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微話  作者: 歌川 詩季
114/165

◇114◇漢の二つ名

 忍者の名前ではないです。

「タフ・ガイ」

「ナイス・ガイ」

「マイト・ガイ」


 いかした(おとこ)に贈られる二つ名です。


 (おとこ)に生まれたからには、こんな二つ名を背負って生きたいと思われるかたも、少なくないのではないでしょうか。


 でも、こんな二つ名を背負える(おとこ)なんぞ、そうそういるものでもありません。

 どこぞの馬の骨に、ひょいひょいあげてよいシロモノではないのです。


 ほほう?

 あなたなら、それを背負う資格があると?


 なにせ、あなたは(おとこ)のなかの(おとこ)ですからって???


 じゃあ、あなたはいったい、「なに・ガイ」なのかですって???



 ——そうですね。あなたが、(おとこ)のなかの(おとこ)だなんて。



 なにかの「間違い(まち・がい)」じゃないですか?

 ひどいいぐさ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ◇114◇漢の二つ名 読みました。 なんとかガイ、というワード。 思えば色々ありますね。 まちガイというオチがじわりときました。( *´艸`)
[良い点] いつもながら落ちが素晴らしいです [気になる点] 嘘つき漢は法螺貝ですか?
[一言]  漢の中の漢、といわれると、どうしても精神的にではなくて肉体的な方向で想像してしまいます。  いえ、決してマッチョ好きではないですけど。  そして嫌いでもないですけど。
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