天翔ホースパークリニューアルオープン

種付けも無事に終わり一安心だ。

受胎できているかの確認は俺の母親が行う

それと伯父さんが昔の天翔牧場の産駒の活躍は凄かったといっていたが

騎手さん達いわく馬と犬とでは知能では犬の方が上と答えることから

成績のいい馬は、身体能力がほかの馬より優れている以外に性格が大きく関係

するらしい

賢い馬は慣れた競馬場だと騎手から何処で指示出されるのを

把握できている賢い馬がいたそうだ。その反面ゴールして観客に自慢げな顔をする馬も

いるので知能は犬が人間の3歳程度と言われているので2～3歳の子供と同じくらいなのかも

他の馬がその程度でも人と会話が出来る時点で知能は人間並みに進化するかもしれない

道具を使い物を作る能力は馬にはないが騎手や調教師の言葉の意味が理解できる

能力があれば指示に素早く反応できるし危険回避もでき怪我も未然に防ぐ

天翔牧場の産駒と他の牧場の産駒の違いはまずは離乳しても親と離すことはしない

大きな理由は精神的な安定を望むことだろうか

馬は臆病で繊細と言われているので仔馬の頃は母親に甘えてほしいな

母親から引き離したあとで母親でない繁殖牝馬と群れで生活する時期がある

当歳馬の時で群れで生活するときリードホースとして大人の牝馬を入れる

馬は縦社会なので自分より力の強いものに依存する傾向があるので

何か問題が出たときにそのリードホースの指示に従う　服従ではないが

そのリードホースも厩務員とか人間の指示に素直に従うため頂点は人間と考える

子供の頃から人間に対して襲うとか反抗的な態度を取らさないようにする意味がある

ただ新人の厩務員が当歳馬に弱い面を見せると

指示を聞かないやんちゃな馬に成長することもあるらしい

ひいお爺ちゃんは、その点仔馬の時からコミュニケーションをはかり

会話して絆を構築してるので育成も楽だったとのこと

言葉大事だよね　いきなり鞭でたたいたり　手綱引かれても

意味が解らないと優秀な馬でも反応に困るし動作が遅れるだろう

そして長い休園期間も終了して天翔ホースパークはリニューアルオープンする

ゴールデンウイーク初日　朝9時開園予定

久しぶりの開園となり待ちわびたお客さんの感触も上々で

ネットで既に年間パスポート購入するお客さんもいます

入場ゲートの前では長い車の列が開園時間を待っている

普段のパークではあまり見かけない光景

その秘密はホームページにありました。

まず目につくのは施設の改築と造成の文字

それと『夢見る丘』の新しい施設のマップ表示だろう

夢見る丘をクリックすると牝馬たちが楽しそうに走り回る

動画が閲覧できる

それと注目すべきはそれが引退馬ではなく現役の繁殖牝馬だということ

当然牝馬の名前も公表されているので検索すればレースの戦績と

今現在種付けされている牡馬もわかる

放牧地で見学できる繁殖牝馬は全てG1レース勝ち馬

普通の生産牧場は防疫の観点から　見学者を受け入れる牧場は少ない

高額な繁殖牝馬に高額な種付け種牡馬　それを見学者に公開して

病気や怪我のリスク大声で喚かれ精神被害を受けるリスクは避けたい

ので引退繋養馬以外現役の馬をまじかで見ることが出来る

牧場は少ない　《放牧地の開放はありますけどね》

天翔牧場もプラチナ会員以外は牧場施設へ入れません

馬房への立ち入りも関係者以外立ち入り禁止です

ファンから見れば復活した天翔牧場の生産部門で管理されている

繫殖牝馬を見る機会はこの放牧地以外はないことになるので

是非とも見学したい施設だろう

通年使用できる施設なので来年には仔馬も見ることが出来る

開園時間となりゲートは開放された

普段であれば家族で楽しめるアトラクションへ向かうが

見学者のお目当ては夢見る丘

数少ない座席を求め見学者は走る

小高い山を登ると視界には柵におおわれた全面に広がる緑の放牧地

遠くに馬がいるのが肉眼でもわかる

展望台には係員が常駐しているのでお客さんの誘導も始まる

座席は無料の自由席と有料の指定席、座席数は自由席が多いが

視界がよく邪魔をされないのは当然指定席だろう

直ぐに埋まるのは当然自由席だが指定席も人気があり

窓口には長蛇ができる　料金は1時間〇〇〇円ほどで高くはない

屋根もあるので夏場でも快適に過ごせそうだ

指定席を購入したお客は優越感にひたり席を探すが

最前列の座席には座れないようだ。

最前列の座席には特別観覧席と書いてある

指定席を購入したお客が窓口へ行くと

張り紙がしてあり特別観覧席の購入は、レストラン横の売店で販売中とある

お客は売店へ走るが既に情報を入手した先客がいる

「お姉さん　すいません　その双眼鏡ください」

「ありがとうございます。こちら〇万円になります」

「お支払いは現金ですかカードになさいますか？」

「すいませんカードでお願いします。」

カード決済を済ませると商品と綺麗な印刷されたカードが手渡される

双眼鏡とカードだがそのカードには牝馬が印刷されている

今のところランダムで3種類あるそうだ。ホログラムもあるので

偽装はできない優れもの

牝馬は3頭で絵柄によりプレミアも存在するとの情報

双眼鏡で〇万円は高い気がする　国産有名カメラメーカー製だが

〇マゾンなら半額で買えそうだ。

購入したお客は牝馬の絵柄を確認した。

ラグーナシオンのプレミアカードで裏面には座席番号も刻印されている

望遠鏡を購入するとその代金には年間パスポートと年間利用できる

座席指定料金も含まれるのでお買い得だろう

当然ながら来年になると望遠鏡は不要になるお客も出てくるので

新たな商品を購入することになりますね

和馬の案が採用されたが商品も割高でもなく購入出来た

お客は得をしたと思う　惜しいのは家族連れだと

一度に一人しか利用できないとこかな

翌年には家族パスが販売されることになりました。

カードを手にしたお客は夢見る丘へ走り

係り員へカードを提示して指定席へ座る

目の前は視界を遮るものはなく緑の放牧地が眼下に広がる

双眼鏡を取り出し覗くと

ラグーナシオンの美しい姿を見ることが出来た。

売店で販売されている双眼鏡の倍率でなんとか見える

牝馬の姿に感動する

惜しむらくは『目の前の放牧地へ放牧してくれと』心の中で叫ぶ

放牧される放牧地は試行錯誤のすえ

和馬が行動範囲を繋養馬に指示することで目の前の放牧地も利用されることになります。

そりゃあ文句でるでしょ