表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

50/66

49話 羅黒VS灰賀③

 コツン、コツン


 いつまでも続く階段にはアステラの足音が嫌に響く


 だが、階段を下りるにつれ確実に羅黒の声がほんの少しずつ大きくなっていく。


 そのことを安心すると同時に、嫌な汗が流れる。おそらく羅黒は誰かと戦っているのだ。そのことがより一層足取りを早まらせる。


 駆け足になる中、アステラがたどり着いたのは―――


「行き止まり?」


 光が届いてない地下空間なのでよくわからないが、手で触れた感じではコンクリートの壁がアステラの道をふさいでいるようだ。


 困ったことに、地上からここまで完全な一本道で他の道もなさそうなのだ。だが羅黒の声が聞こえてくるのは壁の向こう側。


 どうするか逡巡しながら、壁をその小さな手でぺたぺた触っていると


 ガコンッ


 と、アステラが触っていた場所が押し込まれる。すると、ゆっくりと壁が左右に開いていき、光が差し込む


「隠し扉というわけですか……」


 扉が開くと見えたのはベルトコンベアなどが設置されている作業場。天井からはかなり歪な音が鳴っており、あまりうかうかしていられない。


 羅黒を探すべく、直進していると見えたのは……


「あれは……灰賀久の?」


 ドーム状にほこりが旋回しており、外からは見えないがおそらく内部で戦闘が繰り広げられていることがわかる。


 そしてそこから聞こえてくるのが……


「羅黒さん……!」


 自分を助けるためにアジトに乗り込んできたのか……!


 すぐさま、物陰にかくれ様子をうかがう。幸い灰賀に自分の存在は気づかれていないようだ。


 だが、内部の羅黒にも気づかれていないはずだ。これでは合流できない。なによりあれでは内部の羅黒は視界不慮でまともに戦えないはずだ


「……」


 体が震える。もしここで自分が下手な真似をすれば、灰賀に気づかれてまた捉えられるかもしれない。そうなれば、二度と脱出できないように体は無事では済まないだろう。


 だが、自身を奮い立たせるようにかつての記憶を呼び戻す。


思い起こすのは自分を残して死んでいった白髪の少年の姿。


 何も為せず、自身の不甲斐なさを呪ったあの日。


 タイムスリップしてきても結局、彼に守られてばかりだ。


 未来を変えるなんて自分のような存在には出過ぎた願いなのかもしれない。



 だが、どれだけみじめで、どれだけ情けなくとも


(今度こそ……)


 銃を握る。


(今度こそ私が守る!)


 決意を示すかのように物陰から姿を現し、銃を構える。


 今度こそ、自分の大事なモノを守るために


 








 戦いの幕が下りようとしている。


 羅黒は動きを最小限にとどめ、灰賀の攻撃を迎撃する。だが、隻腕の状態で完全に攻撃を防げる道理はない


「―--!」


 羅黒の視界に一条の線が走る。


 目にもとまらぬ速さで接近。羅黒の腹部にナイフが突き刺さる


「ッ……逃がすか!」


 自身の傷を気にせず、すぐに反撃を試みたときには、灰賀の姿は闇の中へと消えていた。


 完全なヒット&アウェイ


 灰賀は背からほこりを噴出し、長加速してからの攻撃。そしてすぐさま離脱を繰り返す。

 

 羅黒の体には深い切り傷がいくつも刻まれていた。


 どこから灰賀が現れるかわからないため、反撃もうまくいかない。なにより―――


(さっき義手が吹き飛んだのが痛すぎる……視界が晴れれば探しにも行けるがこの状況じゃむりだ)


 ほこりの嵐のせいでまともに視界が機能せず、防戦一方。逃げることもままならない。


 四方から絶えず、攻撃が飛来。万策がつきかけたと思われたその時―――


「お…………い……こっ……ちだ」


 背後から今にも消えそうな細い声が耳に届く。


「未来の……!」


 迫るほこりを飛びのいて躱し、すぐさま声の主の居場所に向かう。


 そこでは瞳を閉じかけ、今にも肉体が死滅しかけた未来の自分自身がいた。その事実に小さくない動揺をもたらされる。


「……すまん、俺のせいで」


「……んなこと、言ってる場合か。そもそも……俺の注意不足、だっただけだ」


 謝罪に対し、未来の羅黒はわずかにほほ笑みながら首を横にする。


そんなことより、と


「義手がねえんだろ……これを使え」


 ゆっくりと震える手で差し出されたのは未来の自分が使っていたであろう自身と同じ右腕の義手。かなり使いまわされているのか錆びついている。


「……!いいのか?」


「良いも何もそれしかねえだろ……だか、話が少しだけある。時間はかからん」


羅黒は渡された義手を装着する傍ら、未来の羅黒は最後の力を振り絞り口を開く。


「話ってもお願いごとだ……二つだけ」


 目に力を入れ、瞼を吊り上げる。


「アステラを信用するな」


「!?」


 攻撃をいなしながら、未来の自分の口から出た言葉に羅黒は衝撃を隠せない。だが、止める暇なく説明は続けられた


「悪いが説明する時間はない……ただ、アステラもいろいろ抱えているってことだ。それともう一つの願いは……」


 もう一つの願い。だが、羅黒にはそれがすでに何となくわかっていた。説明が終わるよりも先に口に出していた。


「アステラを守ってくれってところか?」


 未来の羅黒はわずかばかり目を見張るとーーーすぐにほほ笑む


「なんだ……わかってんじゃねえか」


「当然だろ、同一人物なんだから」


 いろいろと抱えている。


 その『いろいろ』は本当にたくさんなんだろう。俺では計り知れないほど多くのモノをアステラは抱えている。


 俺に言えないぐらいヤバいこともあるのかもしれない。だから、信用しすぎるな、と言ったのだろう。


 でも、アステラが悪人といったわけではない。彼女にも彼女なりの正義があるのだろう。けど、小さな子供一人で抱えきれるものではない。


 だから、俺が守れと。俺が支えてやれと。そういう意味なのだろう。


「それが俺にはできなかった……だから、お前に託す……今度こそ、アステラを……みんなを頼む」


「ああ、約束する。俺が絶対に未来を変えてやる」


 誓いを示すように羅黒は力強く未来の自分自身の手を握りしめる。そのことに安心したのか未来の羅黒から少しずつ力が抜けていった。


 渡された義手を装着。普段と使い勝手の変わらないことを確認して、立ち上がる。


 託されたものの重みを感じながら、敵に肉薄していった。




 







 

(引くな、引くな…………絶対に引くな!)


 度重なる銃弾の嵐に晒され、そのたびに羅黒は発射位置に果敢に突撃していった。


 むろん、ほこりの闇に巧妙に隠れる灰賀には一切当たらない。


 だが、攻める。攻める。攻め続ける。


 幾たびモノ傷を負っている羅黒の体は『超耐性』を加味してもすでに満身創痍と言えた。


 だが、それでも


「まだまだああああああああああああああああ!」


 それでも止まらぬ羅黒に暗闇に潜む灰賀の表情は次第に焦っていった。


 それでも灰賀は心を乱さなかった。アドバンテージはまだ灰賀にある。むやみに飛び出さなければ、灰賀が傷を負うことはない―――


 はずだった


「な!?」


 闇の中に飛び出した羅黒の拳が灰賀の体にかすめる。


(馬鹿な!?ヤツに久の位置がわかるはずは……!?)


 すぐさまその場から離脱し、追撃こそ防ぐも右腕がかすったからか少し焦げ臭さが残っていた


 灰賀の考える通り、羅黒に灰賀の位置はわかっていない。今のはただのまぐれ。カンで突っ込んだ位置に灰賀がいただけである。


 だが、数え切れぬ突進の末に得たわずかばかりの希望。誰よりもあきらめが悪い少年だからこそ得たモノである。


 何より完璧に思えた策にわずかばかりの亀裂が走ったことに灰賀は我慢ならなかった。


「つ~~~~~~~~!図に乗るな!これで終わらせてやる!」


 魔力の収縮。幾度と灰賀の予測を上回った羅黒を今度こそ屠るべく、怒りとともに魔力が集まる。


「神秘開放『魔弾生成』っ!!!」


 同時に灰賀の耳に少女の叫びが届く。最後の一撃を準備するさなか、灰賀が声の方向をみると、あたりを覆っていたほこりが晴れていた。


「!?」


 ほこりの嵐が、粉塵の社が破られている。瞠目する灰賀が目を向けるとそこには―――


「アステラ!?」


 羅黒が叫んだ先には金髪の少女、アステラが水鉄砲を発射した後だった。その玩具(水鉄砲)で雨を降らし、ほこりを落とした。先ほど、灰賀との戦闘と同じように


出力装填(バーストオン)!!」


 好機と見てか羅黒が地を蹴りつけ、突進する。視界は完全に晴れ、羅黒の瞳には灰賀が目を見開く様子が映る。


本当に瀕死なのかと疑うほどの速さに灰賀はすぐさま冷徹さを瞳に宿し右腕を浮き出す。


 ただ霧が晴れただけ、ここで撃墜すればいいだけの話。


 魔力の放出とともに渾身の必殺が発動する


蝕虫追蛇(しょくちゅうついじゃ) 百足連(ひゃくそくつらね)ッッ!!」


 灰賀の背後から百に及ぶほこりのうなりが羅黒に襲い掛かる。


 羅黒は構わず、灰賀との最短距離を爆進。


(---遅い!!)


 先ほど、羅黒の右足を砕いたことがここにきて如実に表れる。『超耐性』で何とか耐えてはいるも常時と比べて、その速度はわずかばかり下がっていた。


 苦痛で苦しむ羅黒に、灰賀は勝機を見出す


 一発、また一発と羅黒はかわすも―――


「がっっ―――」


 蝕虫追蛇がついに羅黒の側面をとらえる。


 完全に当たった手ごたえ。灰賀は会心の笑みを浮かべ―――凍りついた


「あああああああああああああああああああ!」


 止まらない。


 瀕死の状態で灰賀の渾身の一撃を受けても、なお灰賀に迫る。


 捨て身の特攻。


 残された力をすべて攻撃だけに注ぎ込む。灰賀の懐に入り、少年は右の義手を構える。


 それは未来の彼から託された機械仕掛けの腕。


 限界まで収縮した腕が拳弾を繰り出す


(フルディング)地吼拳骨(エルダス)ゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッ!!」


 炸裂。


「ああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!」


「があああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!」


 放たれた拳は灰賀の腹部に吸い込まれ、体を異様な角度に曲げたのち灰賀が宙に舞う。


 そのままどさっと床に背から落ちそのままうなだれる。


 羅黒の義手も役割を終えたかのように粉々に砕け散る。


 体に残ったすべての力を使い果たしたのか羅黒はそのまま膝から崩れ落ち、その場に座り込む。


 あたりには天井からぱらぱらとがれきの欠片が落ちる音が響くのみだった。







 



「羅黒さん!」


 完全に力を出し切り、その場で崩れているとアステラが俺の名を呼びながらこちらに走ってくる。


 その手には俺が先ほど吹き飛ばされた義手が抱えられていた。


「アステラ……おかげで助かったよ。けど、どうしてここに?脱出したんじゃなかったのか?」


「隠し階段があったんです。羅黒さんの声が聞こえたので来たんです」


 アステラが指さした方向には確かに壁が開かれており、階段が見える。隠し階段があるあたり、この場所はもともとずいぶんと曰く付きの場所らしい。


「そういう羅黒さんこそどうして私がこの場所にいると分かったんですか?」


「ああ、それはあいつ……に…………」


 ここまでの経緯を説明しようとした途端、俺は言い淀んでしまう。


 黒フードの人物からの電話。黒フードの人物との邂逅ののちに灰賀と戦闘。


「あ!そういえば、監視カメラで見た黒フードの人が私のことを助けてくれたんです。敵だと思ってましたが、そうじゃないのかもしれません。羅黒さんは何か知りませんか?ちょっと気になることがあって」


「……」


 言えない。なぜなら黒フードの正体はアステラの……


「羅黒さん?」


 俺の葛藤を察知してか、アステラが怪訝そうな顔でこちらを見る。


 視界の端で今にも命尽き果てようとしている未来の自分自身を見る。彼が背を付ける場所には血の池ができており、もうすでに意識があるのかすらわからない。


 すまないアステラ。守れなかった。


 すまないアステラ。お前が誰よりも会いたかったはずの人間を……


 誰に言うこともなく俺は懺悔のように心の中で繰り返す。


 アステラに何と伝えればいいのか


 気づいたときには血だまりに寝そべる男を俺は指さしていた。


「アステラ、あそこにいるのが黒フードだ……」


「え?この場所にいたんです…………か………………え?」


 アステラはついに気づいてしまう。黒フードの少年の顔はフードで隠されておらず、アステラはその顔を直視してしまう。


 自身を助け、そしてともに歩んできた少年の存在を。


 驚愕で目を見開く中、アステラは魂が抜けきったかのように彼のもとに歩みだす。


 俺は何も言わずにただ見守った。せめて少年と少女の最後の時間を邪魔しないようにと










 少女は思考のままならぬ中、何か突き動かされるように地に伏せる少年のもとへと向かっていく。


「なんで……死んじゃったはずじゃ……?」


 少女の顔が揺れる。


「何回も会いたいって……生きててほしいって思ってて……」


 少女に瞳に涙がたまる


「なのに……やっと会えたのに……こんなの……」


 少女の瞳から涙があふれだす。


「いや……いやです。こんなの…………」


 泣きじゃくる子供のように、同じ言葉を繰り返す。


 少年のそばで止まらない涙がきめ細やかな肌を伝って少年の額に落としていく。


「……アス、テラ?」


「!」


 今にも消えそうな吐息のような声で少女の名前を呼ばれ、アステラははっと目を開く。


 少年はどこを向いているのかも分からぬ瞳をうっすらと開け、目覚めていた。


「そこ、にいるのか?」


「はい……ここに、います」


 もう見えていないのだろう。周りもアステラのことも。


 虚空に伸ばされた手をアステラは両手で握る。私はここにいる、そう伝えるために


「ごめん、アステラ……お前には迷惑ばかり、かけた」


「そんな、こと……わたしは……」


 違う、そんなことない。


 必死で首を横に振るも言葉にならない。


「泣くな、アステラ……せっかくの綺麗な顔が、台無しだぞ」


 命の消えかけたその時、少年は不器用に、少女を心配させまいと笑みを作る。


 腕から、体から少年の熱が消えていく。そのことがなおさらアステラの涙を促進させた


「最後に、伝えることがある……」


 これで最後だと。少年はすでにその機能を失った瞳をアステラに向ける


「なん、ですか……?」


 アステラは涙を流しながらもその最後の言葉に一心に耳を傾ける。


 離さぬようにその小さな手で少年の手をぎゅっと握りしめる


「アステラ……………」


 少年が彼の長い旅を終わらせるべく、最後の言葉を共に歩んできた少女に伝えようとした……


「いき――――――」


 その瞬間。


 




 少年の顔面がつぶれる



「……え?」


 無残につぶされた頭部からの出血にアステラの肌に鮮血が飛ぶ。


 つぶされていた。自身が愛していた少年の顔が……()()()によって


 あまりの状況にアステラが顔を振ると灰賀久が、大量の血を口から吐き出しながらほこりを操っていた。


掲げた腕は震えていて今にも倒れそうだがその表情は鬼気迫るものを感じさせた。


「つ~~~~~~~~!灰賀アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


 羅黒が立ち上がらんとするも、度重なる戦闘で足がふらついている。


「心配しなくともすぐに会わせてやる、あの世でなあ!!」


 途端。


 灰賀を始点にほこりが辺り一帯に蠢く。床、天井ありとあらゆる方向へと向かい、障害物を破壊する。


「―――っ!」


 天井がついに崩壊を始める。羅黒が侵入時に起きた爆発に加えて、灰賀のほこりによって建物の基盤が破壊されがれきが崩れ落ちえる。


「……羅黒さん」


そうしたさなか、アステラはまだ目の前の事実を受け止め切れてなかった


「いや……起きて、起きて!!」


 必死で頭部のなくなった少年の体をゆするも何も反応がない。


「っ!!くっそおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」


 咆哮と上げながら、死に物狂いで灰賀に向かわんとする羅黒


 しかし、すぐさま頭上より落ちるがれきの山によって灰賀への道がふさがれる。


 天井が崩壊する中、がれきの隙間から羅黒が見たのは体を曲げながらもこちらをにらみつける灰賀だった。


「死んでくれるなよ翔進羅黒。久にここまでしてくれたのだ。其方そちには死にたくなるほど苦しんでもらわなばなるまい」


 そう言い切ると、羅黒から視線を外し地上へと飛びだっていく。


「うぅ、あああああああああああああああああ!」


 頭を掻きむしりながら、羅黒はアステラのもとに駆け寄る。しかし、アステラの眼はうつろでまるで夢の中にでもいるかのような心地だった。いや、夢でなければならないのだ


「羅黒さん……いや、いやだ。いつもみたい、いつもみたいにに起きてくださいよ」


「ッッ」


 アステラが泣きじゃくる様子に羅黒はその場を離れるのをはばかられた。せめて自由に泣かせてあげたい。そう思ったが、もう時間がない。このままでは二人そろって生き埋めになってしまう。


「…………アステラ、すまん」


 苦渋の選択の末、羅黒はアステラを背負いそのままアステラがここまで来たのに使ったという隠し階段を目指す。


「待ってください!まだ、まだ残っていますっ!!」


 だが、アステラの叫びに羅黒は何も答えない。


 少年の死体がみるみる遠くなっていく。


「いや、いやああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


羅黒は抵抗するアステラを連れ、隠し階段から地上へと脱出する。


 その後、がれきが一通り崩れたのか轟音が鳴りやむと地下からは何も聞こえることはなかった。


 


読んでいただきありがとうございます!


「面白そう」「続きが気になる」と感じましたら、『ブックマーク』と広告下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしていただけますと嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ