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◇104◇美しき助っ人
締め切り(セルフ)に追われます。
やばい、終わらない(汗)
朝までに、終わらせなきゃなんないのに。
まだ、残りがこんなに(涙)
ううっ。ひとりじゃ無理だよぉっ。
ぴんぽーん♪
だれっ? こんなときに?!
ああ、あなたですか。
なに? 手伝ってくれるのではないのですか?
じゃあなにしに——って、こ……これは!?
わざわざ、これを差し入れにきてくれたのですか。
ありがとうございます。
ほんとにこれは、ありがたい。
こんなことを言っては失礼ですが、あなたが手伝ってくれるより、ずっと助けになります。
ようし、紅茶、淹れよう。
かじりながら、一気に終わらせちゃうぞ!!
ほんと、やる気が出ます!!
ほんとに、ありがたい。
差し入れとはいえ、まさに、最強の助っ人です。
ビスケット!!!
食べると眠くなるのが罠。




