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落下と焦りと捜索開始

今回もまた未音目線からスタート!


あと、いつもより文字数多い筈!

「はぁ...はぁ...」


私は少し急ぎ気味で歩いていた。

早く和樹に連絡しないと!だけど離れないともしもの時早く見つかっちゃうし!


だいたい1分ぐらいたったけど、ここでなら大丈夫かな?私は足を止めずに私はスマホを取り出し画面を連絡先から和樹の連絡先を押す。


プルプルプルプルプルプル


お願い、出て!


『おかけになった電話番号は、現在電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないためかかりません』


う....嘘!

耳から外して画面をみて電波のところをみると確かに圏外になっていた。

私はゆっくり歩きながらその画面を見ていた。

戻らないと!

と思い、前に進むために上げていた足を下ろし地面をーー


踏めなかった...


「え?ーーきゃ!?」


私は暗くなった足元のの落差に気が付かず落ちてしまった。











んー、姉さん来ないから移動始めたけどなんか不安感があるんだよな...


「やっぱり心配なの?和樹くん」


「え、まぁ、うん」


顔に出てたのかな?

うーん、本当になんでかな?言い表せない心のザワつきがあるんだよね。さっきも言ったけど。


そうやってみんなと歩いていると男3人とすれ違った。


「くっそ、どこ消えやがった!あの”黒い浴衣着た女”は!」


「まぁまぁ、射的屋からそんな遠くに行ってないはずだから見つかると思うよ?」


「そうそう。まぁ、見つけたら今度は絶対逃さないけどな。あんないい女なかなか見つからないからな」


俺は自分の耳を疑い足を止めてしまった。

射的屋の前に居た黒色の浴衣を着た人物に物凄く心当たりがあったからだ。


「和樹、まさかとは思うけどって!和樹!どこ行く気だ!」


どこに行くってとりあえず、さっきまで居た場所に向かうに決まってるだろ!



神社の前に着くとそこに姉の姿はなかった。


「ーッ!クソ!」


「おーい、和樹待ってくれよ!」


皆んなが俺を追って走って着てくれた。


「居たか?ってもその顔じゃあ居なかったみたいだな」


「あぁ、本当にどこ行ったんだ」


「和兄さん、電話掛けてみたんですか?」


「そうか、ありがとう!ゆず」


俺はスマホを取り出し姉さんに掛ける。頼む、出てくれ!


プルプルプルプルプルプル


『おかけになった電話番号は、現在電波の届かない場所にいるか、電源が入っていないためかかりません』


「あー!クソ!姉さん何処にいるんだよ!」


「和樹くん落ち着いて!」


千沙都に言われて俺が慌てている事に今更気が付いた。

はぁー、一旦落ち着いて...よし!


「みんな、探すの手伝ってくれないかな?」


「おう、任せろ!」


「和樹の頼みなら俺は聞くのはやぶさかじゃあーないぞ?」


「はぁ、なんで武田はそんな上から目線なの?和樹くん、もちろん私も手伝うよ」


「そうですよ、和兄さん」


全く、頭が上がらないな。


「それじゃあ、みんな頼む!」


「「「「「うん」」」」」


こうして俺たちは姉さんの捜索に出る事になった。

姉さん、待っててね。




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