《第150話》=特別編= ジム仲間とカフェでご飯です by至視点
「異世界だろうと、ここをキャンプ地とする!」の主人公至が、連藤とともにカフェに来店。
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最寄駅より2つ前の駅で降りた先にジムがある。
良質なボディビルダーを排出しているかなり本格的なジムだ。
現在のオレは、自由なお一人様暮らし。
大好きな酒に囲まれ生活するも、体のたるみが気になっていた。
いつ行けるかわからない異世界。
その異世界の住人であるスルニスに、『全然誰かわかりませんでしたわ』とは言われたくない!!!
そこで始めたジム通いだが、意外とオレにしては続いていた。
というのも、仲間ができたのが大きい!
連藤さんという、イケメン男性と知り合ったのだ!!!
年はオレより少し上くらいだろうか。
なにより驚いたのが、目が見えない、ということ。
にも関わらず、棒をたくみに操り、むしろオレのほうがつまずいて歩くくらい。
なぜ連藤さんと仲良くなったのか。
きっかけはロッカー。
その日はたまたま混んでいる時刻で、連藤さんが手にかけるロッカー全てに鍵がかかっていた。
それを見て、空いているロッカーを教えたことがきっかけ。
会うたびの挨拶から始まり、少しずつ情報の開示がされたとき、お互いにワイン好きなことが判明した。
そこでジムの近所にカフェがあり、そこではワインが飲めるから行かないかと連藤さんに誘われ、このcafé「R」に来たのだった────
「おかえりなさい、連藤さん」
カフェに入るなり女店主がそう声をかけてくる。
多分この人が莉子さんだろう。
「初めまして、清水さんですね。今日は来てくれてありがとうございます」
オレのコートをするりと抜き取り、ハンガーへとかけていく。
「今日、角のカウンターで色々お出ししますので、こちらです」
彼女は連藤さんをさりげなくフォローしながらオレにも気を配って案内してくれる。
「なんて店なんだ、ここは……」
オレはぼそりとこぼしてしまうほどのスマートな接客に、オレは驚かされていた。
のんびり書いていきます。
異世界だろうと〜は、異世界へ行ってしまった至が、キャンプして帰ってくる話になります
気楽に読める作品です(*´∀`*)完結済み
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