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3-6.難物からの課題(2)

 フリードリヒが訪ねることは父ゲオルクが手紙で知らせているが、到着する時まで前もって知らせることはできない。護衛騎士の一人を先触れに行かせ、恙無(つつがな)くエスター=テッヘン家の出迎えを受ける。

 当主にしてマーリカの父親であるカール・モーリッツが直々に出迎えてくれたことは、少々意外であった。

 だが今回は、過去に二度訪問した時のように、マーリカの上官として赴くといったやや苦しい建前の外出で来てはいない。

 お忍びかつ私的な命とはいえ、フリードリヒは今回、国王であるゲオルクからの祝いの品を託され第二王子の立場で来ている。

 少々フリードリヒが誤解していたらしい。

 エスター=テッヘン家の歴史を考えれば当然でもあり、己が若輩なこともあるだろうが、王家を王家とも思わない伯爵家当主だと思っていた。しかしそうではないらしい。


(私の都合に合わせてくれていたか。私としたことが先入観に捉われ過ぎてしまったねえ。不遜な御仁だなんて考えてしまって失礼だった)


 お忍びで訪ねた第二王子への、エスター=テッヘン伯の対応は完璧である。

 挨拶の口上もであるが、当主付きの者と伯爵家の令嬢マーリカに直に仕える者だけを引き連れ、儀礼は疎かにせず、公には来ていないことを考慮して大仰さは控えた対応。

 フリードリヒがマーリカの婚約者である王族として、互いに見知っておく必要のある者との引き合わせ。

 すべてをフリードリヒが馬車を降り、エスター=テッヘン家の玄関ホールへ辿りつくまでの、十歩と満たない内に終わらせた。


「さすが、などと私が口にするのは烏滸(おこ)がましいのだろうね……人の悪い、お義父上だ」

「恐れながら、そのように呼ばれる立場の私めではまだございません」


 マーリカと同じ黒髪黒目で、美形の家系に偽りなしな艶のある美中年であるカール・モーリッツが苦笑する。

 人のいい田舎領主といった相好を崩した様子を維持したまま、「お前に義父と呼ばれる筋合いはまだない!」とすかさず訂正を入れてくるところも、さすがである。

 

(不遜でなくても、こういうところは厳しいままだねえ。本当、マーリカはお父上殿にそっくりだ)


 そのマーリカは、エスター=テッヘン家に到着しても寝かせたままに、随行の者達と彼女の家の者に任せてある。

 フリードリヒは祝いの品を両手に抱えてアンハルトのみを伴い、カール・モーリッツに案内されて彼等に先んじて屋敷に入り廊下を歩いている。


「今回も夫人に挨拶ができず残念だ」


 産後の体力の落ちた身に冬の寒さが障ってはと、北部や王都より温暖な西部の生家へ静養に出ているらしい。

 これまでも、初めて訪れた時は懐妊がわかった頃の悪阻(つわり)が辛い時期で、次に訪れた時は春先の季節始めで調子を崩したとのことだった。

 カール・モーリッツと話す間の数時間の滞在で無理させる気もないため、またの機会としていたが今回も間が悪かったようだ。兄ヴィルヘルムと同世代のまだ若さを残す奥方と会えるのは、婚儀の時になりそうである。

 生まれたばかりの長男は屋敷の中で乳母の手で世話されているそうだが、赤子なので当然出迎えの場にはいない。

 

「これまで来た時とは違う廊下だね」

「王城からこのような田舎までお使いにいらした方々に、まさか身内の廊下は案内できません」


 過去に訪問した際とはまるで違う、伯爵家当主としての礼を失わないカール・モーリッツにこれはこれで相手にし辛いとフリードリヒは軽く天井を仰ぐ。

 目につく調度が人に見せる向きのもので歩く距離が長いから、おそらくこちらが正規の来客用なのだろう。

 

(正直、入った時と出る時で違う廊下を案内されたこともあって、以前通された応接間らしき部屋の位置がよくわからないのだよねえ。あまり見ない造りの屋敷でもあるし)


 エスター=テッヘン家の屋敷は、細長い建物を二棟を鉤型(かぎがた)に繋げた先に大小の箱型の棟が(うず)を描くように建っている変わった領主館だ。

 城門を潜った前庭を抜けて、厩舎や井戸がある建物を横切るように通した装飾された通路を進んで、尖塔を有する主棟らしき建物が別の建物の向こうに見える庭に辿りつく。ここが玄関口である。

 貴族の屋敷としてはこじんまりとした印象だが、部屋は多そうだ。複数の中庭を有してもいるようだから、外部の者の目に触れず過ごすことも可能だろう。

 二度訪ねた際、フリードリヒが案内された廊下や部屋は、いま歩いている場所より寛いだ雰囲気だった。


(一定の親しみをもって扱ってはもらえていたのかな。基本は塩対応なのに、妙に人に甘いところもマーリカと共通している……ん)


 フリードリヒは、目の端を過ったものに思わず歩く足を止めた。

 堅牢な造りでやや時代に煤けた趣きを見せる、廊下の壁へと首を回す。


「なにか?」


 護衛として不審を覚えたのか、半歩後ろに控えるアンハルトがフリードリヒに声を掛ける。

 先導するエスター=テッヘン家当主を意識してか、アンハルトが声を落としていることに頓着せず、くるりとフリードリヒは彼を振り返る。

 廊下を装飾する色褪せた壁画を、彼は空色の瞳をやや輝かせた目線でアンハルトに示した。


「すごいね、これは……どこの壁を持ってきたのか知らないけれど、そうお目にかかれるものではないよ!」

「は? はあ……」

「フランソワ共和国がまだ王国時代の聖典細密画を模した、おそらく四百年は前のものだ」


 思わずまくし立てるように言ったフリードリヒだったが、彼の視線を追ってアンハルトが困惑気味に壁へ目を向ける様子におやと首を傾げる。


「アンハルト?」

「……失礼ながら、私の目にはお世辞にもそこまで感心するようなものに見えなかったもので。武に偏った家ゆえに芸術方面は社交に困らぬ教養程度ですから」

「そうか」


 フリードリヒは納得した。

 それによく考えれば、昔の聖職者が文盲の民に様々な古の伝承を教えるために編纂した他国の聖典など、関心を持つ者など少ない。

 親族以外の来客は少なそうな家であるが、余程の好事家でない限りアンハルトと似たようなものだろう。


「ただ財に飽かせて、蒐集家の間で有名なわけではないようですな」

「こんなのしれっと見せられると、祝いの品を渡しにくい……」

「品よりその心遣いが大事では?」

 

 もっともな言葉ではあるが、紋章こそないものの美しく織られた布に包まれた、中身を知らない手に抱える祝いの品を見下ろしてフリードリヒは口の端をわずかに下げた。

 歩きながらちらちら目の端に映る、あまりに無造作に置いてある調度品のいくつかに、資財に乏しいとはなんの冗談だろうと内心呆れる。


(……ああ、あの間に合せのような石膏細工の台座に花器代わりに置いてある鍍金の水盤、旧帝国時代の名金細工師の作では? 放出してくれたら買取りたい逸品だ)


 以前に通された部屋で見た、貴石象嵌(きせきぞうがん)のテーブルや暖炉に火をつけるためのこより入れになっていた水晶細工の水差しもだが、容易に換金できないというだけである。

 フリードリヒはアンハルトに、万一、なにかあってもここで争うのは避けるよう軽く命じた。

 価値以上に、貴重性で王家でも弁償できなさそうなものがある。


「ここはエスター=テッヘン家です。王宮と違い、万一なにかなどと不穏なことはありません」


 それは、こんな田舎貴族の家ではなにが起きるはずもないということなのか、それとも大陸全土に謎の影響力を持つ一族の本家でことを起こす愚者はいないということなのか。判断し難い。どちらもあるような気もする。

 

(それにしても、第二王子の立場でお忍びで来ているからかな。出迎えの時はもちろん自分の家の中で使用人の影一つ見えない場所であっても、私の名前を一度も言わない)


「領地検分ということでしたが?」

「三日程ね。ああ、私のことはフリッツとでも。アンハルトはそのままでいいよ。第二王子妃候補の護衛でもある」

「では、こちらの広間を境にして外向きにはそのように、フリードリヒ殿下」


 それにしても複雑な構造の屋敷である。

 階段を上がったり下がったり、建物から建物へと移る間で方向感覚が狂う。

 隣の棟に移ったのだろう。扉の無しのアーチを潜れば急に視界が開けて明るくなった。

 目の前に現れた部屋を見て、フリードリヒは呆れ気味に顔を(しか)める。


「建前でなく査察を入れたい気がしてきた……私がすることではないけれど」


 展望テラス付きの大広間。

 少し剥げ落ちてはいるが薄紅色に塗られた天井は、白い漆喰細工が華麗で見事だった。テラスに出る窓を除いた、三方の白い壁は繰り抜きの台座に神話の神々の像が立ち、その上部に祖先の肖像画らしい人物画が楕円の枠にはめ込まれている。

 よく見れば、壁面の装飾にも煤けているが鍍金が施されている。床も美しく()の入った薔薇色の大理石。

 修繕し、明かりを灯せば、宮殿の如く煌びやかで重厚な趣きの大広間となるはずだ。

 寂れていても寂れたなりの美しさが感じられるのは、部屋自体が持っている品格と意匠や造りの良さだろう。


「照明もつけられず陽の光か、月明かり頼り。天井すら塗り直せてもいない広間を見て?」

「ここに来るまでも色々見かけたけれど……古く祖先から引き継ぐ骨董や主たる居住の建物は、貴族や富裕な家に課せらる税の対象にならないからねえ」


 マーリカから家財を親族を通じて放出した話も聞いてはいるが、親族間での貸し借りの担保では収入を得たとはいえない。領地収入は赤字はないが黒字ともいえず、王都屋敷は無償の慈善施設と化している。それ以外に目立つものは所有していない。

 おそらく所有財産の評価も課せられている税も算出されている通りだろう。


「徒労に終わるとわかっていて、(つつ)くつもりはないよ」


 こちらへと再び、歩き出したカール・モーリッツの背中を追いながらフリードリヒは肩をすくめた。

 後ろに付き従うアンハルトを軽く顧みれば、フリードリヒ達の会話を聞いて諜報部門の長として思うところがあるのだろう。眉間に皺を刻んでいる。


「アンハルト」

 

 フリードリヒは相手が悪いと呟いた。

 いつもよりずいぶんと大回りな順路で、フリードリヒは見知った応接間へ通された。


 *****


 三度目となれば顔見知りと言っていいだろう。

 エスター=テッヘン家の執事へ祝いの品をアンハルトの手に預けて渡し、中を(あらた)められたそれがカール・モーリッツに渡ったのを見届ければ、フリードリヒのお使いは完了である。

 その後、昼食代わりに出された軽食とお茶を喫し、父親らしくマーリカの近況を尋ねるカール・モーリッツにフリードリヒが答えていたら扉を叩く音がした。

 控えていた従僕が扉の左右へ動き、カール・モーリッツが入室許可を出す。

 マーリカが目を覚まして来たのだろうといったフリードリヒの予想は外れ、開いた扉から入ってきたのは、亜麻色の波打つ髪を後ろでひと束ねにした中性的な美貌の男だった。

 深い緑色の目をした眼差しがマーリカと似ている、彼女の従兄(いとこ)のメルメーレ公国貴族。

 三十路(みそじ)過ぎても独身で浮き名を流す、高名な画家で弦楽奏者。

 いまは王立科学芸術協会(アカデミー)正教授としてオトマルクの王都に居着いているマティアス・フォン・クラッセンである。

 

「おや、親父殿からマーリカの他に客人とは聞いていたが。殿下でしたか」

「白々しいねえ。どうしているのだか」

「学期の講義も終えたもので、かわいい弟分を愛でに本家に赴いた次第ですよ。クリスティアン子爵殿まで同行とは随分な警戒だ」


 勝手知ったるといった様子で、誰に断ることもなくカール・モーリッツの隣の一人掛けソファに腰を下ろすマティアスにフリードリヒは鼻白む。

 カール・モーリッツだけでも厄介なのに、このマーリカの従兄(いとこ)殿まで相手にしなければならないとは億劫(おっくう)にも程がある。


「マーリカは起きた?」

「殿下の所業に大層怒っている」

「教授殿に期待はしないけれど、(なだ)めてくれてもいいのでは?」

「婚前旅行など目論(もくろ)むからですよ」

「帰省に便乗しただけで、視察の方が余程二人なのだけどね」

「殿下はともかく、職務から離れた弟子は危なかしい……親父殿の見解は?」


 マティアスの投げかけに顔をうつむけ黒髪を揺らした美中年に、フリードリヒは足を組んで長椅子の背に身をあずけた。マーリカの身内に遊ばれている。


「マーリカの意思を尊重しているのだよ、私は」

「それももう間もなくでは。事後承諾にくるとは王家らしい厚顔ですな」

「エスター=テッヘン卿」

「なんでしょう、子爵」

「貴殿の一族がどうであれ、そもそも王家の縁談に……」

「アンハルト」


 エスター=テッヘン家を知るアンハルトも耐えかねたらしい。

 フリードリヒにというよりは、王家への不敬に取れる言葉に憤ってのことだろう。鋭さを帯びた生真面目な声で苦言を呈そうとするのを、フリードリヒは止めた。


「君が怒ることじゃない。事後報告になってしまったのも本当だしね」

「しかし……」

「わざわざ破談の材料を与える必要ないよ」


 はっと、息を呑んだアンハルトに、人の悪い御仁だよねとフリードリヒはお茶のカップを口に運ぶ。

 王家との婚姻を望む、有象無象の貴族達とは違う。

 不敬を問えば進んで償いを申し出て、王子妃の実家として失点を取る手を与えるだけだ。

 もっともフリードリヒは、その妃の座は王太子妃ほど重責ではない点で本来人気となるはずの第二王子だが、なぜか高位貴族令嬢達から“いいお友達でいましょうリスト”に入れられているけれど。

 しかしマーリカを選んだことで、候補にも上がらないそれ以下の令嬢達に夢を与え、その親に逆転の野望を持たせてしまった面はある。


「残念、やはり釣られませんか」

「教授殿とは盤上遊戯(ボードゲーム)で五回も勝負しているからねえ。攻めるより誘いこむ打ち手だ」

「殿下も相変わらず守りが堅い」

「つまらん勝負をしていそうだな」


 呆れるとばかりの表情をみせたカール・モーリッツに、この人はこういう反応だろうとフリードリヒは頭の中でざっと把握している情報を並べる。

 マーリカを一族外に出したくない、彼女の婿としても有力候補だったであろうマティアスの冗談はどうでもいい。


(今回、利害は一致していると思うのだけどね)


「つまらんといえば、ゲオルクも……具合はいかがか?」

「国王のことを話すと思う? 良くても悪くても春までは休暇予定だけれどね」

「ふん、息子の我儘を聞く元気があるなら十分だろう。珍しくいい布石を打った……体を張ることはないと思うが。アルヴァールは新婚旅行先として悪くはない」

「生憎と婚儀が終わるまでは婚前と、マーリカと約束していてね」

「オトマルクの王子が正式に妃として、同室で鉄道と船の旅を逃すはないでしょう?」


 にっこりとカール・モーリッツに応じたフリードリヒに、向こうも人のいいおじさん顔でにこやかな笑みを返してきた。今回、マティアスは絡んでいないのか、口元を手で押さえるようにして考え込んでいる。


「アルヴァール……親父殿はマーリカをこの王子の餌にするつもりで?」

「教授殿ともあろう人が品のない言い方をするねえ。餌もなにも私とマーリカは王都に戻り次第、婚姻の手続きに進むのだよ。そろそろ王都の新聞に流れる頃だ」

「殿下も、マーリカを尊重と言いながら。ずいぶんと強引なことをされる」

「アルヴァールの王女の横槍も、敵に回すことも回避する最適解を取ったまでで……」

「なるほど、最適解」


 フリードリヒとマティアスの応酬を遮るようにカール・モーリッツが声を上げ、二人はその声に虚を突かれたように黙った。

 しんと、応接間が奇妙な静けさに包まれる。


「そう結論づけるのはいささか早計と愚考いたしますが」

「早計?」

「儂が思うに……いや、殿下自ら経験してみるのもよいでしょう」

「気になる言い方をする」

「第二王子夫妻として、アルヴァールの王太子夫妻と親交を深めるいい機会では?」


 王宮と二十年も疎遠にしている御仁が、いかにも日頃から王家を支えている忠臣の顔をして物を言っても怪しいばかりである。フリードリヒは顔をしかめて、長椅子の背に仰反るように天井へ顔を向けた。


「またやる気の起きないことを言い出したものだねえ……」

「いつまでもあの女王を増長させておくわけにもいかんでしょう。外交を担う王子(・・)として」

「……今度こそ、大祖母様の離宮の書類を送ってくれるだろうね」


 目だけを動かして、フリードリヒがカール・モーリッツを見れば、彼は首を傾けるようにして実に曖昧にうなずいで見せた。マーリカの父親は、大祖母から彼女の離宮の所有権をフリードリヒへ移す書類を預かっている。

 それをマーリカとの結婚の祝福がわりに、そのうち(・・・・)送るとフリードリヒに言って一向に送ってこない。


「それは殿下次第です」


 つまり、今回の花嫁の父親からの試練というわけだ。

 五大国で一番の強国、アルヴァール連合王国と数多の植民地を統治する女王にどう立ち回るのかと。


「女帝も手こずった相手です。こちらはこちらで少々動きますよ」


 これはフリードリヒに助力するという意味ではない。

 フリードリヒだけではエスター=テッヘンの打ち手として不安だという意味に他ならない。

 だからまったくあてにできない。

 この一族が大事なのは、大陸の均衡とそれによる一族の安寧。ただそれだけである。

 平穏な隠居生活のため、大陸の均衡はぜひとも必要だ。フリードリヒと利害は一致しているとはいえ、手を組んだり協力する相手ではない。

 一つの役割を、ろくな説明もなく丸投げされたに過ぎないのだから。


「これでも王子なのだよ、私。任せるにしても任せ方というものがある」 

「息子と共に土産話を楽しみにしています。フリードリヒ殿下」


 言ったところで無駄である。それに無理なことでもない。

 どうしてか、なんとなくマーリカと顔を合わせたら彼女を労おうとフリードリヒは思った。


「……善処するよ。ところで父上の祝いの品はなんだったの?」


 フリードリヒの問いかけに、カール・モーリッツはうれしげな微笑みを見せて、「陛下らしい心遣いに感謝しますとお伝えください」と恭しく口にしただけだった。

 

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