リヴァイアサン
ミニ竜をリヴァイアサンに返した。親子で抱き合う、と言うか絡み合って喜んでいた。
『主殿、ありがとうございます。我が子が無事戻ってきたので湖の水位は戻します。土地の水分も元に戻しましょう』
『あぁ、よろしく頼むよ。それと主殿はやめてくれない?眷属とかも別に良いので‥‥‥』
『何を仰る‼︎主殿!我々は水神様の眷属、水神様より直接加護を頂いたと有れば水神様同様に敬うのが当たり前の事でございます!』
すごい剣幕で怒られた、コレは俺の経験上引かないやつだわ。
『じゃあ、わかったよ。契約で良いのかな?』
『ありがとうございます』
「契約!」
リヴァイアサンが一瞬光り、おさまった。コレでいいと思うけど。
『契約は完了しました。いつでもお呼び下さい。主殿』
『あぁ、はい。よろしくお願いします』
でもリヴァイアサンと俺の魔法かぶってる部分が多いからなぁ、そんなに用事は無いかもしれないけど。
『それと竜形態から人形態にも変化出来ます故、街や村などでも何処でもついて行けますので』
? 人の形になれるってことか?
『やってみてよ』
『御意』
リヴァイアサンが光りだして、竜の形から人の形へと変化し、現れたのは角の生えた絶世の美女だった。服は着ていた、良かった。
「この形態なら、竜語でなく会話出来ますな。普段はこの姿でいた方がよろしいですか?」
しまった、見惚れていた。綺麗な顔もだけど胸もはち切れんばかりだ。仕方がない、男の子だもん。
「主殿?聴こえておりますか?」
近い、近い!綺麗な顔が近いよ!ドキドキするじゃないか?コイツはアレだな、パーソナルスペースがめちゃ狭いタイプだ。
「すまん、正直見惚れていた。それで必要な時に召喚すれば良いな?」
「はい、戦闘でも夜伽でも、如何様にも」
「待て!俺、婚約者いるからな!」
「主殿ほどの方であれば、何人居ても問題ありますまい。奥方様が身篭られたらお呼びいただけたらと」
しない、しないぞ。多分。
多分、しないんじゃないかな。
帰ったらみんなに言わなきゃなぁ、気が重いよ。
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