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王子様を合法的に殴りたい 連載版  作者: 小林晴幸
おいでませチーズ村
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臨時収入の使い道

 ナイジェル君にお金や儲け話のネタを振ると、何故かどんどん喋る喋る……。

 小林の想定以上に喋って話を広げてとしてくるんですが、どうしてこんな子になってしまったのか。当初はもうちょっとこう、学内でこっそり情報やアイテムの売り買いをしている感じの少年だったのに。今やこっそりという言葉はどこかへ逃亡してしまったようです。

 最早、大っぴらに稼いでいやがる……。



 学内チャリティという一つの目標にクラスで団結し、準備を推し進めて昨今。

 季節はいつの間にか、夏を目前としていた。

 もう間もなく、夏休みだ。


 ——とはいっても、今年の夏休みは殆どが学園の夏合宿で潰れることが決定してるんだけど。


 本来なら、夏休みはまるっと二ヶ月間のお休みで。魔法騎士コースの一年生は一人につき魔物三匹の討伐ノルマを達成すれば、後は何をしてもご自由にどうぞの休養期間だったらしい。しかし今年は、討伐ノルマは免除だ。何しろ合宿で倒しに行く暇がないからな! むしろ先日配られた合宿のしおりを見るに、合宿で三匹以上倒すだろうしな!

 夏休み最初の一週間と、最後の一週間。前後で合わせて二週間が実質今年の夏休みだ。後は全部、地獄の夏合宿。それはそれで楽しそうとか思う自分もいるけど、『夏休み消滅』という言葉にテンションだだ下がりする自分がいることもまた、確かだ。

 一週間+一週間じゃやれることも限られるだろうけど、せめて遠出とかしたいもんである。


 そんな状況で、ナイジェル君が我々クラス一同を前に(のたま)った。


「物販コーナーの全グッズ、販売予定数量を各十倍にするから」


 クラスメイト達の絶叫が響き渡った。

 鬼か、と。


「な、ナイジェル君……? 過剰に数を用意しても、売れ残って無駄が出るんじゃなかったか?」

「そ、そうだぜ! 絶対売れることは間違いないけど、販売する側の処理能力以上に用意しすぎても商品を余らせて無駄になるって言ってたじゃん!」

「そうそう! 俺らが処理できる範囲内で、確実に売り切ることができる数を計算したとか言ってたじゃんー!? 在庫が出たらどうするんだよー!」


 今でも準備でいっぱいいっぱい。

 なのにグッズの販売量を増やす=制作数を増やせと言われて、クラスメイト達は涙目だ。

 気持ちはわかる。私も辛い。 

 だけどナイジェル君がそう言い出すってことは……何かしらの勝算があるんだろうなあ……。

 果たして、ナイジェル君は言った。


「実は王宮に物販コーナーで販売予定の全商品十セットずつ送ったんだよね。ほら、赤太郎殿下が絡んでるし、王宮に色々チェックしてもらうべきかなって」

「ああ、うん。それはその通りだな」

「そうだよな……赤太郎殿下の品位を貶めるものじゃないって知らせる必要はあるよな」

「余計なことを……」

「そう言うなよ、殿下ー。ちゃんと許可取っといて損はないって。後から怒られるより、ずっと良いじゃん」


 そして公式グッズ化、か……。

 王宮に審査してもらって、販売ゴーサインもらうって、つまりそういうことだよね?

 お墨付きってやつ。


「それで国王ご夫妻から感謝状が届いたよ。素敵な品をありがとう、家族で愛用していますって」

「ぷふぉわっ!?」

「殿下!? 赤太郎殿下の口から、なんとも形容しがたい声が!」

「特にミシェルが作った、横顔デフォルメの図案がお気に召したようで、紙製の扇子は物珍しさから常用してるってさ。王妃様と王女様が。あとシンプルなデザインで使いやすくて気に入ったって国王陛下からも」

「よ、余計なことをー!!?」

「出来が大変よろしかったので、殿下のお祖父様やお祖母様にも送ったって」

「か、拡散している、だと……審査はどうしたんだ!」

「いやさ、ぶっちゃけ、商品のチェックだけなら一、二セットで事足りるんじゃね?」

「そして余った商品は堂々と王家に献上されたのか」

「素人づくりのあの品質で王家に喜ばれるって早々ないんじゃね? 栄誉(笑)、栄誉(笑)」

「赤太郎殿下、ドンマイ!」

「お前達、他人事だと思ってー!」


 赤太郎の顔が、赤くなったり青くなったり、黄色くなったり。お前の顔は信号機か。

 しかし、確かに審査してもらう必要はあっただろうけど、ナイジェル君の狙いがそれだけだとは思えない。というかこれってさ——


「ナイジェル君、狙ったね?」

「察しが良いね、ミシェル。王家から愛用の声が届いたし、幸いなことに常用してくれているらしい。つまり——」

「……貴族社会で、否応なく流行らせる、という事か」


 貴族社会に身を置く内の何人かは察したんだろう。

 ハインリッヒが、微妙そうな顔で話に加わってきた。


「王家の方々が愛用しているとなれば、貴族の目に留まるのは必定。それも王族にゆかりの品だ。そうなれば欲する者も増えるだろう……だが」

「そう、これってお店じゃ売っていないんだよね。僕達が学内チャリティで売る分しかない。欲しければ学生の僕達から買うしかないんだよ。それも王宮公認だから、勝手に類似商品を作らせても『本物』じゃないと見なされて矜持に関わる。どれだけ単純で、簡単な品でも認可が下りてない『贋物』扱いだ」

「た、楽しそうだな、ナイジェル君」

「こんなに楽しいことはないでしょ? 貴族のお歴々が金を積んででも欲しいと普段は見向きもしない学内チャリティ会場の端っこで列を成すんだよ。しかも高位貴族による大量買いが見込まれる。商機でしかないね。ふふ、値段、もうちょっと吊り上げたくなるね」

「でも値段を吊り上げたら、本来のターゲット層であるお嬢様方や一般生徒にはちょっと厳しくなるんじゃないかしら」

「わかってるよ。だから価格設定を変えるつもりはないかな」


 ナイジェル君の黒さしか感じられない話に、クラスメイト達がドン引きしていた。

 話に乗っかってきたハインリッヒも、理解はできるが共感はしない、という感じだろうか。


「そんな訳で、大量買い目当ての貴族向けにセット商品を準備するよ。彼らは赤太郎とのふれあいコーナーよりもむしろ王族が持っている品を自分も持っている、っていう虚栄心を満たすことが目的だからね」

「ふ、ふれあいコーナー……俺の扱いって」

「諦めろよ、赤太郎殿下。今更だ」

「今まで十五年の人生でこんなにぞんざいな扱いを受けるのも、この学園に入学してからなんだが!?」

「その年にして初めて尽くしの新生活、良かったな。視野が超広がるぜ」

「こっちを見て言えー! 目を逸らすな、目を!」

「なんだったら品物が手に入るなら芝居小屋まで来なくても良いっていう層もいるだろうね。例えば雇い主にお使いを命じられた使用人とかがさ。だから、何人かに休憩ついでで商品抱えて学園内を行商してもらおうか」

「休憩とは一体。それ、休憩になるのか?」

「抱えている分の商品が完売したら休憩時間を満喫して良いよ」

「素直に休憩させて!?」

「行商かー……販売用のカート作るか? 花売り娘が使ってるような手押しのヤツ」

「それなら俺、作れるけど……」

「フランツ、マティアス!? お前ら馴染むの早くねえ!? なんでもうナイジェル君の話についてけてんの!?」

「普段の付き合いの……密度?」

「慣れだよ、慣れ!」


 瞬く間に話が出来上がっていく。

 クラスメイト達も戸惑いながらも、この数か月で振り回され馴れたのかナイジェル君の話運びに、徐々にやる気になりつつあるようだ。ナイジェル君が言いだしたら従うしかないともいう。

 だがしかし、空気に呑まれつつあるクラスの中で、抵抗する者が一人。


「待ってくれ、ナイジェル君」

「どうしたのかな、オリバー」

「用意すれば用意しただけ、売れる。その事はわかった。だけど、待ってほしい」

「何か不安でも?」

「ああ、不安だらけだ。売るとして、だな……その商品はどこから用意するんだ? 生産数は既に俺達の能力いっぱいいっぱいだろう」


 オリバーの話に、クラスメイト達がハッとする。

 正気に戻ったとも言うが。

 だが、ナイジェル君に抜かりはない。

 大体ナイジェル君が話を振ってくる時点で、話は実現性の高い段階に達してるしね……。


「その点は問題ないよ。王家から、感謝状と一緒に結構な額の寄付があったから。そのお金でグッズ制作の外部委託を増やして増産体制を整えたよ」

「「「ちょっとまてぇぇぇえ!?」」」


 きっとみんなは思った事だろう。

 何故それを先に言わない、と。


「い、いや、だけど! 学内チャリティの売上は寄付するって決まっているだろう!? それは売上とは別なのか!?」

「よく考えよう、オリバー。グッズは検品目的で提出したものだからね。売った訳じゃない。それに学内チャリティの現場でもない。この事がわかるかな」

「つまり……?」

「寄付はクラスに対する純然たる寄付であり、何かの対価じゃないし。売上とは別物だよ。つまり、ご褒美だ。学園に報告義務はない。僕達が使い道を決めて良いんだよ」

「「「なんだってー!!?」」」


 一気に目が輝いたな、クラスメイト達の。

 その輝きに名前を付けるのなら、アレだ。欲望。

 だけど金を握っているのはナイジェル君だぜ……好き勝手に使えるとでも?


「そういう訳だから、このお金でグッズ制作の外部委託量を増やします。クラスが手掛けたって言い張る為に、最後の仕上げはみんなでやるけど。一から作る手間は職人さん達に投げるから効率は上がるでしょ?」

「あ、ああ……」

「なんてこった……既に十分、売上は確約されてるようなもんだろーに、この上さらに売上を伸ばす気だ」

「まだ販売開始すら迎えていないってのに」

「さ、さすがナイジェル君……俺らの希望を踏み砕いて金に変えやがる」


 ナイジェル君がきっぱりとお金の使い道を発表する。そこに、クラスメイト達へ夢を持たせるような気配はない。途端に目の輝きを失って項垂れる、クラスの何人か。ちょっとそこのお前ら、そこまで落ち込むって、お金が入ったと聞いてどんな夢を思い描いたんだ。


「それから、アドラス」

「え、いきなり(それがし)、名指し?」

「そう、名指しだよ。今回、紙製のグッズやパンフレット作成に当たって、君の実家の製紙工房に紙を融通してもらったよね」

「ああ、うん。あ、そうか。生産量を増やすなら材料も追加が必要でござるな? 父ちゃんに送ってもらうよう文を書くよ。使い魔に送らせるから、明後日には返事を貰えると思う」

「それもだけど、もう一つ。今回のグッズ販売が起爆剤になって、確実にモンド製紙工房の紙は今後爆発的に売れるようになるはずだから、正式に取引したいんだけど」

「なにゆえに!?」

「君のところの紙、クオリティが王国で普及している一般的な紙と比べて段違いなんだよ。同盟国や属国含めても、モンド製紙工房の紙に並ぶものはないんじゃない? 色・艶・何より書き心地だね。紙の目が詰まっていて滑らか、ペン先が全く引っかからない。今回、貴族に大っぴらにグッズを販売する事で確実に多くの人の目に留まるはずだから、売れない筈がないよ。現に王宮の各部署から紙の仕入れ先について問い合わせが来てるし。それについては学内チャリティの準備優先なのでって返事を先延ばしにしてるけどね」

「な、なんと……そんな、クオリティが? 初耳なんだが」

「君、普段使いしてるしね。他の紙を使わないから気付いてなかっただろうけど、僕は君が入学した当初から目を付けていたよ。使っているノートの紙質が上等だと」

「あ、それは俺も」

「実は僕も……アドラスのノート、すっごく書きやすそうだなって」

「俺は前に借りた……あの、懐紙? とかいう紙? あんなすっごく良い紙、あんな小さなサイズに切って使うのかよって驚いたわ」

「えー……? 皆、今までそんなこと言わなかったじゃないか」


 一人困惑する、アドラス。ナイジェル君の褒め称える紙への評価に、同意する周囲。

 かくいう私も、アドラスのノートは羨ましいと思ってたんだよね。

 一般的に紙もそこそこ普及していて、ノートやレターセットは普通に手に入る。庶民には普段使いが厳しい価格設定だけど、でも手に入る事は手に入る。学園の購買では学用品に限り格安で売ってるから、魔法学園の生徒はみんなノートを持っているのが当たり前だ。

 だけど紙の質がなー……ナイジェル君の言う通り、ペン先が引っかかるんだよ。

 例えて言うなら、前世の藁半紙を雑に手を抜いて作った感じ?

 そこに来てアドラスの持参する紙は、完璧だ。完璧に、レベルの高い和紙だった。

 アドラスの家が個人経営の製紙工房って聞いて、発注しようかって本気で思ったもの。

 しかしモンド製紙工房は、王都の方まで商品を運んでくれる販路を持たなかった。商品を取り寄せようと思うなら、輸送費も自分持ちだ。値段がべらぼうに高くなるので、諦めてたんだよね。アドラスが自分の学用品として持参している紙を売ってって言うのも憚られるし。


「モンド製紙工房を調べたけど、生産した紙の多くはご近所の寺院に販売しているんだって?」

「調べる前に直接聞いてくれればいいのに。確かに作ってる紙は、近所の僧侶に売ってる。写経や写本、お札やお守り制作に使うそうだよ」

「田舎の、健全で質素に教義を守って生活している寺院だったから価値に気付いていなかったんだろうけど、そこの寺院が他の寺院や総本山に持ち込んでいたら、一気に価値が広まっただろうね。宗教関係で独占されていたかもしれないけど。モンド製紙工房は販路を持っていないんだよね? だけど今後は需要が高まる。その販路を僕の手の者が担うから、どうだろう? あちこちから注文が殺到してお父さんがあたふたするより、僕が注文窓口になって取引を一本化するする方が良いかもしれないよ?」

「な、ナイジェル君? お前は一体どこまで狙ってたんだ……」

「僕に任せてくれるなら、モンド製紙工房の売り上げを一年で五倍にするよ」

「くっ……他の者が言うのであれば、わかりやすい詐欺の手口なのに! ナイジェル君が申すのであれば、本気でそうなりそうだ! というか一瞬、そうなって呆然とする父ちゃんの姿が見えた!」

「君の妹の将来も選択肢が広がるんじゃないかな」

「……某には判断がつかないので、直接父ちゃんと話してくれるだろうか。紹介はするから」

「良い取引を結んでくるよ」

「か、確定事項のように言うでござるな……」


 ナイジェル君がとてもイキイキ話せば話すほど、クラスメイト達はくらくらと眩暈を起こしていくようだった。熱心に親父さんへの紹介を求められて、アドラスの顔は引き攣っている。しかし抵抗しても無駄なのはわかるのだろう。そう間を置かず、アドラスはナイジェル君の求めに頷いた。

 このクラスに、ナイジェル君に口で勝てる野郎はいねぇ。


「それじゃあ王家に貰った寄付金については後々細かい収支報告書を回覧板で回すけど、一に販売品制作の外部委託、二に仕入れ予算、三に学内チャリティ後の振替休日を利用した二泊三日打ち上げ旅行費、四に予備費っていう用途で振り分けるから。みんなもそのつもりで」

「へーい……って、ん?」

「え? え!? えぇ!!?」

「ちょ、待てよ!? ナイジェル君、なんて!?」

「い、一に外部委託費、二に仕入れ予算、で、え……?」

「そんなまさか! さ、三に打ち上げ旅行費、だと!?」

「う、う、う、打ち上げ旅行!? ナイジェル君の口から、そんな提案が!!?」

「あれ? 皆には頑張ってもらっているし、これからも頑張ってもらおうと思って計画したんだけど。余計な事だったかな。旅行が必要ないって言うんならキャンセルしておくよ」

「「「いらないとは言ってないっす——!!!」」」

「そう。だったら予定は汲んでおくから、振替休日は空けておいてね」


 突然すぎる、ナイジェル君からの提案。

 まさかそんな提案が来るとは、誰も思っていなかった。

 皆の顔は混乱と期待と、疑心に満ち溢れている。何人かは「何かの罠じゃね?」と呟いて他の誰かに口を塞がれていた。

 しかしクラス旅行か……私も、ナイジェル君からそんな提案があるとは思ってなかった。


 ……ん? クラス旅、行?

 …………私一人だけ、女子なんだけど。

 ………………え? あれ? 私も一緒に旅行、行って良いんだよ、ね?

 学園の許可、下りるかな?


 遠い先に思える、学内チャリティ後の予定。

 それがどんなものになるのか……私は疑問と共に、思いを馳せる。

 

 だが、しかし。

 遠い旅行より、近い旅行が私には迫っていた。


「みんなの承認も得られたみたいだし、夏休みの予定にも遠慮なく付き合ってもらうね」

「え、うん……? 夏休、み?」

「何言ってるんだ、ナイジェル君。俺らの夏休みはほぼほぼ潰れてただろ。合宿で」

「君達こそ、何を言ってるのかな。あるでしょう、夏休み。前後に一週間ずつ」

「確かにありはするが……え? そのわずかな休みもナイジェル君に使われる感じ?」

「何人かには付き合ってもらうよ」

「おいおいナイジェル君……俺達に一体、何をさせるつもりなんだ」

「ちょっと仕入れに行きたくてね。学内チャリティで使うメニューに、話題性や質を鑑みても欠かせない食材が幾つかあるんだよ。中でも入手が特に難しい食材を調達する為に遠出するから、その手伝いをしてほしい」

「食材……?」


 これまた唐突なナイジェル君の要請に、首を捻るクラスの衆。

 中でも絶対に同行してほしいと、ナイジェル君は何人かを名指しした。

 その中に、私の名も混ざっていたんだけど……。


「それでナイジェル君、何を仕入れに行くんだ……?」

「ちょっと遠くの村まで、名産品をね」

「名産品?」


「そう、チーズを」


 夏休み、最初の一週間。

 どうやら私の予定は、チーズを買いに行く為に費やされる模様。



 

アドラス

・一人称は『それがし』。

・偶にござる語尾が出てくる。


次回からいよいよ「チーズ村編」に入る予定。

気になる、その移動手段は……?


a.牛車

b.馬車

c.船

d.魔導飛行船

e.亀車


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― 新着の感想 ―
[一言] もう、この年でここまで出来るんだから 宰相にでもなるべきじゃないかな。 ナイジェル君は。
[一言] F、荷馬車と徒歩 野営と行軍の自主訓練もできるぞ!
[一言] a.牛車 ないだろうと思いつつも牛車を選んだのはミシェルがどことなく清少納言に似てるから。 ほら、ミシェルって脳筋と見せかけて知性派だし それなりの腹黒さもあるし 牛車をデコって宮中で暴…
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