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微話  作者: 歌川 詩季
151/165

◇151◇生きる化石

 見に行きたい。

 さて、きょうは水族館にきたわけですが。


 今回のおめあては、ペンギンでもイルカでもなく、あの魚!

 ご覧ください。

 現在、生息しているほかの魚とはまるでちがう、太古の雰囲気をもっています。

「生きる化石」なんて異名は伊達じゃありません。


 大昔からここまでのながいあいだ、姿をかえずにいられたのは、種族の教育方針のおかげでもあるようです。


 頭ごなしに怒鳴って、責め立てたりしない。

 あきらかに非があるときも、みずから気づくように見守る。


 こうして、自分らしさに臆病になることがないよう配慮した教育方針、それがあってこその生きる化石だったのです。


 本人たちも言ってます。



シーラカンス「(しか)らんっス」

 アンモナイトも、生き残ってないかな?

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― 新着の感想 ―
[良い点]  「種族の教育方針」て。笑  叱るよりも褒めて伸ばしたいですよね。 [一言]  深海はまだまだ未知の世界。  アンモナイトも生き残っているのかもしれませんよ。
[一言] めっちゃお勉強になるぅヾ(*´∀`*)ノキャッキャ しかランス〜(笑)♪
[一言]  そうできればいいですよね…(遠い目)。
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