表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/165

表彰


 翌朝から俺は憂鬱だった。学院集会で表彰されるらしい。人前に出るのが嫌いな俺にとってはただの罰ゲームにしかならない。全くもって迷惑なイベントだ。しかもその臨時集会のために今日は授業のない俺が学院に行かないといけないのだ。全く面倒な話だ。


「ネロ、聞いたわよ。表彰おめでとう」

「シャル、代わってくれない?」

「ダメよ、本人が受けてこその表彰なんだから、すぐ終わるから大丈夫よ」

 確かにそんなに時間はかからないだろう。だがあの人前に出る時のなんとも言えない緊張感がとてつもなく不安にさせられるのだ。謁見の時は隣にゲオルグが居たから大丈夫だったが今回は一人だ、ソロだ。


「ネロ=ヴァッサーくん、前へ!」

 司会進行のジェラルド先生に呼ばれる、なんかニヤニヤしてないか?

 錆びついたロボットよろしくガチガチの動きで前に出る、舞台の階段で躓く、くそう、何でこんな事させるんだ。


 「ネロ=ヴァッサー殿、貴殿のダンジョンクリアの功績は過去に例を見ない好成績であり‥‥」

 緊張して聞こえてこない、でもクスクス笑われているのは聞こえる。クッソ。

「おめでとう」

「あ、あり‥‥ます」

 声が出ない、あり‥‥ますってなんだよ、何が有るんだよ。

 席に戻る時もガチガチだった、とっとと終わらせてさっさと帰らせてくれ。


 集会終了後全力でダッシュした、今日はもう何もしたくない。布団被って寝よう。

阿部兄妹同日金メダルすごいですね。


評価ブックマークありがとうございます。

ご意見ご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ