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第13話『リアル襲撃に注意』




 少年は焦っていた。彼が手に持ったままのスマホからはカレーちゃんの怯えた悲鳴が聞こえる。


 尊敬する小説家の少女──年上だが──がライブ配信をすると聞いて、自室で勉強をしながらスマホで見ていたのだが、突然の闖入者により大家が殴り倒されたのを見た瞬間に彼は動き出した。

 警察や救急車に通報するのも忘れて、サンダルを履いてアパートの階段を跳ぶようにして降りて一階へと向かう。

 これまで三回来たことのある大家の部屋のドアノブを掴んで捻った。鍵がかかっている。犯人が入ったときにかけたのだ。槍鎮は舌打ちをした。


『ぎゃあ──!!』


 スマホから大きな悲鳴。思わず画面を見ると、ライブ配信でカレーちゃんが腹にナイフを突き立てられていた。頭が真っ白になりそうだ。もはや一刻、一秒の猶予も無い。

 感情に任せて扉に蹴りを入れるが、開かない。ドラマのように体当たりでドアを開けることなどプロレスラーでも無理だという話をどこかで聞いたのを槍鎮は思い出した。

 ドアを叩いて中の犯人を制止させる。或いは威嚇する。一瞬頭に浮かんだが、それで止まるような相手だろうか? 蹴ったときの音で少しでも止まっていてくれればいいのだが。

 槍鎮はスマホの画面をもう一度確認し────スマホにつけているキーホルダーを見た。

 それは小型のドリル型をしていて、内蔵電池で動く『ドリルチップ』である。

 使い方の説明を聞いたわけではないが、彼は咄嗟にそのドリルをドアの鍵穴に押し付けてスイッチを入れた。押し込む強さによりドリルのパワーは調節される。数秒で電池を使い潰すハイパワーで駆動したドリルは部屋の鍵を破壊することに成功した。もとより上等な扉ではなく、工具があれば簡単に開くようなものだったのも幸いだった。

 

「っしゃああオラァ!」


 気合を入れるために怒鳴り声を上げながら部屋に飛び込む。廊下を滑るように移動して犯行現場の居間へ──

 僅かな瞬間。不意に槍鎮が突入する一歩手前。スマホの画面が視界の端に映る。カメラから室内を見た映像だと、犯人が外から来る誰かを迎え撃とうとナイフを構えているのに気づいた。

 だがもはや躊躇っている時間は無い。すぐにでも犯人を排除して救急車を呼ばねば二人の命に関わる。

 槍鎮は居間に踏み込んだ。同時に犯人が頭上に構えたナイフが、首か胸を狙って突き立てるように振り下ろされる。

 予め覚悟をしていなければ死んでいたかもしれない。槍鎮は右腕をかざして受け止める。狩猟用ナイフが腕を貫通し、激痛が走った。


「っってえ──っ!!」


 無理やり声をひねり出して左手で男の顔面を殴りつける。泣きそうなぐらい痛かった。こんなに痛かったのは実家で父親に瞑想中警策で殴られたとき以来だ。間違いなくあの警策は金属で出来ていたと思う。

 刃物で刺される。大人の男から明確な殺意を受ける。どちらも初めてな経験で、頭がクラクラするぐらい怖かった。だがここで怯んでは少なくともこの部屋にいる二人の知人は死んでしまう。槍鎮は恐怖に耐えるために歯を食いしばった。


「だああああ!」


 もう一度気合の声をあげて怯んだ相手の顔にもう一発拳を入れる。これまで本気で他人の顔を殴ったこともなかったのだが、ぐにゃりと嫌な感触がして、相手の前歯が拳に当たって皮が裂け、血が出た。

 だが男は血走って黄疸も出来ている目をぎょろりと向けて、力を込めて槍鎮の腕に刺さったナイフを抜こうとする。

 効いていない。そもそも素人が正面から殴った程度では人は気絶もしない。


「痛ッあああ──痛いだろうが!!」


 槍鎮はナイフを引き抜かれた腕を押さえて出血を止めようとしながら、前蹴りで相手の股間を打った。

 急所に蹴りがあたった暴漢は、内臓を打ち抜かれたような激痛に腰を引いて、後ろに下がりながら尻もちを付いたがナイフを振り回して暴れているので槍鎮は追撃に近づけない。

 部屋の中をちらりと見回す。倒れているドリル子とカレーちゃん。今すぐ助けたいが、とにかくそう広い部屋でもないのに暴れる暴漢が危険だ。

 槍鎮は落ちている巻き藁切り用の『ブレードドリル』を手にとった。ドリル子が配信のデモンストレーションで使ったもので、細いチェーンソーのようなもので刃部分が螺旋回転して立ち木をえぐり切れる道具だ。重たい上に使い方もわからなかったが、単なる鉄の棒としては使える。やや離れたところにぐにゃりと歪んだ金属バットが落ちていてそちらのほうが使いやすそうだったが、拾いにいく時間はない。

 

「かかってこいオラァ!」


 槍鎮が振り回しながら挑発をすると、ナイフを持った男がよろめきながら立ち上がって槍鎮に襲いかかる。

 動きは鈍くなっていても、相手が持つものは触れるだけで皮や肉を切り裂く鋭利なナイフである。槍鎮の持つ使えないドリルよりよほど危険だろう。おまけに殺す気は満々だ。

 槍鎮はドリルを振り回しつつ後ろに下がり、誘いつつ玄関から出ていこうとする。とにかく相手を部屋から外に出すつもりだ。室内で争うと倒れている二人が危ない。もしナイフを使って人質にでも取られたら、槍鎮も動けなくなってしまう。

 

「うおおおお!! この野郎、俺は剣道やってんだぞコラァ!」


 体育の授業で、だが。

 槍鎮はアパートの外で逃げ腰になりながらドリルを手に相手のナイフを打ち払おうとするが、片手が負傷しているせいで徐々に手から力が抜けていくのを恐怖に感じた。血で持ち手がぬめって今にも取り落しそうだ。

 どうにか二人から引き離すことには成功したが、今度は自分が死ぬ可能性が高くなっている。

 

「ヤバッ……痛ェクソッ!」


 相手のナイフがこちらの腕を狙って振られる。どうにか受け止めようとしたがドリルを握る指を軽く切った。手が滑る。とにかく痛い。今週末テストがあるのに、ペンが握れるか怪しいと場違いなことさえ浮かんできた。


「こんの!!」


 一か八か、ドリルを相手の体に投げつけた。しかし避けられて、ドリルは虚しく地面に落ちて破損した。槍鎮は武器も持っていない状態になる。

 走って逃げる自信はあった。体育の授業でも短距離走は上位であったし、趣味というか荒行というか山の中を走り回ることを親にやらされてきたので、子供の頃から鬼ごっこでわざと以外では捕まったことはない。

 しかし今逃げればこの殺人鬼は部屋に戻ってしまうだろう。

 槍鎮が悲愴な覚悟でどうにかもう一度相手の急所に蹴りを入れようか、と身構えた瞬間だった。


 バン、と平手で机を叩くような音がした。

 目の前の暴漢は足が突然折れたように体勢を崩し倒れ込む。相手の目が驚きに見開かれるのを槍鎮は感じた。

 咄嗟に槍鎮は急所狙いで体重の乗ったヤクザキックを打ち込むと、体勢を崩した暴漢の頭に直撃して相手は転げる。


 槍鎮が音の鳴った方を見ると、血を流した腹部を丸出しにしたカレーちゃんが、片手にボウガンを構えて部屋の入り口に立っていた。


「ドリルボウガンじゃが、当たったのう……ってか危ないのうこれ。普通に武器じゃろ」


 単一電池大の大きさをした小型ドリルをバネとゴムの力で射出する危険な道具で、工事で使う場面が思い当たらないものだ。それが男の膝に当たって体勢を崩したようである。直撃して骨が砕けたかもしれない。

 心配そうに槍鎮が声を出した。


「か、か、か、カレーちゃん先生!? 大丈夫っすか!?」


 彼女はボウガンをその場に落として、手で腹部の傷を塞ぐ。指の隙間から血がだくだくと出ている。腹圧で腸がはみ出そうだった。

 常人ならば失血死寸前だが、カレーちゃんはこれでも吸血鬼というか妖怪。ズタズタに刃物で全身を切り裂かれれば死ぬが、普通の人よりは生命力がある。


「いやまあ、腹に穴が空いておるから重傷じゃが……お主も腕が痛そうじゃのう」

「めっちゃ痛ェっす!」


 刺された腕から血が溢れ、指先がまったく動かないのに傷口が焼けたように痛んだ。また、指も危うく切り落とされ掛けたぐらいに深い切り傷がついている。

 しかしながら動けば内臓がまろびでそうなカレーちゃんよりは比較的マシだと、槍鎮は気合を入れて耐えた。


「もうちょっと頑張れるか? 通報する間にその男を背中から踏みつけて動かんようにしてくれればいいのじゃが。危ないし」

「う、うっす!」

 

 とりあえず指示された通り槍鎮は男に近づいてナイフを手から蹴り飛ばして遠くに離し、うつ伏せにした男の背中に体重を掛けて踏んで押さえた。

 

「ありがとうのう……助けに来てくれて、命拾いした」

「そ、それよりカレーちゃん先生! 腹! 血ィ出てるっすよ!?」

「うみゅ……痛い。ちょっと部屋で止血してくる……」


 カレーちゃんは青ざめた顔色をしながら、フラフラと部屋に戻っていく。通報もしないといけない。


「痛いのう……血を止めるのじゃ……キッチンペーパーでいいか」


 カレーちゃんは部屋に適当に座って止血をする。吸血鬼でも相当に危ない怪我であった。

 彼女がそうしていると、うめき声と共にドリル子が頭を押さえて起き上がってきた。


「うううう頭が死ぬほど痛みますわ……なんでしたの?」

「おや。ドリル子さんや。目覚めたのかえ? お主、頭を金属バットでフルスイングされたのに頑丈じゃのう。脳挫傷とか頭骨骨折とか起こしとらんか」

「昔から骨だけは頑丈なんですわ……ああ、でも頭がクラクラしますの」


 側頭部からは血が出ているが、ドリル子は頭を振って意識をはっきりさせようとする。

 実際手加減されたわけでもないだろう。彼女をぶん殴った金属バットはへし曲がっている。

 

「いったい何が起きましたの……?」

「なんかバットとナイフ持った暴漢が突然部屋に押し入って、儂らを殺しかけたのじゃ。槍鎮が配信を見ていたから慌てて駆けつけて助けてくれたのじゃが……ん?」


 二人が血まみれになりながら話をしている姿もカメラに撮影されていて、ライブ映像には『早く病院行け』とか『通報』とか『止血もっとしっかりしろ』とか『野菜もっと食べたほうがいいですよ』などと書き込みが殺到。多くの書き込みの中でメッセージを伝えたい相手からは投げ銭されていた。


「……遠くから救急車とパトカーの音が聞こえてきましたわ」

「誰か通報したのかのう……って救急車誰が乗るかえ? 確かこのクソ田舎、救急車が一台しか無かったような」

「わたくしは別に大丈夫ですけれど……カレーちゃん失血死とかしそうじゃありません?」

「いやまあ儂はティッシュでも傷口に詰めておけば……吸血鬼じゃし。それよりお主も頭を殴られたのじゃから下手に動かさず、CTとか受けた方が。それに外に槍鎮がいるが、あやつも腕をナイフで切られておったぞ」

「みんなボロボロですわね……誰が救急車に乗ればいいのかしら。あら?」


 配信中のライブ映像に気づいてそっちを見ると、とにかくコメントがひたすら流れて目で追えないほどで、投げ銭でコメントを強調させているのだけ読むことができた。


『¥1000 緊急時は救急車の座席にもうひとり重傷患者が乗せられます』

『¥500 様態を把握して救急隊員の指示に従ってください』

『¥4649 カレーチャン☆ コンバンワ♪ おじさんコメント遅くなってごめんね(^_^;) カレーチャンたちを見ながら飲みすぎちゃってたカナ( T_T)\(^-^ ) それより怪我痛そうダネ。・゜・(ノД`)・゜・。 カレーチャンたちが可哀想だからおじさんも割腹してみたよ(ΦωΦ)フフフ… お揃いだと思うと君たちの痛みが生のドラマみたいに感じられるよ……(-_-;)』

『¥200 キメエ』

『¥500 お、おじさん!?』

『¥500 重傷者がまた一人』

『¥5000 おっさんのことはどうでもいい! カレーちゃんもっとちゃんと止血! 寝転んでドリル子さんが両手でハンカチとかを押し付けて圧迫!』


 あまりに流れが早いので投げ銭もどんどん来る。


「まるで切腹ショーにおひねり貰ってるようじゃな」

「お腹刺されてるカレーちゃんが無駄に余裕すぎて怒られてますわよ」

「ううむ……まあとにかく、投げ銭は治療費にするのじゃよー」

「あとアパートの防犯設備を改築するのに使いますわ……オートドリルロックにしようかしら」


『¥500 ドリル!?』

『¥1000 支援』

『¥2000 いや……マジで設備投資してください』

『¥1000 住所特定しようとしてたやつら片っ端から通報しておいた』

『¥4545 ドリル子チャン♪ おつかれ様!(*>_<*)ノ 二人共、今度おじさんとご飯でもどうカナ?? 怖い男の人に襲われて不安になってるヨネ(^^) おじさんと美味しいもの食べて元気を出そう!! 返事待ってるからネ(汗)』

『¥200 誰かこいつも通報しろ』

『¥400 おじさんは罪。それだけはわかんだね』

『¥5000 頼むから死んでくれ。お前のようなやつは生まれてさえこないでくれ』


 心配するコメントが殆どだが、中には妙に熱にうかされたようなものもあって正直二人は引いた。

 むしろとんだグロ映像の配信になってしまった(今も流血中である)というのに、惨劇の最中でも視聴者数は増え続けて万を越している。なんか数万人に見られていると思うと、微妙に薄ら怖くなってきたのである。

 外からはサイレンの音がかなり明確に聞こえてきている。


「うーむ、色々書き込んでおるが返事をしておる時間は無いのう。そろそろ救急車が到着しそうな音じゃし」

「それじゃあ今日の配信はこれまでにしますわ。また今度、怪我の具合とか報告しますわね」

「……待て。ドリル子さんや」

「どうしましたの?」


 カレーちゃんの視線が部屋の一箇所に注がれる。コメントで『?』が続く。

 腹を押さえながらずるずると張ってカレーちゃんが進む。床に血の痕が残るのがエグいが、彼女が進んだ先には……丸い桶があった。


「寿司、食うとらん」

「……」

「回転のコンベアだけ見せて! 寿司を食うておらんぞ儂ら!」

「いや……もうカレーちゃん」


『アホなの』『寿司て』『おい……まさかやめろ』『来るぞ……』『ざわ……』

 

 カレーちゃんは寿司桶を抱きかかえながら玄関あたりへ視線をやって言う。


「もうすぐ救急車が来る! 乗せられたら寿司が食えなくなるのじゃ! 今のうちに食う!」

「だっ駄目ですわよ!? 大怪我しているのに!」

「今食わなかったら次いつ食えるかわからん! せめて高級ネタだけでも食べるのじゃー!」

「お、おバカー!」


 普段なら羽交い締めにしてでも止めるのだが、なにせカレーちゃんは土手っ腹に穴が空いている状態だ。下手に押さえ込めない。ドリル子も脳震盪でクラクラしているのだ。

 寿司を取ろうとするカレーちゃんの手をドリル子が掴もうとしてお互いに攻防が始まる。

 その光景までライブ配信中である。


『¥200 どんだけ食い意地張ってるんだ……』

『¥5000 先生! なんたる無茶を!!』

『¥500 力道山の死に様かよ』

『¥1000 刃物で腹部を刺された後で寿司を食べる──わたしの敬愛する先生も経験したことがあるが、これがつらい! どんなに屈強に鍛えた体でも、腹部の傷口が膨らんで開きあっという間に症状が悪化してしまう! 先生は無敵のレスラーであったからファンが持ってきた寿司を平気で食べることで大丈夫だと示したかったのかもしれないが……わたしは泣いた! アントニオ猪木・談』

『¥200 梶原一騎成仏しろ』

『¥500 絶対泣いてないことだけはわかる』


「むしゃしゃー!!」

「止めなさいいいいい!!」


 ドリル子の制止も虚しく、大トロから口に放り込むカレーちゃんだった。


 まあ当然ながらカレーちゃんは駆けつけた救急隊員にしこたま怒られた。



 こうして衝撃映像が配信された、リアルVTuberなろう作家配信中襲撃事件は伝説となったのであった。




 ******


 



 ──翌々日にはK県の地方局で、アパートの一室に刃物を持った男が押し入り複数人に大怪我を負わせた事件は報道された。


 被害者に高校生と明治生まれが居たことがやや特異だったが、K県では刃物を使った事件はまあ月に1~2度ぐらいは発生するものなので、次第に忘れられていくだろう。


 ネットでは大いに盛り上がったのだが地方局では死者が出なかったこともありそれほど大きく取り上げられなかった。


 ストーカー殺人未遂に近い状況なので、警察の配慮もあって被害者の詳しい住所やプロフィールなどはニュースで殆ど伏せられることになったという。

 



ちょっと今回短め

腰が痛くてマジ…続きは来週


カレーちゃん:体の強度がレスラー並&ターン経過でHP回復小

ドリル子:体の強度がドリル並

槍鎮:助けに入ったのに一番被害を受けた


襲撃犯が国語教師説かコメントのキショイおじさんが国語教師説

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白いのじゃ カレーちゃんドリルちゃん好き この作品読んでカレーコロッケとカレー食べました
[一言] k県のヤバさよ……。 そしてカレイ先生もお大事にしてください。
[良い点] やっぱり寺生まれってすごい 僕は改めてそう思った
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