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着きました、会場です

あぁ、夏休みがもう終盤か...


三人が店の中に入ってから大体30分経った。

着たそうにしてたからいって見たんだが...失敗したか?

俺は自販機で買った炭酸飲料を飲み干しながらそう思った。とりあえず近くのゴミ箱にポイしてっと。さて、そろそろ着終わってもいい頃だとは思うんだけどな...。


そう思ってた時、店の出入り口が開く。そして中から三人が出て着て俺は...言葉を失った。


「ごめーん、和樹!意外と時間かかるんだね」


姉さんの浴衣は黒色主体のモノだった。普通に姉さんは綺麗だからなぁ、普通に何着ても似合う。


「先に行ってるかと思ったけどちゃんと居てくれたんだ。まぁ、和樹くんなら当たり前か」


千沙都の浴衣は赤色主体のモノであまりからイメージは無かったけど普通に似合ってる。


「どうですか和兄さん、似合ってます?...あれ?和兄さん?」


ゆずの浴衣は白色主体のモノで2人に負けず劣らず似合ってる。てか三人とも似合い過ぎてる気がするんだけど!...言い過ぎだろうか?


「あ、あぁ、うん。似合ってると思う」


「そっか〜、ありがとう!和樹!」


そう言って姉さんに抱きつかれる。ちょ!ここで抱きつきはやめて!

それを見ていた千沙都は慌てて俺から姉さんを引き剥がす。ゆずはと言うと武田に話したかられていてしょうがなく対応していた。


「おーぃ、早く行かないのかー?」


そんなやりとりをしていると直人が俺たちに声を掛ける。それを聞いて俺たちはそっちに向かった。











夏祭りをしている場所はあの浴衣の店から本当にすぐに着く場所だった。それにしても...


「結構大きいところだなぁ」


この時は知らなかったけどどうやらこの祭りは今年で100年目らしく、いつもの年より盛大にしているようだった。


とりあえず俺たちは祭りを回るため人波に足を踏みだした。



さて、とりあえず何をしようかな?

最初は各自で自由行動しようってなったけど...何故か千沙都とゆずが一緒にいる。そして、これまた何故かこういう時は絶対いる姉さんの姿が見当たらない。どこに行ったんだ?


「あ、綿菓子がありますよ和兄さん!」


「あー、うん。奢ればいいのか?」


「え!いいんですか!和兄さん!」


「いいよそのくらい。千沙都もどうだ?」


「え、いいの?」


「いいよ、遠慮するな」


「和樹くんがそう言うなら...」


と言うわけで綿菓子を3つ買った。あ、意外と美味しい。初めて食べてみたけど意外とイケるな。

......うーん。


「ん?どうしたの?和樹くん」


「あー、いや、少し姉さんの事が気になって」


「確かにその事はかなり気になりますね」


千沙都も俺の意見に肯定的なようだ。ゆずも頷いているし。

はぁ、何事もなければいいんだけどなぁ...










私は皆んなと別れた後急いでこの祭りの奥の方にとある屋台を探しに行った。

その屋台は射的。何故かと言うとそこに結構珍しいペアネックレスが毎年あるらしいからだ。


目的の射的屋は結構奥の方にあった。

えっーと、ネックレスはーーーあった!

一回五発の500円だけど取れればよし!


「すいませーん、とりあえず一回お願いします!」


店の人に500円渡して私は挑戦を始める。何としてもとる!和樹とのペアネックレスの為に!




ちょうど未音が射的をしている時物影がから様子を伺うようにみている影が3つあった。


「あの女よくないか?」


「いいっすね、1人なら少し強引にいけばなんとなるだろ」


「そうっすね」


少し離れた場所の物影から未音の事を狙うようにみている3人の男には静かにその時をーーチャンスを待っていた。


そのことに未音は気づくことはなかった。



おや?なにやら普通のナンパでは様子

未音の運命や如何に!



次回もよろしく!

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