り金を思う存分使わせる為だと、そう教えてくれたのも団長だった。今思えば子どもにもっと教えるべき知識はあったんじゃないかと、買ってもらえた立場で言えることではないと理解しながらも商品棚である舞台の上に引き摺り上げられる奴隷へ目を向





─ 見 つ け た。






「特殊能力者!その名を皆様もご存じでしょう。大国フリージア王国で生まれるとされる神秘の存在!!皆様ご存じの通りフリージア王国では奴隷の生産売買も行っておりません為、こうして市場に出るのは大変貴重とされております。身体も若く顔も整った青年です。中古ではありますが、比較綺麗な状態です。さて特殊能力者というならば、皆さんやはり気になるのは──」

息が、できない。

ハッ、ハッ、と浅い呼吸だけが喉と肺を上擦って、頭に回らない。瞼がなくなったように見開いたまま動かない。急激に視界が白と黒に明滅する。商人の声が反響するようにぼやけて聞こえない。四十六番。間違いない四十六番がそこにいた。

手足や首に枷や鎖を付けられて、茫然とした表情で佇んでいる。今までみた他の奴隷と一緒の表情だ。だけど間違いない、彼だ。背も伸びて、あの時よりもずっと成長しているけれど見間違えるわけがない。髪質の固そうな茶髪に黄の瞳も、全部が全部表情以外その全てが彼だ。

心臓が、死んでしまうのかと思うほどに煩い。あまりの音の速さに身体まで震え出し、そこに鼓動が重なりどうにかなってしまいそうで吐き気までこみ上げた。ぼやけて捻れる視界の中で、何人もの人間が競売の意思を示す手を上げる。ああやめろ、四十六番を買わないでくれ。

はやく、はやく助けないと。四十六番が、せっかく見つけたのにまたどこかに行ってしまう。僕も手を挙げないといけないのに、呼吸が苦しいせいで立っていることすら難しい。


「ラルク!ラルク、大丈夫か?!こっちを見なさい私を見るんだ。ラルク、答えてくれ〝彼〟なんだな?!」

突然顔を両手で挟むように掴まれる。強制的に向けられた先で、珍しく焦燥する団長が見えた。

さっきまでも僕に何か話しかけていたような気がしたのに、今のいままで全然意識がいかなかった。いつの間にか膝が崩れたままの僕に団長も片膝をついていた。「お願いだ答えてくれ」「違うのか?」「合っているのだろう?!」と繰り返す団長に、自分でも醜く顔が歪んでいくのがわかった。



─ 何故考えないでいられたんだろう。



『彼を見つけた時、今度こそっ……!』

僕の、罪なのに。

今更思い出す。何故団長が、今の今まで奴隷市場なんかに僕を誘い歩いたのか。僕の為で、四十六番の為じゃないか。

もともとは僕と一緒に四十六番を探す為、奴隷市場にまで付き合ってくれていた。夜な夜な酒場に行くのもやめないのだって、今は四十六番の情報を集めるのにも良いと話してたじゃないか。金持ちの屋敷に訪問興行するのも四十六番がいないか探りをいれる為だ。そうだ、僕が忘れても、オリウィエルのことだけ考えていた間もずっと、団長は僕との約束を忘れないで一人守り続けてくれていた。僕が、僕が彼女にばかりかまけていた間にもたって一人で


…………いや、良いじゃないかもう。僕にはもう彼女がいるのだから。


助けないとと思う反面、まるで彼女のことだけを考え続けていた日々が間違っていたかのように思うことに罪悪感が湧き上がる。そんなことない、僕は彼女との日々で変わったのだから。

とても幸せで、満たされて、彼女のことだけ考えられた日々は今までの辛い過去なんて忘れさせてくれた。ああでもこれだけは忘れてはいけなかった。四十六番のことだけは絶対に。彼から全てを奪ったのは僕なのに、僕さえいなければサーカスでの満たされた日々も全て彼の


「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッ!!!!」


猛獣の咆吼のような声に、総毛立った。思わず顔を向けた時にはもう周囲が「暴れ出したぞ」と騒ぎ出したところだった。

四十六番が、繋がれた両手を振り回し男達に鎖を引かれ、それでも藻掻く。揃えて繋がれていた両手が結晶に包まれ光っていて、誰かが「氷だ!!」とどこか楽しげに声を上げた。直後に、四十六番がその凍った両手ごと男達に振り回し、けれど左右の鎖に引っ張られて届かない。代わりに傍にあった柱を凍った両手で叩きつければ、手の氷が砕けるのと同時に柱も折れた。ざわりと声が上がる中、取り押さえようと近付いてくる男を蹴り返し、今度は拳を床に叩きつける。その瞬間立たされていた台がへこみ壊れると同時に、台のみならず床までビキビキと音を立てて凍り出す。

ぶつかった一箇所だけでなくそのまま広がり舞台の床全体が凍り、柱まで氷りつく。僕も知らなかった四十六番の特殊能力に、見ていた客達も呑気に感嘆の声を漏らすのも束の間だった。

ビキビキッビキキキキキキキキッッ!!と、氷が舞台を超え、僕ら客のいる足下や床まで広がってくる。逃げろ、凍らされると、一気に人の波が僕らのいる後方へと押し寄せた。

逃げ出す波に飲まれそうになりながら、団長が僕を庇うように両肩を掴み「立つんだ早く!」と引っ張り上げた。世界があまりにも音を立てて恐ろしく変わり続ける中、団長の言葉だけを頼りに立ち上がり、流されないように近くの壁際へと逃げた。

「氷の特殊能力者らしい!」と団長が騒めきに負けない声で僕の耳に叫ぶ。人が次々と氷を恐れて逃げる中、氷の届かない扉の前で立ち止まる人はいたけれど、会場内にとどまったのは僕と団長だけだった。靴が凍り、動かなくなる中でそんなこともどうでも良いくらい四十六番から目が離せない。


バゴッ。


「ッ皆様ご安心ください!ご安心ください!!奴隷は大人しくなりました!床の氷もすぐに片付けます!」

何人もの男達に床へ押さえつけ殴られた四十六番は、もう動いていなかった。枷だけでなく縄で身体を縛り上げられても呻き声一つあげない。何かを打たれてる。

オークションを再開しますと明るい声が司会者から上げられる中、会場に戻ってくる客は疎だ。オークション側の護衛……いや、奴隷狩りだろう男達が舞台から降りてきて、剣や斧や鈍器で氷を砕き出す。足元を凍らされ身動きの取れない僕達が優先して砕かれた。

団長が怪我はないかと僕の肩を掴み呼びかける中、僕は四十六番から目が離せない。


「ラルク返事をしてくれ!大丈夫だ彼も気を失っているだけだ!死んじゃいない!今は」

「ッ団長……!」

〝死〟とその言葉を聞いた途端、今までになくせき立てられる。呼吸の仕方も今思い出した。

団長の肩を今度は僕が掴み、向き直る。団長と目が合えば、青色の瞳が丸く僕を映した。

自分でもどんな顔をしているのかわからない。喉が酷く渇きガラついて、僕のことじゃないのに「助けて」の言葉ばかりが頭に浮かぶ。

だけど、僕が何故それを言える?今日、たった今まで約束も自分の立場も忘れてたのに。僕からあんなに頼んでおきながら、団長一人が探し続けていた。それなのに今更?!大体僕にはもう!もう未来を!未来を生きたいと思える人が


『その為に生かされてるんだから仕方ねぇだろ』


─ 仕方なくなんか、ないよ。

誰に対してなのかわからない、けれど急激に目の奥に熱がこもった。

愛する人とか今を生きるとか未来とか、団長への後ろめたさも関係ない。彼をこのままにしちゃ駄目なんだ。

僕は、助けられた。あの日から何度も、何度も。それはどうなろうと変わらない事実で僕の個人的な感情なんか関係ない。ただこれは、彼への借りだ。

僕が団長に救われたのも生き永らえたのも団員に会えたのも猛獣達に会えたのも猛獣使いになれたのもオリウィエルに会えたのも全て彼のお陰だ。きっと僕らが入れ替わっていれば、僕はあの商品棚にも立てず土の下にいた。

オークションが、再開される。最後に上げられた額を出した客はもう逃げた後だった。最後の金額から今度は段階的に下げられる。早い者勝ちですと声高に声が上げられる中、馴れ馴れしくしないで欲しいとさっきまで思った相手にこんな


「……ッ()()()……」


泣きたくなる衝動に駆られながら、絞り出した。

卑怯だと、団長が目を細めて笑う前に僕自身が思った。この言葉だけはもう生涯使わないと決めたのに。そうだ、そう決めたのもきっかけは彼女じゃない、四十六番だった。

オリウィエルの為ならなんでもできるのに、今は酷く拒絶感が込み上げる。


『お前が父と呼んでくれたらどんなおねだりでも聞いてやろう!』


「勿論だとも」

団長は、迷わなかった。僕よりずっと。

僕が約束も償いも四十六番のことを忘れていたことを気付いていた筈なのに、こんな卑怯な言葉であっさりと挙手をした。

四十六番が暴れたせいで、競り落とそうとしていた客はもういなかった。残ったのは四十六番を買うつもりがない客だけだ。人口も減った中、団長の挙手は目立った。

対抗者も出ない中、むしろ「正気か」と嘲笑混じりの声までこぼれ出す。額は落札前の値段よりも最初の提唱額の方に近くなっていたけど、サーカス団の財産殆どの額だった。家具一つとは比べ物にならない。それでも、団長の腕は伸びたまま笑顔も変わらない。

四十六番の落札が決まった途端ふらりとまた頭がぼやけたように遠くなる。団長は惑う一つなく「足りたな!」とテントから持ってきたトランクを手に明るく笑った。

ずるずると一度四十六番が引き摺られていくのを見つめながら膝をつく。べたんと力が入らず座り込んだ。嗚呼……良かった本当に。これで、これで




やっと、終わる。




今度こそ過去にもそして団長にもサーカスにも囚われず、彼女のことだけ考えられる。

すっと靄が晴れたような、……逆のような感覚と共にそう思った。


明日も更新致します。

その後は更新分数日空けてからの更新再開予定です。

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