番外編 日本プラス転移を考えてみた
★番外編 日本プラス転移を考えてみた→(´・ω・`)
今回は、たまに日本が転移する作品で見かける日本以外にもプラスαで、他の国の地域も転移に巻き込まれた場合を読者提供企画として考えてみようと思う。
今回、この話題を考察するにあたって、作者がこれまで見てきた幾つかの作品から転移のパターンと感想欄の内容、そしてそこから考えられるパターンの幾つかを抽出してこれを考えてみようと思う。
そして、その中から、幾つかを先行してパターンを挙げる。
※極東ロシアの一部地域の一部とはオホーツク海に面する地域のいずれかという意味なのを留意。基本的には樺太は転移に入ってるものと考えてほしい。
※日本+北方領土は日本単独転移とみなす為、ここでは言及しない。
※時間差で転移してくるパターンの小説も読んだ事あるが、今回は一気に転移したものを考える。
・パターン1: 日本+極東ロシアの一部地域
・パターン2: 日本+台湾
・パターン3: 日本+台湾+北方領土
・パターン4: 日本+台湾+極東ロシアの一部地域
・パターン5: 日本+台湾+マリアナ諸島
・パターン6: 日本+台湾+マリアナ諸島+北方領土
・パターン7: 日本+台湾+マリアナ諸島+極東ロシアの一部地域
・パターン8: 日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ
・パターン9: 日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+北方領土
・パターン10:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+極東ロシアの一部地域
・パターン11:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国
・パターン12:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国+北方領土
・パターン13:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国+極東ロシアの一部地域
・パターン14:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国+北朝鮮+極東ロシアの一部地域
・パターン15:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国+フィリピン+極東ロシアの一部地域
・パターン16:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+韓国+北朝鮮+フィリピン+極東ロシアの一部地域
・パターン17:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+フィリピン+極東ロシアの一部地域
・パターン18:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+フィリピン
・パターン19:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+フィリピン+インドネシア+マレーシア+東南アジア系国+極東ロシアの一部地域
・パターン20:日本+台湾+マリアナ諸島+ハワイ+フィリピン+インドネシア+マレーシア+東南アジア系国
結論から言ってこの中の転移パターンは、大きく分けて3つに分類できる。
その分類とは転移後の難易度である。
それはイージーモード、ノーマルモード、ハードモードである。
イージーモードが、パターン19とパターン20。ノーマルモードがパターン1。それ以外は全てハードモードである。なお、このハードモードは日本が単独転移した場合よりも恐らく遥かにハードモードである。大変な事態に悩まされると推測される。一方で、ノーマルモードの難易度は日本単独転移よりも難易度は若干イージーだ。
どういう事かと言うと、恐らくだが、台湾やマリアナ諸島のこれらの国や地域も一緒に転移させようという考えは転移後の軍事力の底上げや、転移後の各種問題の対応能力の強化を目的にしているのではないかと作者は思っているが、現実的に見た場合、これらの地域が日本と一緒に転移した場合は多くのパターンにおいて、日本が単独で転移するよりも地獄の様な状況になる可能性が高いと言わざるを得ない。
なぜならば、例えば台湾、韓国、北朝鮮、フィリピン、マリアナ諸島、ハワイ、極東ロシアの一部のこれらの地域が全て日本と一緒に転移したとしよう。
台湾と韓国は技術力がある。台湾にいたっては幾つかの技術分野で日本を遥かに超える技術水準を獲得している。北朝鮮は世界有数の地下資源大国だ。フィリピンは砂糖とか南国フルーツおか、あと少しだけ石油が出るのとゴム、北朝鮮よりは圧倒的に少ないけど鉱物。ハワイやマリアナ諸島はアメリカ軍。極東ロシアは資源とロシア軍。
なるほど。一見すると、かなり良い面子なのではないかと、その様にも見る。
しかし、これには重大な問題がある。
これらの地域は全てが転移してもこれらの地域の資源では、圧倒的に必要とする資源量に達しないのだ。
どういう事なのか。それはまず、極東ロシアの一部やフィリピンでは確かに石油や天然ガスが採掘可能だ。しかし、これらの採掘をフル状態にしても到底、日本、台湾、韓国、北朝鮮、フィリピン、マリアナ、ハワイ、極東ロシアの需要を満たす事はできない。
それどころか、転移した国の数が多すぎて日本の単独転移の場合に比べて、ありとあらゆる必要な資源量がブーストされてしまっている。はっきり言って圧倒的に足りない。台湾や韓国は技術はあっても無資源国だ。石油や天然ガスの採掘はできない。この点では日本よりも厳しい状況だ。北朝鮮も地下資源は豊富とはいえ燃料に関して言えば無資源国だ。マリアナ諸島やハワイに至っては、軍事力以外には何も無い。食料も地下資源もだ。
そして食料に関して言えば、日本を含めたこの面子の全員が食料自給率が100%に達していない。それどころか、北朝鮮の食料自給率はもうお察し状態だ。
また、先端技術品を含めた製品に関しても、生産をしても、その製品を巡って熾烈な争奪戦が起きるだろう。どの勢力も国も現代文明を維持するには必要だからだ。生産される製品の数は全ての地域に供給するには足り無すぎる。
もっとも最大の懸念事項はアメリカだ。厳密にはマリアナ諸島、ハワイのアメリカだ。
これらの地域は観光産業や駐留経費などで経済が成立している。食料自給率はほぼ皆無に近いと言って良いだろう。実際、ハワイの食料自給率は2021年時点で10%だ。それでいて人口だけは観光客も含めてかなりの数に上る。
食料も燃料も無い状況下において、極東アジアにおいて下手をすれば地域最大の軍事力を有している事になる。これははっきり言って最悪の状況であると言える。飢餓状態にも関わらず強大な軍事力など、最悪の場合、アメリカ軍が大暴走を引き起こす恐れがある。
つまり、地域全体が資源も足りない!食料も足りない!何もかも足りない!という状況となるのだ。
この状況ははっきり言って、日本が単独転移する場合に比べて、はっきりとよりハードモードであると言えるだろう。
まとめると、日本と一緒に台湾、韓国、北朝鮮、フィリピン、マリアナ諸島、ハワイ、極東ロシアの一部の面子が転移したとしても。または、これらの中から、極東ロシアを除く他の地域をピックアップして転移したとしても。その日本の異世界転移の難易度は無資源国ブーストによってありとあらゆる必要な資源量がブーストされる事によって日本が単独転移する場合よりも、遥かにハードモードとなり得る可能性が非常に高いという事だ。
例えばだが、こんな事も大いにありえるだろう。日本とフィリピンの2国が転移したとする。日本は当然、フィリピンからの食糧や資源の輸入を求めるだろう。食料に関していえば、全体としての食料自給率は100%に達していないとしても、品目ごとに見れば100%に近かったり超えたりしている食品は何かしらあるはずだ(日本の米の様に)。それも、日本よりも食料自給率が高い為、品目も多いだろう。だが、フィリピン側もその変わりにフィリピンの現代文明を維持する為に各種工業製品の輸出を日本に求める筈だ。だが、この場合の日本にフィリピンへ輸出するだけの余力はあるだろうか?恐らくは無いだろう。国内への供給だけで恐らく精一杯だ。
だが、もしも輸出しなければ何が起きるだろうか?先進国の人間が自分たちの生活を優先して途上国の事を見捨てたと受け取られかねない。20世紀ならいざしらず、現在のフィリピンは科学技術文明を謳歌しているのだ。異世界転移は生活に直結した災害の為、例え親日国だったとしても、現代文明の維持に必要な製品の輸出を渋ったりすれば、反日へと世論が傾く可能性がある。そうなれば、食料や資源の輸出を最悪は停止。よくて絞られる可能性もあるだろう。それにフィリピン側からしても食料自給率は100%には達していない訳だ。工業製品を輸出してくれないのであれば断っても良いだろうとなっても当然おかしくない。
しかし、輸出すればただでさえ足りない日本国内への供給量も少なくなる。だが、一方で工業製品の輸出は日本の専売特許でもない。フィリピンにも日本の社会を支える工場が数多存在している。フィリピン側も自分達の為に、これらの輸出を絞る可能性もあるだろう。
これに対して日本が反発しフィリピンに対して色々する可能性もある。
まるで、1つの肉まんを2人で食い合っているかのような状況となる可能性があるだろう。この場合の転移パターンでは、日本とフィリピンがどこまでお互いに意思疎通をしお互いの問題を理解しあえるかが最大の鍵となる。
この様な転移パターンもありえるだろう。日本と一緒にハワイやマリアナ諸島。もしくは日本とハワイ。または日本とマリアナ諸島だ。
この場合では食料も資源も絶望的に足りない中、強大な軍事力を持ったアメリカ太平洋軍と日本は対峙しなければならない。アメリカは当然、食料や燃料を日本に求めて来るだろう。マリアナ諸島だけなら30万人未満ですむが、ハワイならば最低でも141万。両方の地域ならば最低でも160万人以上分の食料と燃料をだ。
飢餓状態で強大な軍事力を持った相手との交渉など、何が起こってもおかしくない。いや、交渉とかそういう次元ですめば良いが、最悪は米軍内で内部分裂や内部抗争が起こって大惨事という展開だってあり得る。はっきり言ってなんでもあり得るだろう。
さらには交渉や関係も大問題だが、資源的な問題も深刻だ。日本がアメリカに物資を提供する状況になった場合。食料は恐らくは多少無理をすればアメリカの必要とする量は用意する事はできるだろう。だが、問題はこれらの地域への輸送コストである。ただでさえ日本も燃料が無いなか、アメリカは燃料を要求し、さらにはアメリカに対して輸送をした場合もそれだけ燃料を消費する訳だ。膨大な輸送コストがかかる。
では、次にノーマルモードのパターン1を解説するが、パターン1は極東ロシアの一部地域が転移に巻き込まれたパターンだが、この場合の理由は単純かつ明解だ。
それはエネルギー資源である。石油や天然ガスが採掘されていたり新たに開発する事が可能の為、この地域が転移に巻き込まれた場合は、日本にとって非常にありがたい事となるだろう。日本が単独で転移するよりかはエネルギー問題が若干軽くなっている可能性が非常に高いだろう。その為、ノーマルモードに分類した。
次にイージーモードだが、イージーモードははっきりと言ってインドネシアが含まれていれば多くの問題は解決する。インドネシアの食料自給率は80~90%で100%には達していないものの、生産量も多く、品物によっては100%を超える品物もある為、ある程度は日本に融通してくれるだろう。また、エネルギー資源やその他の資源も豊富の為、インドネシアが付いてくるか付いてこないかだけでかなり違うだろう。インドネシアと一緒に転移した場合はその日本の難易度は日本が単独で転移した場合に比べれば遥かに楽になれるだろう。その為、イージーモードに分類できる。
インドネシアが転移してなかったとしても、ベトナム、マレーシア、タイ、ミャンマーの4カ国がそろっていれば、イージーモードにはギリギリなれるだろう。なお、インドネシア、ベトナム、マレーシア、タイ、ミャンマーの全員が揃っている場合はイージーモードの中のイージーモードとなれるだろう。特に食糧問題や資源の問題が大幅に改善方向へと向かえるのではないだろうか。
と、まぁこれが、上記のパターンの考察である。
なお、これはおまけだが、実は上記のパターンの内、実は1勢力だけ、どのパターンにおいても、転移に一緒に巻き込まれれば得をしている勢力が居る事にお気づきだろうか……?
その勢力とは……デデデン!!ロシアさん!!
どういう事なのか?
これは完全にオイルマネーに由来する。異世界転移後、日本を含めたすべての勢力が石油や天然ガスを欲する訳だが、それを大量に持っているのがロシアな訳だ。
その石油や天然ガスを得る為に日本や、日本と一緒に転移に巻き込まれた国があれば、それらの勢力から石油や天然ガスの採掘量を増やす為に莫大な投資が行われるだろう。資金や設備への投資。さらにはロシアは、当然の事ながら、石油や天然ガスという重要なカードを持っているがゆえにこれを盾に食料や工業製品の輸入を求めてくるかもしれない。工業製品に関してはどの程度になるかまでは分からないが、食料に関してはロシアは恐らくは望みの量は得られる可能性が高いだろう。
これはつまり、異世界転移によって日本を含めた転移に巻き込まれた地域全体が深刻な経済危機に陥る中、ロシアだけはオイルマネーによって逆に経済成長をするという可能性があるという事だ。
…………オアシスかな?おめでとうロシア人諸君!!
※ただし転移が極東ロシアの一部ではなく北方領土のみで、東南アジア諸国も転移している場合はロシアの油田やガスの開発は上記ほどの効果は得られないと推測される。なお、それでも資源開発事態は行われる可能性自体はあり(日本と近いから)。なお、北方領土の人口は5万人にも達していないので、石油採掘施設や天然ガス採掘施設がひとつ作られただけでも、5万人程度という事を考えるとそれなりの収入となるだろう。
いやまてよ?それで言うと北朝鮮も大概かもしれない。
北朝鮮は転移によってかなりのダメージを間違いなく受けるが、地下資源が豊富な為、間違いなく転移に一緒についてきた場合には日本から莫大な投資が行われるだろう。
さらには、他にも一緒に国が転移に巻き込まれている場合は、地下資源を背景に、食料の優先的な提供供給も受けられる可能性が高いだろう。北朝鮮には現代文明が必要としている鉱物資源の多くが埋蔵している。北朝鮮は当然、これを交渉の武器に、食糧支援や燃料支援を求めてくる筈だ。日本を含めて他の国からしても、北朝鮮の鉱物資源は喉から手が出る程欲しい。しかも、北朝鮮の低い食料自給率も北朝鮮の交渉におおいに役立つ可能性があるだろう。北朝鮮はこう言える訳だ。
日本や韓国や台湾がフィリピンなどに食料の提供を求める状況で「お前たちは何を言ってるんだ?お前らの食料自給率は俺らよりも高いやろ。備蓄も俺らよりあるやろ。俺らは今にも餓死する国民が大半なんやぞ。お前らがどうしても欲しい欲しいって言ってる鉱物資源を提供してやるんだから、俺らが優先に食料を受け取る権利があるやろ」北朝鮮の食料自給率や備蓄がこんなに低い事は、北朝鮮の自業自得だが、異世界転移の食料支援獲得交渉では確実にプラスに働くだろう。
もしも、フィリピンなどからの食料を北朝鮮が優先的に受け取れる場合、日本、台湾、韓国にとっては悪夢だ。確かに鉱物資源が手に入るのはありがたいが、付いてくる国の中で食料自給率が高めの国がフィリピンのみ(日本、台湾、韓国の食料自給率はフィリピンに比べれば断然低い)であった場合、フィリピンから提供される食料はその多くが北朝鮮に回されてしまう可能性があるだろう(ただしフィリピン以外にも食料自給率が高い国がいれば、この問題はだいぶ薄まる)。
確かに鉱物資源の存在は助かるが、北朝鮮が必要としてる食料、燃料の量が多すぎる。転移当初の圧倒的物資不足の状況で北朝鮮の存在は日本や他の国にとっては、かなりの頭痛の種となるだろう。
それでも北朝鮮も大変な事には変わらないだろうが、北朝鮮はハイパー独裁国家である為、平壌のエリート層さえ食わせ続けられれば北朝鮮は独裁を維持できるだろう。地方の人間が飢えようが、平壌のエリート層からすればどうでも良いのだ。
もともと、北朝鮮は異世界転移しても大丈夫な国のランキングでも紹介したとおり、その圧倒的独裁ポテンシャルによって、単独転移であっても生存率が非常に高い国でもある。
その独裁ポテンシャルに加えて、北朝鮮以外にも転移する面々が居るという状況は、北朝鮮にとってはよりプラスの効果が得られる可能性が高い事を意味している。
そう考えれば、北朝鮮は、ただでさえ単独でも生存率が高いにも関わらず、周辺国が転移に巻き込まれていれば、食糧の優先提供を受けられる可能性も高く、さらには外国資本による地下資源の開発も行われるという国の将来性を考えればかなり、ウハウハな状況な訳だ。
食糧不足や飢餓は転移当初をしのげば良い。その後は鉱物資源の輸出によってぼろ儲けができる。
北の将軍、金正恩からすれば、最初の燃料不足や食糧不足の期間さえ乗り切れば、その後の北朝鮮の発展はもはや約束された様なものだし、地球に居たころの様に自分の命が脅かされる事ももう無い訳だから、これには異世界転移を乗り切った金正恩はきっと、いつにも増して満面の笑みを浮かべている事だろう。
では、次に上記以外の地域の転移についても考えてみる。
作者は日本と一緒にオーストラリアやニュージーランド、あとはイギリスが転移に巻き込まれたパターンを見た事があるが、これは非常に生存性の高い面子だと考える。あとはこれプラスで台湾のパターンも見た事がある。これも非常に生存性の高い面子だと言えるだろう。
まず、オーストラリアやニュージーランドは食料自給率が余裕で100%越えを達成している食料超大国。さらにオーストラリアは地下資源超大国。イギリスは科学技術力も油田もある。
このオーストラリア、ニュージーランド、イギリスのどれか1国でも転移に一緒に来てくれれば転移日本にとっては日本単独転移の場合よりも遥かに楽ができるだろう。
イギリスとニュージーランドはこの内、どちらか1国のみが日本との転移に一緒についてきたというパターンではその日本の難易度はノーマルモードだが、資源超大国のオーストラリアが居れば、日本とオーストラリアの2国のみの転移であっても、その日本はイージーモードと評価できるだろう。
なお、当然の事を書くが、アメリカかもしくはロシアと転移をした場合は、当然の事ながらイージーモードだという事は一応言っておこう。それもただのイージーモードではなく、イージーの前にハイパーが付くハイパーイージーモードかもしれない。
また、中東の産油国と一緒の転移の場合はイージーモードだろう。ただし、アラビア半島の産油国の場合はこの存在によって日本のエネルギー事情は大幅にイージーモードになれるものの、その代わりに、日本が産油国側に食料を提供する側となってしまい、日本政府はエネルギーとは別の問題(食料提供)で頭をかかえる事になるだろう。アラビア半島の産油国は砂漠の国だからだ。
だが、燃料があるの無いのとでは月とスッポン、いや、冥王星とスッポンぐらいの差がある。食料の問題は確かに重大事項だが、燃料問題が大幅に解決している状況下では、解決していない状況に比べれば、遥かに楽な話だ。燃料があれば色々と選択肢の幅も広がるだろう。




