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スピリットヘブン  作者: 嵩宮 シド
Infinite Hope(1st Season)Ⅲ
60/70

Dreamf-14 皇、再臨(C)

       12




 初めて見る、円が戦っているところを。

 今までに無いぐらい強い声色とキツイ言葉で制された友里は一歩も近寄ることさえ出来なくなった。

「青色……?」

 円の体からわずかに発せられている光の色が赤色では無く、青色となっている。

 もしかすると、円の意志によって光の色を帰ることが出来るのだろうか。だがどちらにしても――

「円……」

 今の彼を見ているのは、あまりにも辛すぎる。円が何かを削りながら戦っている。

 それと同じように、友里も何かを削っている。

 円の発した青い光のシールドと、ビーストの放つ稲妻の槍がぶつかりあっている。

 そのとき突然、円の体を走るように光の波紋が走り始め、微かにドクンドクンと、まるで心臓が激しく鼓動するような音が聞こえる。

 そういえば、と思い出す。


――まぁ、力使いすぎるとこうなっちゃうんだ。


 今の円はまさにその時――円と出会った時と同じ状態であった。

 つまり、円の力が限界に達している。きっと越えてしまったら、いいことなど何も起きない。

(私に……出来ることは?)

 逃げないといけない。

 逃げなければいけない。

 逃げて、SSCの人たちに伝えなければいけない。なのに頭の中にその選択肢が浮かばない。それはきっと、円の為になりたいという純粋な思い以外のものも入っている。それはきっとヘドロじみた物に似た感情。

「グッ……アァアアッ!!」

「――ッ! 円!!」

 青いシールドがビシンッとヒビが入った。

 それにつれられて、円も痛みに悲鳴を上げている。痛覚自体は共有しているのだろう。シールドが割れれば円にも大きなダメージが入る。

 その時は、

「お願い……円を……」

 まさに今来る――

「誰か助けてよ!!!」

 友里の叫びすらも無視するように、

 シールドに入るヒビが縦一本となって繋がる。

 刹那――

「……ッ!?」

 円が何かを感じ取ったようで、ハッとした表情を浮かべた。

「え……?」

 友里もそれとまた同様に――

 それは同時にやってきた。

 天から撃たれる光――

 それは半月状の衝撃波。雨あられと降り注ぐそれは、ビーストの体を切り刻み、大きな怯みを与えた。

「今か!」

 円はシールドを解き、

「――ッ!

 ハァアアッ!!」

 赤色のコロナリングを描いて、それに触れる。

 触れられたコロナリングは円の体の中に入り込むように消えゆき、

 それに連れられて円の発する光の色も青色から赤色へと変わった。

 一体何が起きたのか――。

 友里には分からなかったが、円にはどうやら分かっているようで、空を見上げている。ビーストでさえ今現れようとしているその者を恐れるように声を震わせて今かいつかと身構えている様子。

 それは数秒――




       13




 ――金色の光が円とビーストの間に振り落ちた。

「ぐっ!」

「きゃっ!!」

 まるで隕石でも落ちたかのような衝撃。土埃が激しく舞い上がり視界が悪くなった。ビーストはどうしたと、そんな事よりも。

「友里……ッ!」

 先ほどの衝撃が届いているとは考えづらいが――

 しばらくして視界が空け、友里の姿が見えた。五体、大丈夫のようだ。友里も円と同様突然の事で驚いていたようである。

 反射的だろう、土埃から自分の顔を腕で防いでいたようでその腕を顔の前からどかすところであった。

 友里が無事と知り一つ安心。

 もう一つは、先ほど落ちて来た、者――――

 金色の光は取り払われ、その姿が露わになる。

 身を屈めていた彼は立ち上がり、ゆっくりと円の方へと目を向ける。

「――ッ!!」

 その目を見るだけでゾゾワッと悪寒が背中を走る。

 こいつだけはまずいと、危険信号が点滅しているような。

 茶色のセミロングの髪の毛に前髪辺りに金色のメッシュが入った髪色。円よりも少し黒い肌色に端正な日系人の顔立ち。ロング丈の黒色のスプリングコートの下に黒いシャツ、灰色のクロップドパンツを着こんでいる、その青年。

 やはりいたのかと、

 そして何故ここにいるのかと、

 円はその念をも含めて()の名を口にする。

「桜満……カイト……」

 カイトはしばらく円を見――

 その時、ビーストが吠えた。今まさに現れた皇を追い払おうと、水流のブレスを撃ち放ってきた。

「――ッ。

 ハッ!」

 とっさにカイトは片手でそのブレスを受け止め地面の方へと受け流した。

 シールドを使う事も無く――

 攻撃をはじかれ一瞬の隙が生じたビースト。

「――ハッ」

 刹那、カイトは地を蹴りビーストの懐へ、

「デアッ!」

 両足を地に踏ん張らせ、正拳を穿つ。

 バギンッと言う物割れる音と共に金色の光が飛び散り――

 光が炸裂。複数の被弾音が響き、ビーストの体をズタズタに削る。

 悲鳴と共に引き下がるビースト。

 だがカイトが与えたダメージはすぐさま再生で回復された。

 どこから円とビーストの戦いを見ていたのかはわからないが、

 強力な回復能力を前にしてさえ動じていない様子。

「ならば……」

 カイトの片手に光が集まり、形を成す。

 それは、斧槍(ハルバート)と呼ばれる武器と同じ形をしていた。

 カイトの膝から下程の大きさもある斧頭には血のような赤い筋が幾重も走りS字の刃そのものは黒く染められ、肘から手首までの長さもある槍の穂先は縁取られるように金色の光を纏っていた。

 それを軽々と振るって構え――

「――ッ」

 円の目から見ても瞬身とも言える速度で、ビーストに斬撃――

 振り切り、さらに一撃、ビーストを斬る。

 その斬撃で左肩、右腕を切り落とされ、悲鳴をあげてじたばたと暴れるビースト。

 だがまたしても再生――

「ハッ!!」

 その再生の隙にカイトは槍の部分でビーストを突き刺した。

 その時バチバチという音が微かに聞こえる。

 間違いなく、それは電撃の音。

「そうかカイト。君は――」

 カイトの意図していることが読みとれた円。

 ビーストも、今のカイトが行ってきている事が余程危険なものであるとわかっているためか、

 攻撃を受けてる間際、水流ブレスをカイトへ零距離で撃ち放った。

「クッ――!」

 咄嗟にかわしながらも、軌道を変えられては間違いなく直撃する。

 斧槍で刺しているビーストを突き放し、

「ゼアッ!」

 前蹴りでさらにビーストを後退させる。

 そしてもう一度腰を据えて構え、

 今、ビーストは円とカイトの挟み撃ちとなるような状態となった。

 相手が水であるのならば、蒸発させればいい。

 だがもう一つ、選択肢がある。小学生でも思いつく。

 分解すればいいのだ。

 カイトはビーストに超高電圧の電撃を当てて分解しようと画策している。

 そう読みとれれば、円のやることは決まっている。

 彼が円の動きに素直に応じるかは分からないが、フォローするしかない。

 今は勝つこと。

 考えや信念など、円とカイトの間ではぶつかり合うだけ。ただ共通する、勝つためだけに動く。

 ビーストも、カイトと円、二人のスピリットに挟まれてどちらに攻撃を仕掛けるか迷っている様子。

 あまりにも大きすぎるその隙、

「ハッ――」

 腰を落として構える円。

 円の足下に赤い光が広がり、

 右足に収束していく。

 それを察知したビーストの攻撃する相手は、当然円。

 だが臆せず――

 右足に全ての光りが集まるとほぼ同時に駆けだす――

 ビースト、円へ高圧水流ブレスを放ってきた。

 軌道は大きく下向きへ――

 足を崩そうとしている。

「ハッ!」

 跳びあがり躱し、そのまま――

「オリャァアッ!!」

 ビーストへ目がけて跳び蹴り――ストレンジブラストを放った。

 円の蹴り技はビーストの首元を穿つ。

 赤い光がその身に残留――そして、爆発した。

 その衝撃で大きく引き下がるビースト。

 引き下がった先、

「ハアアッ――!」

 斧槍を手に、接近してきているカイトがいる――

「――――ッ、

 ゼアアッ……!!」

 雷光を纏う斬撃が二発。

 バリリリッと言う音と共に斬撃され、体の一部が分解されていくビースト。

 二発目の斬撃を受けた際にカイトの方を振り向き、抵抗を試みる――

「――ッ、ハアッ!」

 その暇も与えない。

 カイトはビーストの振り向きざまを狙い、先ほどと同じように槍部でビーストの腹を突き刺した。

 今度は先ほどよりもエネルギーのチャージがなされているようである。

 突き刺した瞬間、金色の光が飛び散り。

「オオォォオオッ……!」

 雷撃のエネルギーが一気にビーストの体内へと打ち込まれ、

「デアアァッ!!」

 爆発し、ビーストがまた大きく引き下がった。

 強大なダメージが入ったのは間違いない。

 しかし忘れてはならない。このビーストも電撃を使うと。

 カイトが打ち込んだ電撃のエネルギーは自身の攻撃エネルギーへと変換し、反撃を打とうとしているようだ。

 巨大な鋏からは雷撃の槍を打ち放てる。

「フン……」

 ならばと、カイトは斧槍を捨て必殺技の体勢へと入る。

 額の前で両腕を交差させた。

 金色の光りが両腕の拳へと宿り、

 その両手の拳を下ろす。

 と、二つの拳をつなぐように金色の稲妻のような光りが現れた。

 その隙、ビーストが今まさに雷撃の槍を撃ち放つ――

「ハアアッ!!」

 所を、円が咄嗟に押さえ込む。

 カイトの方に向けられていた巨大な鋏をそらし、撃たせない。

 だがビーストも抵抗。

 もう片方の鋸の腕で円を斬ろうとしてきた。

「――ッ」

 その刃が自分の体にふれる前に肘を掴んで抑える円。

 だがその抵抗戦のさなか、円がビーストとカイトの間に割り込むような形に。

 だがカイトは止まらない。

「ハアアァ……――ッ」

 両拳で円を描くように両手を動かして動かして、

 位置関係を地面と垂直に、

 そして雷光は螺旋となり、中心に光の球体を作り、それを両手に持つ。

 必殺技が放たれるまで後数秒ーー

「グッ――」

 円はビーストを取り逃がさないようにまだ押さえ込む。

 カイトならば自分ごと撃つことにためらいはしないはずだ。

 だからこそ、次に自分が何をすべきか考えられる。

 そして、カイトが光の球体に沿うように両手の位置を逆に――

「ウラアッ!!」

 今だ、と、

 ビーストの押さえを解いて、咄嗟に背後へ。

「ハッ!」

 締めにビーストの背中を後ろ蹴りし、体勢を整えさせない。

「ゼアアッ!」

 そしてカイトが両手を突きだし、光の球体を撃ち放った。

 大量の電気エネルギーを纏ったその球体。

 ビーストでさえ受けとめきれないほどの量と見た。

 抵抗する暇さえ与えない。

 構える前に、球体はビーストへと直撃。

 バヂヂヂッと言う音とともに雷光が散り、電撃がビーストを一気に分解する。

 雷が目の前に落ちた様な爆音と強い閃光。

 そして、被弾した際の強力な衝撃波。

「きゃッ!」

 閃光と爆音に、意識を吹っ飛ばされ

 衝撃波に体を倒され、

「あ……ぅ……」

 友里は地面に倒れ伏せてしまった。

 光が空けると、目の前には滞留するファントムヘッダーの光。

 ビーストの姿は完全に分解された為か見当たらない。

 寄る身が無くなったファントムヘッダーは空の中へと溶け消えていくように消滅した。

 そうして向かい合う、円とカイト。

 しばらくお互い黙したまま、じっとお互いの様子をうかがいあっている。

 そのなか、円が口を開く。

「カイト、何故君が?」

「何故……?」

「何で君がここにいるんだ」

「お前は…………そうか、お仲間たちと夏休み、と、はしゃぎに来たのか」

「…………」

 洒落を言ったつもりなのだろうが、全く笑えない上に気もゆるまない。

 円は一度、カイトと相対して戦った。結果は完全な敗北。全てにおいて勝られた。恵里衣の最後の助けがなければ、円はカイトの手に掛かって消えていたことだろう。

 そういう事もあって、カイトの洒落など聞いても気は引き締め続けている。ストレンジモードも解除しないほど。

「別に、お前たちに用はない」

「じゃあ、何で。ここはIAの敷地だぞ」

「鍵がある」

「……? 鍵?」

「お前は、俺たちが何で現れたのか。何故俺たちはビーストと戦っているのか。その果てにあるのが分からないのか」

「何故、ビーストと……?」

 考えて見たことは何度もある。

 何故、スピリットはビーストと戦うのか。なぜビーストはスピリットに対して、人間以上に強い敵意を向けるのか。

 それは、全てファントムヘッダーのせいであると自己解釈していた。

 ファントムヘッダーからはスピリットや人間の持つような感情を感じられない。

 ただひたすらビーストを生みだし強化し、そして敵対してくる。ただ分かっていること――もっとも、SSCの中では円自身のみが確信している事は、ファントムヘッダーはより多くの命、この場合は魂と例える方が妥当だろうか、それを欲している。

 沙希は言っていた。

 スピリットはプラスの霊周波を、

 ビーストはマイナスの霊周波を放っている、と。

 魂がプラスの霊周波を伴うとスピリットとなり、

 マイナスの霊周波を伴うとビーストになる。

 ファントムヘッダーはより多くの戦力(ビースト)を作るためにより多くの魂を欲している。

 だからビーストが出現し、その魂がより強いスピリットを狙ってくる。

 カイトに言われて初めて深く考察した円。

 そして思い出す。

 それは、昨日見た石版に記された記録。

「真源……」

 この戦いの先にあるゴール。

「それが何か関係があるのか?」

「この戦いは、その真源の争奪戦争だ。奴らと、俺たちのな」

「鍵って言うのは、それを手に入れるための?」

「かもしれないな」

「かもしれないって……」

「そう言ってきた奴がいた」

 と、カイトは円から視線を別の所へ移し、

 円も自然とカイトの見ている方をに目を向けた。

「…………ッ!」

 まるで、最初からそこにいたかのように、四人目のスピリット(メフィスト)

「やあ、円にカイト……」

「香々美……鈴果ッ!?」

 がいた。

「円とは、君の誕生日の前日以来か」

「鈴果」

「何だよカイト。僕は久しぶりに円にあえて嬉しがってるのに。野暮だなぁ」

「鍵はどこだ。探すのは飽きたんでな」

「何で僕が知ってるって思う?」

「お前がここにあると言ったからだ」

「僕はここにある筈って言っただけで、在処を知ってるなんて言った覚えないよ」

「だろうな」

「でも、まさか君が僕の言葉に乗せられるなんて、珍しいね」

「ふん……」

「それとも、焦ってるんだ。円がまさか真源の雫に手を届かせる存在、その力を受け継いでいると知って――――」

「はあ……」

 カイトのため息。

 瞬間――カイト、地を蹴り、

 鈴果の首を掴んで倒して動けないように手足の動きを封じた。

「うぐっ……」

「恵里衣には何回も言われてるだろ。お前はしゃべりが過ぎる」

「…………ッ!」

「あいつじゃお前を殺せなくても俺なら確実に殺せる。お前も分かってるはずだ」

 カイトのあまりにも強烈な殺意を伴う視線を一身に受けてしまっている鈴果も恐怖で表情が凍って口すらも開かせることも出来ていないようである。

 直接見ていない円でさえ、膝に金属棒でも差し込まれたかのように足を踏み出す事が出来ない。

 しばらくその場は沈黙。

 数秒して、鈴果を逃がさない程度にカイトの拘束がゆるみようやく気が楽になった鈴果が口を開く。

「あ、あはは……参ったな。君には逆らえないや」

「一生そこで寝てろ」

 そしてようやく、鈴果から離れ立ち上がったカイト。

 鈴果程度ならばいつでも倒せるという暗示なのだろう。円には出来ない、そもそも相手が人間やスピリットが相手でなければ出来ない方法だ。

 鈴果から離れていくカイトは二人に背を向け――

「天ヶ瀬、お前が強くなるなら、俺はそれのさらに上を行く。

 必ずな……」

 歩き去っていき、金色の光を放ってその場から消えていった。

「くく、ははは……」

「……?」

 カイトが居なくなったと分かってようやく気が戻ったのか立ち上がった鈴果は笑みを浮かべて円をみる。

「楽しみだねえ、円。こんな所にスピリットが一点に集まっている。そして、あの日の事故の関係者も、全員いる」

「あの日の事故だと?」

「近いうちに分かるさ。もう伏線は張られている。よく考えるんだね、円」

 そうして、鈴果も影が消えていくように姿をくらましてその場から消えていった。

「伏線……。あの日の、事故……?」

 何となく、それは自分自身が中心となっている事であると直感出来た

。事故と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、三年前の交通事故。だが、円はそれ以上先を考えることが出来なかった。




       14




 やけに外が騒がしい。

 どうやらビーストが出現して、円が戦って、そしてカイトが乱入してきたようだ。

 まさか、この近辺にこれほどのスピリットが一点に集まるとは。

 もしかしたら恵里衣自身でも知らない事が裏で起こっているのかもしれない。

「…………」

 ベッドから身を起こすこともなく目を再び閉じる――


――をつけなよ。嘘つきは君たちのすぐそばにいるんだから。


 夢にでも出てきそうな台詞だ。恵里衣はベッドのシーツをギュッと握って頭にこびりついているイメージを払う。

 知っている。

 自覚している。

「嘘つきは……私だ……」

 その事を――。

嘘は絶対いけません。

次回、みんなの胸の内が明らかに!

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