香川県ネット・ゲーム規制条例と就職への影響――
「ボクはパソコンができます――」
さて、面接で面接対象者である若者からこのような言葉を聞いたとき、面接官はどのような反応をするだろうか。
少なくとも、香川県の県議会は香川県ネット・ゲーム規制条例は施行していてる状況である。
少なくとも、香川県の保護者の多くはその条例に賛成していてる状況である。
そして、香川県ネット・ゲーム規制条例では賛成が8割を占めている状況であるときに。
そんな地域で育った子どもと、その他の子どもがいたとして。
その能力は同じようなものだったとして。
あなたが、ICTの企業に属した面接官だったとき。
貴方は、わざわざ香川県民の子どもを選びますか?
もちろん、正しい答えは「能力が同じであればランダムに選ぶ」である。
たとえ、その香川県民は親愛なるすばらしい香川県の議員による薫陶により、インターネットに対する忌避間が他の県民より強い可能性があったとしても。
たとえ、保護者からそのような薫陶を受けて周囲にその思想を垂れ流そうとしても。
そう、企業人として、正しい答えは「能力が同じであればランダムに選ぶ」である!
少なくとも、実際そうでないとしても、ICTの面接官であればそう答えるのが企業としての責務なのである!
「あぁ――、今日も就職面接はうまくいかなかったな――」
それなりに実力のあった香川県民の就職希望者Aは、しかし就職面接の結果が芳しくなくなかった。
コロナウィルスの影響で企業の採用状況はあまり良い方ではない。しかし反面、テレワークなどのICT業界は活況だ。
そのような状況で就職面接までいったのだからまだ良い方だろう。
優秀な香川県民として毎日1日1時間以上ネット・ゲームはしたことがない。それは香川県民にとって優等生であり、誇りにすべきことだろう。だというのに――
ハローワークからの帰り際、ため息をついてとぼとぼと歩く。
そんな風にぼーっとしていたのが良くないのだろうか。
そこに、香川県民を異世界へと転生させるトラックが突っ込んできた――(注:)
今日も世界の道路は夕日とともに暁に染まるのである――
※注:
2019年の香川県の交通事故死者数は人口あたりに換算すると徳島県、鳥取県に次いで全国ワースト3位です。




