表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/27

17 生き地獄の果てに覚悟を決める

(;=д=) 点眼爺が漏らした台詞が脳内に何度も蘇る。「地獄だな」と……。今の俺も正にそれな……


(;ノд=) ううう……痛い……キツい……


J( '△`)し 可哀想に……


(;=д=) 泣き言を口にしている俺を、優しく撫でてくれる看護師。嬉しくも情けない。


( ・д・) ちんちんの管が抜かれるまでの、六時という時間を待ち続ける地獄。



( ・Д・) んで、待望の六時キターっ やっとちんちんの管外してもらうことに。二回目なのであまり痛くない。


J( '△`)し 膨らんでいるのが萎んでいく感触無いですか?


( ・д・) んー……全然わからないです。ていうか看護師さん、何故か笑いながら訊いてるしっ。


J( '△`)し トイレに行って、ちゃんとおしっこコントロールできるかどうか確かめてください。


( ・д・) コントロールできなかったらまた管入れられるんだろうか……



( ・Д・) トイレでおしっこして、驚きの出来事がっ。


(;・Д・) 尿道口が広がったかと思うと、ぶぴゅっという、変な音とともに空気出た! マン屁ならぬチン屁!


( ・へ・) それはそうとして鼻から喉に垂れ続け、口から吐き出される血が止まらん……

    ちんちんの管問題解決したら、今度はこっちが辛い。


( ・~・) 顔の大半も麻痺している。これは麻酔の影響なんだろうと思い、この時は楽観的に考えていた……



(ノ∀`) ニー太さん、状態はどうですか?


( ・д・) 脳外科の先生のうちの一人が来た。血を吐くのが辛いです。


(ノ∀`) 耳鼻科の手術の後は大抵こんなものですよ。


( ・д・) つまり……血を吐くのはどうすることも出来ないってことですよね?


(ノ∀`) そういうことです。


(´-д-) とほほ……



( ・д・) 37.4の熱。


J( ´□`)し 手術後は大抵熱が出るので気にしなくていいですよ。


(゜∀゜)(*'▽')(ノ∀`)('◇') はろはろはろー、ニー太さんっ。 


( ・д・) 耳鼻科の主治医二名と脳外科の先生、さらには研修生っぽい子も伴って出現。


(*'▽') 手術の時間が予定より大幅に伸びたのは、患部が左鼻からでは角度が難しかったので、

    右鼻からアプローチしたからです。そのために右鼻も少し削りました。


( ・д・) つまり左鼻の手術を右鼻から行ったわけか。


(*'▽') 血はどうにもならないので吐き続けてください。お腹に入ると気持ち悪いので。


(;・д・) 吐き出し続けるのも気持ち悪いし辛いんだが……


(*'▽') 明日になったら棒状の詰め物を抜きます。これに止血剤も染み込ませているのですが……

    これを抜けば出血もちょっとは収まるでしょう。ですが今抜くわけにはいきません。


(;-д-) この状態が明日まで続くと知り絶望。



( ・д・) それはそうと、向かいのリーマン風おっさんも同じ日に手術だった。この人は耳だ。


( ・д・) 点眼爺がいた場所には、別の爺がすでに入っている。この人は静かな人だ。よかった。


( ・д・) 奥の部屋の消防士兄ちゃんの名札は消えていた。



(;>Д<) カーッペッ! カーッペッ!


(;-Д-) ひたすら血を吐くのも疲れて寝転んだ。喉も痛いし、精神的にも超辛い。


( ・д・) む? やや収まった?


(;-д-) 気のせいだった。すぐにまた出る。飲み込むと本当に気分悪くなるし……


( ・д・) たまに血を飲んじゃうんだが、飲み込む度に胃が音を立てて拒絶反応おこしている。


(;-д-) まるで胃が怒っているかのようだな。


( -д-) 全身熱っぽくなってカッカする。


(´・д・) 上の歯と上顎にも麻酔かかってるから飯と歯磨きが超困難。


( ・д・) 口の中の上側も麻痺して、味も感じない。酷い状態だ。


(;-д-) この時は、この麻痺が麻酔のせいだと思っていたんだよなあ……すぐ治るもんだと……


( ・д・)=3 点滴は一時的に外してもらった。これで自由度が上がる。また明日つけるけど。



( =д=) 夜になった。もう24時間以上起きている。とても眠れん。苦しい……辛い……キツい……


( ・д・) 次から次へと地獄のジェットコースター。生き地獄だ。


(`・Д・) しかし俺は覚悟を決める。こんなことでへこたれんと。


( ・Д・) 覚悟は楽になるためにするものだ。覚悟さえしとけば精神的に楽になる。ネガると余計に辛くなる。



J(;'皿`)し k藤さんっ! どこに行くんですかっ! 夜はそっちに行っちゃ駄目ですよっ!


('A`) ホゲー……


J(;'皿`)し k藤さんっ! そこは別の人の部屋ですよっ! 勝手に開けちゃ駄目! s谷さんごめんなさいね。


('A`) ホゲー……


J(;'皿`)し ちょっとk藤さんっ! そこは貴方の部屋ではありませんよっ。


( ・д・) 別の部屋だが、ボケ老人ぽいのが入ってきて、看護師苦労してる。徘徊老人ぽくもあるし。


J( '皿`)し ずっとk藤の乱だよ。


( ・д・) 看護師はそう言って笑っていた。タフだ。


( ・д・) そのボケ老人だけじゃなく、看護師のいうこときかない厄介な爺も入っているようだ。そいつも含めて大変ぽい。



J(;´o`)しJ(;'皿`)しJ(;´◇`)し ざわざわざわ……


(;゜皿゜)J(;´~`)しJ(;´△`)し ざわざわざわ


(;・д・) ……何だ? 医師と看護師が大勢一つの部屋に集まっているし、部屋の女性患者が外に出てる。何があった?


( ・д・) わけがわからないまま病室に戻ると……


(ヽ-ω-) 亡くなられた?


J( '□`)し ……のようですね。


(;・д・) リーマンおっさんと看護師の会話で、騒々しい理由判明。どうやら患者が亡くなられたらしい。死因は不明。


( ・д・) しかしざわつきはすぐに収まり、看護師達は何も無かったかのように業務に戻る。



( ・д・) 就寝時間が近づいてきたので、耳栓をする俺。長時間麻酔のせいか、眠気は全然無い。


( ・Д・) そして恐ろしい事態が俺の身に起こった。


 キャーキューピューピーポポンポープー ドンドンドンドンッ


( ・Д・)  聴いた覚えの無い電波ソングが響いた。最初は隣の患者がイヤホン無しでテレビつけてるのかと疑ったが……


(;・д・) 耳栓を抜くと何も音がしない。電波ソング消えた。


 ドッドッドッドッドドドドッ キャピピピピー


(;・Д・)  耳栓すると再び謎の電波ソング……これは……幻聴だ!


(;ノд・) はるか大昔にもこういうことがあった。まさかまた体験するなんて……


( ・д・) 幻聴に対処すべく、禁じ手である睡眠薬を再びもらう。もう26時間以上寝てないしな……


( -д-) その後、さらにとんでもないことが起こった。


(;・Д・)  目を閉じると瞼の裏で幻覚が見える!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ