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微話  作者: 歌川 詩季
53/165

◇53◇菓子を創れば

 綺麗だけど、量が少ないとかは、ちょっと……

 創作スイーツってお好きですか?


 わあ、こんなお菓子、見たことないやって、わくわくしますよね。

 洋菓子だと、生地やら、クリームやら、トッピングやら。

 いろんなところで、いろんな工夫ができるのでしょうが。


 和菓子だとどうでしょう。


 いえ、たしかに花や、くだものを模したもの。(くず)にとじたものなど。

 創作の余地はいくらでもあるとは思います。


 でも、オーソドックスでシンプルなものほど。どんなに工夫しても、オリジナリティを出すのが難しくなるのではないでしょうか。


 皮で(あん)を包むだけの和菓子で、いくら創作、オリジナリティをうたっても。すでに誰かにやり尽くされていて。二番煎じにしか見えないし、よくて誰かの発想の延長でしかない。そう指摘されるに違いありません。


 そしたら、それでも。

 きっとあなたはこう、否定することでしょう。



 ちがうよ、これはおまんじゅう!


 ——オマージュじゃなくて!

 ずんだ餡が好き。

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― 新着の感想 ―
[一言]  すべて憧れの存在です。  手が届かないからこそ綺麗なのです。  それを作れる手を持つ人は、きっと頭の中にあらゆる綺麗と素敵が詰まっているのだと思います。  歌川先生の頭の中には、同音異…
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